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47年の時を超え 中身は… 小学校でタイムカプセル開封【岩手・一戸町】

 岩手県一戸町の小学校で、47年前に埋められたタイムカプセルが開封されました。半世紀近い時を超えて、懐かしい思い出が蘇ります。

 一戸町の小鳥谷小学校に集まったのは、およそ50人の卒業生たち。小鳥谷小学校では47年前に創立100周年の事業で全校児童が寄せ書きなどをドラム缶に入れた「タイムカプセル」を校庭に埋めました。

 本来、3年後の創立150周年で開封する予定でしたが、来年3月末で小学校が閉校することが決まり、14日開封されました。

 長年土に埋まっていたからか、中には水が入り込んでしまっていました。それでも諦めず、水を捨てて中身を取り出します。

 すると、当時の6年生の寄せ書きが見つかりました。これには卒業生も興奮を隠せない様子です。

 タイムカプセルからは体操服や手形なども見つかりました。47年前、6年生だった児童は、59歳に。思い出を語りあいながら懐かしそうに当時を振り返っていました。

 今回見つかった品々は乾燥させるなどして小学校の行事で展示する予定だということです。