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沖田さんと勝手場と時々猫(笑)/Novel by 厠段だら羽織沖田

沖田さんと勝手場と時々猫(笑)

9,172 character(s)18 mins

2015/05/13 Wed 00:46
沖田さんと勝手場と時々猫(笑)

新選組と沖田さんと猫さんのお話です。
少し早いですが…。土方さんのお誕生日なので…。
ここにおいておきます。
この物語は2015年5月13日FC2のブログに
紡いだ物語です。

私の絵や小説が苦手地雷でしたらスルーして下さいね。
プロの文字書きの炙り烏賊という輩に
「あのクオリティ。有り得ない。そう思いたいと」暴言吐かれたので
貼っておきます。
pixivに刀剣乱舞の小説あります。炙り烏賊です。
確認してみて下さい。Twitterもあります。
アンチストーカー様。作品をあげる度にブクマ外しはおやめ下さい。迷惑です。
「どこに嫉妬する要素があるのか全くわからないのだが自分がおかしいのか?
あのクオリティなのにそれを仕事にしてるような
匂わせしてるけど有り得ない
一応書く仕事させてもらってる自分から見たら信じられない
流石にあの匂わせを信じる人はいないと思いたい」←炙り烏賊談

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2015/05/13 Wed 00:46
沖田さんと勝手場と時々猫(笑)

□ここは、新選組幹部隊士の皆様方、沖田さんが住んでいる
 新選組の屯所西本願寺様です。
 満開の桜の咲き乱れる季節も過ぎ…桜の樹も枝に萌黄色の
 葉がつき…葉桜に姿をかえ、稲苗月(いななえづき)月不見月
 (つきみずづき)五月雨月(さみだれづき)雨月(雨月)写月(しゃげつ)
 五月の刻の季節が訪れました。

 最近…新選組の屯所では、ある案件で、近藤さんはじめ土方さん
 新選組幹部隊士の皆様方の頭を悩ませている事件が…
 多発をしています(笑)
 京の都を騒がせている←尊皇攘夷に組する者達の動向も確認を
 して阻止をしておりますが…。
 どうやら…その案件…事件は…屯所内でおこっているようです。
 今宵も…お食事をするお部屋に、近藤さんはじめ、土方さん、
 源さん、新八さん、左之さん、平助君、斎藤さん、沖田さん、
 千鶴ちゃん、そして…監察方の島田さんと山崎さんが、
 新選組幹部隊士の皆様方の面々が顔をそろえて、
 何やら、真剣な眼差しで、真剣に話し合いをしています。

□お食事をするお部屋。

近藤さん「う~ん。この由々しき案件を何とかしなくてはなるまい。
     なぁ。トシ。   」

土方  「あぁ。そうだなっ。近藤さんのいう通りだなぁ。  
     たく どうして こうなっちまってるんだぁ。 
     斎藤。何故こうなっちまったのか?
     近藤さんに詳しく説明をしてくれ。」

斎藤  「御意。   」

近藤さん「斎藤君。
     私にも分るように説明をしてくれ。 頼む。」

斎藤  「近藤局長。 了解を致しました。
     詳しく説明をさせて頂きます。」

近藤さん「頼む。  」

斎藤  「一ヶ月前の事です。
     総司が お腹の具合の悪い黒猫を
     助け…軒下?(縁の下?)で看病を。  」

土方  「それで その黒猫が屯所にいついちまったってゆう事か?
     斎藤。  」

斎藤  「御意。  」

土方  「で?
朝昼晩と 焼き魚が盗まれたって事だろう。」

斎藤  「はい。 副長のおっしゃられる通りです。」

土方  「たく これだから 
     おい。総司。
その猫に ここでは飼えねぇって
ちゃんと伝えたのか? 」

沖田  「はい?
伝えましたよ~黒君にぃ~  」

土方  「はぁ←小さなため息
     総司は昔っから 猫にだけは甘いからなぁ~
     猫も 総司のいう事なんざぁ、本気で聞きやしねぇって
     事かぁ。←土方さんのひとり言 」

