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確かめる…。/Novel by 厠段だら羽織沖田

確かめる…。

10,394 character(s)20 mins

確かめる…。
【注意喚起】
 この物語には私の想像したオリジナルキャラクターの方々
 が存在して出てきます。
 この物語には 必要な事なので…。
 どうか オリジナルキャラを出す事
 お許し頂けましたら幸いです。
 物語に必要なので どうかお許し頂けましたら
 幸いです。すみません
 憂国のパロなのでどうかお許し頂けましたら幸いです。
 私の絵や紡ぎが地雷ならスルーをして下さいね。
 よろしくお願い申し上げます<(_ _)>
 
※この言霊紡ぎは
 憂国のモリアーティのカレンダーの
 ルイスが地下鉄の駅で椅子に座り
 新聞紙を半分に折り その半分の新聞紙の記事を
 熱心に読んでいる絵を見て紡いでみました。
 カレンダー買ってないですけど( ̄▽ ̄)
 すみません<(_ _)>

ルイスのもう一つの物語…。

片っ端から私の作品を4月6日に片っ端から「ブクマ」を
なされた非公開の輩がおりました。
ブクマ荒らしは迷惑なのでおやめ下さい。
ブクマ外しに変更なされたみたいで その行為もおやめ下さい。
またブクマをする行為にもどったようです。
pixiv事務局様に報告しました。ご承知下さい。
嫌がらせ行為荒らしをする非公開の方

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確かめる…。

【注意喚起】
 この物語には私の想像したオリジナルキャラクターの方々
 が存在して出てきます。
 この物語には 必要な事なので…。
 どうか オリジナルキャラを出す事
 お許し頂けましたら幸いです。
 物語に必要なので どうかお許し頂けましたら
 幸いです。すみません
 憂国のパロなのでどうかお許し頂けましたら幸いです。
 私の絵や紡ぎが地雷ならスルーをして下さいね。
 よろしくお願い申し上げます<(_ _)>
 
※この言霊紡ぎは
 憂国のモリアーティのカレンダーの
 ルイスが地下鉄の駅で椅子に座り
 新聞紙を半分に折り その半分の新聞紙の記事を
 熱心に読んでいる絵を見て紡いでみました。
 カレンダー買ってないですけど( ̄▽ ̄)
 すみません<(_ _)>

ルイスのもう一つの物語…。

□ここは
 BAKER・STREET←ベイカー・ストリート
 の地下鉄の駅のホームです。
 ルイスは駅の売店で今朝の朝刊を買いました。
 そして汽車が到着するまで椅子に座りながら
 新聞紙を半分に折り曲げて その片面の記事を
 真剣に読んでます。
 ルイスの前を深紅の紅い薔薇を持ったアルバート兄様が
 歩いていきました。
 ルイスの傍には シャーロックを待っている珈琲を片手に持ち
 待っているウィリアム兄さんの姿がありました。
 今日は少しだけ電車の到着が遅いようです。

※イギリスの電車はルーズで『時刻表通りに』来ないのだと
 イギリスに行った友達が言っていました。
 何時何分に乘りたいのに電車が来ないとか…。 
 当たり前だという事で…。
 ずいぶん一日の予定が狂うとの事です。
 日本に来たイギリスの方々に言われたのが
 『日本の電車は時刻通りピッタリと時間に到着する不思議?』
 と言われるそうで…。
 確かに東京山手線の内回り外回り…。時刻表ぴったりだよなぁって
 日本人の生真面目さが出ていると思いました。
 向こうはキャッシュレスで全部切符も買えるそうです。
 両替もカードみたいです。
 凄いですね。
 ミクロな呟きでした。

