日本ハムがロッテを下し、一夜で2位に再浮上した。
新庄剛志監督(52)はレイエスを来日初の2番でスタメン起用し、これが的中。1点を追う1回1死、ロッテ先発メルセデスの初球、ストレートを捉え、同点の11号ソロを放った。
起用に加え、奇策もはまった。1点勝ち越した直後の2回無死二、三塁、伏見が初球スクイズを決め、1死三塁から水野も連続初球スクイズと、高校野球のような作戦で畳みかけ、この回一挙3点を挙げた。先発の山崎福也投手(31)は7回1/3を100球を投げ、3安打1失点(自責0)で8勝目を挙げた。
3位ロッテとのゲーム差ゼロも、日本ハムが54勝43敗7分けの勝率5割5分7厘、ロッテが55勝44敗6引き分けの勝率5割5分6厘で、勝率でわずかに上回った。