平助君 「でもさぁ~ 土方さん。
     このまま 俺達の焼き魚を
     あいつに盗られちまったら~
     隊務に支障がでちまうって思うけど。
     なぁ。新八っつぁん。
     左之さんも そう思うだろ。」

左之  「あぁ。平助のいう通りだな。 
      なっ。新八?  」

新八  「あぁ。 左之のいう通りだ。
このままでは 俺達の腹の虫と
     俺のこの筋肉が耐えられねぇ。」(笑)

沖田  「この筋肉がって。」(笑)

新八  「総司。何かいったか? 」

沖田  「ふ~ん。僕は 何もいってないけど。
     新八さん」

新八  「そうか。なら。俺の空耳か?
     今朝も~永倉新八一生の不覚。
     焼き魚を~あいつに 盗られちまったからなぁ。」

土方  「たく しょうがねぇなぁ。
     山崎。その黒猫に焼き魚を盗られたのは何回目だ。
     覚えている範囲でかまわねぇから、答えてくれ。
     頼む。」

山崎  「了解です。
     私が確認をしたところ7対3で
     私達が
     その沖田さんが連れて帰ってきた黒猫…にゃんこ君に
     連続で7回程負けていると思われます。  」(笑)

土方  「な。 なんだとぉ~ それは本当なのか? 山崎。 」

山崎  「はい。私達から盗んだ焼き魚の骨を
     わざわざ丁寧に 私達に分かるように
     7匹の骨を並べておいてありましたから」

平助君 「わぁ~それって
     その猫に 俺達喧嘩を売られているとしか
     思えねぇ~んだけど。
     そう思わねぇか? 新八っつぁんも左之さんも。」(笑)

左之  「あぁ。これは。完全に、俺達に戦いを挑んでいやがる」

新八  「あぁ。左之のいう通りだ。
     こうなれば俺達も負けてはいられねぇ~
     戦いを挑んできた奴の期待に応えなくではならねぇ~からなぁ。
     土方さんも近藤さんも。そう思うだろう」

土方  「……。  」

近藤  「……。あぁ。永倉君のいう事も一理あるが。だがなぁ。
     なぁ、トシ」

土方  「近藤さん。何くだらねぇ事いってんだよ
     ここは速やかに猫を追っ払う事が先決だろう。
     怪我をさせねぇように」

近藤  「そ。そうだなぁ。トシ。
     トシのいう通りだ。
     おっほん。←咳払い
     皆の意見は十分承知した。
     ここは、とりあえず、焼き魚を守る事に集中を
     しょうではないか。
     そうすれば、総司が助けたという猫も、別の住家を探すで
     あろう。
     早速。明日の朝餉から、焼き魚を守る事といたそうぞ。
     トシ。それでお前もいいだろう。」

土方  「近藤さん。あんたは。昔から甘めぇんだよ。
     これだから…
     たく。しょうがねぇなぁ。
     近藤さんが、そういうんじゃあ仕方がねぇ。
     今から、猫に焼き魚を盗られねぇように作戦を練る。
     いいかっ。
     屯所に住みついた 猫一匹に7対3で7回も負けるとは
     てめぇ~ら悔しくはねぇ~のか?
     泣く子も黙る壬生浪の狼の名が泣くぜ。
     こうなれば 本気で あいつと戦うしかねぇって事だ。
     ヘッ←鼻で微笑んで
     面白いじゃねぇか。てめぇ~ら やるからには
     徹底的に本気でいく。 覚悟はいいか。  」(笑)