ルイス   「……。
       いつもながら遅いですね。 
       新聞読み終ってしまいます。 」←心の声

アルバート兄「ルイス ウィル先に行かせて頂くよ 」←すれ違いざまに囁く

ウィリアム 「兄さん お気をつけて   」

ルイス   「兄さん お早いお帰りを…。 」

アルバート兄「あぁ 行ってくる。 」

□そういうと
 アルバート兄様は駅の出口改札の方へ歩いていきました。
 ウィリアムは アルバート兄様が改札口を出てから30分
 やっと待っていたシャーロックと米国のヘレナの2人が現れて
 汽車に乗って出かけていきました。
 その駅に残されたルイスは1人残されてしまい…。
 このままあてもない電車の旅に出かけるか…。
 それか…。朝刊の新聞の記事で小さく記載されて
 書いてあった孤児院の寄付を募るイベントのお知らせを見つけたので。
 少しばかりですが…。
 ルイスも直接出かけていき ご寄付をしょうと決断をしたみたいです。
 それと…。その記事を出した方の名前が昔お世話になった
 知り合いの名前が記載されていたので…。
 自分の素性が分かってしまうかもしれないけど…。
 行ってみる事にしました。
 新聞には その孤児院までの行き方アクセスが記載されていて
 ここから3駅だというので出かける事にしました。
 手持ちのお金はそんなに持っていませんが…。
 何とかなると思いました。

□やっとルイスが乗る汽車がやって来ました。
 ルイスは椅子から立ち上がると汽車に乗りました。
 そして目的の駅まで また買った新聞を確認しています。
 汽車は段々草原が増えていきます。
 なんだか昔の自分達の姿を思い出しているようです。

□そして…。
 その記事に記載されていた最寄りの駅を下車して
 徒歩15分ルイスは その孤児院まで歩きました。
 歩いて到着した先は 見覚えがある孤児院でした。
 兄さんと2人で1ヶ月だけ住んでいた孤児院でした。
 まだ自分は小さな時です。
 兄さんも小さいですが…。
 
ルイス  「……。
      兄さんと一緒にいた孤児院ですね。
      段々思い出してきました。
      兄さんを目にかけていたお貴族様がいて
      夜中に強引に兄さんをさらっていこうとした孤児院…。
      兄さんが気がついて こんな冬の日です。
      具合が悪い僕をおんぶして 真夜中に逃げた…。
      やはり…。孤児院へは入らない方が良いですね…。
      そっと ご寄付だけおいていきましょうか」

□とルイスは独り言を言うと…。
 『ここへご寄付を』という言葉を貼り付けた箱の中に
 寄付金をそっと納めました。
 すると…。孤児院の出入り口から 1人のシスターが出てきました。

シスター  「ご寄付をありがとうございます。 」

ルイス   「いえ  」

シスター  「よろしかったら お名前をお聞かせ願えませんか?」

ルイス   「いえ 名乗る名前は あいにく持ち合わせて
       おりませんので すみません。 」

シスター  「そうですか…。
       残念です。
       昔 ココにいた2人の兄弟の事を…。
       貴方の顔を見た瞬間思い出したんです。
       可哀相な事をしました。
       弟さんは身体に持病があり 手術する事も
       薬を飲ましてあげる事もできませんでした。
       お兄さんが そんな弟さんを心配していらっしゃいました。」


ルイス   「そうですか…。  」

シスター  「はい。
       ある夜の事 とても裕福なお貴族様公爵様が
       その2人兄弟のお兄さんの頭の良さ気品顔立ちが
       気に入り 養子に迎えると言い出して。
       そのお貴族様は 色々と噂がありましたので
       お断りしていたのですが…。
       真夜中強引に そのお兄さんを連れて行こうとして…。
       でも その兄弟は その事が分かっていたのか勘が働いたのか
       分からないけど…。雪が降る中 忽然とこの孤児院から姿を
       消したんです。
       私達も探しましたが 見つからず この大雪ですし。
       みな命は消えたものと…。生きている事を祈っておりました。
       私も その事から孤児院での奉仕をやめようかと思いましたが
       2人の贖罪だと思い 今まで続けてきました。
       いつか…。2人が挨拶に来てくれると信じて…。
       でも 私ももう良い歳です。
       あなたの顔を見て…。昔を思い出しました。
       あの新聞の記事は もし生きているのなら
       その子達に届いて欲しいと思って 私が出したんです。
       私 この孤児院やめるんです。
       身体の具合が悪いので 神父様の紹介の施設にいくんです。
       だから…。最後に あの2人の兄弟が無事でいる事…。
       大きくなって大人になっている事を この眼で見たいんですけどね。
       無理なお話ですが…。
       神様に奇跡を起こしてとお祈りしています。
       貴方様が来て頂き 本当にありがとうございます。
       匿名で沢山ご寄付をして下さる方が お2人いるんです。
       名を語らず 寄付金の高額の小切手を頂くのです。
       その方々も匿名で…。
       その小切手と添えられたお手紙には 香水の良い匂いが
       します。
       もう1人の方は…。本を送ってきてくれます。
       その本が子供達が大好きで 
       いつも本が来るのを楽しみにしています。
       本当に 神様はおいでになると思いました。
       あっすみません。私だけ話してしまって  」


