後藤健二

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後藤健二
@kenjigotoip
ジャーナリスト
tokyoipgoto.comJoined February 2010

後藤健二’s posts

目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。-そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった。
そう、取材現場に涙はいらない。ただ、ありのままを克明に記録し、人の愚かさや醜さ、理不尽さ、悲哀、命の危機を伝えることが使命だ。でも、つらいものはつらい。胸が締め付けられる。声に出して、自分に言い聞かせないとやってられない。
ジャーナリズムに関して、もう欧米と比べるのはやめた方が良い。虚しいだけで何より無意味。情報を受け取る個人の問題。日本にジャーナリズムが存在しえないことやフリーランサーの地位が低いのは、3/11の前からわかっていたこと。今ある結果として変えられなかったことは自戒すべきことと思う。
世界市場では、待っていても何も起こらない。最初の一歩は自らが踏み出さないと。この日本国では、待っていたらこのザマなのですから。子どもを大事にしない政府や国に未来なし。
言葉は不思議です。メッセージを伝えるには限界があると完全に思っていたのに、センテンスの持つ響きによって"心"は伝わる。しかもストレートな方が誠実だ。食べ物を美味しいと言ってたらふく食べれらる幸せ、その時を共有できる幸せや感動。
はじめまして。僕たちも大きな地図というか地球儀を作ろうとしているんですよ。親しい者同士かは全くわかりませんが、地球という星の上に自分が居て、彼らもいる-そのことを知るきっかけになってくれると思います。
子どもたちと食べるカレーのおいしいこと。それに、独りであんなによく眠れたのは、もういつ以来だろう?子どもがベッド脇に起こしに来てくれる幸せ…
寂しさや侘しさ、不安に押しつぶされなければ、孤独も生きていく上での「必然」なのかもしれない。
何もできないのか何もやろうとしないのか?日本のアートやデザイン界の力ってこんなものだったのかなあ…。何かやっていても伝わってこないというのはやっていることにインパクトがないということ。ずっと考えている、アートやデザインが子どもたちとどう関わりあえるのかを。
何のために伝える仕事をしているのか?と思う人たちの多い中で、本当にヒューマンな人を認識すると心から嬉しいし、ほっとする。形は違っても、目的と想いは同じ。「無視しない者たち」。
なんで、こう気の入っていない、杓子定規に仕事してる人間が多いのだろう、この国は。相手のことなど一切頭にない。心の貧困、頭の貧困、精神まで貧しくなっていくのか…
「大人の枠」っていうのかなあ、なんだか急に見えるようになった。逆に「自分の枠」が見えるようになったからか?枠を超えようとするのと、自分の土俵で勝負するのと、どっちが有意義なのか?単純な疑問から、純粋な想いから、一生懸命行動する人が一番強いな。
今回は、、、必死でした。爆撃や砲撃の下で生きる-自分の身体がバラバラになって飛び散るのをイメージしたのは初めてのことでした。
「いじめ」ではないね。抵抗できない支援学校の子どもたちを「攻撃する」-これはもう犯罪の域だ。
マスメディアは「ウソではないよね」というエクスキューズの上にニュースをセレクトしている。一般市民の皆さんは分かっていたのでしょうが、今回ははっきりと明確に実感できたのではないでしょうか。ちょこちょこ出される情報にも注意。全体感を見失う。
「イエロー・ジャーナリズム」という言葉を本当に久方ぶりに思い出す。メディアは自身が混乱していることに気がついていないのか、気がつかないふりをしているのか?もはや樹海の中に僅かに点在する本来のジャーナリズム。
いじめ問題が各地で噴出。いじめは生徒間で起こっているだけではない。教師による生徒への暴力、過剰な体罰、脅迫めいた言葉がけ等も紛れもない「いじめ」だ。愛情と献身が必要な支援学校(埼玉県三郷)で起こっている恐ろしい出来事。。。
シリア問題だけに人道問題が集中しているわけではない。南スーダンだって、南アだって、ミャンマーにだってあるだろうが。
Dear 皆さん、まさに無差別殺人と私も感じました。それに、必ず画家になる、と言った少女マラック、頑張れ!!
なんか…東京というか、日本全体なのかなぁ。どうしちまったんだ?なんでも暑さのせいにしているように見える。言葉、服装、行動、考え方、どれもズレを感じる。周囲の目を気にしないのと、自由であるということは違うと思うのだが。ハードロッカーを観たせいかなぁ…
普天間-まさか本当にこんな結末を迎えるとは…。沖縄の戦争は終わっていないし、日本の戦後整理も、実は何も片付いていなかった。非核三原則も上面だけだった。シャトルに乗せてもらって喜んでいる場合なのかな?