新八  「土方さん。いいぜ。俺達に戦いを挑んでくる奴には
     本気で戦いを挑んでやらなきゃあ失礼だからよ。
     な 左之。  」

左之  「あぁ。新八のいう通りだ。戦いを挑んでくる奴らには
     本気で戦ってやらねぇとな。 な平助。」

平助君 「あぁ。俺もそう思うぜ。  
     な 一君も、総司もそう思うだろう? 」

斎藤  「……。あぁ。そうだな。そうかもしれぬ。  」

沖田  「うん。僕もそう思うよ。 全力で戦わなくちゃ黒君と」

源さん 「やれやれ。どうやら、トシさんに喧嘩魂←炎が
     ついてしまったようだから 雪村君。トシさんを手伝って
     くれるかい? 」

千鶴  「あ。はい。分かりました。井上さん。
     土方さんのお手伝いを私にもさせて下さいお願いします。」小声で

源さん 「雪村君。すまないがトシさんの事よろしく頼んだよ。」

千鶴  「はい。   」

土方  「さて。無下に屯所から追い出すのもできねぇしなぁ。
     自分から出て行くように仕向けねぇとなぁ。  」

沖田  「そうですよね。次の住家も探してあげないと可哀相
     ですからねぇ。
     土方さんは、猫の首根っこを掴んで、今すぐにでも~
     屯所の外へ放り出そうとしそうですけどねぇ~」

土方  「うるぜぇぞ。総司。
     元々の原因は、総司。
     てめぇが猫を屯所に連れてくるからだろう。  」

沖田  「あの時は仕方がなかったんですよ。
     巡察途中で ぐったりしている猫を見つけちゃったん
     ですから。  」

千鶴  「あ。あの。すみません。
     私が、黒猫さんを見つけてしまいまして。
     無理を承知で、沖田さんにご迷惑を…
     そして近藤さんをはじめ、皆様方にもご迷惑をお掛け
     致しまして、本当にすみません。   」

平助君 「千鶴。そんなに謝るなよ。
     焼き魚を盗られる俺達が悪いんだからさ。  」

新八  「あぁ。千鶴ちゃんは。悪くねぇ。  」


左之  「あぁ。新八のいう通りだぜ。千鶴。気にするな。
     猫は俺達が守るし、次の住家も探せばいいと思うぜ」

千鶴  「原田さん。永倉さん。平助君。」

土方  「はぁ。仕方がねぇ。
     とりあえず。やれる事をやってみるか。
     なぁ。近藤さん。  」

近藤さん「あぁ。そうだな。 トシ。 
     皆よろしく頼む。」

土方  「近藤さん。そんなに俺達に頭を下げるんじゃねぇ。
     みんなも分かってる。」

近藤さん「すまん。トシ。  」

土方  「俺こそ。すまねぇ。  」

土方  「遅くなっちまったが。作戦会議をはじめる。」

全員  「おう。  」

□そして…。深夜まで、黒猫君の焼き魚を盗られない件
 の作戦会議を…あーーでもない。こーーーでもないと(笑)
 意見を申して…明日からの作戦を立てるのでありました。

□次の朝がやってきました。
 朝餉の当番は、左之さん新八さん平助君です(笑)
 昨晩の作戦会議の通りに、焼き魚を黒猫君に狙われない
 ようにと…焼き魚を見張っています(笑)
 勝手場には、異様な雰囲気と殺気が漂っておりまする(笑)
 しばらくすると…。
 屯所の縁の下…軒下から…抜き足差し足忍び足の…
 黒猫君が…
 焼き魚を狙って←眼がキランと鋭い獲物を狙う眼光が…
 光っています。

 その時です(笑)
 天井から…黒猫君が…焼き魚に向かい襲来をしてきました(笑)

