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「ARROW/アロー」1話「汚れた街」 登場人物データ

「東京国際ドラマ祭」の試写を見た時に、「Arrow」の俳優チェックを調べておいたのですが、感想を書く段になって体調が燃え尽きてアップしてなかったので・・・
もったいないのでとりあえずどなたかのお役に立てればと思ってアップしておきます。
AXNのプレミア放送は2話までだったのですが、試写は1話だけだったので、とりあえず1話目で登場した大まかな人々について調べてあります。

毎週出てくるトレーニングシーンが楽しみですね。

燃えろ肉色!はじけろ腹筋!
ヒーローよ無駄に脱げ!!


【 俳優チェック 】


◆オリバー・クィーン .... Stephen Amell
「CSI:12」1話「73秒間の修羅場」では、新主任ラッセルの初仕事となったトラム内銃撃事件で、発砲を見て応戦した警備員役。
「プライベート・プラクティス」第5シーズンでは、ピートと別居中のヴァイオレットが関係をもったホットな年下の救命士スコット役。ピートとの夫婦関係のあり方に悩むヴァイオレットは、スコットとは軽い関係のつもりだったが、スコットは次第に真剣に・・・
「CSI:マイアミ」第9シーズン5話「マジック・フィッシュ」では、被害者ブランドンの妻ステイシーと関係を持っていた、ブランドン所有のスパの従業員ピーター役。ステイシーを妊娠させ、一緒になるために本気だったが・・・
「ヴァンパイア・ダイアリーズ」第2シーズン13、14話では、ジュールズの狼人間仲間のブレイディ役。
「New Girl」第1シーズン9、13話では、クリスマスパーティに参加していたカイル役。
「リ・ジェネシス」第3シーズン8、10話では、レイチェルとリドルマイヤーの息子クレイグ役。動物行動学の学生でフィールドワーク中に熊に襲われる。ゲイであることを父リドルマイヤーは認められない。
2012年に女優のCassandra Jean(「アメリカズ・ネクスト・トップモデル」第5シーズンのコンテスタントから女優に転身。「CSI:NY」第7シーズン17話「優等生の秘密」で校内で頭をカチ割られて殺された優等生オリヴィア役など)と結婚している。
「リベンジ」第1シーズンのシャーロットの彼氏アダム役Robbie Amellは従弟。

◆オリバーの元恋人ローレル .... Katie Cassidy
「ゴシップガール」第4シーズンでは、ネイトに接近してきたジュリエット・シャープ役。セリーナを孤立させてある目的で復讐しようとたくらむ。
「New Girl」第1シーズン3話「本命?それともキープ?」では、シュミットの学生時代の知人ブルック役。結婚式パーティで再会、シュミットは彼女を狙うがジェスのせいで逃げられてしまう。
「ハーパーズ・アイランド」では、ヘンリーの花嫁トリッシュ役。父親がいまひとつ結婚を祝福していない中、島での結婚式を敢行する。
「スーパーナチュラル」第3シーズンでは悪魔のルビー(の器)役。ウィンチェスター兄弟の狩りの協力者的立場だったが、リリスのために器を乗っ取られる。
70年代に日本でも放映され人気を博した「人気家族パートリッジ(ゆかいな音楽一家)」の長男キース役のデヴィッド・キャシディの娘なので、「刑事コロンボ」で3回犯人を演じたジャック・キャシディの孫に当たる。

◆オリバーの親友トミー .... Colin Donnell
「パンナム」ではヴィレッジ・ヴォイス紙記者マイク・ラスキン役。マギーがケネディ大統領の演説見たさに彼に接近し、プレスパスを入手。後にマギーの熱意を買って記事を書かせるが・・・
ブロードウェイでミュージカル「Anything Goes」のビリー役など、舞台を中心にキャリアを積んでいる。

