- 11じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 10:53:35
- 21じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 10:54:21
- 3二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 10:56:22
たておつ
- 4二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 10:57:04
立て乙です
- 51じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 11:01:49
というわけで4スレ目に突入じゃんね☆
いつも読んでくれたり安価に参加してくれるみんなのおかげじゃんね☆
ありがとうございます……じゃんね☆
本日更新は13時からと夜からの2回を予定してますじゃんね☆
暑さに負けずじゃんね☆
書き溜めてくるのと色々準備じゃんね☆
13時は夜行動を駆け抜けて、夜涼しくなったらまたその続きじゃんね☆
それからまとめについてだけど、ちょっと新しいのを作り直してるじゃんね☆管理と更新しやすいようにする為じゃんね☆
今週中……にはまたお知らせするじゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
このスレも頑張ってくじゃんね☆
ありがとうございますじゃんね☆
今日もあっついから熱中症には気をつけて8日目に突入したいじゃんね☆
- 6二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 11:02:16
たておつ~
10まで早めにうめうめ - 71じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 11:06:15
- 8二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 11:09:26
お疲れ様です
- 9二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 11:11:56
たておつです
暑さにお気をつけて - 10二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 11:13:13
- 111じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 12:53:54
- 121じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 13:31:50
【7日目夜・探索イベント】
【廃墟・セイバー/キャスター同盟拠点(食堂)】
『物資についてはドリンクバーにポケットドローンね。コタマ、ハレにまたお願いしてもらえる?……それからノアの詩集?まあいいけど』
『分かりました、ハレさんにまた伝えておきます。それから夜勤に行く時は今日は抹茶味の瓶ラムネを持っていかれるのをお勧めしますよユウカさん』
『……ありがとう。それはそれとして後で聞く事できたから』
『なんのことでしょうか?』
ユウカさんと、今回モニター越しになりますがヴェリタスの方だという音瀬コタマさんの会話を聞きつつ、気になった事を私は尋ねた。
「あのコタマさん、実は解析して頂きたい映像があるんです」
『えぇ、大丈夫です。こちらにデータを送ってもらえば明日の朝には解析結果を回します……どんな資料になりますか?』
「ハレ先輩のドローンに撮ったんですけど、アンプル剤と薬莢の映像があるからそれの流通ルートとかを調べてもらえますか?」
『その感じだとラベルとか刻印とかもない感じになるでしょうか……ある程度にはなりますが解析してみます』
ミドリちゃんの周りを漂うように浮いているアイギス7号に収まっている記録。マリーちゃんが回収していた事から多分重要な物だと思います。実物こそ手元にありませんが、あの時映像だけでもしっかり残す事が出来て幸いでした。
「そういえば今日ってハレ先輩一人な感じ?」
『今のところはそうですね、マキとハレは別業務ですし、副部長は仮眠を……あと二時間もすれば起きて一緒に作業する予定です』
「うひゃぁ大変だ」
『やっぱりヒマリ先輩やエイミとは?』
『依頼というかよく分からない情報分析は頼まれますけどそれぐらいですね、足取りも恐らくエリドゥ……にいるのではぐらいしか』
「ヒマリ先輩……アリスは心配です」
ヴェリタスの部長さんはもう一週間近く姿を見ていないらしい。アリスちゃんの心配そうな声で、どこかでトキさんのいるエリドゥに行って安否を確認できたらと思ってしまう。
『色々考える事はあるけれど、まずは今やれる事をしていきましょう。貴方達も夜遅くまでゲームをしすぎないで、早く寝ること!いい?』
「う、うん……ちゃんとしっかり休みます」
「そうだよユウカ!私たちこれからdice1d12=3 (3) 時間ぐらいしか遊ばないから!」
- 131じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 13:59:39
「ユズの言う通りです!アリス達はこの後の予定として大乱闘スマッシュシスターズをしつつコハルのダークネススピリッツ初クリアまで鑑賞会しかするつもりはありません!」
『まあ……3時間ぐらいなら』
そうアリスちゃん達の熱意に折れてか、渋々といった様子でユウカさんはなるべく早く寝なさいよといいながら通信を切られました。
今から3時間となると今日は少し夜更かしになりますけど、ペロロ様関連と簡単なアプリ以外ではあまりゲームには触れてこなかったのでお友達とするのはとても楽しみです。
「ユウカに頼む物も頼んだし!ミドリ!ユズ!アリス!」
「うん、炭酸とポテチの準備出来たよ」
「ゲームガールの方も充電バッチリです!」
「クッションと手拭き用のアルコールティッシュも……持ってきたから」
「よぉしそれなら……!」
モモイちゃんがくるりと振り返って私達補習授業部へとにやりと笑いかける。
「今からがっつりゲーム大会だぁっ!」
その声をきっかけに、私達のゲーム大会は始まりました。
ちなみにコハルちゃんがアリスちゃんから勧められたゲームはどうやらかなり難易度が高かったようで半泣きになりつつなんとか犬と山羊を倒せたようです。 - 141じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 14:14:23
- 151じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 14:15:36
- 161じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 14:39:38
【行動安価です】
【この後阿慈谷ヒフミ達はゲーム大会を楽しみ、3時間が経過しました】
【就寝時刻が近づいてきましたが】
【短時間であれば誰かと話すことは可能です】
【①誰に】
【②どんな話をするか(会話内容は1〜3個程度)】
【上記二つについて安価します】
【安価先>>24】
【それでは皆様】
【よい会話を】
- 17二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 14:43:36
セイバーとキャスターとハナコに明日以降どう動くかと
ライダーとアルの会話についての考察
各陣営にどのような印象を持っているかかな - 18二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 14:51:11
①ハナコ
②今日の午後にマリーと会った際の話
ライダーとアルの記憶で見た事
ハナコが単独行動してた時にハナコ側では何かあったか
そういえば、”記録については何度でもヒフミ達は見たいタイミングで見返せるじゃんね☆”って事はあれをハナコに見せる事も出来たり? - 19二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 14:54:40
①セイバー&キャスター&ハナコ&モモイ
②明日からの行動予定とマリーと会ってした会話についてとアル&ライダーの記憶(?)についての考察 - 20二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:00:28
①セイバー、ハナコ、モモイ、キャスター
②それぞれが考える最優先にすべきことは何か、ライダーとアルの会話についての考察、それぞれが思う最善の結末は? - 21二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:03:09
①セイバー&キャスター&ハナコ&モモイ
②今日の午後にマリーと会った際の話
ライダーとアルの記憶で見聞きした事
この聖杯戦争についての見解 - 221じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 15:04:26
- 23二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:07:40
- 24二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 15:07:46
- 251じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 15:17:05
安価へのご協力ありがとうございましたじゃんね☆
安価の内容は>>24さんの『①セイバー&キャスター&ハナコ&モモイに②今日の午後にマリーと会った際の話、ライダーとアルの記憶で見聞きした事(ライダーとアルの記録を見せながら)、この聖杯戦争についての見解』をテーマに話をするじゃんね☆
マスター同士&ちょうどいなかったハナコちゃん交えての作戦会議……になるなら、他のみんな寝てるじゃんね?
その作戦会議を1.一人だけ起きてこっそり聞いていた、2.もちろん他の子は寝ていた、3.みんなも実はこっそり聞いてた、4.熱烈歓迎、5.一人だけ起きてこっそり聞いてた、6.もちろん他の子は寝ていたdice1d6=5 (5)
dice4d37=32 26 5 27 (90)
dice3d30=2 25 27 (54)
- 261じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 15:40:07
【7日目夜・探索イベント】
【Recommend BGM……〈Vivid Night〉】
ゲーム大会は終わり、他のみんなからおやすみなさいという言葉を聞いてから、こっそりと。
私はキッチンに立つ。
準備するのは5人分。水を注いだ鍋に火をかける。
沸くまでの時間、後ろから聞こえる話に耳を傾けていた。
「そうですか……私のいなかった時間にマリーちゃんとそんな事が……」
「うん、ハナコには簡単に色んなアイテムゲットしたよー……みたいな話しか出来てなかったからあらためて」
「ありがとうございます、モモイちゃん。ではマリーちゃんは『薬莢』と『アンプル』の回収に境界線に現れた……という考えで良かったですね?」
「うむ。あの反応であればほぼ間違いないだろう。ランサーも『矛を構える必要はない』と我らにマリーが話しかけてすぐに言っていた」
実際のところ、あの時のマリーちゃんは戦闘をするつもりはなかったのでしょう。
実際数だってこちらが有利でしたし、だからこそ前回のような『奇襲』という選択も取らなかったのだと思います。
反面、やはり気になるのは『何故取りに来たのか』。
「ハナコは、何か思うところはあるかい?」
「そうですね……やっぱり『薬莢』でしょうか?銀製、とアズサちゃんは推測したようですが確か随分昔のシスターフッドはそう言った純銀製の弾丸を儀礼の際に使用した……なんて記録を読んだ事があります」
「純銀の弾丸か。薬莢だけでなくやはり弾丸も銀だというのなら、教会が作る魔除けの類であろうか」
ハナコちゃんの話そのものは聞いた事はありませんでしたが、銀の弾丸と言われれば思い当たる節がないわけじゃなくて。それはモモイちゃんも一緒だった。
「うーん、よくRPGとかに出てくるアンデッドとか倒せるやつのこと?」
「恐らくそのモチーフとなった物ですね。今でも純銀製となると高いですけど、銀メッキをした弾丸のお守りは見かける事がありますから」
「でもそんなのフィクションじゃないの?普通ほら『この鉛玉をくれてやるー!げへへ!』とか言うし、銀にしたからって攻撃力上がるの?」
と、お湯が沸き始めたのでカモミールのパックを入れて弱火で煮出していく。
今時はパックでも十分美味しい物があって、無理に時間がない時は茶葉から入れなくてもいいのがありがたい。 - 271じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 16:09:49
「概念的な物でね、モモイ。銀は古くから魔除けとして非常に大事にされてきたんだ。そんな『信仰』と『歴史』は銀に魔に対して効果を発揮する『神秘』を与える……という風にも考えられるね」
「映像の分析をすすめれば流通元も分かり、それが手製か大量生産品かも分かるであろう」
「そんなの分かってどうするのさ?」
「『限りある切り札』か『気軽に使い切れる捨て札』かの判別が出来るだろう。何より手製の銀弾を教会に仕える少女達が作った……我らの知る世界であれば十分に警戒に値する」
常に銀弾で攻撃できるか、貴重な物だからここぞという時に使うのか。それが分かるとまた一つ……もしマリーちゃんと戦うことになったとしても、戦い方を考えられる。
「そういえば銃の弾の話で思い出したけど、マリーと話してた最後に、合図みたいに発砲音聞こえたよね?やっぱりアズサが言ってたみたいにあれって……」
「十中八九、マリーの仲間だろうね。惜しいのは僕もキャスターも現代の銃器に詳しいわけじゃない。あの音がどんな種類の銃から放たれたかまでは分からないかな……ヒフミ、アズサから何か聞いているかい?」
ぽこぽこと沸騰し始めた鍋に、火を止めてから円を描くように牛乳を注ぎつつ流れを作ってしまい、私はセイバーさんの問いに答えた。
「『散弾銃』。それも恐らくは12ゲージの物を500m以上離れた位置から撃った……そういう風にアズサちゃんは考えているそうです」
アズサちゃんの言っていた言葉を思い出しつつ、そのまま軽く蜂蜜を入れて混ぜ溶かしてから、火から降ろしてもう一つ、氷を入れた小鍋へ中身を移し替えて手早く混ぜる。空砲、に近い物だったのではというのがアズサちゃゆの推理だったはず。私達への攻撃の意図はない物だと。
「ただ、ショットガンと言っても使用される方はトリニティだけでもかなりの数ですから『絞る』のは難しいですね」
「そこから同定する事は厳しいであろう……落マリーには協力者がいる。その事実が確認できただけでもよしとしよう」
「そうですね、あまり考えてあれもこれも疑ってかかったと仕方ないんですから」 - 281じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 16:24:42
疑ったって仕方がない。だってマリーちゃんに協力してるって事はきっと補習授業部やゲーム開発部と同じで、マリーちゃんの力になろうとしてくれた人の筈だから。敵だとかそういう事考えるよりも、シスターフッドを離れたマリーちゃんに味方がちゃんといる、その事実を知れたのを良かったと私は思いつつ、がらがらと音を立てて鍋の中身を回しながら会話に参加していた。
「ひふみーできたー?」
「もうちょっと粗熱取れたらですかね?」
「あいあーい」
そろそろ出来上がりだ。お玉で掬い、綺麗なクリームベージュになったそれを氷に注げば冷えた音が軋んで聞こえてくる。さて。
「準備できましたし、見ましょうか……アルさん達の映像」
4人にカモミールミルクティーと少しだけ御守りらしくなったゴルゴネイオンを取り出してみせた。
───私を召喚してしまった以上は、もう降りる事は不可能です。恐らくこの聖杯戦争でサーヴァントを自害させる事は貴女達に大したメリットを齎してくれない
───貴女が望むのなら、私は貴女達の剣となりましょう
───少しだけ……少しだけでいいの。時間を頂戴、ライダー
「……この品についてもいずれは調べた方がいいただろうな。大方の検討はつくとはいえ、だ」
「確か……以前ウイさんに調べてもらった時は情報を記録しておく媒体とかなんとか……」
「……分からん。だが、これとよく似た……いやあり得んな。うむ、とにかく害はないであろうから急務ではないが調べることを我は進める」
そう、記録を見終えたキャスターさんはしげしげとそれを手にとりながら言った。それを渡してもらいながら、私も持っている同じような物を見る。古びたテルモピュライの熱砂、そしてこのゴルゴネイオン。そしてこの前の戦いで手に入れた円盤か何かの破片のような物。きちんと調べてはいないけれど、机の上に並べたそれはどれも『本質』的に同じ物のような気がする。
「でもやっぱり気になるよね、降りる事はできないって。どういう意味なのかな?」