平助君 「うわあああああ。  」

新八  「敵は。天井からきやがったか! 左之。」

左之  「あぁ。敵も中々やりやがる。
     どうやら あいつ失敗をしたみてぇだなぁ。」

平助君 「あぁ。あと二匹焼けば 朝餉の分は大丈夫だなぁ」

新八  「あぁ。そうだなぁ。土方さんの手腕も大したものだぜ」

斎藤  「新八。まだ油断はするな。いつどこで。敵は獲物を
     狙ってくるかわからん。気を抜くな。
     その気のゆるみが命とりだからな。」

新八  「あぁ。大丈夫だ。十分わかってる。」

斎藤  「あぁ。  」

黒猫君 「にゃにん❤←失礼します。拝借致しますにゃん←通訳」

左之  「おい。うわわわわわ。新八。斎藤。平助。
     すまねぇ。焼き魚を盗まれちまった。」

斎藤  「……。  なるほど。敵は頭がよい。
     天井から攻めてきたのは 俺達にすきを与える為の策
     残念だが 俺達の負けだな。」

平助君 「あぁ。あいつにも盗まなきゃいけない理由でもある
     ような気がしてきたぜ。
     あの眼光を見てるとそう思うけどなぁ」

左之  「あぁ。あいつにも 守りたいモノがあるんだろうぜ。」

新八  「あぁ。でも容赦はしねぇ。
     俺達の守るモノのためにもな。」←焼き魚なのか(笑)

斎藤  「あぁ。俺達にも譲れないモノがある。」

平助君 「あぁ。  」

□昼餉の刻。
 昼餉の当番は、沖田さんと千鶴ちゃんと山崎さんです。
 昼餉も←魚のお値段が安かったので…最近は三食焼き魚
 を食しているので…黒猫さんも喜んでいるのだと思います
 けど…(^_^メ)

沖田  「ねえ。山崎君。勝手場の戸を閉めた?屯所中の戸締り
     もしてよね。念入りに。  」

山崎  「了解です。巡察から帰宅をされる皆様方には気の毒
     ですが。屯所の戸を全部閉めさせて頂きました。」

沖田  「了解。では最後の焼き魚が焼けるのを待とうか。」

山崎  「はい。  」

千鶴  「……。」

沖田  「千鶴ちゃん。どうかしたの? 」

山崎  「雪村君。  」

沖田  「千鶴ちゃん。遠慮しないで話しなよ。怒らないからさ」

千鶴  「あ。はい。
      あの。お魚を焼いている煙が…部屋の中を
      包んでいるようなのですが。   」

沖田  「うん。そういえば魚臭いし~焦げくさいし~
     前が白い煙で見えないよねぇ? 」

山崎  「はい。何やら屯所の中が騒がしい気がしますが…。
     気のせいでしょうか?忍者が、逃げる時によく使う
     煙幕のような煙が…
     部屋中にたちこんでいる気がしますが」(笑)

千鶴  「はい。山崎さんのいう通りだと思います。」

山崎  「沖田組長。息苦しくなってきましたので
     戸を開けさせて頂きます。失礼致します。」

煙君  「ぼわん。もくもくもく~←外へ退散をしてゆく煙君(笑)」

黒猫君 「にゃにん。フン。←失礼致します。
     煙の中昼餉の焼き魚頂きます←通訳」(笑)

山崎  「うおおおおおお。沖田組長。焼き魚を盗まれました。」

沖田  「山崎君。責任とってよね~君が戸を開けなければ~
     黒君に焼き魚を盗られる事はなかったと思うけど…」

土方  「うるせーぞ。総司。山崎が戸を開けなかったら
     俺達が、煙に飲み込まれちまうだろうが。
     たく。この策も失敗だな。  」

沖田  「そうみたいですね。焼き魚を二匹盗られてしまいまし
     たからね。  」

山崎  「副長。申し訳ございません。お役に立てず。」

土方  「山崎。お前は悪くねぇよ。煙もほどほどにしねぇとなぁ
     なぁ。総司。  」

沖田  「わぁ~ばれましたぁ~。
     土方さんって勘がいいですからねぇ~」

土方  「うるせぇ~ぞ。
     千鶴。大丈夫か? 」

千鶴  「はい。大丈夫です。すぐに煙が消えましたので」

土方  「そうか。なら大丈夫だな。」

千鶴  「はい。  」

□そして…夕餉の刻が…。
 源さんと千鶴ちゃんと、そして…土方さんが夕餉の当番に
 なりました。
 猫さんとの最終決戦かもしれません(笑)

