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奈良のニュース
県立奈良高校 創立100周年 旧校舎のシンボル生まれ変わる 「竪義の庭」完成
2024.08.10 18:41

 県立奈良高校の創立100周年記念事業の一環として、新たな中庭が整備され10日、完成披露会が開かれました。


 こちらが新しく整備された「竪義の庭」です。

 奈良高校は2022年に、法蓮校舎から現在の校舎に移転されましたが、旧校舎の中庭は、仏教の僧侶が学ぶ儀式にちなみ「竪義の庭」として親しまれていました。

 今回、創立100周年の記念事業の一環として、卒業生の一人である、一級建築士の居場英則さんらが中心となり、現在の校舎に新しく整備されました。

 庭を設計した建築士・居場英則さん(卒業生)は「学生たちが、いろいろな活動をしたり、昼にランチを食べたりとか、そういう使われている状況を見ると、設計者としてうれしく思っています」と話しました。


 一角には、旧校舎から移築されたプラトンとアリストテレスの像もたたずみます。


 10日は、ダンス部や書道部のパフォーマンスも行われ、披露会に華を添えました。

 奈良高校では今後、地域の交流の場としても活用できればとしています。