「通常、聖杯戦争で敗北したマスターは監督役によって保護される。それはこれ以上戦闘に巻き込まれなかったりする為だけど、同時にそのマスターの令呪は監督役によって剥奪されて、完全にマスターとしての権利を失う……から方法を問わなければ降りる事は可能な筈なんだ」 - 291じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 16:42:14
「なのに降りれない……アルさんが契約したライダーさんがそう言い切る理由があるのはどうしてなんでしょうか?」
「一つは単純に彼女達の個人的な事情、もう一つはライダーのサーヴァントとしての性質やスキル……かな?」
あくまでも推測だけどと前置きしてからセイバーさんは話始めた。
「前者に関してはどうしても降りられないというより降りた際のリスクの大きいパターン。例えば既に他の陣営から狙われているとかかな。そして後者ならサーヴァント自身のスキルや宝具の影響で、一度契約を結んでしまったら、それを反故するとマスターにも悪影響を与えてしまう……なんてのが考えられる」
「ただ、僕個人としては」
「第三のパターン。聖杯戦争のシステム自体に何かを『気付いてしまった』……というのも考えられるかな」
その言葉に口元から蒸気を出しつつキャスターさんが同意した。
「気分のいい話ではないがそういった聖杯戦争自体に絡繰があるというのは、何も珍しい話ではない。少なくとも我がかつて東洋の地で召喚された時の聖杯戦争は『何から何まで異色』であった」
「……何から何まで、なんて聞くと気になるね。例えばどんな風に異色だったか聞いても?」
「……召喚されたサーヴァントが全員キャスターだったのだ」
「それはまた……」
そんな風にお二人が話しているのを聞きつつ、今回の映像を初めて見た彼女へと私は話しかけた。
「ハナコちゃんはどうでしたか?何か気づく事とか」
私のその言葉に、少し考え事をするように下を向いていた彼女ははっと顔を上げてから、一瞬だけ、随分と驚いた顔をしてから、すぐにいつものように微笑ってくれた。
「……ええ、そうですね。まずはライダーさんとアルさんの繋がりがこの映像ではっきりした事。それは大きい事だと思います」
「そういえば私、トリニティに荷物を取りに戻った時に偶然古関先輩とお会いして」
「少しだけライダーさん、というよりそれにまつわる情報を聞いてこれたんです」
後で資料をお渡ししますね、と言ってくれたハナコちゃんに少しだけ、なんだか不安を覚えた。
なんでしょう、上手く考えというか結びつかないというか。ただ漠然と今見せてくれている笑顔が『誰かに似ている』気がする。だからそれを聞こうとして。
「そういえば、さっきのアイテム見て思いだしたんだけどさ」 - 301じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 16:56:45
「ヒフミとかってさ、『魂の改竄』……だっけ?あれ、どうしてる?」
そうモモイちゃんから聞かれたのは、かなり唐突な問いでした。
「モモイ、モモイよ。お前はそれを今聞くのか……」
「し、仕方ないじゃん!アイテム見てたら急に努力値振りの事連想しちゃって、そしたら後は似てるから『魂の改竄』の事も思い出しちゃったしさぁ!」
手を振って抗議するモモイちゃんとキャスターのやり取りがまるで祖父と孫娘のようで微笑ましいものを感じつつ、私は確認を取った。
「あはは……『魂の改竄』についてですね。私もあんまりよく分かってないというか、なんとなく夢の中でぼんやりしたら翌朝から反映してるっていうか……」
「あれは恐らく、今回の聖杯戦争用の霊基に用意された拡張機能のような物なのだろう。夢の中や集中した際に、つまりは外界からの情報が少ない環境下の時にパスを通してサーヴァントの霊基にごく限定的に干渉し強化できる……といったところであろうか」
「僕も概ねそんな風に受け取っているかな、少なくともこの機能については『害はない』からね……それで、モモイは何をヒフミに聞きたいんだい?」
そのセイバーさんの問いにモモイちゃんは頭をかきつつ、困ったように悩みを口にした。
「実はさ、どこを強化するかの割り振りに困ってて……もしよかったらヒフミが一緒に考えてくれない!?」
どうやらモモイちゃんの気になる事というのは魂の改竄で、霊基の強化、もっと簡単に言うならステータスのどの部分を強化すればいいか悩んでいるという事らしい。
そういう事なので私達は、キャスターさんの強化案を一緒に考える事にした───。 - 311じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 17:04:35
というわけでもうそろ、次のイベントに行くけどその前にキャスターの魂の改竄をすっかりしてなかったからここでするじゃんね☆
キャスターの①〜⑤のステータスに絆レベル分の6pt割り振れるじゃんね☆
割り振り方は自由じゃんね☆
①筋力:B++(実数値:43)
②耐久:B++(実数値:47)
③敏捷:D++(実数値:29 )
④魔力:A(実数値:54)
⑤幸運:A(自己申告/実数値:13)
安価先は>>38じゃんね☆
それじゃあよろしくお願いしますじゃんね☆
しっかしスキルの影響ありとはいえすごいステータスしてる……じゃんね☆
- 32二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 17:11:09
『筋力に2、耐久に3、俊敏に1』か『魔力に6』のどちらがいいかな?
- 33二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 17:13:15
筋力、耐久、敏捷に振り分けるのが良さそうな感じはする
- 34二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 17:17:41
+一つにつき2倍って、++だと4倍って事です?それとも3倍?
4倍なら敏捷に2、幸運に4
3倍なら敏捷に5、幸運に1
かな
現状見た感じ、他に++のサーヴァント見かけないから、+で想定して、120超えてればサーヴァント同士の比べ合い判定ならほぼ勝てる筈なので、3倍の場合、敏捷の方はBに+に対してを想定して100を超えるように、あとは探索判定用に幸運かな?って感じ - 35二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 17:18:56
そういえばステータスでEXの場合どういう扱いになるんだろう
幸運に振り分けるメリットもあるし悩むな - 361じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 17:29:18
- 37二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 17:39:04
- 38二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 17:49:05
- 391じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 17:56:06
安価へのご協力ありがとうございますじゃんね☆
>>38さん(>>37さん)の案を受けてキャスターのステータスは以下のようになったじゃんね☆
①筋力:B++(実数値:43)
②耐久:B++(実数値:47)
③敏捷:D++(実数値:29+5)
④魔力:A(実数値:54)
⑤幸運:A(自己申告/実数値:13+1)
遅くなったけどご質問にお返事するじゃんね☆
ミレニアムの古代史研究会についてはキャスターの描写はできないけど、ユウカちゃん経由で調べてもらうよう依頼はできるじゃんね☆
物資をお願いする時でもいいし、どのタイミングでもモモトークでお願いしてもらったら何ターンか後には情報を得られるじゃんね☆
もちろん、今後もウイちゃんに頼んでもらってもいいじゃんね☆
- 401じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 18:20:19
『強化案:敏捷に5、幸運に1』
モモイちゃん、ハナコちゃんと一緒にキャスターさんのステータスと睨めっこしてから数分。キャスターさんからの賛同も受けて、敏捷と幸運のステータスを強化する事になったモモイちゃんは今、じっと目を瞑って集中して、どうやら苦戦したようですが暫く黙ってしまってから、目を開けられました。
「うん、多分出来た!」
「馬鹿者、多分とはなんだ」
「いやぁ私、魔術師じゃないしさぁ!」
モモイちゃんの言ってるのも分かる気がする。私なんかは寝てる時になんとなくこんな感じで強化しようかなぁ……っていうふわふわした感じでやって、朝起きたらセイバーさんが『ヒフミ!昨日の強化、いい感じだよ!』とか報告してくれますからそのまま今日まで来てしまいましたからね。
実際どういう理屈で強化しているのでしょうか。
「気になるかい、キャスター」
「いやなに、改めて考えても不思議な霊基だ、と……魔術師でもないモモイがこうして軽い瞑想だけで霊基に干渉できる、というのがな」
「そこはほらっ!私の才能っていうか!」
「どの口が言うか」
確かに不思議な話だ。セイバーさん達と関わるまで魔術なんてアニメか漫画の世界の事だった私達が、今はこうして『魂の改竄』なんて事をしている。
けれど別に魔術師になった覚えなんてないし、そういう技術を覚えたわけでもない。夢の中のぼんやりとした感覚だからわかりにくいけど。
例えばそれは。
「初心者でも簡単に出来るように常に補助してもらってる……みたいな?」
ふと口にした言葉になんの意味があったのか。
ただ、それを言った時、キャスターさんの赤く発光する瞳の輝きが明るさを増して。ハナコちゃんが何かを考えるように下を向いたのが印象的だった。
何かを、気付いたのではないか。ハナコちゃんは私よりずっと物事をしっかり考えれる人だから。
だから気になって聞こうとして。
「いい時間だし、そろそろ寝よぉ……」
ふにゃっとしたモモイちゃんの言葉を受けて、結局この日の作戦会議はこれでおしまいになって。
私達は自室に戻る事になった。 - 411じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 18:27:23
【Recommend BGM……〈Agnus Dei〉】
【7日目夜・強制イベント】
【廃墟・セイバー/キャスター同盟拠点前】
窓越しに見える明かりが少しずつ消えていく。
ミレニアム中心区画から遠くなるにつれ、その闇は深くなっていく。そして自治区の外れ、境界線を一歩踏み越えたその先にある立ち入り禁止区域『廃墟』。その一角にある地上部からは暗がりではそれこそ『何もないように見える』その場所を見やって。
少女は皮肉げに嗤った。
「───時間よ」
いつの間にかロングコートの少女の隣には1+dice1d3=3 (3) 人分の影が立っている。彼女達が選んだのは【1.破壊、2.侵入、dice1d2=1 (1) 】。潜んでいた影から姿を現したのは彼女達がいる地面の下にいる少女達が【1.ヒフミは起きている、2.ヒフミとモモイは起きている、3.モモイもハナコも起きている、4.モモイもハナコも起きている、5.全員寝ていた、6.ヒフミとモモイは起きているdice1d6=2 (2) 】時間。
聖杯戦争開始から7日目。
このキヴォトスにおいて最大戦力を有する陣営は、かつて友であった少女へと牙を剥いた。
【拠点攻撃判定】
1d100で判定。成功値は選択したステータス以下。
ただし侵入を選択していた場合はダイス結果に+10して判定。
ステータス選択……dice1d5=5 (5)
①筋力(実数値:?+1)②耐久(実数値:?)
③敏捷(実数値:54)④魔力(実数値:47+3)
⑤幸運(実数値:?+2)
判定……dice1d100=48 (48)
【先制攻撃成功時の感知判定】
上記拠点攻撃判定に敵陣営が成功した場合、拠点攻撃判定で選択したステータスで味方サーヴァントに向けて攻撃が行われます。
敵陣営からの先制攻撃にアイギス7号は……dice1d2=2 (2)
1.気付いた、2.気づかなかった
気づいた場合のセイバー、キャスターへの回避ボーナス……dice1d7=6 (6)
- 42二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:33:08
まあ攻撃判定は失敗かな?
通常戦闘に突入する感じかな - 43二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:49:35
そういえば、ライダーの真名をヒフミちゃんは知ってるって事で良いのかな?
- 44二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:53:18
たしか真名を看破するの失敗してたっけ?
- 45二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:53:33
初めてサーヴァントの数が2対1の戦闘になるのかな
キャスター+セイバー対ライダーで - 461じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 18:54:44
- 471じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 18:56:34
- 48二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 18:57:15
これ拠点だしヘルタースケルターも居るのかな?それなら留め刺しちゃわない様に気を付けないとかも?
- 491じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 18:57:39
震動。
先に自室へと戻ったハナコに手を振って、食堂で洗い物をしていたヒフミ達とモモイが感じたのは僅かな揺れ。
ここ、食堂があるのは第三エリア、地下深く。
ましてやこの拠点があるのは、連邦生徒会から立ち入りを禁じられた『廃墟』の一角。
この場所で振動を感じたというのなら、違和感があるというのなら。
「……次は警報システムとか用意しなきゃかな?」
「みんな起こしちゃいませんかね?」
「じゃ、私達の部屋だけにしよっか」
言うが早いが、モモイは椅子に掛けていたコートへ袖を通し。ヒフミはエプロンを椅子へとかけてお気に入りのリュックを背負う。
お互いに顔を見合わせる。どう考えても招かざる客人だ、茶会に誘うにしてもお帰り願うにしても、それなりの覚悟が───戦闘への覚悟が必要。
だからこそ、戦友の目に怯えがないのを確認して、二人は食堂を出て駆け出した。
「セイバーさんっ」
「此処にいるよ。どうやら正面ゲートを爆破されたようだ」
「他の子達は?キャスター」
「自室のある第三エリアに簡易的な隔壁を敷いた。寝ぼけ眼では戦闘への参加は難しいだろう」
二人の声に応じて霊体化していた二騎もまた姿を現し現状についての説明をする。
「敵はまだ正面ゲート、元は搬入口だった場所からの侵入に手こずっている。ヘルタースケルターの数は第一エリア10機、第二エリアにもう10機配備してある」
ヒフミは頭の中で今回戦いになった場合に戦力を換算する。
全10機、とはいえ建造に使える資材や魔力も決して無限ではない。10機のうち消耗、そしてセイバーやキャスターの動きの邪魔にならない形で戦列を組むとなると、最初から投入出来るヘルタースケルターの数はdice1d10=7 (7) 機。
万一破壊されたらその次の投入や、足りないのなら第二エリアにいる分もふくめて導入も考えていた。
- 501じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 19:03:10
「もう着くよ、準備はいい?」
「はい、行きましょうモモイちゃん!」
「はいっバッチリです」
「よしじゃあ……あ、アリス?」
「はい、アリスです!」
にこりと、いつの間にか足並みを揃えて一緒に走っていた少女を見て思わずモモイもヒフミも足を止めてしまう。
「あれ、アリスちゃんもう寝てたんじゃ?」
「食堂から良いにおいがしたので起きてしまいました……いけませんでしたか?」
「……ううん、ナイスタイミングだよ。手伝って、アリス」
「もちろんです!光の勇者にお任せあれ!」
そうして、ヒフミ達は再び駆け出した。
「アルちゃーん、もう来ちゃったじゃーん」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!」
「気にしなくていいよ、ハルカ。流石は元『ケセド』の軍需工場で、今はキャスターの工房、か」
少女達の声を背に、ようやくこじ開けた正面ゲートの奥から走ってくる『敵』の姿を見つめて、
「これぐらいのハンデ、ちょうどいいわ。数はたったの二騎、それなら正面から消し炭にしてしまえばいいんだもの」
「そうでしょ?ライダー」
陸八魔アルは獰猛に嗤った。 - 51二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:08:38
勢い余ってライダー相手にエクスカリバーしちゃいそう
- 52二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:09:08
そういやバベッジって対魔力スキル無いけど魔眼とか自己封印・暗黒神殿の判定ってどうなるんだろう?
