暑さで知られる夏の京都。しかし、日中を避けると朝晩は涼しく、気持ち良く過ごせます。また、早朝や夕方は人出が少なく、混雑する時間帯を避けて巡る「ずらし旅」が今、ブーム。そこで今回は、多くの寺社が閉門後の「夜の京都」と、すがすがしい「朝の京都」を、旅人の賀来千香子さんが巡ります。 夕暮れの嵐山で「夏の夜の風物詩」と言えば「鵜飼」。涼やかな川の風を感じながら、平安時代から続く伝統漁法を間近で拝見。夜の京都と言えば、夕食も楽しみの一つ。高瀬川沿いに誕生した元小学校のホテルへ。その施設内を見学。そして最上階にとっておきの夜景が待っていました。翌日。朝食を食べに向かったのは、下鴨神社のほど近く、江戸時代から続く豪商・三井家の別邸。その非公開の2階から美しい庭を眺めながら朝食を味わえる特別プランを満喫。そして名刹・智積院の早朝特別拝観へ。通常、非公開の宸殿で貴重な襖絵を拝見します。 旅人：賀来千香子（女優）