ルイス  「いえ そんな事が…。  
      私など少ない寄付で恐縮ですが  」

シスター 「そのお気持ちだけ受け取っておきます。
      今日はありがとうございました。  」

ルイス  「いえ 私こそ 2人の兄弟のお話を聞かせて頂き
      ありがとうございました。
      その2人の兄弟見つかるといいですね。 」

シスター 「はい。 見つかって欲しいです。
      でも この前…。何でも探偵をなされている方が
      こちらにご寄付に見えて 一緒に来たもう1人の方が
      昔のあの子に似ていた気がしました。 」

ルイス  「そうですか…。  」

シスター 「後…。この記事を出す前に
       とても気品がある背の高い男の方が訪ねて来られて
       ご寄付をなされて行きました。
       本当に感謝をしています。 」

ルイス  「……。
      アルバート兄さん…。
      兄さんも来ていたのですね…。 」←心の声

シスター 「どうしましたか?  」

ルイス  「いや 別に…。
      では 私はこれで失礼致します。 」

シスター 「そうですか…。
       子供達がビスケットをこしらえているのですが…。」

ルイス  「……。  」

ルイス  「では ビスケット作り 私も手伝います。 」

□そういうと…。
 ルイスは寄付をしてくれる方にお渡しする
 ビスケット作りに参加するみたいです。
 せめてもの贖罪だと思うのでしょうね。
 そして…。孤児院の部屋の中にはいり→子供達と一緒に
 作りはじめました。
 子供達は沢山作るようです。
 子供達がシスターがいない時に

子供達  「あのねぇ~
      お兄ちゃん 
      もうすぐシスターとお別れだから
      僕達プレゼントを買うお金を貯めているんだ。
      でも 買い物に行けないから…。
      困っているの…。  」

ルイス  「孤児院を抜け出す事も出来ないからね。 」

子供達  「うん。
      でもね…。探偵のお兄ちゃんが街で買ってきて
      くれるって約束したんだけど…。
      お別れまで後1週間だと聞いていたけど…。
      明日 シスターが施設を離れちゃうの…。
      だから…。 だからね…。  」

ルイス  「そう…。   」

□ルイスの心は張り裂けそうになりました。
 施設への入居が早まったという事は…。
 そういう事だと思いました。
 何とかしてあげたいと思いました。
 でも 今は子供達とビスケットをこしらえて焼いている真っ最中です。
 街まで行って買い物にも行けません。
 身動きがとれません。
 ルイスの心はなんとかしたいと思いながら…。
 寄付案内の記事を新聞に載せたので…。
 ご寄付をしたいという方々が孤児院を訪れて長い列ができています。
 お礼として…。焼きたてのビスケットを綺麗な紙に包んでお礼に
 皆様方におわたしをしています。
 用意していた50人分のビスケットが全て終ってしまいました。
 神父様が追加の材料を手配して下さり。
 もう少し50人分のビスケットをこしらえて焼いています。
 子供達だけでは到底作れないけど…。
 ルイスのお陰でサクサクと手順よくビスケットが焼けておわたしできています。
 そして…。最後のご寄付の方にビスケットをおわたしできたのが
 憂国→夕刻になりました。
 ルイスの汽車が終電まじかの時間になりました。
 子供達も夕食も食べずに頑張りました。
 ルイスは兄さんとココにいた頃を思い出しているようです。
 