- 53二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 19:20:57
アズサちゃん辺りは僅かな振動でも起きそう?
そして、警報システムは確かに必要……かも? - 541じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 19:23:53
もし、主ががあなたに与えて住まわせる町の一つで、よこしまな者たちが、あなたがたのうちから出て、「さあ、あなたがたの知らなかったほかの神々に仕えよう」と言って、町の住民を迷わせたと聞いたならば。あなたは、調べ、探り、よく問いたださなければならない。もし、そのような忌みきらうべきことがあなたがたのうちで行われたことが、事実で確かなら、あなたは必ず、その町の住民を剣の刃で打たなければならない。その町とそこにいるすべての者、その家畜も、剣の刃で正しなさい。(devarim13:12-15)
「……アル、さん」
阿慈谷ヒフミに動揺がない、わけではない。それでもその気持ちごと押し殺して覚悟を固定するように、静かな声でヒフミはアルの名前を呼んだ。
貴女がマスターかと。
「ええ、こんばんはヒフミ。いい夜ね」
ワインレッドのコートを翻し、ヒールの音をわざとらしく鳴らす。
威嚇でも警笛でもない。その音は言葉なき宣告。
今目の前にいるのは『敵』だと獰猛な捕食者が唸りあげるのに似ていた。
「遊びに来たってわけじゃないんですよね?」
「そういう風に見えたなら、少し残念だわ───貴女がそんな節穴だって見抜けなかった自分にね」
はっきりと悪辣に言ってのける。
陸八魔アルという少女は今この瞬間に、ただ一つの動揺もない。
「……聖杯戦争の参加者、なんですね」
「何か確認したいなら遠回りにじゃなくて、もっとスマートに。勿体ぶった言い方、鳥臭くて敵わないから」
リードを急かす淑女のように、下卑た冗談を口にする。その挑発に、ヒフミは動じない。
一度心をへし折って焼き直した少女に、友人を信じないという道は最早なく。
ただしっかりと嗤う陸八魔アルを真っ直ぐに見ていた。 - 551じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 19:30:22
「私は聖杯戦争を止めたいんです。誰にも傷ついてほしくありません、悲しい気持ちになってほしくありません……だから」
「だから?」
繰り返された言葉にしがみつくような想いでヒフミは返す。
「アルさん、貴女の戦う理由を教えて下さい」
戦う理由を、殺し合いに参加する理由を。
知らなくては止められない、言葉を重ねなくてはわからない。
だからこそ、阿慈谷ヒフミはただ拳を振り上げるのでも声を上げるだけなのでもなく。
『知る』事を、相手と『対話』する事を選択した。
その理屈を陸八魔アルは理解して。
「理由なんて聞いて……って分かりきったことね。ヒフミが考えそうな事だものね、いいわ。貴女が勝てたら教えてあげる」
理解した上で艶然と契約を口にした。
「……戦わなきゃ教えてくれないんですね?」
「ええ、代わりに安心していいわ。いい女と悪魔はね、契約を守るのよ」
そう言ってのけたその瞬間こそが、戦闘の合図。
これ以上の問答は不要とセイバー、そしてキャスターは己の直剣と大鉈を握る手に力を込める。
その後ろには7機のヘルタースケルターが戦列を成し。
ヒフミの隣にはモモイとアリスが各々の愛銃を構える。
ヒフミ達とアル達との数の差は単純に考えても実に2倍以上。
その事実に彼女は、嗤った。 - 561じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 19:42:10
けたけたと楽しそうに、愉快そうに、小馬鹿にするように。
玩具の剣を見せて強がる子どもを前にした悪意のように。
陸八魔アルは悪魔らしく笑い続けて。
「───いいわ。少し足りないけれど、前哨戦にはちょうどいいでしょう」
静かに、この場にいる誰もを見下した。
「ムツキ、後ろは任せるわ」
「おっけー!いち、にぃ、さぁん……うぅん!全部でたった7個だけぇ!?それじゃあ全然遊べないじゃん!」
「任せたわよ。カヨコ、ハルカ、貴女達はバックアップよ」
「分かった」
「は、はいっ!お任せください……アル、様」
淡々と指を振って一人ひとりに一つひとつ指示を見せつけるように出す。
その姿を、モモイは咎めた。
「敵の目の前で、随分油断してるじゃん、いいの?ライダーのマスター」
敵前で作戦会議、ブラハであったとしても馬鹿にしているとしか思えない幼稚なやり方。
その意図をモモイは指摘して。
「油断?違うわ、おチビちゃん。これはね───」
「余裕と言うのよ」
アルはただ当たり前のように、刻印が描かれた右の手の甲を晒して告げた。
「さあ、一人残らず」
「蹂躙よ───」 - 571じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 19:46:23
【7日目午後・戦闘イベント】
【Recommend BGM……〈she did not answer〉】
【サポートシステムが起動しました】
【これより交戦を開始します】
【戦闘条件確認……該当あり】
【味方陣営2騎、3名】
【敵陣営1騎、4名】
【戦闘ターンは3ターンとなります】
【ご注意下さい】
【味方サーヴァントの霊基データを表示します】
クラス:セイバー
【現在HP】
975
【ステータス】
筋力:A(実数値:52+1) 耐久:A+(実数値:56+3)
敏捷:B(実数値:47+1) 魔力:B(実数値:43)
幸運:B(実数値:43) 宝具:C(cost:30)
【クラス別能力】
対魔力:A
効果:敵からのステータス「魔力」によってダメージ受ける場合、1d50のダメージカット発生。
騎乗:B
効果:乗り物への騎乗中にステータス「敏捷」選択時、1d8のダメージボーナス。
【保有スキル】
魔力放出:A
効果:選択したステータス・宝具に1d50のボーナス。
直感:A
効果:1d100で判定。成功値30以下で、そのターンの攻撃が1.1倍になる。
巨獣狩り:A
効果:発動ターン中のみ、1d100の超巨大特攻ボーナスを付与。マスターの魔力を20増やす。 - 581じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 19:57:56
【宝具】
⬛︎⬛︎された⬛︎⬛︎の剣
ランク:EX コスト:150
種別:対城宝具/メイン
レンジ/最大補足:1〜99/1000人
効果:詳細不明
風王結界
ランク:C コスト:0/30 種別:対人宝具/サブ
効果:暴風による攻撃。敵サーヴァントがステータス『敏捷』を選択していた場合は、そのステータスを1d30マイナスして戦闘判定する。
クラス:キャスター
HP:887
【ステータス】
筋力:B++(実数値:43) 耐久:B++(実数値:47)
敏捷:D++(実数値:29+5) 魔力:A(実数値:54)
幸運:A(自己申告/実数値:13+1)
【保有スキル】
スキル名:一意専心
ランク :C
効果 :マスターに1d30の魔力を供給。発動ターンの攻撃時、1d100でダイス結果が50以下の場合クリティカル攻撃。
スキル名:機関の鎧
ランク :EX
効果 :3ターンの間、筋力・耐久ステータス及び宝具選択時、その数値に1d25ダメージボーナスを追加。
スキル名:オーバーロード
ランク :D
効果 :『宝具』選択時に発動する事で、そのターンのみ宝具威力を、元々の実数値の1d25%アップ。その後、500ダメージを負う。 - 591じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 19:59:05
- 601じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 20:17:28
ヘルタースケルター(合計7機)
【ステータス】
最大HP:700(7機分)
支援火力:固定値30×7(自動『攻撃』選択)
攻撃対象:ダイス判定1dX=
【続いて】
【敵サーヴァントの霊基データを表示します】
クラス:ライダー
最大HP:???
筋力(実数値:?+1) 耐久(実数値:?)
敏捷(実数値:54) 魔力(実数値:47+3)
幸運(実数値:?+2)
【クラス別スキル】
不明
【保有スキル】
スキル名:魔眼
ランク:A+
効果:敵単体を1d100判定で成功値50で行動不能状態にする。この判定時、対魔力B以上の場合はそのランク分、成功値が減少する。
スキル名:怪力
ランク:B
効果:「筋力」でのステータス判定時、1d30のボーナス。 - 611じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 20:18:29
【宝具】
騎英の手綱
ランク:A+
コスト:100
種別:対?宝具/メイン
レンジ/最大補足:2〜50/300人
効果:1d300人を対象に攻撃。
自己封印・⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎※
ランク:C−
コスト:0/15
種別:対?宝具/サブ
レンジ/最大補足:0/1人
効果:1d100で相手の対魔力以下の数値で成功。相手に幻覚を見せて拘束する。幻覚による拘束時は毎ターン意識判定を行い、成功すれば覚醒される。
陸八魔アル
最大HP/気絶耐久値:505/101
支援火力:1d68
供給魔力量:不明
【今回の戦闘では鬼方カヨコ、伊草ハルカは常に攻撃に専念。陸八魔アルの『攻撃』時にダメージ加算が行われます】
【また】
【浅黄ムツキは七機のヘルタースケルターの行動への『妨害』のみを選択します】
【そのため、現時点での敵陣営の数は事実上】
【1騎と1人となります】 - 621じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 20:24:15
【味方陣営の所持アイテムを表示します】
アイテム名:ブリテンの円卓の欠片
分類:情報マトリクス/アクティブ
効果:宝具使用時にそのコストの1/10を肩代わりする。複数ある場合は同時使用や個別で1個ずつでも使用可能。
アイテム名:新発売「キヴォトス製励振火薬」
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:マスター及びキヴォトス内の学生の「攻撃」時、使用宣言する事で1d20のボーナスを付与。
ヒト科以外のサーヴァントに「妨害」時、1d20のボーナス。
アイテム名:赤銅の林檎
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:戦闘イベント時、使用者を選択。
選択した使用者のHPと魔力を10回復(増加)する。
アイテム名:赤銅の林檎ジュース
分類:戦闘補助アイテム/アクティブ
効果:戦闘イベント時、使用者を選択。
選択した使用者のHPと魔力を10回復(増加)する。
【大変長らくお待たせしました】
【20:30より戦闘が行われます】 - 631じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 20:30:07
【陸八魔アルの戦意pt】
100以上で宝具発動(現在累計0pt)
dice1d100=13 (13)
【陸八魔アルの火力支援】
アルはdice1d3=2 (2)
1.妨害(dice1d34=20 (20) )
2.攻撃(dice1d34=2 (2) )
3.参加しなかった
【敵サーヴァントのスキル使用】
アルはスキル使用をdice1d3=1 (1)
1.指示した(使用スキル第dice1d3=2 (2) )
2.指示しなかった
3.指示した
【これより】
【安価を行います】
【1ターン目、まずはヒフミ、モモイ、アリスの行動を選択して下さい】
【ヘルタースケルターは指示がない場合自動で敵サーヴァントへ『攻撃』します】
【安価先>>70】
【それでは皆様】
【よい行動を】
- 64二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:36:18
そういえば”宝具は保有スキルや自身の宝具を使ってダメージを相殺、または防御系の宝具の使用で可能。”って書き方的に宝具相手の場合はステータスで判定に勝ってても宝具によるダメージは受ける感じです?
- 65二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:40:12
宝具使用時に魔力の足りない分をHPで支払うこともできるんでしたっけ
安価は倒したいわけじゃないし怪力のバフが乗る筋力か50越えしてる敏捷が出た時のために全員妨害でもいいかな - 66二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:43:43
ヘルスケ含め、全員妨害で
- 671じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 20:43:59
- 68二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:46:04
なるほど。まあどっちにしろマスター陣は全員妨害で問題ないな
ただセイバーとキャスターは宝具への対処に耐久は残しておいた方が良いかも? - 69二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 20:56:46
全員、妨害
- 70二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:04:47
全員妨害で
- 711じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 21:09:52
【安価が達成されました】
【生徒の行動は以下の通りです】
ヒフミ:ライダーへ『妨害』dice1d23=22 (22)
モモイ:ライダーへ『妨害』dice1d18=2 (2)
アリス:ライダーへ『妨害』dice1d51=37 (37)
ヘルタースケルター:ライダーへ『妨害』30×7=210
【Warning】
「くふふ───」
【浅黄ムツキが『腐臭漂うオートマタ』をdice2d7=1 5 (6) 機呼び出しました】
【浅黄ムツキ含めた腐臭漂うオートマタがヘルタースケルターへの『妨害』を行います】
【以下に浅黄ムツキとオートマタのステータスを表記します】
浅黄ムツキ
最大HP/気絶耐久値:587/118
支援火力:1d32
腐臭漂うオートマタ
最大HP:20
支援火力:40
【続いて】
【安価を行います】
【1ターン目、サーヴァントの行動を選択して下さい】
【安価先>>】
【それでは皆様】
【よい選択を】
- 721じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 21:11:06
- 73二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:14:22
両サーヴァント筋力で
- 74二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:16:35
セイバー筋力、キャスター敏捷、かな
- 75二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:20:08
この場合のヘルタースケルターへの『妨害』ってどう作用するんだろ?流石にセイバーやキャスターの攻撃には影響しないですよね?
- 761じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 21:21:36
- 77二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:23:28
セイバーは筋力
キャスターは敏捷 - 78二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:26:23
3ターン持続するしキャスターは機関の鎧を使って筋力 セイバーも筋力で
- 79二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:28:34
そういえば妨害撃ってるキャラに攻撃した場合って、その場合も火力を比べる判定って発生します?
