用語
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地名
静海道(Shizukaidō prefecture)
最北かつ最大の都道府県。
約7万8000平方キロメートルの広大な本島と無数の離島で構成される。約540万人の人口の3割以上が内幌都市圏に偏っており、地域ごとの人口・経済格差が大きい。
独自の発展を遂げた先住民族がいる一方、明治初期の開拓以来全国や諸外国から開拓使と共に異文化が流入したため多様な文化を持つ。国内有数の第一次産業地帯としても知られるが、内地や隣国への人や資本の流出が激しく存続が危ぶまれている。
静海道全域地図。赤は当wiki内で言及のある市町村。
内幌市(Naihoro city)
静海道の都道府県庁所在地。
190万人の人口を有する政令指定都市だが、この規模の大都市としては異例とも言える豪雪地帯で、より寒冷なカナダのモントリオールや新ソ連のレニングラードを降雪量で上回る。また都市部と天然の森林・山岳地帯が隣接する特異な地理形態で、市街地には住処を追われた狐、鹿、熊など様々な物が出没する。
内幌市全域地図。
- 豊原川(Toyohara River)
内幌市を縦断する一級河川。日本三大河川の1つに数えられる道内最大の河川・幌内川の支流。
内幌市はこの川が形成した扇状地に出来た街であり、市の象徴であると同時に市民の憩いの場でもある。
豊原区(Toyohara ward)
内幌市の中央に位置する行政区。市内を縦断する豊原川から名付けられた。
静海道庁などもある内幌市の中心街。大泊公園を中心に市街地が広がっている。静海道に詳しくない人でも、赤レンガ(旧静海道庁舎)や時計台、日本三大歓楽街の一つに数えられる真岡野と言えばピンとくるほどの観光名所。
- 大泊公園(Ōdomari Park)
内幌市を横断する都市計画道路に沿って作られた特殊公園。市のランドマークにもなっている電波塔を起点に西に伸びており、市役所や静海道庁をはじめとした内幌都心はこれを中心に広がっている。- 真岡野(Maokano)
日本三大歓楽街の一つ。アジア最北の歓楽街とも称され、飲食店やカラオケ、夜のお店等が並ぶ。
他の多くの歓楽街に比して治安が良いのも特徴だが、アグホイ商会が静海道支部を構えて非合法ビジネスを展開するようになってから少しずつ悪化が見られ始めている。近年の再開発で建ったビルのいくつかはアグホイの勢力下にある。- 市立内幌病院
- 豊原西駅
市立内幌病院の最寄り駅。
三ノ郷区(Sannosato ward)
豊原区の北に位置する区。南端は豊原区と接しており、内幌市の玄関口である内幌駅は豊原区との境界線上に位置する。
2000年代に現駅舎の建設を中心に再開発が進み、中心街である豊原区を差し置いて最も栄える区になった。三六グループ各企業の本社や静海道大学、大規模な電気街などが立ち並び、人や物、情報が集まる。
- 内幌駅
静海道の各主要都市や空港に接続する内幌市の拠点駅。駅ビルは三六地所が設計し所有している。
東側の一際目立つオフィスビルは三六グループの三大中核企業の一つ「三六商事」の本社機能を備え、建造物としても道内一の高さを誇る。- 静海道大学
- 国立大学法人静海道教育大学附属内幌小学校
- 三六重工業 本社
- 三六ユナイテッド・フィナンシャル 本店
- 三六電機 本社
- 三六地所 本社
- 三六自動車 本社
- 静海日動火災保険 本社
ほか
真富内区(Matonnai ward)
内幌市の南西に位置する行政区。内幌市の面積の半分以上を占める。
ロープウェイやスキー場で有名な敷香山を始めほとんどが山林地帯。1972年にニュータウンとして整備され、現在も当時建てられた競技場を含む広大な敷地が真富内公園として残されている。
市街地は豊原川を境に区役所や駅のある東岸、川沿いに商業施設が並ぶ西岸に分かれている。
■豊原川東岸
- 真富内区役所
- 内幌市営地下鉄 南北線 真富内駅
- 真富内公園
- 光輪大橋
真富内公園内に架かる、豊原川の両岸を結ぶ橋。因みに支流の真富内川には光輪小橋が架かっている。- 一八丘
真富内公園の南、真富内市街地を見下ろす豊原川沿いの小高い丘にある高級住宅街。
水無瀬邸を頂点に三六上層部や関係者の自宅や別荘が斜面沿いに並ぶ光景は、さながら水無瀬一族の城下町。- 水無瀬邸