◆ボディガードのディグル .... David Ramsey
「グレイズアナトミー」第6シーズン19話「人生の適齢期」では、捜査中に被弾した警官ジーナの夫ジミー役。子供を作って夫婦で落ち着いた暮らしを望むジミーだが、ジーナは野心的で無茶しがちなため、これを機にと妻に不満をぶつける。
「キャッスル」第2シーズン4話「殺された詐欺師」では、偽の北極探検家殺人事件で、探検家が偽物だと気づきながら、片棒を担いでマージンをもらっていた教師のホイーラー役。
「ブルーブラッド」では、第2シーズンから新NY市長カーター・プール役。フランクは前市長と任期終盤に関係が悪化していたため、プールとの距離に慎重。前市長よりやり手だが、フランクを取り込もうとエレンを使おうとして拒否される。
「ザ・ホワイトハウス」第7シーズンでは、サントスの選挙スタッフのウォレス役。
「デクスター」第3シーズンでは、クインがデボラに紹介した情報屋のアントン役。ギターを弾くセクシーな彼にデボラは次第に惹かれていくが、フリーボ事件の捜査が二人の間に影を落とし・・・
「クリミナルマインド」第2シーズン16話「見えない恐怖」では、業界人だと黒人少女たちに接近し、スタジオに連れ込んで連続殺人を犯していたテレンス・ウェイクランド役。
「ゴースト」では、ジムの消防士の同僚ウィル役。メリンダとジムはウィルとアンドレアの仲を取り持とうとするが、うまくいかない。
「CSI:7」6話「虚ろな心」では、行方不明になった二人の少年の片割れジェイソンの父で、ジェイソンを祖父に預けていたジェラルド役。息子を預けっぱなしにしていたくせに、「父が虐待していた」と責任転嫁。
「CSI:マイアミ2」18話「盗まれた証拠品」では、何者かが現場から証拠品を持ち去って逃げた時、スピードルと一緒に追いかけた警官役。スピードルに「なぜ現場に入れた!」と責められ、「CSIの偽ジャケットを着ていたから」と言い訳している。

◆オリバーの妹テア .... Willa Holland
日本ではオンデマンドで配信されている「アメリカン・ティーンエイジャー~エイミーの秘密」では主人公エイミー役。
「ゴシップガール」では、リトルJにブランドの立ち上げを持ちかけたアグネス役。しかしリトルJが本腰を入れようとしたところであっさり裏切ってしまう。
「OC」第3シーズン以降では、成長したケイトリン・クーパー役。ジュリーの娘でマリッサの妹。
2014年公開予定の「アメイジング・スパイダーマン2」ではメリー・ジェーン・ワトソン役での出演が決定している。

◆オリバーの母モイラ .... Susanna Thompson
「コールドケース」第7シーズンでは、FBI捜査官ダイアン・イェーツ役。リリーと共感する熱血捜査手法が暴走気味。スティルマンの離婚の原因を作った女性。
「NCIS」第4~5シーズンでは、陸軍の捜査機関CIDのホリス・マン中佐役。NCISとの合同捜査からギブスと関係を深めるが、やがて別れることに。
「FBI~失踪者を追え5」8話「勝ち続けること」では、女詐欺師シンシア役。失踪者アレックスの詐欺の共犯者で、彼を追ってきたジャックを監禁する。しかしジャックの目的がアレックスの捜索と知って、自分の抱える秘密を打ち明け始める・・・
「CSI:6」14話「しくじった男」では、殺し屋レッドの妻ジャニス役。再び殺人に手を染めた夫をかばい、警察の追及にも顔色一つ変えない。
映画「ランダムハーツ」では、ハリソン・フォードの妻ペイトン役。出張旅行といって乗った旅客機が墜落したが、実は不倫旅行だったとわかって夫はショックを受けるのだった。
「コーリング」ではケヴィン・コスナー演じる医師ジョーが亡くした妻エミリー役。
「スター・トレック ヴォイジャー」では機械生命体ボーグの支配者、ボーグ・クィーン役。

◆ランス刑事 .... Paul Blackthorne
「THE RIVER 呪いの川」では、ドキュメンタリー番組「コール博士の未知の世界」のプロデューサークラーク・クワイエットリー役。失踪したコール博士の捜索費用のため、捜索自体の番組制作を行う。
「ホワイトカラー」第2シーズン9、10話では、ニール達がオルゴールの謎を追い詰めたことから、モジーを撃ったジュリアン・ラーセン役。ラーセンはニールらに国外逃亡の取引を持ちかけてくる。
「バーン・ノーティス」第3シーズン9話「フィオナの過去」では、アイルランドの過激派オニール役。彼はフィオナに爆破計画を潰されたことを恨み、フィオナの居場所を知って復讐のためマイアミにやってきた。
「リップスティックジャングル」では、ブルック・シールズ演じる映画界をまたにかけるキャリアウーマンウェンディの夫シェーン役。妻のキャリア志向を理解して主夫で家庭を支えてきたが、自分の仕事のチャンスに恵まれたことで事態が一変する。
「ミディアム」第1シーズン11話「40年の時を経て」では、アリソンが好きだった古いドラマ「奥様は心が読める」の主役ヘンリーと、ヘンリーの息子の二役。ヘンリーと妻のアビゲイルは夫婦で幸せそうな夫婦役を演じていたが、実際は冷めきっていた。
「ER」第10シーズンでは、コーデイが学校教師デイブと二股をかけた放射線科医師のローソン役。セクシーな英国人の彼と子供好きな米国人の彼と、両方捨てがたいとかやってるうちに両方が鉢合わせしてしまうという悲惨な展開に。
「24」第3シーズンでは、テロリストのステファン・サンダース役。生物兵器をアマドールから購入して拡散を企むが、ジャックは彼の娘を人質にとり居場所をつかもうとする。しかし逆にミシェルがローソンの手の内に捕らえられたために、ミシェルの夫のトニーがローソンに操られることに。