- 801じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 21:30:31
【安価の達成を確認】
【及び】
【敵サーヴァントと生徒の行動を確認】
【ダイスが測定されます】
浅黄ムツキ:ヘルタースケルターへ『妨害』dice1d32=18 (18)
腐臭漂うオートマタ:ヘルタースケルターへ『妨害』dice6d40=1 19 2 34 24 21 (101)
鬼方カヨコ:キャスターへ『攻撃』dice1d46=6 (6)
伊草ハルカ:キャスターへ『攻撃』dice1d33=26 (26)
【ライダー及びアルの攻撃対象選択】
dice1d2=2 (2)
1.セイバー
2.キャスター
【ライダーのステータス選択】
①筋力
②耐久
③敏捷
④魔力
⑤幸運
dice1d5=4 (4)
マスター補正(敏捷・魔力が選択された場合のみ)
dice1d10=5 (5)
【なお】
【浅黄ムツキ及びオートマタによる『妨害』はヘルタースケルターの『妨害』火力合計との比較になります】
【火力の合計が敵陣営の方が多かった場合のみ、ヘルタースケルター側の妨害行動は阻害され、その火力に応じたダメージを受けます】
- 811じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 21:40:21
- 82二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 21:43:51
あ、生徒じゃなくて腐臭漂うオートマタへの攻撃想定してたけど、たぶんそっちも同じかな
- 831じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 21:50:46
- 841じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 21:57:46
【5日目深夜・戦闘イベント】
【1ターン目】
くふふ、それじゃあ遊ぼっか?
【敵陣営:ムツキ】
【行動選択:妨害(判定値:18)】
【行動対象:→ヘルタースケルター】
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。
【敵陣営:腐臭漂うオートマタ】
【行動選択:妨害(判定値:101)】
【行動対象:→ヘルタースケルター】
ヤメテ、ヤメテ。
【味方陣営:ヘルタースケルター7機】
【行動選択:妨害(判定値:210)】
【敵陣営の妨害:判定値210−119=151】
【行動対象:→ライダー】
アルさんっ!
【味方陣営:ヒフミ】
【行動選択:妨害(判定値:22)】22237
【行動対象:→ライダー】
……ぅっ
【味方陣営:モモイ】
【行動選択:妨害(判定値:2)】
【行動対象:→ライダー】 - 851じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 21:58:44
モモイ!?大丈夫ですか!?
【味方陣営:モモイ】
【行動選択:妨害(判定値:37)】
【行動対象:→ライダー】
ッ!一体何をッ!?
【味方サーヴァント:セイバー】
【行動選択:筋力(判定値:53)】
ゴーレム、いや……使い魔か?
【味方サーヴァント:キャスター】
【行動選択:筋力+機関の鎧(判定値:129+17=146)】
少し厳しいでしょうか
【敵サーヴァント:ライダー】
【行動選択:魔力(実数値:50)】
【味方陣営の妨害:判定値50−22−2−37=0】
【行動対象:→キャスター】
「(嫌な予感がする……これは宝具を出し惜しみできないかもしれないね)」
【戦闘結果】
【味方陣営の勝利】
【ランサー:HP???−199=HP???】
「様子見してていいの?社長」
「別に構わないわ───必要なら令呪を使えばいいんだもの」 - 861じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 22:01:53
【陸八魔アルの戦意pt】
100以上で宝具発動(現在累計13pt)
dice1d100=29 (29)
【陸八魔アルの火力支援】
アルはdice1d3=1 (1)
1.妨害(dice1d68=21 (21) )
2.攻撃(dice1d68=27 (27) )
3.参加しなかった
【敵サーヴァントのスキル使用】
アルはスキル使用をdice1d3=2 (2)
1.指示した(dice1d2=1 (1) )
2.指示しなかった
3.指示した
【これより】
【安価を行います】
【2ターン目、まずはヒフミ、モモイ、アリスの行動を選択して下さい】
【ヘルタースケルターは指示がない場合自動で敵サーヴァントへ『攻撃』します】
【安価先>>92】
【それでは皆様】
【よい行動を】
【AZSpt】
100溜まると来ます。
また彼女への言及があったのでプラスボーナス。
dice2d100=56 74 (130)
- 87二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:10:23
- 88二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:11:17
>>87で
- 89二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:13:12
腐臭漂うオートマタを減らしたいし
ヘルタースケルターは引き続きライダーに妨害して
ヒフミ、アリス、モモイは腐臭漂うオートマタに攻撃とかかな
確かヘルタースケルターの妨害火力と腐臭漂うオートマタとムツキの妨害火力の比較になるから
仮にヘルタースケルターが1体攻撃した場合は1体分引いた180対腐臭漂うオートマタとムツキの合算ってことでいいのかな? - 901じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 22:16:22
- 91二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:25:37
ぶっちゃけ3人の攻撃じゃオートマタ殆ど減らせないだろうし、ライダーのステータス想定してもそこまで膨大に妨害は必要じゃないだろうから
3人はライダーを妨害
ヘルタースケルターは腐臭漂うオートマタへ攻撃
で良いとは思う - 92二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:26:12
- 931じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 22:34:17
【安価が達成されました】
【生徒の行動は以下の通りです】
ヒフミ:ライダーへ『妨害』dice1d23=22 (22)
モモイ:ライダーへ『妨害』dice1d18=8 (8)
アリス:ライダーへ『妨害』dice1d51=45 (45)
ヘルタースケルター:オートマタへ『攻撃』30×7=210
【Warning】
「へぇ、そうやって動くんだ」
「なら真似っこしよっと!」
【腐臭漂うオートマタがヘルタースケルターからの『攻撃』に対して回避】
【その後ヘルタースケルターへ『攻撃』を行います】
【ヘルタースケルターの『攻撃』とオートマタの『回避』との比較になります】
腐臭漂うオートマタ:回避dice6d40=16 18 34 32 28 23 (151)
【回避に失敗した場合、オートマタはダメージを受け、その総量に応じて『死亡』します】
- 941じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 22:39:06
- 951じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 22:40:22
【訂正します】
【ヘルタースケルターの回避行動でした】
【判定結果、ヘルタースケルターは回避に成功しました】
【続いて】
【安価を行います】
【2ターン目、サーヴァントの行動を選択して下さい】
【安価先>>100】
【それでは皆様】
【よい選択を】
AZS:dice1d42=20 (20) +6
- 96二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:41:33
二人とも敏捷かな?
- 97二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:42:52
2人とも敏捷
- 98二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:45:52
セイバー魔力
キャスター敏捷 - 99二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:49:24
剣&術ともに俊敏
- 100二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 22:49:31
セイバー&キャスター 敏捷
- 1011じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 22:53:02
- 1021じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 22:55:53
【7日目夜・戦闘イベント】
【2ターン目】
キケン、キケン。
【味方陣営:ヘルタースケルター7機】
【行動選択:攻撃(固定値:210)】
【行動対象:→オートマタ】
⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎。
【敵陣営:腐臭漂うオートマタ】
【行動選択:回避(判定値:151)】
【行動結果:回避失敗】
【HP:20×6=120−210=0】
あーあ、もう壊れちゃった
【敵陣営:ムツキ】
【行動選択:攻撃(判定値:24)】
【行動対象:→ヘルタースケルター】
ニゲルゾ、ヨケルゾ。
【味方陣営:ヘルタースケルター1機】
【行動選択:回避(固定値:30)】
【行動結果:回避成功!】
……大丈夫、やれるよ
【味方陣営:モモイ】
【行動選択:妨害(判定値:8)】
【行動対象:→ライダー】 - 1031じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 22:59:13
- 1041じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 23:06:42
まだ踊り足りないけれど……そろそろいい頃合いかしら?
【敵陣営:アル】
【行動選択:妨害(判定値:21)】
【行動対象:→キャスター】
キャスターッ!そちらはッ!?
【味方サーヴァント:セイバー】
【行動選択:敏捷(判定値:48)】
問題───ないッ!前を見よ、セイバー!
【味方サーヴァント:キャスター】
【行動選択:敏捷+機関の鎧(判定値:102+17=119)】
【敵陣営の妨害:119−21=98】
驚きました、その身体でよく動きますね
【敵サーヴァント:ライダー】
【行動選択:筋力(実数値:43)】
【味方陣営の妨害:判定値43−22−8−45=0】
【行動対象:→キャスター】
「(このまま押したいけば勝てる……その筈なのに。なんだこの、胸騒ぎは……?)」
【戦闘結果】
【味方陣営の勝利】
【ランサー:HP???−172=HP???】
「あーあ、ぜぇんぶ壊れちゃった」
「じゃっ!私休憩しよっと」 - 105二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:08:46
果たして何か奥の手があるのか、はたまた宝具が物凄く強力なのか
- 1061じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 23:08:51
【陸八魔アルの戦意pt】
100以上で宝具発動(現在累計42pt)
dice1d100=84 (84)
【陸八魔アルの火力支援】
アルはdice1d3=2 (2)
1.妨害(dice1d68=62 (62) )
2.攻撃(dice1d68=61 (61) )
3.参加しなかった
【敵サーヴァントのスキル使用】
アルはスキル使用をdice1d3=1 (1)
1.指示した
2.指示しなかった
3.指示した
【これより】
【安価を行います】
【3ターン目、まずはヒフミ、モモイ、アリス、アズサの行動を選択して下さい】
【ヘルタースケルターは指示がない場合自動で敵サーヴァントへ『攻撃』します】
【安価先>>110】
【またこのターンは敵陣営の浅黄ムツキは行動しません】
【それでは皆様】
【よい行動を】
- 107二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:09:53
全員でライダーへ…妨害かな?
- 108二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:12:58
ライダーに全員で妨害
- 109二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:18:21
ヘルタースケルターも含めて全員でライダーを妨害
- 110二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:18:48
全員でライダーに妨害
- 1111じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 23:19:16
- 1121じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 23:22:53
- 1131じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 23:25:05
- 114二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:27:54
- 115二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:30:24
- 116二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:31:43
これは文字通り何が来るか予測出来ないな
とりあえず、セイバーは魔力放出と直感、キャスターは一意専心を使うのは確定として、
両方耐久で行くか、もしくはセイバーは⬛︎⬛︎された⬛︎⬛︎の剣を使うか悩むところ。コストの重さがな
あ、一応使っておいて損は無いしどちらの場合でも巨獣狩りも使っておくのも良いか - 117二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:42:25
- 118二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:43:16
セイバーはスキル3つ全部使って耐久、キャスターは一意専心を使って耐久
- 1191じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/16(金) 23:51:06
【安価の達成を確認】
【味方サーヴァントのスキルを判定します】
【セイバー】
魔力放出:dice1d50=7 (7)
直感(成功値30以下):dice1d100=94 (94)
巨獣狩り:dice1d100=23 (23) 超巨大特攻ボーナス
【キャスター】
一意専心(成功値50以下):dice1d100=66 (66)
【また】
【敵サーヴァントと生徒の行動を確認】
【ダイスが測定されます】
鬼方カヨコ:キャスターへ『攻撃』dice1d46=36 (36)
伊草ハルカ:キャスターへ『攻撃』dice1d33=2 (2)
【ライダー及びアルの攻撃対象選択】
dice1d2=2 (2)
1.セイバー
2.キャスター
【ライダーのステータス強制選択】
①耐久、②耐久、③耐久、④耐久
dice1d5=4 (4)
マスター補正
dice1d10=10 (10)
【ライダーのスキル効果】
第三スキル(成功値50以下):dice1d100=32 (32)
第四スキル:dice2d100=3 55 (58) dice1d100=34 (34)
- 120二次元好きの匿名さん24/08/16(金) 23:52:59
こっちのスキル判定ボロボロで草
- 1211じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/17(土) 00:08:30
- 1221じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/17(土) 00:15:39
……ッ!この、重圧……はッ!?
【味方サーヴァント:セイバー】
【行動選択:耐久+魔力放出+巨獣狩り(判定値:118+23+7=148)】
【敵サーヴァントのスキル効果:148−92=56】
くッ……もたん、かッ。
【味方サーヴァント:キャスター】
【行動選択:耐久+機関の鎧(判定値:141+17=158)】
【敵サーヴァントのスキル効果:158−92=66】
残念ですね、もう少し早く令呪を切るべきでしたか
【敵サーヴァント:ライダー】
【行動選択:耐久+第三スキル(実数値:150×1.5=225)】
【味方陣営の妨害:判定値:225−4−45−210=0】
【行動対象:→キャスター】
「(サーヴァント……いやこの規格は……ッ!?)」
【戦闘結果】
【味方陣営の勝利】
【ライダー:HP???−117=HP???】
【3ターンの合計被ダメージがライダーの方が多い為】
【味方陣営の勝利となります】
【お疲れ様でした】 - 1231じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/17(土) 00:25:19
「えー、なんかさぁ。つまんなくない?」
【浅黄ムツキが腐臭漂うオートマタをdice2d7=3 6 (9) 機呼び出しました】
「ムツキ、使いすぎ。勿体無いでしょ?」
「いいじゃん!いいじゃん!どうせこの大きな拠点まるごと貰っちゃうんでしょ?きっと中には山ほど資材あるから少しぐらい使っても大丈夫だよー!」
【浅黄ムツキが腐臭漂うオートマタをdice2d7=2 7 (9) 機呼び出しました】
「7日間かけて用意した物よ。ムツキ、あまり無駄遣いはよしなさい」
「大丈夫だって!こんな広いとこ見て回ったら大変だしさ!怪物くん達に任せちゃおうって!」
【浅黄ムツキが腐臭漂うオートマタをdice2d7=7 1 (8) 機呼び出しました】
「それにほら、ミレニアムのちびっ子ちゃん倒れちゃったけどセイバーとキャスターはまだ元気そうだし───やるならきっちり殺さなきゃ」
【浅黄ムツキが腐臭漂うオートマタをdice2d7=5 5 (10) 機呼び出しました】
「───そうね」
「社長……止めてよ」
「よく考えてみれば大した無駄遣いにはならないわ。もう妨害できるのはヒフミとそこの機械だけなら数ですり潰してからゆっくりライダーで始末すればいいもの」
【浅黄ムツキが腐臭漂うオートマタをdice2d7=2 4 (6) 機呼び出しました】
「───さて、悪いけど」
「貴女の願いはここでおしまいよ、ヒフミ」
- 1241じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/17(土) 00:32:01
- 125二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 00:37:15
おつかれさまです
最後のライダーのステータスやスキル的に本来はこちらが宝具を使う事を想定した戦闘だったり? - 1261じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/17(土) 01:05:43
- 127二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 06:06:25
お疲れ様でした
SGでトリニティ……マリーの協力者はもしかしたら、◯◯が壊して騎士団が治療するな救護のお方かな?