水無瀬与太郎および万央、玲愛の邸宅。一八丘の最奥、最も高い位置に建ち、内幌市街地と真富内区の大自然を一望できる。
居住施設、文化施設、運動施設の三棟を連絡橋で結んだメタボリズム様式の建物で、家主である水無瀬家や邸内で働く使用人の部屋、講堂、研修・会議室、体育館や25mプール、シコルスキー S-70ヘリが発着可能なヘリパッドまで備える。- 児童養護施設にそろもしり
■豊原川西岸
- 敷香山(Mount Shisuka)
- 内幌市立敷香高等学校
鈴谷川市(Suzuyagawa city)
静海道の北中部に位置する市。
鵜城市(Ushiro city)
静海道東南の半島に位置する港町。
"市"としては国内最東端の行政単位。隣接する島嶼部は新ソ連に実効支配されており、漁船の拿捕などの事件が頻発する。甘古の出身地。
白縫町(Shiranui town)
静海道の南央に位置する沿岸の町。
静海道が日本領となる以前から住んでいた先住民族の文化が色濃く残る町。夏星の出身地らしい。
教育機関
内幌市立敷香高等学校
豊原川沿いに立つ公立高等学校。略称は敷香高校。
道内の地方、道外各地や海外からの入学・転入生を積極的に受け入れるオープンな姿勢と「静海道一変わり者の多い進学校」とも称される自由な校風が特徴で、一見何をしているのか分かりづらい物も含め部活動や同好会が多く、制服や頭髪も生徒個人の判断で幅広く融通が利く。
学生デイケア
心療内科で行われる「通所リハビリテーション」という考え方を学校現場に取り入れるという趣旨の集まり。
養護教諭の指導の下で運営され、一応敷香高校の正式な部活動として登録されている。保健室登校の生徒や学校内に居場所のないいわゆる「ぼっち」の生徒への居場所の提供、登校動機の確保・維持、コミュニケーション能力の向上などを目的としている。
利用者は利用者であり「部員」としてはカウントされないため正式な部員は名桜実樹一人しかおらず、部としての登録に必要な人数と活動場所を確保するためマンガ・イラスト部との合同サークルという形で存在している。その影響で実施されるプログラムも創作活動に類する内容の物が多い。
マンガ・イラスト部
漫画やイラストなどの創作活動を主軸とする部活動。
多様な人材を受け入れており、アニメーターを目指して勉強する者、衣装を自作してコスプレをする者など、各々が思い思いの活動をしているほか、他の部活動や教員からイラストやデザインの製作を依頼される事もあり、その収入も正式な部費として計上されている。
陸上部
その名の通り長/短距離走や跳躍、投擲などの陸上競技を行う部活動。
人気が高く、敷香高校最大の部で多数の実績を誇る。学校側も力を入れて支援しており、他校から特別待遇制度で転入してきた部員も多い。
創楽部
ロックやジャズなど多様なスクールバンドを抱える部活動。最も多いのはロックバンド。
訓覇雛子が入部したが、顧問を務める教員が学校側の指示で顧問をしており、軽音楽には興味がなくロックの欠片もない権威的な性格だったためわずか一日で退部した。
通信・情報部
実際に動くアプリやゲームを製作しながらプログラミングを学ぶ部活動という事になっているが、その実態は生徒会執行部が校内で諜報活動を行う為の外局である。
部員の半分以上が生徒会役員で、裏では諜報装備の調達・運用や学校内外へのクラッキングによる情報収集、そうして集められた膨大な情報を管理・精査する分析AI「ニコライII」の運用を行っている。
帰宅部
部活動や同好会に所属していない生徒を指す俗語。
敷香高校は部活動への所属が強制ではないため、このような層は一定数存在する。入りたい部活がない、人付き合いが嫌い、勉学に集中したい、アルバイトが忙しい、単に面倒くさいなど理由は人によりけりだが、そもそも部活動の発足条件や活動内容などの規約が緩く好きな事をやりやすい上、そうした居場所のない者の受け皿まで備えた本校でこうした選択をする者は少ない。
なお学生デイケアの利用者は厳密には部活動に所属している訳ではないが、当wikiでは帰宅部としてはカウントしない。
生徒会執行部
敷香高校の生徒会。
公立の進学校としては異例の自由度の高さを特徴とする敷香高校だが、自由を前提とした社会集団では「何をしても構わない」という拡大解釈をする者も当然現れる。そうした増長が積み重なれば校内外でのいじめや生徒間の金銭等のトラブル、非行や刑事犯罪などに発展する恐れがあり、他者の権利や法律を犯すだけでなく、規制を増やし学校の特徴である自由を狭める結果にもなる。