◆クイーン産業CEOスティール .... Corrin Salmon
「魔術師マーリン」第2シーズン3話「悪夢の始まり」では、ドルイドのアグレイン役。魔力に目覚めつつあったモルガーナに力の意味を諭す。
「第一容疑者2」では、テニスンの部下のロバート・オズワルド巡査部長役。テニスンと深い仲になるが、事件自体人種問題をはらんでいたため二人の関係は波乱ぶくみ。
映画007シリーズ(「トゥモロー・ネバー・ダイ」「ワールド・イズ・ノット・イナフ」「ダイ・アナーザー・デイ」)では、ブロズナンボンドのミッションを支えるMの幕僚長チャールズ・ロビンソン役。
「エイリアンvsプレデター」では、ウェイランド社長の秘書&ボディガードのマックス・スタッフォード役。

◆オリバーの父 .... Jamey Sheridan
「ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女」では、マケイン候補の選挙を動かす腹心のスピーチライター、マーク・ソルター役。
「HOMELAND」では、副大統領ウォルデン役。ブロディの転機となった無人機爆撃作戦の指揮を執った当時CIA長官で、その事情に気づかないままブロディを議員候補に擁立しようとする。
「LAW & ORDER:クリミナルインテント」、第1~5シーズンでは、重要事件捜査班のボスであるディーキンス役。ゴーレンの暴走にも比較的暖かく見守っていたが、後に配属されたローガンの暴走も加わり、責任をとって退任の憂き目に。
「シカゴ・ホープ」第2シーズンでは、産婦人科医のサットン役。

◆ローレルの妹サラ .... Jacqueline MacInnes Wood
CBSの昼メロドラマ「The Bold and the Beautiful」に2008年から現在もレギュラー出演し、出演エピソードが660を超えるメインキャスト。

◆クイーン家のメイドレイザ ....  Kathleen Gati
「ALPHAS」では、アルファのメンバーレイチェルの母親役。娘の能力ゆえにレイチェルとの関係は決して良好ではない。
「メンタリスト」第1シーズン11話「レッド・ジョンの友人」では、被害者アンディーンの母で、現場となったレンフルー家の使用人マリスカ役。
「デスパレートな妻たち」第3シーズン7話「無慈悲な銃弾」では、立てこもり事件を起こしたキャロリンを撃った人質の女性役。
「BONES」第2シーズン3話「ジュリエットの悲劇」では、ゴミ置き場で腐乱死体になって発見された被害者ディランの母役。ディランと恋人のケリーとの交際に反対していた。
「24」第5~6シーズンでは、ロシア大統領夫人アーニャ・スヴァロフ役。
「コールドケース」第1シーズン8話「蝶々」では被害者の少女トーヤの学校の教師役。ヴェラとジェフリーズに「蝶々のダンス」を発表会で踊った話をしていた。
「ER」第11シーズン5話「インターンの苦悩」では、水上スキーの事故で夫がERに運ばれた果てに死亡したコールマン夫人役。手抜きをしたレイが、コールマン夫人の意志をしっかり確認しないまま臓器提供のOKのサインをしたため、学生たちの前でカーターに怒鳴られてしまった。

◆ランス刑事の相棒 .... Roger R. Cross
「24」ではCTU局員カーティス・マニング役。ジャックとの信頼関係が厚く、ジャックを助けてミッションを遂行していたが、第6シーズンでは部下を殺害されたことで暴走し・・・