東京。各国語が飛び交う街で静かに進む「革命」の準備。ここで言う「革命」とは現状を壊し変革して、新しい価値観を創造すること。壊すだけなら「戦争」だ。
報道ステーション-今夜シリア アレッポで暮らす市民や子ども達を最新映像伝えます。ショッキングな部分もあるかもしれませんが彼らのメッセージをどうか受けとって下さい。
「後藤さんの仕事と、どのように違うのですか?」と鋭い質問を受けて以来、ウィキリークスがとても気になる今日この頃。やはりあったか、日本の安保理常任理事国入りに関する米中間の公電。面白すぎる。外交や世界情勢に無関心を装うのは、もういい加減やめた方がいい。
報道ステーション、始まりました!シリアで空から降ってくるのはタル爆弾。。。それも視界の良くなる晴れの日が一番恐ろしい。
ようやく一応ゴールした。人を簡単に切る組織の人間の言うことは絶対に信用できない。さらに、追い討ちをかける言葉と状況…言葉がない。明日か…
さてさて、明日から巡礼、行商とも言おうか。心を「無」にして、人と相対したい。そうでなくてはならない。何があっても、感謝の気持ちをもっ行こう
美しい白とブルー。その内に燃え宿る真朱色の生命、そして、様々な感情を映し出す彩色、計算された配分…“色に命をふき込む”こうづなかばの世界。線は全く違うのに、ヴラマンクの絵を前にして似たものを感じた。どちらも“人”は登場しないのに、日常の生や息使いを感じるからだ。
INFORMATION 大変急ですが、今夜、テレビ朝日『報道ステーション』にてシリア最新報告を放送します。 お時間がございましたらご覧いただければ幸甚です。 インデペンデント・プレス 後藤健二
エストニア。独立直後の地獄、失敗を繰り返しながらも新しい社会作りに精力を傾けた人たち。生きているうちに、一つの国や人たちの成長過程を体感できることがなんと幸せなことか-ジャーナリストの8年間。本放送を観ている間に涙が出た。出会った人、支えてくれた人たちに感謝します。
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大変憤りをおぼえる出来事です。これが先進国日本の民度かと思うとこの国に生まれたことが情けなくなります。記者が掘り起こしてくれなければ世に問われることのなかった問題です。素晴らしい取材でしたし、継続取材に期待しています。
本日の報道ステーションで現地からお伝えします。上手く繋がることを祈って信じています。皆さんの眼でご覧いただいて判断していただければと。
東日本大震災 ユニセフ緊急人道支援の記録です。 http://www.youtube.com/user/unicefjapannatcom ここから、子どもたちへの本当の支援が始まります。日本の子どもたちも世界の子どもたちも、平等で同じ権利を持っています。
twitterが変わった。こうしたサービスは変化が速くてなかなか対応できない。日本はなんでも急。消費者や使う側が知らないうちにいろいろ急に変わっていく。でも世界標準じゃない…これが日本型社会主義。
【告知】シリア取材に入ります。最新の動画編集アプリSnapcastで、可能な限りところどころ、30秒ほどの簡単なレポートを入れながら取材していきます。リンクはこちら- youtube.com/watch?v=QkknN6… どこまで皆さんにお伝えできるか、現場の空気が伝えられたら。
みんなが1人1人その瞬間を楽しんで、それが仕事になる。笑顔がある、痛快な出来事。周囲がそうだととても豊かな感じがする。プロローグなのかエピローグなのか、自分の人生は良く分からない。久しぶりのSAINT ESTEPHE 2005, 飾らない口当たりがいい。
東京。何故、こんなに余裕がないのか?皆が"嵐"を待っている、革命的な"乱"を。けして悲観することはない。5年目となった人権授業講演。質の高い中学校三年生たち。彼女たちにとって世界は近い。実際の経験はこれからであっても-。
アンネ・ゾフィー・ムター、昔から生で聞いてみたかったが、昨晩まさかの一期一会。ブラームス・ソナタ全曲演奏は清廉な音の連続を紡ぐ高度な技。完璧とは何か、余裕、経験、歴史とは何か、答えが目の前に提示された。conti serristori chianti classico 2004
仙台市内。三連休の初日、郊外のモールに買い出しにきた人々。無料バス、静かに並ぶ人たち、地割れたバスターミナルや地下鉄の階段、駅前駐車場には一台の車も止まっていない。整備されたゴーストタウン…。どこかに似ていると思ったら、ハリケーン・カトリーナの後のニューオーリンズだった。
もうひとつの被爆地・広島で行われていたノーベル平和賞受賞者サミット。マザーテレサ生誕百年に想いを馳せたい- http://www.youtube.com/watch?v=c7GhyHbT3j0 -長崎で、この曲を素晴らしい聖歌隊と心優しき歌姫の混声で聞けたことに感謝。
ユニセフの支援物資のコンボイに同乗して、東北自動車道を北上中。 「災害派遣」の自衛隊車両と「わ」ナンバーで荷物を満載したバンが目立つ。 一方、南下してくるトラックが多い。支援物資や機材を届けて戻るのか-。 福島県内に入った途端、道路の状態が悪い。所々で補修作業をしている。
ここの秋はいつも清々しく美しい。雲間から覗く青空、よそ見せずに歩く人々、川沿いの公園、緑の木漏れ日。。。
Chateau Prat de Cest corbieres 2007 言いたくない、知らせたくない味と価格。だけど、言いふらしたくなるのが人情ってもの。ブラームスの2番が似合う君はまだ見ぬ原石なのか、日常を気取らぬ人格の良さか?