この問題に対し敷香高校では「生徒の自由は生徒達自身に守らせる」という立場を取り、生徒個々人の自由を可能な限り尊重しつつ公序良俗に反する行為を取り締まる義務と権限を生徒会に付与している。彼女らの任務は一般生徒に溶け込み、他者の権利や生命・財産または学校の品位を毀損する行為を内偵・報告・阻止する事であり、これを遂行する為に全生徒会役員がカメラや盗聴器を携帯し情報を収集する他、各部活動にも1人以上が密偵として入部している (*1)。
なお、役員人事権は生徒会長に一任されており (*2)、薬物犯罪の現場となりうるトイレや更衣室も捜査範囲となる事から生徒会役員の9割は女子生徒で構成される (*3)。また密偵として送り込む関係上生徒会名簿は当の役員と教職員にしか公開されず、生徒会長や風紀委員のような一目瞭然の者を除いて誰が生徒会役員なのか一般生徒には分からないようになっている徹底ぶり。
これらの活動は風紀科による公的な取り締まりを除き全て内密に行われるため、ほとんどの生徒は何も知らないまま卒業する。
学生自治同盟
生徒会へ不信感情を抱く層から発生した非公認組織。
マンガ・イラスト部のケーニヒ、陸上部の力合が中心となって発足した。学習指導要領に基づき飽くまで学校・教職員の管理下にある生徒会に対し、生徒主体による運営を目的としており、一時は一般生徒の支持を集めた事で生徒会に代わる自治組織となるが…
内幌市立真富内さくら小学校
真富内区役所の南の住宅街に立つ公立小学校。略称は真富内さくら小。
"にそろ"は本校の学区内にあり、"にそろ"の子ども達はここへ通う。
国立大学法人静海道教育大学附属内幌小学校
三ノ郷区の北端に立つ国立大学・静海道教育大学内幌校に隣接する附属校。略称は附属内幌小。
静海道大学
内幌駅の北西に立つ国立大学。旧帝国大学の一つで、静海道最高学府。
国立大学法人鈴谷川医科大学
1970年代の一県一医大構想の下に鈴谷川市に設置された医学系単科大学。略称は鈴谷川医大。
訓覇はここへ進学させようとする両親の圧力を避けて内幌市に来た。
静海道立白縫高等学校
白縫町唯一の公立高校。略称は白縫高校。
静海道きっての武闘派校。伝統的な学ランが特徴だが、ちゃんと着ている者はほぼいない。夏星の出身校らしく、彼が敷香高校の制服の上から羽織っている長ランやボロボロの学帽はここの物。
組織
公益財団法人フェレシュテ(Ferishte Foundation)
内幌市に本拠を構える非営利団体。通称フェレシュテ財団。
かつて内幌市に在住した資産家エドウィン・A・ショーンバーグ(Edwin A Schonberg)の遺産を元に1969年に設立された。子どもや若者の支援と機会均等の実現を目的としており、様々な困難を抱える子どもへの医療・経済的支援、児童養護施設や特別支援学校の運営、またそうした福祉事業に従事する後進の育成などを行っている。財団の養護施設に共通する特徴として、自然との触れ合いが健全な心身を育成するという氏の理念に基づき、敷地の大部分は人工樹林と花壇が並ぶ公園のような造りになっている
にそろもしり(Nisor Mosir)
フェレシュテ財団が運営する小規模児童養護施設の一つ。真富内区役所の近く、地下鉄駅から歩いて数分の場所にある。通称"にそろ"。
予算・人員ともに不足気味で、一介の高校生に過ぎない実樹たちボランティアの手伝いによってようやく成り立っている。こうした非公式の手伝いの存在を知っているのは、実樹たち自身や施設の子どもなど限られた人物だけであり、他のマンガ・イラスト部員や夏星の親友もこの事実は知らない。
建物はかつて開拓使の庁舎として建てられ、晩年のショーンバーグ氏が保有していた洋館を改築して使っている。敷地の北側は人工湖川を有する広大な公園区画が占めており、私有地として部外者の立ち入りは制限されている。
モデルはエドウィン・ダン記念館および記念公園だが、記念館と公園南部の遊具の位置関係が南北に逆転している。
- 職員:籠手田明依(施設長兼児童指導員)、小西志門(栄養士)、黒田真秀(保育士、パート職員)、名桜実樹、北梛航太、狩生夏星、歳内れるや(以上4名ボランティア)
- 入居者:籠手田明依(宿直員)、大村湊太、高山那南、有馬風斗、ミルチア・エリアーデ