さて、この後のvsライダー陣営はどうなるのか……楽しみです
しかし、腐臭漂うオートマタという不吉な名前よ - 128二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 11:01:47
- 129二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 12:11:34
ミレニアムサイエンススクールのトレーニング部で生徒のステータスを効率的なトレーニングにより強化とか出来ないかな?
- 130二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 12:34:56
- 131二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 14:21:37
- 132二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 16:41:55
このレスは削除されています
- 133二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 16:43:33
- 1341じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/17(土) 19:30:59
- 1351じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/17(土) 23:27:48
- 136二次元好きの匿名さん24/08/17(土) 23:37:07
- 137二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 03:00:17
ふと思ったけど、これ巨獣狩りの特攻入ってるって事は、一時的にかどうかはわからないけどゴルゴーン化してる可能性もあるのでは?
- 138二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 07:38:44
ゴルゴーン化してるなら、絶対魔獣戦線キヴォトスが始まりそうですね
- 139二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 08:33:08
保守
リアルが忙しかったミカ主さんを癒しにdice2d7=6 2 (8)
の2人がやってきたぞ!やったね!ミカ主さん!
1トリニティウラワフラワー
2セクシーですまない
3(눈_눈)
4(ᓀ‸ᓂ)
5☕(u‿u ໒꒱
6推定100㌔超えのRGを使いこなすゲーム開発部員
7シャーレの警備網をすり抜ける救護騎士団員
- 140二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 12:59:53
このレスは削除されています
- 1411じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 13:47:17
絶賛書いてるじゃんね……
遅々として進まずだけど20時ぴったし(数分前後するかもじゃんね☆)には投下開始するじゃんね☆
ありがとうじゃんね☆
バタバタじゃんね☆
ななななな何のことかさっぱりじゃんね☆
アリスちゃんとセイアちゃん来てくれたじゃんね☆
嬉しい限りじゃんね☆
vs絶賛書いてるじゃんね☆
昨日書けなかった分、お昼からひぃひぃ言って書いてるじゃんね☆
腐臭漂うオートマタ、その場のノリで名前決めたけど良い感じになってよかったじゃんね☆
保守ありがとじゃんね☆
……面白い案じゃんね☆
その時は……支援火力+1〜3ぐらいのペースでトレーニング受ける度に強くなる感じにするじゃんね☆
機械と違って肉体面や技術面の強化になるから急成長とかはしないけど毎日コツコツやる事でのびる感じじゃんね☆
新素材開発部は……今別件で大忙しじゃんね☆
ご想像にお任せじゃんね☆
ちなみに最初のプロットだとセイバーなら紅閻魔ちゃん、ランサーならガレスちゃんあたりが候補だったじゃんね☆
ゆるふわな感じでサーヴァントと軽くお喋りしたりしながらみんなでラスボス倒して平和に終わる……そんな感じだったじゃんね☆
- 142二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:04:19
8日目になればヘルタースケルターはさらに増産出来るし、これからは護衛に何機かヘルタースケルターを割くのもありかな?
10機ぐらい護衛にすれば全員で行動してる場合生徒8人、サーヴァント2騎、ヘルタースケルター10機で結構安全そうだし
300の固定値はでかい - 143二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:13:15
まあ目下の問題は現在その拠点を守り切れるかどうかの瀬戸際って事ではあるが
- 144二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:19:54
ムツキが呼んだ数は42機だからヘルタースケルター総動員すれば腐敗したオートマタはなんとかなると思う
さらに増援来る可能性はあるけど無限にいるわけではないだろうし
ライダーについては宝具使ったりオートマタ全滅させた後ヘルタースケルター総動員して動き封じるとかかな? - 145二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:27:31
ゴルゴーン化してるなら、生半可な攻撃するよりは宝具ぶっぱした方が良いのだろうか?
しかしラスボス、これマジメに獣案件に近しい可能性もあるのか?
もしそうなら、誰かカルデアのぐだか冠位サヴァを呼んできて - 146二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:34:12
今日を凌いでもまた襲撃に来る可能性は高いし戦力面の強化とかしっかり考えた方が良さそう
2部はどう強大な敵に対応するか的な感じなんだろうし対策として戦力強化しとかないとまずそうだしな
今ライダー陣営が最大規模の戦力らしいしそれに並ぶくらいにはしたい
話し合いしたくてもこっちが不利な状況だと応じてくれるか分からないし - 147二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:39:32
令呪使う前は普通にメドゥーサっぽい気もするし令呪使っての一時的の可能性もあるんだよな
そしてアルは今回含めて2回使ってるから何らかの手段で増やしたりとか出来てない限り割と後がないのも事実な気もする
ちなみに腐臭漂うオートマタに関しては数が同数だからヘルタースケルター全動員しても1/4の確率でこちらが負けるんだよな
処理が同じなら40×42で1d1680だし
ただ7日間かけて用意したって言ってるからここで減らしちゃえば大幅に戦力減を狙えはするけど
逆に言えば時間をかければもっと増える可能性あるのよな
ところで下手すると腐臭漂うオートマタって雷帝の遺産の可能性もあったり? - 148二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:44:27
アーサー王が召喚されたってことは何かしらあるのは間違い無さそうだけど何があるんだろう
ラスボス次第では最終編と同等以上の危機を覚悟しなきゃいけない可能性もあるのかな? - 149二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 14:58:45
陸八魔アルの令呪だけカルデア方式の1日1個増える令呪だったりする?
- 150二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:10:44
アルたちが腐敗したオートマタを大量に用意したようにこちらも数を揃えるべきかな
拠点周辺を調査する際にオートマタとかを回収してそのまま使うなりヘルタースケルターに改造するなりして
数は力だしいくらいても損はないだろうから - 151二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:20:11
正直ヘルタースケルターが一体毎の固定値30の群体ユニットという結構なオーバースペックだから下手にこれ以上(毎日の増加分以上に)数増やすのもミカ主がバランス調整に苦労しそうで申し訳ない気もしたり
7体に制限された上で今回もこんな感じな訳だし - 152二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:31:50
このレスは削除されています
- 153二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 15:32:21
これから先どう動くか次第ではヘルタースケルターを率いたヒフミたちと腐敗したオートマタを率いたアルたちが全面衝突って可能性もあるのかな
そうなったら隠蔽には相当苦労するだろうな - 1541じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 16:01:05
急ぐじゃんね……20時までに戦闘シーンと戦闘後とその次のお待ちかねの特別イベントの導入まで書き上げるじゃんね☆重ね重ね引けなかったの辛いじゃんね☆ちょっと気になるコメあったからコメ返しじゃんね☆
でっけぇじゃんね☆
これ最初は敵の予定だったじゃんね☆
……実はちょっと壊すかどうか迷ったじゃんね☆
でもみんなが安価で決めてくれた新しい拠点じゃんね☆なるべく大切にしていきたいじゃんね☆
それはそれとして敵襲はあるじゃんね☆
限りはあるじゃんね☆残りどれぐらいかは……内緒というかまたいいタイミングでダイス振るじゃんね☆
……カルデアに関しては下手に干渉した瞬間に最悪キヴォトスが『詰む』可能性まであるじゃんね☆
だから最後まで1は出さないじゃんね☆
二部の説明は作中で訳知り顔に喋ってくれる子がいるからその子に託すじゃんね☆今書いてるじゃんね☆
腐臭漂うオートマタに関しては碌な代物じゃないじゃんね☆まあでもがんがんに補正もあるし……いけるというか出来るじゃろって判断じゃんね☆
このキヴォトスには好感度次第だけどまあ一回限りの詰み防止用救済措置できる人がいるし……それに大人のカード切ってでも絶対生徒守るマンがいるから多分大丈夫じゃんね☆
このキヴォトスの聖杯戦争で配られた令呪は全員同じ規格じゃんね☆
令呪は三画、使い切っても信頼関係結べてれば裏切られる心配なし、ただ令呪が残っている状態で腕ごとだったり令呪その物を奪われるとマスター権がなくなる……じゃんね☆
- 1551じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 16:01:46
数は力じゃんね☆
ちょっとお答えするじゃんね☆
正直に言ってヘルタースケルターについてはめちゃめちゃ強くて頭抱えてるじゃんね☆
そりゃそうじゃんね☆キャスター陣営、敵の予定だったじゃんね☆
固定値30は強いじゃんね……ただ1の都合だったりゲームバランスに配慮して遊んでもらうのはそれはそれで申し訳ないじゃんね☆
またヘルタースケルターと戦闘システムに関しては少し調整いれたりするじゃんね☆そのことについては明日あたりに相談させて下さい……って感じじゃんね☆
みんながたくさんヘルタースケルター作ろうってなっても大丈夫なようなバランスに、そしてたくさん作った選択をした際には最終的に『作っておいて正解だった』と完結した時に思ってもらえるように今調整中じゃんね☆
心配してくれるコメントあったからお返事じゃんね☆ありがとね……じゃんね☆
1は大丈夫、気にせずみんながしたい事、やってみたい事をじゃんじゃん書いて欲しいじゃんね☆
もう前回のマリーちゃん戦の時みたいな情けない体たらくはないじゃんね☆がんばるじゃんね☆
黒服は泣いちゃうし自治区のど真ん中でそんな事になったらユウカちゃんも流石にどっちの事も庇いきれないじゃんね☆
そういう意味で拠点は廃墟だから戦闘しやすくて1的にはありがたいじゃんね☆
- 156二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 17:12:36
ナギサ様と喧嘩できずに人間不信拗らせたbad√も気になるな
今の貴女はファウストです。それが勝てない筈はありません - 157二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 17:42:41
アーサーが追っている存在がキヴォトスに現れるなら間違いなくキヴォトスの危機ではある
そうじゃなくても実は8騎目がいるとかあるのかな
サーヴァントのことを知った何者かがサーヴァントを召喚しててそのサーヴァントがこの聖杯戦争が起きるようにしたとか - 158二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 18:15:04
この聖杯戦争にはまだ謎が多いな
誰が聖杯戦争を起こす原因を作ったとか、魔力供給の仕組みなどこの聖杯戦争のシステムを作ったのは誰なのか
後、初期プロットってどんな感じだったんだろうな
プーサーが召喚されたことで完全にプロット終わったらしいけど - 1591じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:20:53
や、やっとライダー戦書けたじゃんね……
残りはもう書きながら投下じゃんね……
書くじゃんね……
その√も実はあるといえばあったじゃんね☆
そうなったら救済イベ挟むけど……それでも人間不信√になったらそれはもう半分鉄心じゃんね☆
ついに型月作品恒例の8騎目についての言及があったからお答えするじゃんね☆
このキヴォトスに8騎目のサーヴァントとそのマスターは現時点では存在しないじゃんね☆
安心してほしいじゃんね☆
謎については今日そのお話しまでいきたい……じゃんね☆
初期プロットは3つじゃんね☆
1つ目は舞台が型月世界だった時のアリスフィール・フォン・アインツベルンちゃんこと天童アリスちゃんが小聖杯の亜種聖杯戦争。
2つ目は聖遺物安価で葛籠が選ばれた時の紅閻魔ちゃんがペロロ様のキャラ弁作ってくれるゆるふわ聖杯料理戦争。
3つ目は円卓の欠片が選ばれた時に用意してた本命の、突然召喚されたサーヴァント達と一緒にその原因究明をする聖杯探索。
1が言ってた初期プロットは最後の一つの事じゃんね☆
今のセイバーになった瞬間消し飛ばされて残り滓だけになったじゃんね☆
- 1601じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:22:08
【7日目深夜・戦闘イベント】
【Recommend BGM……〈she did not answer〉】
キヴォトス『最大』級の陣営との戦い、その火蓋を切って落としたのは。
「くふふ、それじゃあ……遊ぼっか?」
先駆け、浅黄ムツキ。
陸八魔アルに命じられたのは、全七機のヘルタースケルターの足止め。その命を叶える為に、彼女は軽く爪先で地面を叩く。瞬間、滲む。
彼女の足元を魔力が赤々と照らし、そこから現れるのは、六頭の『オートマタ』。
「よぉっし!それじゃ皆……ぜぇんぶ食べちゃえ!」
まるでヘルタースケルターの数に合わせたかのように、いや実際にそうなのだろう。ムツキも合わせてヘルタースケルターと『同数』となるように、彼女はソレらを呼び出した。
「ヤメテ、ヤメテ」