チュニジア-革命で「ゼロ」になったところから、衝突しながらも徐々に社会システムが整備されつつある。誰もが主役であり、自らの足で全く価値観の異なってしまった新しい社会で声を発している。この生命力。この自決力。「将来きっとより良い生活ができる」と自信を持って語れる所以だな。
重くて嵩張る三脚、機材を詰め込んだカメラバックのカートの車輪は回るというより滑る。1人、電車での移動は人目から逃れられない。周りもちらりと見る程度だし、撮影中も「なに撮ってんのかな?」くらいのもの。だが、なぜか視線は冷たく厳しい。
これから、早朝ロケハン。やはり眠い。 今日は「国際ジャーナル講座」の第二回目。「経済戦争」の時代~紛争を生むメカニズムと貧困が破壊する人間性~。教えるこちらも勉強になる
24時間以上経っているのに、体の震えと心臓の鼓動が収まらない。何故だろう?単なる飲み過ぎか、言い知れぬ不安か、疲れか...
悲劇的なまでの経験ある人員の不足と、国、県レベルのリーダーシップの欠如…。 午後一時、岩手盛岡行きの高速バスに乗り込む。 災害派遣の自衛隊車両、救急消防車両は東京―宮城間より多い。
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  え!?高津さんお誕生日。何も言わなかったから、、、っていう歳でもないか。でも「この世に生まれて来てくれてありがとう」です、やはり。パレスチナ・ガザでは、母親を一番に敬えと言われましたよ。あの子たちにも等しく親の愛がいつも与えられますように。
ヴァンショーを電子レンジで作ってみた。大好き。これが風邪に効いたと思う。しかし、このワインは美味すぎた。CHATEAU DE GRATIAS 2007 CORBIERES. さすが我的1,500円以下ワイン・ランキング不動のNO.1。ホント、ムーチョ・グラシアス(フレンチなのに)
eyes@長崎に触れてくれた人、応援してくれた方々、驚きと優しさをくれた子ども達へ、感謝を込めてこの曲を送ります。"Standing on the Promises" http://www.youtube.com/watch?v=lofNq0U2xk0 次なる約束の地へ向かって-
はじめまして。僕たちも大きな地図というか地球儀を作ろうとしているんですよ。親しい者同士かは全くわかりませんが、地球という星の上に自分が居て、彼らもいる-そのことを知るきっかけになってくれると思います。
ついに解禁!独り言は独り言だと思い、人様に聞かせるものではないと思っていましたが…最近逢う人たちから「読んでいる」と言われ、もういいかなぁとあいなりました。が、頑固な性格ゆえ、これからも独り言/press roomで言えないことをつぶやくということで通させていただきます。
午前三時、酔いざましも兼ねてホテルまで歩く。初めは右へ左へ酩酊状態。車はない。明かりもほとんどない。静寂の長崎市街。まっすぐ歩けるようになった時、なぜか、カブールの砂埃と灰の匂いがした。
「湧き出るオーラでセキュリティをスルーしたい」-ああ、わかるこの想い。なぜかなぁ、いつかできそうな気がする。あの人も僕も。
ベルリオーズの幻想交響曲 作品14~ある芸術家の生涯の挿話~。おぉ、1974、75年の録音とある。やっぱりなあ。
偉大なる雲-夕陽は溶鉱炉の中で燃えていた。水平線上には夕焼けが残っているけれど、一面の雲のせいで今宵の空は夜の闇。もちろん月など見えない。ここへ来て初めてか、こんなまともな夜。あぁ、あの時、後部座席に寝ながら、車窓から眺めたのも雲だったなあ。
Replying to
これ、すごい。通常だとあり得ないことだから。物事はやってしまえば、実は通ってしまうことってあります。取材現場での心持としては、とても重要です。答えを勝手に決めつけないこと。まず、当事者に聞いてみなくてはわからない。そして彼らの言葉で語ってもらう。
北京オリンピックの時はグルジア紛争、今回のW杯時にはキルギス暴動…何故このタイミング?こうしたことの裏には必ず扇動する者たちがいる。今回のキルギスもやはりそうだった。暫定政府に反対する勢力-暴動が起こる理由は常にあった、そこに武器と金と渡す者たちが繋がっていく。
いよいよ、薬がないとダメになってきた。困ったものだ。こみ上げるバクバク感。泳げば、止まるかな。なんだろおか、いったい?
少しづつ枯れていく花を見ていると、逆に命の息使いを感じる。broken boy, よかったね。さて、風が気持ちいい時間になってきた。今夕、ワミーWSスペースは南仏の海辺の町に居るみたいだ。
パキスタンでの自爆テロ。イランへの経済制裁。イスラエルとパレスチナの握手。北朝鮮からのメッセージ。高まる円高気配…日本の行く末は見えない。
実際「目次」だよね。現場経験のある記者が少なくなってきた。アブラがのってまさにこれからって人たちが「デスク」に収まり、自分では作らなくなる組織環境がそうさせるのだが、結局その人次第ってとこもある。結局「あなたの望んだ事」なんだと思う。