子供達  「お兄ちゃん
      どうしたの? 具合でも悪いの?」

ルイス  「……。
       違うよ そうじゃないよ。
       ごめんね 気を使わせちゃったね。 」

子供達  「ここの町の駅 終電早いから帰れなくなっちゃうよ
       だから早く帰って  お兄ちゃん  」

□そこへ…。
 子供達が窓から外を見て 少し騒いでいます。

子供達 「わぁ~ 珍しいよぉ~
       馬車が来た  」

ルイス  「……。 えっ?  」

子供達  「凄い お貴族様かな?  」

□そして…。
 馬車からは 見慣れた2人がおりてきました。

ウィリアム 「兄さん   」

アルバート兄「あぁ 分かってる。 」

ルイス   「……。
        アルバート兄さん 兄さん  」

シスター  「……。
       あらやだ 最後のビスケットおわたししてしまって
       差し上げるモノがないわ。
       どうしましょう    」

子供達  「僕達の分を お貴族様にわたせばいいよ。
      僕達は 食べなくても大丈夫だからね?
      シスター そんなに心配しないで。」

□その姿と子供達の言葉に…。
 ルイスは泣きそうになりました。
 そして孤児院の出入り口のドアをたたく音が聞こえました。

ドアの音  「トン・トン・トン 🚪   」

アルバート兄「夜分遅く 訪ねて来てしまい申し訳ない。 」

シスター  「はい。 こちらこそ遠方からお尋ね頂きいたみいります。」

アルバート兄「いえ こちらこそ。
       うちちの弟がお世話になり申し訳ありません。
       それと子供達に 伝言を頼まれまして
       こうしてはせ参じた次第です。 」

ウィリアム 「探偵のお兄さんから 預かった君達への贈り物
        届けに来たんだよ。
        遅くなってごめんって伝えてくれって
        探偵のお兄さん今仕事が忙しくて来れないから
        僕達が頼まれたんだ。
        はい 約束の君達に頼まれていた大切な宝ものだよ。
        受けとってくれるかな?」

子供達   「えっ?  もうダメかと思ったのに…。
       これで大丈夫だね。 うん。」

ルイス   「……。 兄さん……。  」

ウィリアム 「さぁ 帰ろうか? 僕の弟さん  」

アルバート兄「あぁ あまり長居をしてはご迷惑がかかるから。」

ルイス   「あっ はい。  」

シスター  「あの……。  」

アルバート兄「シスター 貴方が明日行く所は
       とても医療が進んでいる施設です。
       貴方の病気は必ず治ります。
       我が弟 ルイスが治ったように…。
       私達が保証します。
       それと 病気が治ったら またここで働けますよ。
       私達が保証しますし。
       我が弟2人を優しくお世話をして下さった恩は
       短い間でしたが 忘れません。
       本当にありがとう。 」

シスター  「えっ?   」

ウィリアム 「……。
        貴方が新聞に小さく記事を載せて頂いた事
        僕達は嬉しく思います。 」

シスター  「私の想い ちゃんと届いていたんですね…。
       私もう最期だと思っていたんです。
       だから貴方達の顔が見たかったんです。
       あぁ 神様ありがとうございます。 」

ウィリアム 「私の相棒が この小さな記事を見つけたんです。
       そして時間がないかもしれないって…。 」

ルイス   「兄さん    」

アルバート兄「それで 探偵さんに 大切な子供達の想いを
       持って来たのです。  」

子供達  「みんなから…。シスターに贈り物があります。
      病気が良くなったら 僕達も元へ帰ってきて下さい。 
      待ってます。
      探偵のお兄ちゃんに頼んだのは白いケープなんだ…。
      早く治るおまじないもしてって頼んだ。」

