私はもう一つ、原理的には変更可能だけれど、現実にはほんの少しづつしか変わらない「人間性の在り様」と言う変数を変えようとこだわり過ぎている点もあるのではないかと思っています。 誤解されていそうですが、私はあらゆる差別はそれは無くなった方が良いと思っています。 一方で、差別意識と言うのは帰属意識の裏返しだとも思います。タイガースファンは、タイガースが好きであればこそ、多少なりともジャイアンツファンをいけ好かないと思っていますし、逆もまたしかりです。それを差別意識と言うなら差別意識と言えます。しかし、タイガースファンがジャイアンツファンに完全に共感し、全く何の反感も覚えない様になったら、それはもうタイガースファンではありません。人は何かの集団に属し、その集団に帰属意識を持ち、愛し、アイデンティティの一部としていればこそ、集団外の人に一定の反感を持ちます。恐らくそれが、「人間性の在り様」から生じる差別意識の源泉だと思います。 そして仰る通り現在の社会は主権国家と言う極めて強固な集団を軸に形成され、更にその国家の中に多様な集団が存在し、人は何らかの集団に属して生きています。そうである以上、帰属意識の裏返しである差別意識と、その表出たる差別を完全に消し去る事は困難で、無理にそれをしようとすると、人の「人間性の在り様」を直ちに大きく変更する事を求め、其れが出来ない事に苛立って人と社会を罵倒し、人のアイデンティティの重要な一部である帰属意識そのものを否定する事になってしまいます。その様な主張は、理想としては良いのかもしれませんが、多くの人の共感を得る事は困難でしょう。「人間性の在り様」は、本質的にほんの少しづつしか変わらないものなのであり、それを変える為には、一歩ずつ、息の長い、現実的な努力を続ける事が必要だと思います。 我々は理想は理想として持ちながらしかし、変わる変数、変わるけれどほんの少しずつしか変わらない変数、変えられる変数を区別して、現実の世界に現実的に対峙する必要があると思います。
Quote
Dr. Naoko Hashimoto 橋本直子
@NaokoScalise
(私を含め)リベラルが敗け続けてしまう理由の一つもコレ
かもと思ってる。 入管・外国人関連で言えば、 ①国際社会は基本的に主権国家から成り、主権国家は国境管理の権利を(原則)排他的に持ってる ➁少なくとも今の国会は与党が圧倒的議席数を握ってる 要はこの二つの定数を踏まえどう戦えるか。 x.com/pocomi_chi/sta…
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