◆詐欺訴訟の富豪アダム・ハント .... Brian Markinson
「ザ・キリング」(米版)では、ホールダーの元上司のギル・スローン役。ホールダーを推薦して殺人課に送り込み、証拠隠滅を指示し捜査を内部から妨害している。
「CSI:11」7話「名前の落とし物」では、個人情報監視サービスIDプリザーブの警備主任ジュリアス役。廃棄物処理場の粉砕遺体の容器から彼の指紋が検出される。
「ザ・ファーム 法律事務所」2話「第2章:自白の行方」では、ミッチの依頼人が少女殺害容疑をかけられていた事件で、自らそれを含む連続殺害を自白してきた男カルビン・パーカー役。ミッチは裁判で彼の無罪放免にするが、調査の結果衝撃の真実に気づく。
「ルーキーブルー」第2シーズン8話「ブルーガイ」では、顔が強盗追跡用の染料で青く染まっていたため逮捕されたブルーガイ役。彼が完黙して語らないため、クリスが留置所に潜入して情報を引き出すことに。
「サイク/名探偵はサイキック?」第1シーズン9話「ショーンvsレッド・ファントム」では、ガスとオハラの大好きなコミック「グリーン・スピリット」「レッド・ファントム」の作者ヒルツ・クーラー役。しかし彼の作品は映画化されたことで駄作になっていた。
「NCIS」第4シーズン17話「棺に隠された秘密」では、霊廟で海軍兵の棺の爆発事件が発生したために、安全確保のために呼ばれた爆弾処理班隊長役。
「シャッタード 多重人格捜査官」では、ベンが診察を受けている精神科医役。ベンから酒臭く依存症ではないかと疑いをかけられる。
「Lの世界」第5~6シーズンでは、ジェニーが監督することになった映画「レズ・ガールズ」のプロデューサーアーロン・コーンブルース役。
「スーパーナチュラル」第1シーズン4話「悪魔からの伝言」では、ユナイテッド・ブリタニア航空の墜落事故で、原因究明のためディーンに助けを仰いだ警備責任者のジェリー役。
「ダークエンジェル」では、ローガンに協力して医療行為を行うドクター・カー役。

◆オリバーの担当医 .... Hiro Kanagawa
札幌出身で、現在はカナダに帰化してバンクーバーを中心に活動しており、日本人の脇役として多くの作品に出演している。
「シークレットサークル」7話では、ハロウィンパーティの準備のためにキャシーが訪れた骨董店の店主役。ウィッチハンターとしてのジェイクによって殺害される。
「スーパーナチュラル」第5シーズン8話「異次元へのチャンネル」では、日本のバラエティ番組風「くるみわり」というクイズ番組の司会者役。ディーンとサムがテレビの中の異世界に放り込まれて様々な番組のパロディのような状況をさまよう中で、「くるみわり」という番組に迷い込んでしまう。
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「Sherlock」ドールハウス展示

丸善丸の内本店で「Sherlock」ドールハウスの展示が行われているということで、いってきました東京駅!

 丸善丸の内本店ホームページ
場所は丸善の2階、(丸善フロアマップ PDF注意)フロアマップの「ミュージアムゾーン」の上あたりの空間になってるとこです。

金曜日まで展示が行われているということなんですが、(4月9日までに延長だそうです!)Sherlockのクリアファイルがもらえるらしいと!!
これです↓ 



シャーロックのケースブックと重ねてみました。
写真ではJ:COMのロゴしか見えていませんが、AXNミステリーさんの制作ブツのようです。AXNミステリーさんありがとう・・・
私が見に行った時に、3人ほどクリアファイルを持っていった人がいて(みなさん若い女性!)残り15部ほどになってましたが、まだ裏にあるかもよ??

で、ドールハウスはこれ・・・



すばらすぃ。
かなり再現性高いです。ケースで光ってこの角度でしかきれいに撮影できなかったのですが、見えない側の壁にはヘッドホンがひっかけてある剥製もあり、見切れているソファの上には英国国旗のクッションが置かれています。
暖炉の上にはビリー(頭蓋骨)、見えにくいとは思いますが、ナイフぶっ刺してまとめられた手紙も、飾られてる像もちゃんとあります。
ビリーと手紙の間にある額は、虫と蝙蝠の標本ですが、これも部屋にあって本棚とかにおかれていたブツです。
本棚に置かれてある小包はちゃんと住所が書いてあるのですが、あれは意味があるのかなぁ。気になる・・・
きっとマニアの方がご覧になったら、いろいろとこだわりが発見できるのではないかと思います。

私が気になったのはこれ↓



全体写真のサイドテーブルにティーカップと一緒に乗っている本が、アガサ・クリスティ!
クリスティを読むのは、やはりジョンのでしょうか・・・
この表紙は何のかなと思って探してみたのですが特定できませんでした。表紙に描かれている影はポワロのもののようなのですが・・・どなたかご存知の方教えて下さい。
シャーロックの影の横顔を模した遊びの隠し技だったりして?だったらもっといろんな隠されたポイントがあるかも・・・

あーまた録画を見直してしまいそうです!早くあの続きを!続きをー!!!


