「こんな私に彼氏ができました!」大津綾香が立ち向かう数奇な人生…恋活そして”怪人”たちとの死闘

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一方で、破産管財人は党がプロモーションに使った4150万円、大津綾香後援会に党から振り込まれていた2000万円の寄付金の返金を求めている。

「政党交付金で借金が返済できないわけですから、党勢を拡大して寄付金を集めたり、党費が得られるようにしていかなければなりません。これだけ揉めてイメージが低下している党です。プロモーションが必要だと判断しました。業者の選定にあたっては3社から見積もりを取っていますし、調べていただければわかりますが、年間のプロモーション契約としては妥当な額です。党内で議論を深め、役員会での議決をもとに執行されています。このことについては、管財人とコミュニケーションをとり、ご理解いただければと思っております。

立花氏が嫌がらせの街宣を予告していたことで、事務所探しがとても難航しました。何件も何件も断られました。業務妨害が懸念されるからと言われ、取引先を見つけるのにも非常に苦労しました。党の銀行口座すら作れない状況が続いたので、しばらくの間、父に政治資金を立て替えてもらっていました」

2000万円については選挙対策費用だったという。

「当初は静岡県知事選などへの候補者擁立を視野に入れて動いていました。私自身は東京15区の補選と都知事選への出馬に向けて準備をしていました。いつ衆議院が解散になるかも不透明でしたし、来年には参院選が控えています。素早く柔軟な選挙対策のために候補者の後援会に資金を送っておくことは、どこの党もやっていることです。いずれの選挙も候補者擁立には至りませんでしたが、国政政党としてきたる衆院選、参院選はしっかり戦っていきたいと考えています」

「すっかり法律と専門用語に強くなっちゃいました……(笑)」
「すっかり法律と専門用語に強くなっちゃいました……(笑)」

7月に投開票された東京都知事選で立花氏は掲示板ジャックを敢行。その際、大津氏の写真とともに「破産者大津綾香! お金を返して下さい」との文言が書かれたポスターが都内300ヵ所に掲示された。「あきらかな名誉毀損、誹謗中傷であり、断固として対処する」と大津氏は怒り心頭だ。

「立花氏はとにかく私を悪者にしたくて必死なんです。お金を借りて全て使い込んだ上に、返せる目処もなく自転車操業を繰り返していたことがわかってしまうと、彼の支持者や債権者の目が覚めてしまいますから。でも、党が借りていた不要な不動産の解約が進んで保証金が返ってくる予定ですし、立花氏が私的に流用していた政治家女子の供託金も返還される見込みです。少しずつ結果は出ている。党から立花氏に流れた3.5億円についても司直の手が伸びていくでしょう。こうした一連の苦労を糧にしたいですね。“ネットの誹謗中傷やスラップ訴訟に困っている方を救済する”など、自分の経験を政策作りに活かしていきたいと考えています」

数奇な人生に敢然と立ち向かう大津氏。最強の支援者たる恋人を得て、その推進力はさらに加速するに違いない。

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