ミニ鉄道(ミニSL)の線路のあれこれ
JUGEMテーマ:幸せなお金と時間の使い方
機関車や客車の性能は勿論重要ですが、それ以上に安心して走ることを委ねられる線路の存在が重要です。
私のように、出前で5インチを運んで運転する身としては、簡単に運べ(積めて)て、設置でき(ツナグ事が簡単)て、走らせ(デコボコ無く)て、撤収でき(分解が簡単)る、かつ安全に運行できる事が、線路を選ぶ際の重要点です。
一本が5kgほどの重さ、子どもでも運べます
現在は二種類持っていて、運転会の場所によって(時には気分で)使い分けています。
この二種類以外にも、いろんな会社から線路は製品化されています。
金属の枕木と線路を溶接してある物、木の枕木と線路を犬釘で打ち付けて止めてある物など、長さや半径も様々に選ぶことが出来ます。
一つは小川精機製の線路
二つ目はモデルニクス製の線路
小川精機製の線路はモデルニクス製に比べると、少し小ぶりで収納に便利。
5インチゲージと3、5インチゲージのデュアルゲージで、枕木に3本の線路が止めてあります。
接続は引っ掛け式で、エル字(L字)型のプレートをアイ字(I字)型のバーに引っ掛け、中央で一箇所ボルト締めします。
中央に一箇所ボルト穴のあるプレート
後端のアイ字(I字)型のバーとボルト締めします
運転会の行った先のお手伝いの方に説明すれば、誰でも間違いなく簡単にツナぐ事ができて私としては便利で助かる。
プラレールのように重ねてツナげます
しかし、つなぎ目の下の地盤がデコボコだったりすると、接続が中央部のボルト一本締めなのでつなぎ目でヨジレる事が多く、脱線の発生箇所となります、ここがネックかな。
対してモデルニクスの線路は
小川精機製の線路に比べ、線路が若干大ぶりでいかにも丈夫そうです。
接続はNゲージやHOゲージのように
レールジョイナーを差し込みます
接続は実物のように、両側の線路端にレールジョイナーを使って挟み込み、ボルトで締めます。
ジョイナーで挟み、ネジ止めするのでレールは上下左右共にガッシリトつながります。
ツナぎ目の下地が、少々デコボコでもあまり影響を受けません。
こういった所が、仮設線路の出前線としてはとてもありがたい存在です、、、が、「難」もあります。
接続に慣れないと、上手くツナぐ事が出来ません。
なお、私が持っている数少ないこの二種類の線路の優劣を言っている訳ではありません、念のため。
どのように線路を敷設(仮設、常設)するのか、の考え方の出発点が違うのです。
大型乗用模型の線路は、小型の模型と違って手づかみで線路を持ち上げてジョイナーを簡単にツナげません、大きすぎて振り回せないのです。
さらにジョイナーの接続に、直径5mmほどのネジを地面に近い位置で横向けに締めなくてはならず、初めてのお手伝いの方にこれをまかすには技術的なハードルが高すぎるのです。
常設のレイアウトの線路として使うにはほとんど完璧と言って良いシステムですが、私のように一人で方々に持ち運び、その場のお手伝いの人に説明してツナいでもらう人には、常に使うには躊躇してしまうところがあります。
この小さなネジを、両側に水平に締めなくてはなりません
しかしこの線路のシステムはネジれに強いので、なんとか使いこなすことができないかと色々考えて工夫しています。
検索:ミニSLはじめました
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