・・・で、これをアップしようとして確認してたら、4月9日(火)まで展示が延長になったようです!!
まだの方、ぜひぜひぜひー!!!
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「ゲーム・オブ・スローンズ」第4話「壊れたものたち」


【 スターチャンネルHPエピソードガイドより 】
黒の城を出たティリオンは王都に戻る途中、ブランが回復したことを確かめるためウィンターフェル城に立ち寄る。
先代“王の手”の死の真相を追うエダードは、彼が死ぬ直前に調べていた本から、王家の跡継ぎに関わる秘密に気付く。
海の向こうではデナーリスと兄ヴィセーリスが対立。
一方、ウィンターフェル城に戻る途中のキャトリンに出くわしたティリオンは、ブランの命を狙った犯人だととがめられ…。



今回のタイトル「壊れたものたち」。原題は「Cripples, Bastards, and Broken Things」。
それはティリオンの台詞で「おれはこんな子や落とし子や壊れた者に弱いんだ」からきている。
彼はただの皮肉屋なのかと思いきや、ブランへ見せた思いやりと気配りは他の誰よりも気がきいていた。かわいそうな子と甘やかすのではなく、ティリオンは必要なところで手を差し伸べてやる優しさを持っているのだと気づかされる。
ジョンに対しても現実を突きつけてやるのは優しさゆえだった。そう考えると、ジョフリーに見せた厳しさも優しさのうち?いやそれはどうかな。彼も「壊れたもの」なのかもしれないけれど。
ただ・・・ティリオン自身はこの時点ではスターク家が自分に抱いている疑いについては全く知らない。知っていたらブランにこんな好意を示せたかどうか微妙なところかもしれない。
そうすると、ティリオンがブラン殺害を命じたというのはデマということになるわけで、そうすると「誰かが嘘をついている」ということに。
その嘘を誰が何のためについたかを考えると、めぐらされている策謀の流れが見えてくるように思われる。

前にシオン・グレイジョイについての説明が、ドラマの中ではすっ飛ばされたので詳細に解説してしまったのだが、ようやくここにきて台詞で追加説明がされるようになってきている。
シオンについては、「七王国の玉座」の中では最初に境遇について説明はされているものの、その後はそんなに詳しくない。だからドラマの中で彼について詳しく描写されている部分については「ドラマがオリジナルで盛っている」シーンだったりする。
ティリオンにスターク家を「主人」と呼ばれてむっとするあたり、普段忠誠心を示しているように見せつつ、その実は内心の屈折を抱えているのがありあり。
あのティリオンの強烈な嫌みも、実はシオンいじりに見せた優しさなのか?それも微妙・・・

様々なところで不穏な空気がじわりと動きを見せている。
ドスラクではデナーリスがヴィセーリスに刃向かい、カリーシとして覚醒の様相。
でもこれ、ヴィセーリスは原作に比べて格段にいい扱いを受けているのだ。侍女とお風呂に入っているなんて、ご接待もいいところ。
原作のヴィセーリスは、何しろ馬に乗らせてもらえていない。前にデナーリスを害しようとして「お前は歩け」とドスラクの兵士に命じられていたシーンがあったが、そこから馬をとり上げられていたはずなのだ。
そしてドスラクでは「馬に乗れる」というのが満足に人並みに扱われる基本条件なので、徒歩でついてこさせられているヴィセーリスは軽蔑と嘲笑の対象になって「足痛王」とか呼ばれていたのだが・・・
しかしデナーリスがいまだプライドを維持しているヴィセーリスに対して下剋上するシーンを作りたかった、というドラマにおいての演出のため、ドリアとの入浴シーンが「盛られ」る必要があったのだろう。

エダードがジョン・アリンの死のいきさつについて調べたことでも、何かが動き始めた。
サー・ヒューが騎士に取り立てられた事の不自然さ、そしてエダードが彼に話を聞こうとした直後の競技会での死。しかもぶつかった相手が明らかに力の差があるマウントだった。
どう見てもこれは口封じ・・・そしてエダードに対する警告でもあると思うのだが、エダードがそこでひるんで手を引くような人物ではないわけで。
そこが彼の魅力でもあり、不幸なのかもしれない・・・
ジョン・アリン殺害の原因がロバートの落とし子につながるとなると、宮廷にうごめく有象無象が黙っていないだろう。エダードは多くの人にとって開くべきではない箱を開いてしまったように思える。

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【スターク】

◆ シオン・グレイジョイ
ロブの命令でティリオンに挨拶するためにブランを呼びに行った。
ティリオンにスターク家のことを「主人」、「敵の従士になった」と言われむっとする。

◆ ジョリー・カッセル
サー・ヒューにエダードの使いで派遣されるが、騎士でないからと断られる。
ジェイミーにシオンについて聞かれ「いいやつです」と答える。

◆ 学匠ルーウィン
ウィンターフェルを訪れたティリオンに、ブランの容体を説明する。

◆ 司祭女モーディン
サンサに王座を見せて将来のことを説明する。父上を許せとサンサを諌める。

◆ ばあや
ブランの枕元で編み物。

◆ ホーダー
ブランを担ぎあげて運ぶ大男。「ホーダー」としか話せない。

【バラシオン&ラニスター】

◆ 蔵相ピーター・ベイリッシュ公
通称のリトルフィンガーについてアリアに由来を聞かれる。
エダードに、ジョン・アリンが死の前に武具屋に出入りしていた情報を教える。