シスター  「……。 みんな…。 ありがとう。
       心配迷惑かけてごめんね。 」

子供達  「僕達がシスターに毎日迷惑かけているから
       病気になっちゃったんだ。だからごめん。 」

シスター  「……。  」

ルイス  「シスター 心臓病は治ります。
      僕が治ったように…。
      僕を手術して下さった先生に頼みます。
      だから諦めないで下さい。お願いします。 」

シスター  「ルイス…。  」

アルバート兄「では 私達はこれで 明日シスターを迎えに参ります。
        そして知り合いの指定病院へ
        後は 同じ思いをしたルイスと主治医の先生と
        相談しましょう。」

シスター  「でも……。 手術代が払えません 」

アルバート兄「大丈夫です。 こちらが手配しますのでご安心を…。」

□そして…。
 アルバート兄様は 明日何時にココに迎えに来ると告げ…。
 子供達の安全を保障すると告げ。
 ウィリアムとルイスの弟2人を馬車に乗せて帰っていきました。
 その馬車の中には…。マイクロフト兄様の姿がありました。
 未だに子供達の幸せは遠いいのを憂いているのかもしれません。
 
□数時間前
 
シャーロック「なぁ マイキー→兄貴
       1つ頼まれてくれないか?  」

マイクロフト「なんだ? 珍しいな?
        何か隠し事があるのか?  」

シャーロック「あぁ 貴族議員撤廃の件は上手くいったが
        孤児院の事は手つかずだ。
        これを何とかしたい。
        俺達一握りの人間ができる問題ではないけどな。
        子供達全員に幸せに暮らしてもらいたいんだよ。
        それとシスター達にもな。 
        医療は国民全てが平等に受けられるべきだ。」

マイクロフト「なるほど 分かった手配する。 」

□そして…。
 その言葉で全部を理解するマイクロフト兄様は凄いと思いますが。
 それで…。ワトソンさんに心臓外科の先生を手配して頂き…。
 入院先も手配したという訳です。

□その事を…。
 馬車の中でマイクロフト兄様の口からアルバート兄様と
 ウィリアムの2人は シャーロックがそう思っている事を聞きました。
 そして…。マイクロフト兄様が その願いを叶えようとしています。
 小さな『記事』のお礼に…。
 アルバート兄様はルイスを手術したお医者さんを マイクロフト兄様に
 お名前を伝えました。
 そして…。手術代は自分の小遣いから分割で支払うと伝えましたが
 マイクロフト兄様が支払うとアルバート兄様に伝えました。
 そして…。明日…。アルバート兄様がシスターを迎えに来ると…。
 そんな段取りになったようです。
 ルイスは思いました。
 人の優しさは昔と今も変わらないと…。
 シャーロックも→ちょっと苦手なルイスだけど…。
 兄さんを心から思っているのだと思いました。
 あの日…。シャーロックに兄さんが見せた手紙の中に
 はいっていた『出生記録』を見た時に感じた2人の孤独感を
 全てシャーロックは感じ取り知り尽くしたのだと思いました。
 
□そして…。
 孤児院では…。
 シスターのお別れ会が励まし会になりました。
 真っ白なケープを身にまとったシスターが綺麗です。
 つつましく夕食を食べました。
 そして…。新たな未来に向けて旅立つシスターを笑って
 見送ろうと子供達は決めたようです。

□アルバート兄様とマイクロフト兄様とウィリアムとルイスを
 乗せた馬車は岐路についています。
 マイクロフト兄様がルイスの貿易会社まで送ってきてくれました。
 3人は丁寧にお礼を言うと会社の中へはいっていきました。
 その姿を そっと…見守るシャーロックの姿がありました。
 そして…。マイクロフト兄様の乗っている馬車に乗り込むと