ライダーの攻撃を阻害せんとその銃を構えたヘルタースケルターへとソレらは殺到する。なんら普通のオートマタと外見上は変わりない。だが、その動きと臭いは、『異様』だった。
「……ぅぷっ」
腐臭。
ヒフミ達を守るように前面へと展開しているヘルタースケルター達へ接敵したソレ等は、数メートル離れた場所にいるモモイの嗅覚を殴りつける。
強烈なまで『生き物が腐った臭い』。
臓腑を抉り、脳に指を突き立て、眼に針を刺す。
そう誤認させるまでにこびり付いた、空気を冒す澱んだ毒。
科学全盛のキヴォトスにおいてまず嗅ぐ事のない、けれど人の遺伝子に、本能に刻まれた知りもしない記憶を想起させる香り。
『生きながら死んでいく』、腐乱死体にならんとする者、そんな臭いであった。
当然免疫のないヒフミ達はその臭いを漂わせて現れた、見慣れている筈のオートマタに動揺を隠せず。 - 1611じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:23:02
まず、モモイがその強烈な悪臭に耐えかねてライダーへの『妨害』をしていた引き鉄から、その指を離して口元を手で覆った。
「モモイ……!?大丈夫ですか!?」
悲鳴に近い声をあげて、アリスは援護射撃を続けながらモモイへと駆け寄る。
幸いだったのは天童アリスにこの手の物への耐性がある事、今も銃口をヘルタースケルターへと向けて、腐乱臭を放って感情なく前進するオートマタに『敵』以上の感想は持たなかった。
「アルさん……っ!」
ヒフミもまた、決して影響がないわけではなかった。
臭い、臭い、臭い。
腐れた刺激臭が鼻を割かんとする。
それを無視して、ライダーの行動に対する『妨害』を行い続ける。
ヘルタースケルター達の銃撃は確かに邪魔をされている、妨害されている。
だがライダーへと届いている。
ならば重ねがけるようにヒフミもまたそれに続く事でセイバー達を援護せんとした。
そしてセイバー達もまた、その異変を感じ取っていた。
「……ッ!一体何をッ!?」
敵味方の銃弾入り乱れる戦場において、『筋力』を活かしてライダーへと痛撃を加えていく。
袈裟斬り。
跳ねる背筋と廻す大腰筋。間合いを知らせない鋭い巧手、風の剣舞。一撃で終わる事はなく、一手ずつ重ねていきライダーに小さくとも確実に傷を残していく。だが、強烈な違和感。腐臭、だけではない。
ムツキの呼び出した機械の兵士、それらがケセド戦で見た物と同規格であるにも関わらず、『何かが違う』とソレ等を目の端で捉えてからずっと警鐘が頭の中を鳴り響く。
だが、当然。
「───戦いの中で考え事だなんて、随分と余裕があるのですね?」 - 1621じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:24:04
その思考をライダーは咎める。
鉄杭による強襲。
そしてしなやかな四肢からの乱打。
風王結界によって見えない筈の剣の間合い、それを『知っている』かのように『魔力』を杭に纏わせて隙間を縫ってセイバーへと牙を剥く。
スウェーバック、ヘッドスリップ。
ただ素早く、ただ軽やかに。
されど空間移動を錯覚させる、ヒットアンドウェイによる高速戦は周囲のアスファルトを砕き、抉りながら、迎撃するセイバーと火花を散らし合う。
「なればこそ、我がいる」
剛力一擲。
その速さに追い縋り、見事な横槍を入れて魅せたのがキャスター。
その『筋力』たるや、このキヴォトスに集ったサーヴァントの中でも最高峰。
キャスターは特異な宝具、そしてスキル『機関の鎧』によって、凡そ通常の聖杯戦争で召喚できるサーヴァントの中でもトップクラスのステータスを誇る。
無論、彼の生前は戦士ではない。
ライダーのような人間とは一線を画す運動神経も、セイバーのような戦いに明け暮れた騎士としての技量も持ち合わせない。
故に、鈍器。
2mの身の丈と並ぶ、円錐の大槌による打撃。
それを演算によってライダーの予測位置に合わせて置くように振るう。
腕部、そして背部と脚部より蒸気を吹かせた科学技術。
経験も技術もなく、されど計算と科学によってキャスターは見事にトップサーヴァントの戦いに並び立っていた。
しかし演算、その一部では。
「(……ゴーレム、いや……使い魔か?ライダーめ、何を考えている。まるでヴィクターの……いや、違う。目の前のアレはもっと『悍ましい』ナニカだ)」 - 1631じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:24:42
過ぎるのは麗しい花嫁の姿。
虚な彼女に似た物を感じ取り、その計算結果を己自身で否定する。
計算材料が足りない。だがゴルゴネイオン、もしライダーがギリシャ神話の縁者であり、何より本当にゴルゴネイオンと繋がりがあるのならば。
「(嫌な予感がする……これは宝具を出し惜しみできないかもしれないね)」
「(───最悪の想定がいるな)」
奇しくも、『直感』と『演算』によって二騎のサーヴァントは目の前で対峙する敵への不吉な予感を募らせていった。
「アル様、あの……」
「ねぇ、様子見してていいの?社長」
「別に構わないわ───必要なら令呪を使えばいいんだもの」
陸八魔アルは嗤う。
左手に構えた銃を下ろして、右手の甲に口付けをする。
そこには六八の数字を冠す獣の頭骨が描かれていた。 - 1641じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:25:38
「キケン、キケン」
「モモイチャン、アリスチャン」
「マモルゾ、マモルゾ」
電子音と共にヘルタースケルターは行動を開始する。なりふり構う必要はないとライダーへの妨害を中断して、ひたすらに大口径の閃光を撒き散らす。
それにオートマタも迎撃の姿勢を見せた。けれど、彼らの動きは緩慢で、何より有機的だった。
最短距離を計測して的確に撃つ。
オートマタのその特性が何一つない、まるで調子の合わないまばらな連射と、狙い。
故障でもしたかのように、よたりよたりとヘルタースケルターへと歩く姿は産まれたての子鹿を思わせ。
そんな動きでは当然迎撃になぞなる筈もなく。
弾丸は鈍いを立ててオートマタの装甲を食い破る。内部から腐食していたのだろう、本来よりも遥かに早く引き千切れるようにして装甲は砕かれて。
「あーあ、ぜぇんぶ壊れちゃった」
「じゃっ!私休憩しよっと」
内部から黒く濁った『脂』のような液を撒き散らしながら倒れていく。
全六頭の機械の兵士、言うなれば『腐臭漂うオートマタ』はここで全てがその機能を停止して、暗がりでよく見えない内容物を溢していく。
一段と、腐臭が強くなる。
戦場の中心となるセイバー達の激しい動きで巻き上がるように、肺を冒し嗅覚へと爪を立てる毒はこの場にいる生徒達に『死』を確かに予感させる。 - 1651じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:26:24
「……大丈夫、やれるよ」
それを、才羽モモイは振り切る。
未だ手元はブレるが、腹の中の物を吐き出して頬を叩き、太ももに力を入れる。
その姿に、アリスもまた感化されて、ライダーへの『妨害』となる攻勢へと躍り出る。
「モモイっ!……分かりました。
アンデッドには───光属性の攻撃です!」
モモイが無理をしてでも立ち上がった、それを理解したアリスはその背を摩るのをやめて、光の剣を強く握りしめる。
光の剣はその出力から一撃は大きく、されど連射には適さない。
故に一撃。
渾身を込めた粒子の砲撃によって、影を踏む事すら叶わぬ三騎の戦場に風穴を開けんと狙いを定める。
『(キャスター……アリスが撃つ気だから、タイミング合わせて)』
『(承知した……お前もあまり無理をするな)』
『(だいじょーぶ。まだ、いけるよ)』
だが当然、戦場で待ってくれる筈もない。
チャージという隙で、そしてモモイ自身まだ復調しきったわけでない以上。
どうしても攻めの手は緩まる。
だが、足音は聞こえた。
「来てくれたんですねっ!───アズサちゃん!」
後ろを振り向く必要もない。
聞き馴染んだ5.56mmのマズルフラッシュに合わせた軽快な足音。
そのまま勢いをつけて滑るようにヒフミの横へと降り立ったのは彼女達の中ではアリスと並んで抜きん出た戦力であり。 - 1661じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:27:28
「お待たせ、ヒフミ……間に合って良かった!」
単独での対サーヴァント戦経験すら有する阿慈谷ヒフミの親友。
白洲アズサ。
愛銃「Et Omnia Vanitas」、それにエンジニア部が手掛けた『精密スコープ』を装備し、(1.いつもの制服、2.パジャマ、3.スカルマン着ぐるみパジャマ、4.ハナコプロデュースのネグリジェdice1d4=1 (1) )姿での参戦。
即座にそのスコープ越しにライダーを見据えてからの、息もつかせぬ『攻撃』。
弱点、人体の急所への的確な攻撃によるセイバー達二騎へのアシストとなり、アリスの砲撃を待つ時間を確実に確保する。
その銃火は戦況を優勢へと運ぶ福音。
誰の目から見てもその筈。だが、
「一人増えた……面倒だね」
「カヨコ課長、あのっ、やっぱり私達も……」
「いいっていいって、ハルカちゃん。アルちゃんどころか本当はライダーちゃん『一人でも十分』なんだから」
オートマタの全滅を受けて、いつの間にか後方のカヨコ達へと合流したムツキは軽く言ってのける。
朝日は東から昇るのと同じように、時が経てば夜になるの同じように。
セイバーとキャスター、二騎を相手取ってたった今も劣勢を強いられるライダーこそがこの戦場で最も『強い』と確信していた。
そして、その言葉は少しずつ姿を滲み出す。
- 1671じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:28:31
「驚きました、その身体でよく動きますね」
キャスターの大振りな攻撃。
跳び、叩き、振るい、砕かんとする鉄塊。
本来スキルによってその敏捷は下がってしまうが、それでも付与された二重の補正。
そしてモモイが施した『魂の改竄』によって、重装甲な見た目から想像できないほどの『敏捷』さを見せつける。
だがそれはライダーにとって言葉ほどの驚愕を与えはしない。
「ぐッ……ご、おぉ、……ォッ!」
瞬間の挙動。
それだけならばキャスターのそれはセイバーどころかライダーすら凌ぐだろう。
だがその速さをライダーは埋めてのける。
スキルでも宝具でもない。
純粋な戦闘の『勘』。
時に、格闘技経験者であれば一度は体験した事があるであろう。
思考よりも早く身体が反応して最適な一撃を放つ……そんな『勘』任せの攻撃を。
勘とは即ち、積み重ねた経験、体に覚えさせた体験による超高速の脊髄反射。
あの時はこうした、あの時はああしたら上手くいった、この時はこうしてしまったから敗北した。
そうして人は累積した過去の経験に基づいて、時として思考するより早く、最適な選択肢を手に入れる。
それが、戦闘における『勘』。
ライダーのそれは戦士としての鍛錬から生まれた物でも戦争で磨いた技術でもない。
ただ迫り来る侵略者をたった一人以外、皆殺しにし尽くす戦いを経て培った最適な己の肢体の動かした方。
身体内適応力、或いはボディコントロール。
その長い手脚を、優れた体幹を、高い身体能力を、どんな時・場所も問わず発揮できる程に完成されたコントロール技術と蓄積された『敵との戦い』の経験。
それによってライダーは己を圧倒するステータスのキャスター、その直線的な動きを封殺し、172cmという恵まれた体躯から放つ重たい一撃を鎧の奥へと通して確かに打ち込んでいく。
このままいけば、躍起になって蝶を捕まえようとする幼童のように、疲れ果て、いずれはキャスターの敗北となるだろう。
そう、一体一であるならば。 - 1681じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:30:31
「……ッ!『彼女』と同様に、やはり『貴方達』は面倒ですね……!」
風王、凱旋。
ライダーの踊るような一撃離脱とその動きに合わせて周囲を取り巻き肌を斬り抉らんとするかの如き鎖の包囲網。
それらを『敏捷』により掻い潜っての牽制。
ライダーの喉笛を切り裂かんと閃く風に、即座に彼女も後退。
「キャスターッ!そちらはッ!?」
「問題───ないッ!前を見よ、セイバー!」
睨み合いはごく短時間。
蒸気を連続して噴き上げてじぐざぐと低空飛行しての突貫を敢行するキャスターに合わせてセイバーも動く。
その挙動の大きさと出力から夜霧を生むキャスターに合わせて、風王結界の出力を調整し自身の視界を確保しながら駆け、斬り込む。
一閃、逆風。
重ねて、右薙。
転じて、左斬り上げ。
踏み込み、斬る。
ライダーの点から点へと移り動く超高速の機動に対して、確実に合わせ鋼鉄同士の悲鳴を廃墟に響かせる。
そして、受け回し。
火花を逬らせての攻防の最中、立ち位置を替えてキャスターの一撃を当てやすいように誘導。
ヒフミ達の援護、そして。 - 1691じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:32:12
『(撃つよ───今ッ!)』
『(承知……ッ!)』
『(セイバーさんっ!)』
『(ナイスタイミング……だッ!)』
天童アリスが引き鉄を引く刹那、二騎は念話による指示を受け合わせて反転。
キャスターは蒸気の逆噴射で僅か上空に。
セイバーはくるりと回転しながら身を投げて後退。
瞬間。
ライダーの居る空間に『空き』が生まれ。
「この一撃でッ……光よッ!」
放たれる奔流。
光の剣:スーパーノヴァの一撃。
それに包まれること数瞬。
全身に火傷痕を残すライダーへと、キャスターは再度の吶喊。
「鉄槌───一撃ッ!」
「くっ……か、は……ッ」
剛打。
ついにその一撃は届く。
確実に芯を捉えたそれはセイバーとの連携、アリスの砲撃、そしてアズサの追討によって更なるダメージを重ねていく。
けれど。
「(このまま押したいけば勝てる……その筈なのに。なんだこの、胸騒ぎは……?)」 - 1701じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:35:29
セイバーの脳裏に、胸中に。
痛むように焦りが奔る。
『直感』する、何かが可笑しい。
サーヴァント二騎、それに匹敵するキヴォトスの生徒による猛追。
間違いなくライダーの霊基へ痛打となった。
消滅と行かずとも、同じ状況ならセイバーは撤退すら視野に入れると考えて。
だからこそ焦燥感が、不安感で彼は苛む。
目の前に対峙し幽鬼の如くふらつく女が、未だ戦意を失っていない事を。
その『直感』は果たして。
「まだ踊り足りないけれど……そろそろいい頃合いかしら?」
正しかった。
「……ッ!ヒフミ、急いで拠点へ……ッ!」
「アリスよ、モモイを連れて離れよッ!」
軋む。
稲妻を撒き散らして騎兵から溢れる魔力。
瞬間、念話を使う事すらせず、はっきりと二騎は口に出して撤退を指示した。
だが。 - 1711じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:36:05
- 1721じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:37:26
ヒフミ達の判断は正しかった。
令呪。
その単語を聞いた瞬間に、切れるスキルを全て使用し、その恩恵によって向上した『耐久』を以ってして凌げという指示を念話で出しつつの後退。
この上なくマスターとして正しい状況判断、そして一瞬の行動。
「何人も───」
正しい選択だった。
その命を受けた二騎は魔力を、蒸気を放ちながら吶喊する。
間違いなく、今宵最高の出力であろう。