◆ 上級学匠パイセル 
ジョン・アリンが死の前日に求めた本と、「種は強い」と言っていたことについてエダードに教える。

◆ ヴァリス公(スパイダー)
エダードが反対する競技大会を、経済効果をもたらすとして肯定的。

◆ ハウンド(サンダー・クレイゲン)
リトルフィンガーの口から、彼の火傷の由来について語られる。

◆ マウント(グレガー・クレイゲン)
ハウンドの兄で、競技大会に出場してサー・ヒューを斃す。

◆ サー・ヒュー
ジョン・アリンの従者で、彼の死後騎士になった。
競技大会でマウントと対戦して死亡。


【ターガリエン&ドスラク】

◆ ドリア
ヴィセーリスの相手をしたデナーリスの侍女。
2話でデナーリスに性の手ほどきをした彼女。

◆ イリ
殴られたドリアの手当てをデナーリスに命じられた侍女。


【壁】

◆ アリザー・ソーン
新入りのサムをいびる。ジョンたちがサムをかばっていることに気づき激怒。

◆ サムウェル・ターリー
ナイツウォッチの新入りの太っちょ。
良家の子弟だったが、鈍さのため父親に能力を見限られて、死か壁かを選ばされる。

◆ グレン
自分も臆病だと思われるからとサムとしゃべらないという。

◆ ピップ
サムを見て「あれがナイツウォッチかよ」とあざ笑った。

◆ ラスト
サムをいじめようとして、ジョンたちから夜襲をかけられた同期生。
前回はジョンのいじめのシーンでジョンをはがいじめにしていたが、名前が出てこなかった。


【キャトリン一行】

◆ サー・ロドリク・カッセル
キャトリンの旅にお供している老家臣。

◆ ヨーレン
採用担当のナイツウォッチで、ティリオンに同行してウィンターフェルに寄り道。

◆ マリリオン(名前は原作より)
お調子者の「歌い手」。キャトリン達にまとわりついていた。

◆ マシャ(原作より)
ティリオンを満室だと断ろうとした宿屋のおかみ。

◆ ブロン
ティリオンに宿の部屋を譲った男。


【その他】

◆ トブホー・モット(原作より)
ジョン・アリンが生前訪れていた武具屋の主人。

◆ ジェンドリー
武具屋の弟子。ジョン・アリンが会いに来て母親について聞かれた、と話す。
実はロバートの落とし子だとエダードは気づく。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」第3話「冥夜の守人」



【 スターチャンネルHPエピソードガイドより 】

王都キングズ・ランディングに到着したエダードは、小評議会に召集される。
妻キャトリンは、ラニスター家の誰かがブランを塔から突き落としたと確信し、夫に伝えるため秘密裏に王都に向かう。
“冥夜の守人”になるため黒の城に着いたジョン・スノウは、群を抜く剣の腕前を見せるが、まだ一人前とは見なされず苛立ちを隠せない。
一方、ドスラクの女王としての風格が備わってきたデナーリスの体に異変が…。



エダードの「王の手」としての日々が始まった。
「王の手」は官房長官とか補佐官的なポジションだが、そのためにキングズランディングに赴かないといけないため、家族はバラバラに。
権力の座に野心が薄いエダードにとっては、友人であるロバートの王としての現実をつきつけられる上に、立ち位置が固まっている側近たちを動かしていかなければいけないという、何も旨みのないつらいだけの立場だ。
それでもエダードが引き受けなければ、彼の冬の国は反逆罪に問われるであろうし、すでに崩れかかっている世界の荒廃が一気に進んでしまう。
エダードには目の前にやってきている「冬」の到来を感じながらも、家族のため、自らの正義のためそれを食い止めずにはいられない。

これまではジョン・アリンが務めていた「王の手」・・・
遺体しか登場していないジョン・アリンだが、エダードとロバートを父のように導き教えた人物、ということなのでエダード達よりも10歳以上の年長者だったということだろう。
その彼によって治められていた閣僚たちなのだから、そもそもエダードの言うことなど聞く気がさらさらない。彼らは独自の嗅覚で力のあるものに靡いている。
禿頭のヴァリス公ことスパイダーは、ドラマでは説明がなかったが「宦官」である。中国の後宮の宦官もそうだが、少年のロブやジョンですら生やしている髭がないということは「そういう意味」になるのだ。
スパイダーは王国に細かな情報網を張り巡らし、すべてを把握している。情報を制する者は、その地位以上の力を持つということで、彼が王国の影の実力者ということになるだろうか。もちろんエダード以上に。

