山形方人(やまがたまさひと)
専門:神経科学、神経発生、細胞生物学、合成生物学 https://researchmap.jp/yamagatm/ 合成生物学は新たな産業革命の鍵となるか?https://newspicks.com/topics/synbio/
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レトロウイルス、レンチウイルス、アデノ随伴ウイルスといったベクターを長年扱ってきた経験から、ウイルスの扱いに精通しており、コロナ以降、同じ基準で日常生活を過ごす習慣がみについてしまい、その状態から抜け出せなくなっています。
強迫性障害(潔癖症)というわけではないですが、コロナ以降、ものに触れる際に70%エタノールで手やテーブルを消毒する習慣が身についてしまいました。
無菌操作を行うクリーンベンチでいつもやってきたことが、日常生活に延長されたという状態です。
一番というのは価値観によって違うので、一概には言えないと思います。人間の肌に塗って、光合成ができるような細胞でATPなどを作って、人間に渡すようなことができれば役立つのではないか、と思います。お腹が空いたら、光を浴びればよい。https://newspicks.com/news/9027368/
ディープマインドの共同創業者であるムスタファ・スレイマンは、最近の著書「The Next Wave」のなかで、次に来る「波」として、人工知能と合成生物学をあげ、これらの技術が発達し、制御できなくなる可能性を指摘しています。そして、必要なのは規制ではなく、「封じ込め(コンテインメント)」であると主張しています。デザイナーベビーは合成生物学の最も極端な適用であり、規制ではなく、封じ込めるべきだと思います。
脳だと思います。可塑性、創造性、意識、自己認識、記憶、言語、不思議なことばかりです。
デジタル化とも関係しているのですが、AI化(人工知能化)だと思います。生活や産業のいろいろな作業がAIによって行われ置き換えられることです。もう一つはSB化(合成生物学化、synthetic biology化)です。昔、人類は馬を乗り物として使いこなし、イヌをペットとし、鶏を卵製造装置にしました。そのように、人類が人工的に作った細菌やさまざまな生き物や細胞を飼いならし、生活や産業に利用する時代が来ると思います。これにはヒト自身に関わる医療や脳関連技術(ニューロテク)のようなものも含まれます。
両方とも抗体医薬ですが、アデュカヌマブが不溶性のアミロイドβにより強く結合するのに対し、レカネマブは、ニューロンに対する毒性がより強いというプロトフィブリル、つまり水溶性のアミロイドβを標的としているからだと考えられていると思います。https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2212948
https://www.nejm.org
重要なのは、よく眠ることだと思います。バランスの取れた食事や適度な運動習慣なんていう一般的なことも必要でしょう。
私の場合、もっともシンプルなWordのようなテキストファイルです。1)サポートが続かない、10年後に使われなくなるような形のサービスは使わない。サービス自体が突然有料化したり、アプリが使えなくなったり、アカウント・パスワードが回収できなくなったりするようなサービスは使わないです。特にスタンドアロンの特殊なアプリを使うようなものは使わない方がよいと思います。2)オンラインでデータのやり取りができる形にすること。バックアップが取れるような形にできること。検索できるような形にしておくこと。
まず、何をやってもらいたいのか、最初は、具体的に簡潔に書くことだと思います。また、中途半端なものではなく、かなり完成形に近いような内容で相談する方がよいと思います。例えば、最初は
説明させるような相談ではなく、Yes/Noといった形で簡潔に答えられるようなものにすると助かると思います。また、質問の数も少ない方がよいです。もし、その結果、本当にコミットするということになれば、もっと踏み込んだ内容で、時間を取ることも可能になると思います。
時事問題というものは非常に広い範囲にわたるので、難しいご質問だと思います。ただ一般的な時事問題ということについて言えば、NHKのニュースなどで話題になっていることは把握していると思います。私の場合、米国のNPRや英国のBBCなどの英語ニュースのヘッドラインは把握するようにしています。ただ、研究者のなかには、テレビを一切見ない、といった方もおられるようです。