既にライダーは棒立ち。如何に優れた『耐久』であっても凌ぎ切れるはずはない。
「───私の前に立つな」
ただ一言。
静かな声が紡がれて、ヒフミ達の考えは捻り潰された。
「ぁ……ぇ……?」
ライダーの行動を咎めんと『妨害』の一手をしていた人差し指に力が入らなくなる。
引き鉄にかかったまま、動いてくれず。
そのまま、ヒフミ達を強烈な『圧力』が襲った。
原始、言葉とは『神秘』である。
人類が手にした叡智の始まりであり、その神秘性はサーヴァント達の知る神秘の荒廃した現代でもなお強く残っている。
ならば、これは。ただ一言、たったそれだけの『音』が。『空気』を揺さぶり『耳』を冒し。 - 1731じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 20:39:35
「……ぁ」
まずオートマタの腐臭で気分と体調を悪化させていたモモイが意識を刈り取られた。
「……ぅそだ……こんな、いや……ちが……ごめ、んなさい……まだむ……さお、り……だめ……し、て……」
次に全身を掻き抱くように、何かを思い出して怯えた眼をしたアズサが震えながら意識を手放した。
「あ、ずさ……ちゃんっ!……もも、いちゃん……っ!」
「くっ……これは空間自体、に?……損傷、なし……ですが測定値に、異常……がっ!」
残る二人、ヒフミとアリスにも異常はあった。
呼吸が出来ない。まるで粘性の高いプールにでも沈められたかのように、胸の上に高重量の重石でも重ねられたように。息をして、吐く、その単純動作すら早々に許されない程の『圧迫感』。否、『恐怖』。生物としての本能的な畏怖を呼び起こす一声に、誰も彼もが異常をきたす。
「……ッ!この、重圧……はッ!?」
「くッ……もたん、かッ」
「(サーヴァント……いやこの規格は……ッ!?)」
それでもなお、届く物はあった。
全てのスキルを切るという判断、そして。
「ガンバレ、ガンバレ。マケルナ、マモレ、マモッテ」
気付け薬のようにセイバー達の背中に放たれた弾丸。ヘルタースケルターからの援護射撃で、その脚に活力を漲らせ、もう一歩を踏み出し。
「残念ですね───もう少し早く令呪を切るべきでしたか」
ライダーへと最後の一撃を与えた。 - 1741じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 21:03:05
最後の攻防、それを制したのはセイバー達同盟陣営だった。
相手には手痛い傷を与え、モモイとアズサが失神した以外、セイバー達は無傷。
間違いのない勝利。
である筈なのに。
「動かん……かッ!」
「(魔眼、じゃない……これは神霊やその類の『権能』に近い……ッ)」
両騎共に片膝を突く。全身を苛む痛みと不安感。呪詛の類か、否。セイバーの推測通り、これは神域のスキル。文字通り生物種としての規模の違いが形となった『音』という名の支配。
故に勝者は膝をつき、敗者が頭上を見下ろすという構図が生まれる。
そして。
【Recommend BGM……〈the world is tumbling down〉】
「えー、もう終わり?なんかさぁ。つまんなくない?」
けらけらと笑う声。
もっと遊びたいと、少女は言って。
がりり親指を噛んで、千切れたそこから一雫。
血を地面へと注ぎ。
魔法陣が描かれて、九頭のオートマタが呼び出される。
「ムツキ、使いすぎ。勿体無いでしょ?」
「いいじゃん!いいじゃん!どうせこの大きな拠点まるごと貰っちゃうんでしょ?きっと中には山ほど資材あるから少しぐらい使っても大丈夫だよー!」
血泥から九頭の腐臭漂うオートマタが生まれる。
どくりどくりと黒い脂を垂れ流して。 - 1751じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 21:03:35
「7日間かけて用意した物よ。ムツキ、あまり無駄遣いはよしなさい」
「大丈夫だって!こんな広いとこ見て回ったら大変だしさ!怪物くん達に任せちゃおうって!」
その言葉に溜息を漏らしたアルは右手を振り、その影から八頭分の腕が伸びる。『魔術』による簡易的な召喚。
「それにほら、ミレニアムのちびっ子ちゃん倒れちゃったけどセイバーとキャスターはまだ元気そうだし───やるならきっちり殺さなきゃ」
「ムツキ課長……そ、そうですよね!殺さなきゃ、殺されちゃう……だから殺さなきゃ殺さなきゃ殺さなきゃ……ッ!」
叫ぶハルカは足を鳴らして、それに呼応して血のぬめりを見せる魔法陣から十頭のオートマタが召喚される。
「───そうね」
「社長……止めてよ」
「よく考えてみれば大した無駄遣いにはならないわ。もう妨害できるのはヒフミとそこの機械だけなら数ですり潰してからゆっくりライダーで始末すればいいもの」
その言葉に眉根を寄せてから、疲れたように肩を落としてカヨコもまた愛銃を空へと向けて空砲を一つ。それに呼応して、影がどろりと形を変えて六頭の悪意がまた産み落とされる。
「───さて、悪いけど」
総勢四十二の悪鬼、その軍勢。
腐臭を漂わせ、膝をつく両騎にじりりと迫る。
その手は無論、ヒフミ達へも伸びんと近寄る。
「貴女の願いはここでおしまいよ、ヒフミ」
それは濡れた決別だった。 - 1761じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 21:04:41
- 1771じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 21:24:44
【7日目夜・特殊イベント】
【廃墟・セイバー/キャスター同盟拠点】
勝利した、筈だった。
スキルだって全て使った、間違いなく勝った筈だった。
「ヤメテ、ヤメテ」
「タベナイd、タベn……i……デ」
「ニゲ……テ、ニ……g……」
「go……めん、n……あ……りs……ちゃ……」
咀嚼音が聞こえる。四つ這いになったオートマタが本来あるはずのない口を開いて、ヘルタースケルターさん達を『食べている』。
私たちを守ろうと動けなくなった囲まれかけた私達とセイバーさん達を庇って前にでた七機の彼等は。
後詰にいた三機のヘルタースケルターさん達に私達を託して壁となってくれて。
そんな彼等が食べられている。
「えー!?これだけの数しかいないの?7日しかなかったなら、もっと作ってるよね?」
「どうせまだいるでしょ……この場にいるのが十機……ああ、残りはもう3+dice1d7=1 (1) 機だけど。それなら後詰合わせて20機か、それともその倍ぐらいかな?」
「あ、ああアル様っ!やっぱり『もっと』呼び出すべきでは!?壊さなきゃ壊さなきゃ壊さなきゃ!」
破壊される。必死に抵抗する。銃を撃つ。銃を撃つ。
「やめて、やめて下さいっ!アル、可笑しいです!こんなの、いや……!アリスのお友達を!ヘルタースケルターさん達を食べないでっ!!」
撃つ、何度も、何度も。アリスちゃんの大砲も、私の銃も。撃って、何体もいつものようにオートマタを破壊してるのに。
「やめて?馬鹿ねアリス……戦争なんだから、もう止まれる筈ないでしょう?」
「……ひぅ」
息を呑む。
また彼女達の足元からdice7d7=7 1 7 6 7 3 7 (38) 『機』のオートマタが生まれる。這い出てくる。地面を這って、前が見えないように周囲を見渡して、動物のように四つ這いで駆け出して、壁となってくれてヘルタースケルターさん達へと群がる。
- 1781じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 21:41:22
「やだやだやだっ!やめて、助けてヒフミっ!助けてキャスター!助けてモモイ!起きて!起きて下さい!怖いです!アリスを助けてっ!!」
駄目だ、さっきまでの圧力もまだ消えていない。
なんとか動いていたけど、このたった数分の出来事で完全に足がすくんでしまった。
アズサちゃんもモモイちゃんも意識がない。私は圧力で動けない。アリスちゃんは完全に錯乱し始めてる。まずいです───。
「すまない、ヒフミ。ようや、く……落ち着いてきたかな」
「う、む……この重さにも慣れた、ところ……だッ」
「お二人とも……っ!」
2分足らずの惨劇に、対応しきれずにいて。
それで銃を撃ち続けたのは功を成した。セイバーさん達が立ち上がる時間を稼ぐ事が出来た。
「あ、立っち上がれてるじゃーん!」
「追撃をしませんでしたからね……カヨコ、回復感謝します」
「うん、もう大丈夫そうだね。社長、もう十分でしょ?さっさと宝具でもなんでも使って終わらせよう」
その言葉に私も頬を叩いて立ち上がる。
「ヘルタースケルターさん達、三人をお願いします───アリスちゃん、逃げて下さい」
「ぁ……ぇと、えと、……ひふ、み、?……ヒフミ助けて、下さい……?」
混乱してる、もう何を言ってるのかも分かってない様子だ。無理もない、あの七機の残骸が転がって、それを目の当たりにした。
まるで飢えた野犬が久しぶりの肉を食べたように、汚らしく、惨たらしく彼等は機械兵に咀嚼され続けている。
最後の一機も必死に抵抗しているのをねぶるように少しずつ壊されていって、そうしている間に私達が壊したdice1d42=23 (23) 機のオートマタなんて物の数でもないと言わんばかりの数が、少しずつ、包囲網を狭めている。
時間がない。
- 1791じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 22:01:04
「キャスターさん、退くタイミングはお任せします……『モモイちゃん』と皆んなをお願いします」
『(セイバーさん……宝具の準備を)』
念話と声、どちらもでこれからの事をお願いする。
最悪の場合、私はここで『脱落』だ。この前のマリーちゃんとの戦いの映像でアルさんが言った言葉。
『───ここで伊落マリーを殺しなさい』
あれが本当なら、きっと私も危ないかもしれない。
それでも『モモイちゃん』がいる、同じようにこの聖杯戦争を止めたいと言ってくれた、ハッピーエンドを目指そうと言ってくれた友達がいる。
なら、ここは。まだ動ける私が時間を稼ぐ。
「……アルさん」
「あら?何かしら……ヒフミ」
アリスちゃんの声は遠ざかっていく。ちょうど三機ヘルタースケルターさんが残ってくれてよかった。
「どうして……いえ、どんな願いがあってアルさんは戦うんですか?」
「あら愚問ね───聖杯、アレが欲しいのよ」
魔力を回す。私の魔力、それから持っているまだ名前の知らないオーパーツ。それらの魔力を感覚だけれどそれらを流していく。
「ただ、欲しいから……私の知っているアルさんはそれだけの理由で馬鹿みたいな真似、しませんよ」
「今際の世迷言、有り難く頂くわ。そしてお返しよ……知らなかった?貴女の知っている陸八魔アルは『全部』じゃない」
「そうだとしても、私は友達を信じてます……貴女は理由なくこんな事する人じゃない」
それでも僅かに足りない。
「……だとしたら?どんな理由なら納得するの?御涙頂戴の三文芝居がお好みかしら?素敵ね……理由があれば『殺していい』だなんて」
「アルさん達が泣かなきゃいけない理由があるのなら、私は納得して───それから止めます。その行動も、涙も」
「……ッ」 - 1801じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 22:10:02
深呼吸する。隔壁が降りた音がする。恐らく簡易的な物だろう。少なくともこれで後方の安全は確保された。残り57機のオートマタ、アルさん達4人、そして、ライダーさんを相手取るのに後ろを気にしてはいられない。
魔力が足りないからなんだというんでしょう、ここで何とかしなきゃいけないんです。
「……もう、やめよう社長。あの子、多分ここで脱落させないと面倒だよ」
「アル様……私がっ!」
勝たなきゃ、ここで。守らなきゃ、皆を。止めなきゃ、アルさんを。
間違いなくまだライダーさんは手の内を隠してる。
なんの躊躇もなくオートマタを呼び出してるのもそうだし、アルさんはライダーさんの戦闘能力をセイバーさんとキャスターさんを合わせても上だと見積もってる。令呪がどれぐらい持つのか、……。
『(セイバーさん……令呪、使います)』
『(君に任せる……大丈夫、必ず切り抜けて君を友達の元へと返す)』
『(えへへ……はいっ信じてます)』
───令呪を切ろう。
それなら宝具は打てる、この状況を打開できる筈。
まだ使った事のない右手の甲に刻まれたその刻印を左手でそっと隠すように包んで、決意を固める。
「黙っていなさい、ハルカ、カヨコ……どちらにせよ、敵は全員殺し尽くさなきゃいけない。私のすべき道はただそれだけよ」
「させません、アルさんに人殺しなんて……私が止めます」
「……出来るのかしら?数の利ぐらい、理解できるでしょう?それとも……打開できる宝具でも?」
宝具を打たせたい狙いでしょうか?カウンターのような宝具なのか……それとも宝具発動自体がデメリットかあるいはこちらの宝具ではこの状況を打開できないと知っているのか。
……どちらにせよ、やる事は変わらない。
「分かりません……でも」
「まだ本当のアルさんの『気持ち』を聞いていないのに、こんなところで止まれません、負けません。私は……必ずアルさんの本当の気持ちとちゃんとお話しして向き合って、こんな戦い終わらせたいんですっ!」
深呼吸する。スキルがなんだ、宝具がなんですか。サーヴァントが怖いとかそんなの私は言ってられないんです。友達がずっと暗い顔してるんです。人を、殺さなきゃと言っているんです。私の後ろにも守りたい友達がいるんです。
だからもう『恐怖』はない。 - 1811じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 22:25:05
右手の甲が疼く。左の掌で隠したそれに僅かに光が灯り出す。熱く、痛く、鋭く。全身に魔力が駆け巡り始める前兆を感じる。
「もうさ……やめよ、アルちゃん。あの子駄目だよ、多分終わらせてあげなきゃ、いつまでも私達の邪魔になる」
「……分かってるから、黙りなさいムツキ」
「はぁ……分かってないからさぁ……言ってるんじゃんッ!!」
だんと、ムツキさんが足踏みをして四つ這いだったオートマタが立ち上がり整列を成す。
まるでそれはストックを持ち、鈍器のように構えている。
「ここで殺さなきゃ駄目だよ、アルちゃん。アルちゃんがやらないなら、私がやる」
「ムツキ課長……いいえ、私がっ!」
「やめなよ、二人とも……でも、社長。私もムツキに賛成だよ。殺すかどうかはともかく、あの子は多分、ここで脱落させなきゃ駄目」
その言葉にアルさんは。
「……そうね。話はお仕舞い。第二ラウンド、始めましょうか」
右手で顔を覆いながら、そう小さく、でもはっきりと私に届くように言った。
「……ヒフミよ、問答は十分か?」
「すみません、キャスターさん。お待たせしましたか?」
「問題ない……お前は何も臆するな、必ず我がモモイの元にお前を連れて帰る」
「ありがとうございます」
雲海のように群れを成した赤黒く脈動するオートマタの軍勢。その先陣にいて静かにこちらを見ているライダーさんは眼帯をするりと取り外し、目を瞑っている。魔眼の用意、ですね。相手も先ほどは出し惜しみしたスキルも全部使うつもり、ですね。
ライダーさんからは紫電が溢れる。セイバーさんは風の勢いが徐々に弱まってまるでその剣の周りの空気が解けるように、でも反対に彼の周りは渦巻くように魔力が漲って。
互いが臨戦体制を取る。 - 1821じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 22:32:55
- 183二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:41:36
漁夫の利だぁー!