そういった密かに描かれる宮廷のねじれは他にも。
ジェイミーは「王の盾」の一員なのだが、これは王の近衛兵にあたる。今回ロバートと「初めて戦場で殺した相手」について語り合っていたのがその「王の盾」の総帥、バリスタン・セルミー。
そこに入ってきたジェイミーはバリスタンに対して敬語を使っていた。さらにジェイミーは仕事としてロバートの私室の扉の外で警護をさせられ、それをロバートに嘲笑されていた。
これが「サーセイと自分以外皆敵」状態のプライド高きジェイミーにとって面白い状況であるわけがなく・・・
ジェイミーを突き動かしているのは野心ではなく、サーセイへの感情も愛情ではなく、ただひたすら欲望の赴くまま動物的に周囲を排除していってる感じなのだが、なまじ見た目が美形なので残虐さが緩和されてしまっている。
彼の「気分は独裁者」という状態が国をゆがめていく様子が、周囲にはとっても迷惑・・・そしてサーセイはジョフリーを第二のジェイミーとして育成中だし、更に迷惑は拡大していくのだ。

そしてジョン・スノウの「壁」での生活がスタート。
シーズン1の分の原作では、ジョンとデナーリスの成長がサイドストーリー的な軸になっているため、ジョンというのはとても感情移入しやすいキャラクターなのだと思う。
ジョンの生まれ持った影と神秘性のようなものに人は惹かれずにはいられないのか、ハリー・ポッター的に恵まれ、何くれと手を差し伸べる人が出てくる。ティリオンしかり、ベンジェンしかり。
その差し伸べられた幸運をきちんと受け止め、成長していくことができる器を持った人物として、ジョンはきっと今後ストーリーの中心に立つことになるのではと期待されるのだが・・・
しかし彼はナイツウォッチとしての道を選択したという、大きな制約を自らに課してしまった。その試練を乗り越えてジョンはどうなっていくのか・・・

ナイツウォッチという防人システムだが、結婚もできないし、職務以外では自由に壁を離れることもできない不自由な職業だ。
ジョンの同僚となったピップやグレンなどは罪人だが、罰を軽減してもらうためにナイツウォッチに志願している。よくアメドラで出てくるゴミ拾いのような奉仕活動にあたるのだろう。
そういう罰ゲーム的な選択はわからないでもないのだが・・・ベンジェン・スタークなどはどういう事情で壁に行こうと思ったのか、非常に謎。
スターク家の三男として生まれ、何不自由ない立場であったろうに、どこをどうしてどのタイミングで志願したのか・・・
ベンジェンが3話目になってちょっとかっこよく見えてきたのだが、多分この先彼はシーズン中出てこないので、とっても残念。彼の情報がこの先描かれることがありますように。
ナイツウォッチにいったんなってしまったら、もう二度とその立場から解放されることはないのだろうから、志願するということは本人たちが思うよりも重い事実を含んでいる。
ヨーレンやアリザー・ソーンあたりは罪人上がりな雰囲気だが、総帥のジオーは「モーモント」なので、デナーリスにつき従っているジョラーの父(「偉大な戦士」と語っていた)なのである。
ある程度の家柄の主だったはずの彼が家を捨てて壁に赴いたのは、ジョラーの罪の連帯責任なのか。そういう語られない個々のドラマが、なかなか想像をかき立てる。

アリアとブランのちびっこコンビが活躍してくれると癒しになって嬉しい。何しろこれ、悪どいオヤジたちのドロドロドラマだからなぁ。
がんばれちびっこたち!
・・・しかし、私が原作を読んでのシリオ・フォレルのイメージはKABAちゃん風味だったのだが・・・あんなモジャオヤジ・・・ ちょっと好き。

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【ドスラク】

◆ サー・ジョラー・モーモント
ラカーロに、自分の父親について「偉大な戦士」と語る。

◆ ラカーロ
ドスラク人の青年。デナーリスに無礼を働いたヴィサーリスを捕えた。

◆ 侍女イリ
デナーリスに仕える侍女。2話でデナーリスの入浴を手伝っていた中のひとり。
3話ではラカーロの言葉を通訳、デナーリスの妊娠に気づく。


【バラシオン&ラニスター】

◆ 蔵相ピーター・ベイリッシュ公
通称リトルフィンガー。小評議会の一員で、キャトリンの幼馴染で横恋慕の過去が。
キングズランディングにやってきたキャトリンを、自分の経営の娼館にかくまう。