シャーロック「悪かったな…。手間とらせた。ごめん。
        やはりあいつら3人兄弟はほっておけないわ。」

マイクロフト「……。 そうだな。  
        昔のお前に似ている  」

シャーロック「そうだな。
       今夜はマイキー兄貴のクラブに泊っていくぜ。
       そんな気分なんだよ。 」

マイクロフト「そうか お前の好きにしろ。  」

□とシャーロックとマイクロフト兄様の2人の
 会話が真夜中の馬車の中で言葉が響くのでありました。
 
□次の日…。
 アルバート兄様が馬車で迎えに来ました。
 そして…。シスターは入院と検査と手術を受けることになりました。
 1年かかるか?2年かかるか?分かりませんが…。
 子供達の元へ帰る為に頑張るシスターでありました。

□アルバート兄様は思いました。

アルバート兄「兄さんとルイスの2人の兄弟の存在は
       私にとっては神様が下さった弟達
       一生 この2人の弟達と生きていこう」

□と思うのでありました。


□ウィリアムも孤児院から帰ってきてから思いました。

ウィリアム 「あの時は ルイスと離れ離れになるのが嫌で
       孤児院を着のまま飛び出しましたが…。
       僕はルイスの本当の気持ちを聞いていなかった…。
       あの日の夜は 高熱が出ていたのに…。
       あの寒さ 大雪の中孤児院を飛び出し
       隣の町まで寝ないで励まし合って歩いた…。」


□と…。
 ウィリアムは思うのでありました。

□ルイスも あの日の出来事を思い出しています。

ルイス  「僕は 兄さんの為に産まれて来た。
       だから兄さんの為になんでもした。
       でも兄さんがあの日消えてから考えた…。
       兄さんは僕の心の支えだった…。
       でも今は…。兄さんに頼らずみんなと一緒に
       生きている…。
       生かされている…。 」


□と思うのでありました。

□3人とも…。
 昔の事をベッドの中で同じ事を思って眠りにつくのでありました。

□2年後…。
 シスターは元気になって孤児院へ帰って来ました。
 そして…。看護婦さんの資格も取りました。
 みんなの為になればと…。
 想いながら…。
         
おしまい。おしまい。

厠 段だら羽織沖田 とこしえの壬生狼

誤字。乱文。訂正文がありましたらどうかお許し頂けましたら
幸いですが<(_ _)>
イメージを壊したら…本当に申し訳ございません
すみません<(_ _)>

あの来年のカレンダーの絵が素敵だったので…。
ルイスが地下鉄の椅子に座りながら…。
半分に折りたたんだ新聞を熱心に読んでいる姿の絵を見て…。
この新聞に何の記事が載っているのだろうと想像をしてしまいました。
そしてどこに汽車と新聞に導かれるのだろう?
と思ったので紡いでみました。
楽しかったです。
ありがとうございました。
私の紡ぎか地雷でしたらスルーして下さい。
よろしくお願い申し上げます。
二次創作です…。
原作にはない勝手に私が紡いでいる
物語ですが…。
もしダメならば消去を考えておりますので…。
ご承知頂けましたら幸いですが
苦手な方はスルーして下さいね。
どうかよろしくお願い申し上げます。
挿絵の絵も苦手でしたらスルーして下さいね。

どうか…。失礼の段お許し頂けましたら幸いです。
ご了承頂けましたら幸いです。

ご堪能願えればと思います。
本当にすみません<(_ _)>
楽しかったです。

憂国の世界を…。楽しくこれからも紡げたらいいなぁ…。
と思う今宵です。

勝手に「シナリオ式小説」とつけさせて頂いております。
すみません<(_ _)>

そっとココに静かに作品をおいておきますので…。
よろしくお願い申し上げます。

私の紡ぎが苦手な方は。スルーして下さいね。
お願い申し上げます。
       
一応文字書きのプロの方に。
暴言を吐かれましたのでご報告をしておきます。
「あのクオリティ。有り得ない。そう思いたい
 かの人物は妄想」だそうです。
炙り烏賊という方です。
             
片っ端から私の作品を4月6日に片っ端から「ブクマ」を
なされた非公開の輩がおりました。
ブクマ荒らしは迷惑なのでおやめ下さい。
ブクマ外しに変更なされたみたいで その行為もおやめ下さい。  


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