- 1841じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 22:49:14
「特別だぞ?ちょっぴり……本気だッ」
月明かりの下、誰かが跳ぶ。
御伽話の兎のように軽やかに月と重なるようにして。
至極色の戦衣装を纏った誰かが真紅の槍を携えて、夜の空に舞って。
「さあ、久方振りだ。影の国へ連れて行こう」
その槍は。
「蹴り穿つ死翔の槍───ッ!」
幾十にも矛先を『増やして』オートマタへと襲い掛かった。
土煙が晴れる。そこには、百舌鳥の早贄のように胸部を串刺しに、いえ、胸部だった場所にぽっかりと穴が空いて地面に倒れ伏したちょうど五十機のオートマタがあった。
「おや?少し逃したかな?」
「久々でしたからね、あちらを使われれば良かったのでは?」
「私の国にあんな不出来な物はいらん」
「クックックッ……それはそれは。さて」
思わず、腰の力が抜けてしまう。いつの間にかアルさん達はいなくなっていて、代わりにそこにいたのは。私に向かって相変わらず表情のよく分からない顔で笑っているのは。
「お久しぶりですね、阿慈谷ヒフミさん……お元気そうで何よりです」
「マスター、儂より前に立つでない……久しいな、セイバーのマスターよ。壮健であったか?」
聖杯戦争の監督役だと名乗った黒服さんと、彼をマスターと呼び、あの夜に私を殺そうとしたアサシン、さんだった。 - 1851じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 22:51:37
- 186二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:53:59
黒服だったか
- 187二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 22:56:14
やっぱ、聖杯戦争の監督役は信頼も信用もしちゃダメだな
- 1881じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 22:57:47
- 1891じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 23:26:44
「感謝するぞ……アサシンとそのマスターよ」
「うん?……ああ、よいよい。ライダー共が少々目に余ったからな。お主らはついでよ、ついでよ」
「ヒフミ、立てるかい?」
「あはは……ちょっと力抜けちゃっ……ひぅっ!?」
ま、ままままたです!また横抱きです!了承なく!信じられません!
「悪いけど、文句は聞かないよ───敵かどうかも分からない相手の前、だからね」
けれどセイバーさんは有無を言わさない様子で、私を横抱きにしつつも、しっかりと逆手に剣を持ったまま警戒している。
「ふむ、随分と警戒されていますね……貴方と言葉を交わすのは初めてになりますか。初めまして、私はこの聖杯戦争の監督役を勤めます───『黒服』とでもお呼び下さい」
「アサシンを引き連れて随分な挨拶だね───監督役がどういう了見だ、アサシンのマスター」
「クックックッ……これはこれは。私と彼女の関係はあくまでビジネスパートナー、必要に迫られて『マスター』の役を被っただけ。監督役こそが本業で間違いありませんからね……」
黒服さんの態度は相変わらず変わらない。表情も雰囲気も何一つ崩れる事なく、独特なペースで言葉をかき混ぜる。
「さて、今宵はもう遅いですから、我々も引くとしましょう……アサシン」
「ん?お前はもう帰るのか?私はセイバーのマスターともだが、あの勇ある少女の顔を覗いてから帰る。お前も気をつけて帰るといい」
「クックックッ……貴女も帰るのですよ、アサシン」
しっしっと犬かなにかを相手にするようにアサシンさんは手を払って、それに黒服さんは疲れた声を出している。表情や雰囲気が変わらない、と思いましたがアサシンさんを相手にする時は少し抜けたような空気になるみたいです。
「……まったく、軟弱な男だ」
「ええ、お恥ずかしい事ながら。では帰りをお供しても?」
「うん、許そう。というわけでだ、また来るとしようセイバー、そしてセイバーのマスターよ。次会う時はゆっくりと語らおう」
「あはは……勘弁して下さい」
思わず本音が出ちゃいます。いやだって私この人に殺されかけているんです。なんでこんな何もなかったと言わんばかりに爽やかに対応されているのでしょうか。 - 1901じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/18(日) 23:34:47
「さて、それではそろそろお暇しましょう……とはいえ、戦い疲れ極度の緊張にあった貴女に止めを刺すように現れてしまいましたからね」
「どうでしょう、一つ、或いは二つ」
「その程度であれば質問を受付ましょう」
彼はその罅を広げて弧を描いて。
「私に聞きたい事はありますか?」
「阿慈谷ヒフミさん」
笑顔を作ってみせた。
【安価です】
【黒服に聞きたい事を一つ、もしくは二つまで】
【無償で聞く事が出来ます】
【安価先>>195】
【それでは皆様】
【よい質問を】
- 191二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:46:09
聖杯戦争でマスターになるということに「殺し合いの参加者になる」こと以外の意味やデメリットは存在するのか
とかかな
少なくともマリーやトキが必死に脱落させてこようとしてる理由の一端は知りたい
あとは「聖杯ってそもそもどこにある何なのか」
大聖杯や器について知りたいけどヒフミが知ってる範囲だとこれくらいしか聞けないだろうし
便利屋が使ってる謎の力について聞くのもアリかな - 192二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:46:14
- 193二次元好きの匿名さん24/08/18(日) 23:48:48
サーヴァントを失ったマスターはどうなるのか
- 194二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:00:58
加速
- 195二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:01:11
- 1961じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/19(月) 00:05:32
- 1971じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/19(月) 00:27:39
『Q.この聖杯戦争のシステム自体に何か裏があったりするのか?そして自害させるメリットがないという事実について』
私が今この場で聞かなくてはいけない事。恐らく、目の前のこの大人は『嘘はつかない』が『全ては言わない』。なら、一つは大きく枠を取って少しでも情報を、もう一つは具体的に逃げ場がない事を。
だから───。
「質問したい事は二つです。一つは聖杯戦争のシステムについて……他のマスターの方達の動向が通常の聖杯戦争と比べて奇妙なんです。こちらのシステムに不備や裏はないのかどうか。もう一つは」
あまり気持ちの良い言葉ではない。出来るなら、その言葉や聞くのも口にするのも……そんな未来を考えるのだって嫌です。それでも聞かなきゃいけません。
「契約したサーヴァントを自害させるメリットがなく、私達マスターは『殺し合い』を強制させられる……その事実の確認を」
その二つの質問私は彼へと投げ掛けて、彼は。
「クッ……クックックッ。なるほどなるほど、それはまた」
「随分と調べられた物ですね。情報戦ではライダー陣営が最も優位かと思いましたが、いやはや、やはり貴女は侮れない」
笑っていた。痛快だと、心の底から『嬉しそうに』。
「いいでしょう。まず一つ目の質問についてですが……私にも『分かりません』」
「まずこのような不誠実な解答を『せざるを得ない』理由をご説明したいところですが、『時間』が足りません。ですから明瞭に一つだけ」
「この聖杯戦争で用意されたルールと聖杯について、我々の組織、ゲマトリアの人間はそのシステム構築に一切関与していない」
「謂わば自然発生した『事故』の副産物」
そう言って彼は表面上は変わらない言葉に、どこか苛立たしげな棘を潜ませて続けた。
「故に私は何も分かりません……ですが、それをよく知る研究者については知っています。もっとも彼を追うのは時間の無駄でしょう。我々の呼び掛けに応じないほどですから……ただ」
「彼、『フランシス』は失踪後に一つだけ手掛かりを残しました……それが第七のマスター」
「恐らく彼自身が召喚の手解きを行った最初にして最後のマスターである飛鳥馬トキさん。彼女達ならば何かを知っている、かもしれませんね」
そう言ってから彼はくるりと背中を向けた。
理解する、恐らくもう一つの問いの答えはもっとシンプルになると。 - 1981じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/19(月) 00:35:31
「さて、次で『監督役』として、『大人』としてお答えできる物は最後となりますでしょうか」
「サーヴァントを自害させる事のメリットはないのか……クックックッ」
彼は顔だけ振り向いて、嘲笑うように、諦観したようにこう答えた。
「勿論『あります』とも」
「サーヴァントを『自害』させた場合のみ」
「そのマスターは『次』のサーヴァントを召喚可能……いえ」
「強制的に召喚されます」
「この『聖杯戦争』のシステムは決してマスターを逃す事はありません、必ず犠牲者を生む」
「そういう風に出来ているのです」
それだけ言って彼は顔を背けた。
「む?もう話はよいか?……よし、ではな、セイバーとそのマスター。そしてキャスターよ。次は戦場で相見えよう」
「……今晩のはあくまでも今の質問に答えたのも『含めて』監督役としての勤め、取り立てて何か返礼を求めるつもりはありません───ただ」
立ち去ろうとあまりにも無防備に背中を向けた彼等は言葉を一度区切ってから。
「『取り引き』」
「それをお望みでしたらいつでも古聖堂へ」
「私は確かにアサシンのマスターですが、可能な限りは監督役としての『義務』を果たす……そのつもりです」
そう言って彼らは姿を消した。 - 1991じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/19(月) 00:50:34
【7日目夜・⬛︎⬛︎イベント】
【トリニティ自治区・通功の古聖堂】
荒々しい息が聞こえる。粘ついた嘔吐、否、血を吐く音がする。繰り返し、繰り返し。痛みに呻く男の声がした。
「……どれ、薬だ」
「クッ、クックッ……これ、はこれは……感謝しますよ、アサシン」
息も絶え絶えといった様子の男は震える手で女から注射器を受け取り己の首筋を刺す。一秒、そしてまた一秒と、力の込められない指先で必死に針管が折れぬようにとプランジャーをのろのろと押し込んで。
「……ハァ」
数秒かけて息を整えた。
「やれやれ、よくもまぁあれだけセイバー達の前で取り繕ったものよ……魔力による過負荷反応、それが宝具発動してすぐに発症したというのにな。うん、その点は褒めてやろう」
「……クックッ、貴女にそう言って頂けるのなら、十分に誤魔化せたでしょう」
「うむ、及第点をくれてやろう……貴様が私の『マスター』になると名乗り出た時はどう縊り殺すか悩んだ物だが、まあ猶予はやってもよい」
「クックックッ……それはまた、なんとも恐ろしい」
彼らは笑う。痛みもある、苦しみもある。死の予感すら感じ取っている。だが、それでも。
「とはいえ猶予を頂けたのは幸いです……私はまだ死ぬわけにはいきません」
「ふむ……聞こうか。何故だ?」
その問いに、男は笑いを止め、どうしようもなく焦がれるようにして。男は切望するように、空の星に手を伸ばすように。
「クックックッ……彼の真似事、ですよ。えぇただの『大人の責任』……いえこれは」
「───大人の⬛︎⬛︎、ですからね」
そう言い切ったのを、女だけが聞いていた。 - 2001じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/19(月) 00:56:04
- 201二次元好きの匿名さん24/08/19(月) 00:57:00
なるほど。黒服も魔力の供給路としての負荷は受けてる感じか
- 2021じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/19(月) 01:04:01
【7日目/8日目深夜・特殊イベント】
【Recommend BGM……〈記憶の回廊〉】
落ちる、堕ちる、墜ちる。
どっぷりと疲れに浸り、微睡みに包まれて。
ゆらり、くらり、ぐずり。
底のない場所へと墜落していく。
どこまでも深く、ただ深く。
落ちて、堕ちて、墜ちて。
気づいたら『其処』にいた。
まず最初に思ったのは、空が広いということ。
トリニティは古い建物が多いけれど、やっぱりそこそこビルもあって。D.U.にも高い建物は多い。
だからこんな風に広く、どこまでも見渡せる空を見るのはアビドスに行って以来で。
けれどここはあの砂漠とは違った。
小高い丘の上、ヒースが風に吹かれて踊っている。柔らかい風が頬に当たれば瑞々しい新緑の香りを教えてくれて、それにどこか潮騒の名残りもある。
森が、海が近いのだと。そう感じた。
何処なのか、なんてのは分からない。ただ夢なのだという自覚だけはあって。
私は、丘陵を歩き始める。
息は切れず、ただ疲れは知らない。はてと、思う。ここに来る前、私は何をしていたのだろう。
確かすごく疲れ切っていたような気がする。だというのに、今は体が驚くほど軽かった。
足首にも届かないような柔らかな葉の絨毯を進んでいく。
誰にも会わず、一人歩いて、歩いて、その先で。
───彼がいた。 - 2031じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/19(月) 01:24:11
鎧、は着ていない。簡素な服を着ている。古めかしいチュニックに長ズボン。そんな衣装だ。こちらから見える彼の横顔は緊張しているけれど、今よりどこか幼く見えた。まるで、私と同級生なんじゃないかと、そう思わせて。
それから、じっくり彼の顔を見ていた事に気づいてなんとなく気恥ずかしさを感じて、視線をずらすとソレが目に入った。
多分、剣、なのだと思います。
豪奢な装飾や宝石が嵌め込まれた、一目で貴重な物だと分かるそれ。
そんな物が無造作に地面……いえ、岩へと突き刺さってセイバーさんの前に鎮座している。
彼はそれを緊張と諦観と希望と、そして『覚悟』が入り混じった表情で見つめている。
それは神聖な雰囲気で、どこまでも厳かで。
そして何故かすごく寂しかった。
彼が、どこか遠くへ行ってしまう。
そんな気がした。
だから、私は声をかけようとして。
『それを手にするのなら、きちんと考えたほうがいい』
小さな声が、澄んだ青空の中で一つ。
いつの間にか背中から抱きすくめるように彼の首に細い腕が回されていて。
真っ白な妖精が一人、彼の耳元で囁いていた。
どこまで清楚で、潔白で、清廉で。
それでいて淫靡で、退廃として、嬌艶で。
祈るように喘ぐように、語るように歌うように。
彼女は言祝ぐ。
『それを手にしたが最後───君は人間ではなくなるよ』
そう告げたその時、彼女の瞳は。
私を見つめていた。 - 2041じゃんね☆◆cbItSHG.3g24/08/19(月) 01:34:15