噂のエヴォルツィオーネ! ・A工房のBBSにも遊びにきていただいている、SEVENさんから、PALにDIOのエンジンを搭載した「パル・エヴォルツィオーネ」のレポートをいただきました!
・PALはDIO系のメットインタイプの1世代前にあたるDJ1・G’以前の構造を継承したモデルで、やりかたによってはG’と同等のものができるかも?という面白いもののうえ、安価なオバサン向けスクーターとしてけっこう長期間生産されてタマ数もそれなりに豊富!
・ただフレームが軽くて良いですが、もともとのエンジンはショボいので、DIOのエンジンを搭載してみます。これにちょっとした工夫が要るのですが、それを含めSEVENさんのレポートを拝見しましょう!
 
パル・エヴォを作ろうと思ったのは パックスクラブがベースのジーダッシュにAF18Eが載っているのなら AF05E搭載の車種には比較的簡単にAF18Eのスワップが出来るのでは? と考えていたところにあさのさんの「あさのエボ」の存在がヒントになり 制作を決意しました
製作を企画中、「第1回まったりSS1/32オフ」を見学 その帰り道、パルで走行中、参加者のズーク&モトコにブッちぎられたのが 制作への後押しにもなりました(笑
 
ハンガーはあさのさんとグッピさんに提供していただき、応用が利きそうな AF18用の初期型ハンガー(?)をベースにエンジンハンガーを制作 縦ディオはハンガーの車体側の受けが右にオフセットしているので 車体のほぼセンターに受けが位置するパルフレームに対応するため ハンガー車体側の左側を切りつめました、精一杯左を切りつめた後は パルのハンガー受けの幅に対応するよう右側を少々削りました 制作途中の写真を見るとほぼセンターが出てますが、幸いな偶然です(笑

しかし、AF18Eをパルに搭載すると、サスの車体側の受けが内側にずれてしまいます そして、サスの長さはライブ用ノーマル310mm+60mmアダプターで 車高を調整、結構レイダウンするのでエンジンシュラウドの一部をカットする必要があります
ちなみにセンタースタンドは使用出来なくなります
なお、スロットルワイヤはAF27用を使用、長さに無理も無く オイルポンプも使用し分離給油でした 他、リアブレーキワイヤもAF27用を使用しています |
 

エンジンはパルスポンプ用の取り出し口を耐ガスチューブにネジでメクラをしました キャブはPE20でデイトナインマニに付いてる負圧コック用ニップルより負圧を取って コックを作動させ、エンジンは駆動系チューンにオクムラスポーツマフラー ヘッド0.5mm面研、ギア、シリンダ(あさのさんより提供のZX用)はノータッチです 「第2回まったりSS1/32オフ」に参加。タイムは5、595でした・・イマイチです
配線に関してはあさのさんの助言によりエンジン側の配線のカプラーを パル(車体側)の配線に合わせギボシで制作。問題なく始動しました セルは搭載していませんが配線を整えればセルの使用も問題なく出来るはずです。
走行において、ハンガーのストッパーにラバーなどを装着していないため、乗った状態では 結構振動が伝わってきます、また、太くなる社外Rサスは干渉する箇所などが多く 装着は断念しました、コーナリング性能に関してはライブSTDサスに素ライブ用Fフォーク に剛性の弱いフレームに重量級のライダーのためコーナリング性能は低かったです
前足に関してはインナーカウルカットが面倒&パルの顔が好きなので素ライブのF回りをステム ごと丸々移植しました
外装は後期型パルをペースにモールと取っ払い初期型風にして、R回りはルーカステールを使用 ウィンカーはカウル内に納めたかったのですが、入りきらずエーモンステーテクノロジー により(笑)ウィンカーは外側に追い出されました(笑 他、干渉した箇所や取り外しで面倒な箇所はカウルをカットしています
 
今、現在、パル・エヴォは出来に納得が出来ず解体しました しかし、着々とエヴォルツィオーネも水面下で企画進行中です HDサスに社外Rサス、アルミホイールにGダッシュエンジンといった感じで考えています
なお、パル・エヴォルッツィオーネはあさのさんとグッピさんをはじめ 数々の協力をもとに完成したモノです、皆様に感謝いたします。
 | ちなみに写真のAF27はスクーターを弄り始めた頃の状態です 今はもっと大人しくて小技と箱を備えた姿になっています(笑
|  | CRMは高校時代、週末は峠通いの一番イケイケな時期の愛機です 初膝擦りもCRM。下手なNチビを追い回して遊んでました 写真は後輩に流し撮りしてもらったお気に入りの一枚です |
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・というわけで!SEVENさんからのレポートでした! 現在は解体されているそうですが、是非また拝んでみたいものです。将来計画に期待です!!
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