4年半前から迷惑行為「なぜ嫌がらせを受けるのか分からない」 隣家に生卵を投げた疑いで53歳の女を逮捕
メ~テレ(名古屋テレビ)
岐阜県川辺町で、隣の住宅に生卵を投げつけたとして、53歳の女が逮捕・送検されました。なぜ嫌がらせを受けるのか、分からない。被害者は、4年半ほど前から迷惑行為に悩まされていたと話しています。 被害にあったという住宅。壁の一部は、黄色く染まり、地面には卵の殻が大量に落ちています。 「お隣の方がうちの壁に向けて、生卵を投げてくるので、最近は1日に1パック、10個くらい。少ないときで5個くらい。においはひどいですね。いつもだとここにいられないです。とても外に出られないにおい」(被害を受けた女性) 設置された防犯カメラが捉えた映像。 隣の住宅の窓が開いた次の瞬間、白いモノが飛び出しました。 そして別のカメラにも、窓から白い物体を投げるような様子が映っていました。 「いつも私が掃除していました。でもすぐにまた投げてくるので悲しいです。つらいですよ本当に。引っ越したいくらいですけど」(被害を受けた女性) この映像などを元に、警察は、岐阜県川辺町の無職、各務良子容疑者(53)を県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕・送検しました。 逮捕容疑は、7月19日と25日、隣の住宅の敷地に生卵を投げ入れた疑いですが、被害にあった女性によると嫌がらせは、4年半ほど前から続いていたといいます。 「生卵に関しては2019年12月から、まずベランダに投げられて、卵を投げられた時間やどんな被害を受けたか、手帳に書いていて、5個投げられたとか、毎日途切れなく嫌がらせしてくるので」(被害を受けた女性) 女性によると、卵だけでなく、皿を投げられたこともあったということです。 防犯カメラを自宅に7台設置したほか、壁の清掃などでこれまでに総額200万円以上かかっているといいます。 「特にこちらは理由を思いつかないです」(被害を受けた女性) Q.生卵を投げられるような覚えは? 「何も。会うことがないので、トラブルになりようがない。話もしていないので」(被害を受けた女性) 女性は、各務容疑者との間で、トラブルなどは思い当たらず、なぜ嫌がらせを受けるのか分からないと苦悩しています。 「やっていません」と容疑を否認しているという、各務容疑者。 警察は、詳しく事情を聴き、経緯などを調べています。