毎年この時期になると 「戦争は嫌だったが言えなかった」とか言い出す証言が出てくる。嘘ばっかついて! 1942年4月の衆議院総選挙では466議席中381議席が「戦争賛成」を公約にした候補者の当選で占められ、戦争の予算案を可決した! 後になって「実は反対だった」と嘘つくのもいい加減にしろよ! 戦前の日本も現在の日本もな、予算を国会で可決しなければ銃弾1発とて買えんわけじゃ。 確かに戦前は天皇大権というものがあり、 帝国憲法で 「憲法上の大権による既定の歳出および法律上の義務による歳出」 は議会とは関係なく予算を通せたが、 それで可決できたのは対外債務の利子支払(条約締結は天皇大権)と特定の公務員の給料支払いだけじゃ! 実際、第4回帝国議会(1892年)では、 政府が軍艦の新規建造予算を提出したが、議員らから反対され頓挫した。 そこで明治天皇が 「じゃあ宮廷費と公務員の給与を削減するから…」 という和協の詔勅(建艦詔勅)を出されて、それでなんとかなったことがある。 戦争というのは確かに天皇大権でやるものだが、新しくやるものなので「既定歳出」ではないからな。 どうしても納税者である国民が選んだ議会の予算可決が必要じゃ。 そこで、日本がアメリカとイギリスと新しく戦争を始めた約5ヶ月後に、 衆議院を解散して国民に信を問うたわけだ。 結果、投票率83.15%と最高水準で、 圧倒的多数の「戦争賛成」を得た。 こうして政府は米英戦に必要な予算を通して、戦争を続けたわけじゃ! もちろん全員が戦争に賛成していたわけではない。 安倍晋三総理の父方祖父安倍寛は、戦争反対を公約にして衆議院議員に当選したし、 また戦後、大日本愛国党をつくった赤尾敏も戦争反対を公約にして衆議院議員に当選した。 「右翼のくせに親米?」とか言う声があるが、馬鹿たれ! 右翼だからこそ親米親英なんじゃ! だから、英米との戦争に戦争中から反対していたんじゃ! つまり、戦争中の日本では、戦争に反対する政治的自由が憲法で保障されていたわけだ。 もちろん、不当な弾圧もあった。 実際、鹿児島県では、戦争反対派の候補者に不当な弾圧が加えられたとして、 大審院(当時の最高裁)が、「選挙無効」の判決を下し、 1945年3月20日にやり直し衆議院議員選挙が執行されている。 1945年3月20日にだぞ!? 大日本帝国が如何に民主主義国家であったかわかる。 結果どうなったと思う? 日本各地で空襲がされ、硫黄島が陥落し、特攻隊が出撃し、学徒兵が次々と戦死していた頃じゃ。 やり直し選挙の結果、 戦争賛成派が4名全員当選した。 全員当選じゃ。 いかに民意は戦争を望んでいたかわかる。 まあ鹿児島県では平成になっても不正選挙で大騒ぎになった事件が起きているから、不正選挙が起きたことと戦争はそもそも関係ない。 あのな、「アメリカに勝てるわけない」とか、あの戦争はそういう話しではない。 あの戦争は、欧米列強による植民地支配と人種差別をぶっ潰すための戦争なんじゃ。 勝てる勝てないではない! もし、戦後言われるように石油だけ目的に戦争をしたならば、 そんなのナチスにボコされたオランダの植民地だけ襲えばいいだけ。 石油が沢山でるのはオランダ植民地のパレンバンなんだから。 でも、日本は石油がでないフィリピン(アメリカ植民地)にも攻撃をした。 英米に戦争をふっかけた! それはな、戦争の大義と目的が「人種差別撤廃」にあったからだ! 東南アジアから欧米列強を叩き出す戦争だったからだ! 国力の差が? 知るか! 数百万の命を使って一矢報いたんだ! だから、みんな戦争に賛成した! 戦争に反対していたのは 「植民地支配も相続財産の一部だと言えるため武力行使でそれを終わらせるのは如何なものか」と考えていた保守だけじゃ! いいか! 戦争に賛成していたくせに、 戦後になったら戦争に反対していたというのは強烈に卑怯だから止めろ! 戦争に負けたことを恥じるな! 日本は戦争には負けたが、戦争目的は果たしている! みよ! 今のアジアを! 植民地がどこにある? マレーシア国首相マハティールの言葉を引用する。 「日本の戦争責任を問うならば、非人間的な支配と簒奪を続けた欧米宗主国の責任はどうなるのだ。大日本帝国が来たことで植民地支配から解放され近代化がもたらされたのだ」 もう恥じるな。私たち日本人は立派なことをした! みんなの意見を聞かせてな! ところで私が書いた『われ、正気か!』という本は、日本がなぜあの戦争をしたのか歴史的背景をわかりやすく、地元の言葉、広島弁で解説した。誇るべき歴史がそこにある。 写真は、アイス食べてるわたし! 読んで深く知り一緒に日本を守ろうな! amzn.asia/d/0F6WSxq 電子版も各社ある! 地元図書館や学校にリクエストして応援してな! 文章が気に入ったらフォローしてな!