三六グループ(Mitsuroku Group)
商業、金融、保険業、重工業など様々な事業を展開する一大コングロマリット。1876年に大阪府で水無瀬商会として発足し急成長した三六財閥が母体で、戦後の財閥解体の後、分散した傘下の中核企業が戦禍の小さかった内幌市に移転・再結集したのが始まり。過去・現在ともに政財界に絶大な影響力を持っており (*4)、本拠のある静海道においては「三六とは静海道そのものである」と称されるほど道政や経済にまで根付いている。
財閥解体後の一時期を除き、歴代会長は水無瀬一族による世襲制 (*5)。元々が水無瀬家の絶大なカリスマ性によって維持されてきた組織であり、グループの再結集も財閥家族に対する各種制限が撤廃される事を見越し、最終的には水無瀬が再び主要株主となる前提で行われた。この事から当グループを史上唯一の「復活した財閥」とする見方もあり、傘下企業の重役にも水無瀬家やその分家といった関係者が多い。
アグホイ商会(Aghoy Company)
表向きは真っ当な商社だが、実態は銃火器 (*6)や盗難車の取引から非合法のカジノや風俗店の運営、密入国の仲介など、内幌市内の違法産業の元締めを行うマフィアに近く、既に裏社会では暴力団以上の影響力を持つ。
社名の「アグホイ」はフィリピンのビサヤ地方サマル州に棲むと言い伝えられる妖精の名に由来する。16世紀から同国に入植した西洋人に似た姿をしており、不思議で便利な道具をプレゼントしてくれるが、これを使った物は必ず不幸な目に遭うという。
歳内は紅留に養育された身であり、当商会においては非常に顔が利く。
アスワン小隊(Aswang Unit)
歳内れるやが率いるアグホイ商会の偽造チームの秘匿名。アグホイ商会の息がかかった無数の犯罪組織の一つで、公文書の偽造や整形屋の仲介をシノギにしている。
"小隊長"歳内を始め非常に優れた技術の持ち主が揃っており、戸籍から医療機関の受診記録、銀行口座まで完璧に用意する事で公記録上にしか存在しない架空の人物を作り出す事さえ可能。顧客はこうした記録と"元の自分"の死亡証明を買う事で全くの別人として生きる事が出来る。隊の通称「アスワン」はフィリピンの民間伝承に登場する吸血鬼の名に由来する。人間や獣の姿に変身するとされ、文字通り全く架空の人間に"変身"できる隊の技術の高さをこれになぞらえて付けられたものである。
新ソ連から亡命した劉定遠(美唄田リア)もこの隊の顧客の一人。
頂武(Ding-wu)
新ソ連の諜報機関。党中央委員会の管轄にあり、旧KGBや中央統戦部の流れを組む。「頂武」は飽くまで換喩であり、CIAの「カンパニー」、KGBの「ツェントル」「ジェーツキー・ミールの隣」等に相当する隠語である。
個人や法人を介した浸透戦術を重視しており、局員や(自覚の有無にかかわらず)協力者となっている者は世界中の公機関から企業、コミュニティ、一般市民に紛れ込んでいるとされる。ヌサンタラ・ソビエト社会主義共和国やマジャル人民ソビエト共和国、マラガシ・ソビエト社会主義共和国など、この組織主導による民意の扇動やインフラ投資等の債務超過により武力を一切用いる事なく併合され新ソ連構成国となった国家もある。一方で留歌和の旧友ミハイルが巻き込まれたビシュケクのテロ事件を未然に察知・阻止できないなど、その行動や実力には不可解な点も散見される。
その他の用語
レッドアイス(Red Ice)
新ソ連のソフトウェア企業が運営する、ソーシャルネットワーキングサービスとソーシャルゲームの中間のようなスマートフォンアプリ。共産圏を除く世界中で絶大な人気を誇っており (*8)、水無瀬万央や訓覇雛子のように本アプリで有名になったインフルエンサーも多数存在する。統括プロデューサーは劉定遠。
萌え系の女の子や美男子が銃や剣を持って戦い、その過程でプレイヤーはキャラクターと疑似的に友好を深めていく…と書けばよくあるソーシャルゲームだが、このアプリの最大の特徴はゲームを実況して配信できる機能があらかじめ組み込まれている点にある (*9)。またキャラゲー部分とは別に、いわゆる"石"に相当するアイテム「クリスタル」を用いることで「フィード」と呼ばれる1分未満の動画を投稿することが可能 (*10)。クリスタルは課金のほかメインおよびサブクエスト、限定イベント等のクリア、キャラとの友好度が最大になる、フィードを一定数視聴する等で入手できる。さらに再生回数やフォロワー数等、実況機能やフィードで一定の成果を手にしたユーザーには「ゴールドスター」と呼ばれる称号が与えられ、広告塔として実況動画やフィードをアプリの宣伝に使ってもらう他、姿出しやアバターでの実況を行っている者は自分をモデルにしたキャラを実装してもらう事も可能になる。