源さん 「トシさん。トシさんに頼みたい事があるんだけど
     ねぇ。」

土方  「源さん。何だ。頼みてぇ事って? 」

源さん 「このまま黒猫さんを 屯所で いや通いの野良猫
     でもかまわないんだけどねぇ。
     しばらく様子をみてもいいと思うんだけどねぇ。
     餌も一匹分ぐらいは、私の食べる分を削ってでも
     いいから、用意をしてあげられないだろうかと思って
     ねぇ。ダメならそれでいいんだけどね。
     無下に追い出しても、可哀相だしねぇ。
     黒猫君、誰かをかばっている気がするんだよ。
     誰かを必死で守ろうとしているんだと思うのだけど
     ねぇ。」

千鶴  「……。  」

土方  「たく。そうだなぁ。源さんのいう通り。あいつにも
     やむおえねぇ。事情があるみてぇだから俺達の分を
     分ける事にした方がいいかもなぁ。
     さすが山南さん。しっかり俺達の事
     よく観察していやがる。(ひとり言)」

源さん 「そうだねぇ。そうしてくれると私も、山南さんも助かるよ
     トシさん。  」

土方  「あぁ。山南さんらしいなぁ。あいつの守りたいモノ。
     分かるような気がするぜ。  」

源さん 「そうだねぇ。トシさんが思っている通りかもしれない
     ねぇ。  」

千鶴  「……。  黒猫ちゃん。  」

土方  「お。焼き魚を取りにきたのか?もうすぐ焼ける。
     焼けたら持っていっていいぞ。今度は堂々とな。」

源さん 「そうだよ。私達に遠慮はしないでおくれよ。」

黒猫君 「にゃにん。にゃ。←本当にありがとなし
     ←なにゆえ?会津弁にゃん(笑)   」

千鶴  「猫ちゃん。魚焼けたよ。熱いからお口火傷しないでね 
     そして、二匹の子猫ちゃん達によろしくね。」

黒猫君 「にゃふん。  」

□黒猫君は。土方さんと源さん。千鶴ちゃんに、深々とお礼を…
 一礼をすると…焼き魚を一匹口にくわえると…足早に勝手場
 をあとにしました。
 そして…山崎さんが、黒猫君の後を尾行すると…屯所の近く
 の草むらに…二匹の子猫君がおりました。
 毛並は…真っ白な子猫君が二匹です。
 近所の方に…山崎さんが、この黒猫さんの事をお尋ねをする
 と…子猫さんの母猫さんが行方不明になってしまい…。
 気の毒に思った通りがかりの黒猫君の野良猫君←独身(笑)
 が…男の子なのに…ほっておけず…。
 必死で…男やもめで育てているとの事…。
 そして…沖田さんが…育児疲れで元気がなかった…黒猫君を
 助けて←千鶴ちゃんが見つけて…。
 身体の具合が悪い時には…

斎藤  「風邪にも石田散薬は効くのだから 猫の身体の疲れ
     にも効くだろう。  」

 という話になり。石田散薬を(笑)
 猫に…ちょっとだけ…
 薬草のかわりに舐めさせたら…具合がよくなり…。
 屯所の縁の下…軒下に…身をひそめながら…焼き魚を…
 子供達のために拝借をしていたと分かりました。
 沖田さんも千鶴ちゃんも、その理由を知っていましたが…
 土方さんや皆様方にいい出せずにいました…。
 土方さんも…うすうすは事情は分かっていましたが…。
 黙って様子を見ていたようです。