昨今のサブカルチャー人気と現代人の承認欲求に寄り添ったコンセプトで人気を博し新ソ連国内で爆発的に流行したが、あまりに多くの人民が熱中し過ぎため労働者の生産性が低下した事で当局に規制され、統括プロデューサーの定遠も国家に対するサボタージュの疑いで免職、当局から追われる身となってしまった。一方当局は何食わぬ顔でこれを各国向けにローカライズして輸出し、資本主義国の生産性低下と外貨獲得の手段として利用している。
なおキャラゲー部分の制作にあたって定遠は日本のサブカルチャーの強みを徹底的に研究させており、キャラデザインや世界観が和ゲーやアニメに酷似している他、キャラの名前も大半が日本人的なものになっており、新ソ連に悪印象を持つ者でも日本製と誤認し愛用している例が多い (*11)。因みに敷香高校生徒会では情報漏洩に対する潜在的なリスク排除のため、生徒会役員のレッドアイス使用を全面禁止している。
- 利用者(キャラゲー層):水無瀬万央(ゴ、実)、北梛航太、エリカ・ケーニヒ、訓覇雛子(ゴ、実)、八有槻芹宗、妃瑪アリスほか
- 利用者(フィード層):水無瀬万央(ゴ)、エリカ・ケーニヒ、摂津春花(視)、北梛航太(視)、訓覇雛子(ゴ)、八有槻芹宗(視)、由丹子・ライダー、黒田真秀(視)、妃瑪アリスほか
ゴ=ゴールドスター獲得者、実=キャラゲー実況者、視=フィードの視聴のみの利用
セリバシアン(Celibacian)
今世紀の始めにある学会によって提唱された、存在すら疑わしい新たな生物学的性。先天性疾患などが認められないにもかかわらず生殖器や乳房、内分泌物の差異といった男女を決定付ける外科・内科的な特徴が一切ない者を指し、染色体検査やテストステロン値測定などあらゆる方法を用いても性別を断定できないらしい。まれに自らを男女どちらかと位置付けている場合もあるが、ほとんどは性自認を持たず、必ずアセクシュアル(無性欲・無性愛)であるという。実例も、明確な根拠もないため似非科学としてさえ誰も取り合わなかったが、公になっていないだけで実例と呼べる者はあるいは既に存在しているのかも知れない。
スイール・ショック
(執筆中)
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- 【*1】 入部させるのに適当な役員がいない場合などには対象の部の既存部員を外部協力者とする場合もある。
- 【*2】 希望者への面接の後に入学前の書類やニコライIIのデータを精査して可否を判断するのが原則だが、有用な人材は生徒会長自ら勧誘する場合もある。
- 【*3】 普通に考えれば女子が男子の裸を覗く事も十分問題となりうるはずだが、その辺りが考慮された痕跡はない。
- 【*4】 街でよく見かける軽自動車から、午後のひと時によく合う紅茶飲料、誰もが利用した事があるであろう青いコンビニ、果てはその辺の窓ガラスに至るまで元を辿れば三六の傘下企業に行き着くという具合に、この国で生活する限り関わらない事はまずないだろう。
- 【*5】 これにより、ある代の会長が持っていた遺伝性の疾患を当代の娘の万央に至るまで受け継いでしまっている。
- 【*6】 軍や警察組織からの横流し品を含む。
- 【*7】 尤も国営企業は国営企業であり、頂武と組織的な繋がりがある訳ではないが。
- 【*8】 最近ではある合衆国の大統領が選挙期間中に若年層の有権者を取り込むために公式に実況プレイ動画を上げて話題になった。
- 【*9】 実況の方法は声のみの他、端末のインカメラで自分を映す、アバターを用意するかゲーム内で作って使用するなど様々。
- 【*10】 本ゲームやその実況と関係のない物でもよい。内容はダンス、無駄なライフハック、何かの解説、日常の出来事を撮影しただけの物など人によりけり。
- 【*11】 この進出を皮切りに現在のサブカルチャー市場は国外勢が席巻しており、この国もコンテンツの一大輸出国から輸入国へと転落している。
- 最終更新:2024-08-14 14:56:16