□そして…。数日後の夜の事。
 土方さんの部屋に小さな訪問客が来ました。
 
黒猫君 「にゃん。←土方にゃん。起きていらっしゃいますにゃん」

土方  「なんだ。お前か?どうした?具合でも悪いのか? 」

黒猫君 「にゃに。  」

土方  「そうか。子を連れて旅に出るのか? 」

黒猫君 「にゃ。  」

土方  「お前が決めたなら、お前の決めた道を歩け。
     だがなぁ。辛くなったら、ここへ帰ってこい。
     ここが お前達の住家だからなぁ。」

黒猫君 「にゃひ。  」

土方  「もう。遅い。ガキ達が心配してる早く帰りやがれ。
     大丈夫だ。お前なら。立派な父親になれるぜ。
     俺が保証する。  」

黒猫君 「にゃん。  」

土方  「たく。早く行きやがれ。総司に見つかると
     お前だって決心が揺らいじまう。さぁ。行きやがれ」

黒猫君 「にゃん。  」

 とお礼をいうと…土方さんに頭を深々と下げて…。
 足早に子供達の元へ…帰るのでありました…。
 新米のお父上様と二匹の子供達の…新しい生活が…
 はじまります…。

沖田  「いっちゃいましたね。 黒君。  」

土方  「あぁ。 一番大切なモノを守るためになぁ。」

沖田  「はい。 僕にも一番守りたいモノがありますから…」

土方  「そうか。なら。総司。そのお前の守りたいモノのために
     戦え。後ろを振り向かずにな。」

沖田  「そのくらい。分かっています。心配症ですよね。
     土方さんって。 昔からですけど。 」

土方  「うるせーんだよ。 さっさと寝やがれ。」

沖田  「はいはい。  
     誰かさんの子守り詠(歌)←豊玉発句集(笑)は~
     いりませんからぁ~ねぇ~」

土方  「総司っ。  」(怒)

千鶴  「うふふふ。   」

□そして…。今宵も…静かに…屯所には新たな一日の刻が…
 昇るのでありました…。
 このまま…何事もない刻が続きますようにと…。
 千鶴ちゃんは心根の中で。そう思ふのでありました。

おしまい。
     厠段だら羽織沖田。

誤字。乱文。訂正文がありましたら、どうかお許し頂けましたら
幸いです。

今回も色々と調べてみましたけど(笑)
そんなに…調べた事を言霊にできなかったような…気がします。
猫さんについてですけど…猫の尾は東へ行くほど細長くなり
関西では短く…西へ行くと折れ曲がっているらしいです。
日本の猫さん達のお話ですが…。
勝手に色々と調べてしまいまして本当に申し訳ございません
でした。どうかお許し頂けましたら幸いですが…。

五月といえば…。
今年は…土方さんが生誕をなされて…180周年の刻…。
天保6年5月5日(1835年5月31日)土方歳三さんが…
お生れになった刻です(^_-)-☆
土方さんおめでとうございます<(_ _)>
幕末時代の天国で…新選組幹部隊士の皆様方と一緒に
生誕の180年の宴の刻をしていたら…いいなぁ…。
と思いました。
この五月は…沖田さんの旅立たれた刻…。
土方さんが旅立たれた刻…。
左之さんが旅立たれた刻…。
近藤さんの旅立たれた刻…。と…。
続きます…。
辛いです…悲しいです…。
静かに…沖田さん…土方さん…左之さんの事を…思ひたい
と思います。

余計な事をすみません<(_ _)>

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「あのクオリティ。有り得ない。そう思いたいと」暴言吐かれたので
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確認してみて下さい。Twitterもあります。

アンチストーカー様。作品をあげる度にブクマ外しはおやめ下さい。迷惑です。

「どこに嫉妬する要素があるのか全くわからないのだが自分がおかしいのか?
あのクオリティなのにそれを仕事にしてるような
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流石にあの匂わせを信じる人はいないと思いたい」←炙り烏賊談

       

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