◆ レンリー・バラシオン
ロバートの弟。小評議会の一員で、エダードとは良好な関係。

◆ 上級学匠パイセル 
小評議会の一員。「手」の鍵をエダードに渡した。

◆ ランセル・ラニスター
ロバートの従者の金髪の青年。ワインを切らして怒られる。ジェイミーとサーセイのいとこ。

◆ ヴァリス公
密告情報を取り仕切る、通称スパイダー。小評議会の一員。

◆ バリスタン・セルミー
騎士である「王の盾」の総帥。ロバートに初めて戦場で殺した相手について聞かれて語る。


【スターク】

◆ サー・ロドリク・カッセル
キャトリンの旅にお供している。

◆ ジョリー・カッセル
ロドリクの甥。エダードからサンサとアリアを連れていくように命じられたり、キャトリンを見送るエダードにつき従っている。

◆ シリオ・フォレル
アリアのダンス教師。舞うように剣をさばくことを教える

◆ 司祭女モーディン
アリアとサンサの教育係。アリアの暴言をいさめる

◆ ばあや
ブランにせがまれて「怖い話」をする。


【 壁 】

◆ ベンジェン・スターク
エダードの弟で冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)に従事。甥のジョンをナイツ・ウォッチに誘った人物。
3話ではジョンに、「壁」の向こう側に偵察に行くと告げる。

◆ ジオー・モーモント
ナイツウォッチの総帥。ティリオンと剣の練習を見下ろしている。
壁の現状について、サーセイに助けを求めてくれとティリオンに頼む。

◆ アリザー・ソーン
ナイツウォッチの剣の指導者。皮肉屋で、ジョンに「スノウ閣下」とあだ名をつけてあてこする。

◆ 学匠エイモン
壁をめぐる変化と、現在の不備についてティリオンに不安を語る。

◆ ヨーレン
ナイツウォッチの採用担当。ゲテモノ食い自慢をティリオンとしていて、クマの睾丸を食べた武勇伝を語った。

◆ グレン
剣の練習でジョンに最初にうち負かされたナイツウォッチ候補生。

◆ ピップ
剣の練習でジョンに二番目にうち負かされたナイツウォッチ候補生。
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「ゲーム・オブ・スローンズ」第1話「冬来たる」


【 スターチャンネルHPエピソードガイドより 】
“壁”の反対側で謎の生物に襲われたと訴える“冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”の脱走者が捕えられ、ウィンターフェル城に連行される。
領主エダード・スタークが不穏を感じた矢先、王ロバート・バラシオンの側近“王の手”の訃報が入り、エダードを後任にするため王一族がスターク家を訪れることに。
一方、復権を目論むターガリエン家のヴィセーリスは、騎馬民族ドスラク人の王に妹を嫁がせようとしていた。



再度一話目をちゃんと視聴したので、原作を読んでいない人のために、名前を呼ばれなかった家臣を含めて「名前の付いている」キャラクターについて説明をつけてみた。
名前については、吹き替え版ラストで声優クレジットのところに載っていたキャラクター名にそってみた。

この物語は、始まる前の前提がものすごく長い上に、ドラマとして語られていない既定の部分がとても重要になってくるので、さらっと語られている「過去」については聞き逃してはいけない。
ロバートとサーセイ、エダードとキャトリンの二つの夫婦は、本来は結婚するはずではなかった2組だった。
ロバートが地下の墓所でエダードに「妹君が生きていれば、血でも結ばれる運命だった」と語っていたように、エダードの妹(リアナ。2話目で名前が登場)がかつてはロバートの婚約者だった。
さらに、キャトリンはエダードではなく、エダードの兄(ブランドン。ブランはこの亡き兄の名前をもらった)の婚約者だったのだ。このことが2組の夫婦には常に重くのしかかっている。
キャトリンがエダードが「手」になることを止めるために言った言葉、
「お父様とお兄様は南へ召しだされ、どうなりました?」
に見られるように、キャトリンの中にもどこか常に忘れられない恨みが存在しているのだ。

その、エダードの父、兄、妹を奪った仇がテーガリアン家の王=狂王エイリスで、その仇討ちをしたことがロバートの王位簒奪になり、そしてターガリエンにとっては奪われた王位を奪還するために、デナーリスの売られるような結婚につながっていくわけだ。
ドラマで初めてこの世界に触れて、色々端折られた中でそこまでちゃんと消化できるのかどうか、ほんとに心配なくらいざっくりしてるので、世界観に圧倒された熱が落ち着いて冷静になった後は、ストーリーの把握に迷う人が続出しそう。

たくさん出てくるキャラクターで、七王家に血統が連なる人々はそれなりに台詞内に名前が出てくるのだが、家臣たちはほとんど呼ばれない。
そのあおりで、今後重要になってくるであろうと思われるのに基本的な説明がばっさり切られているのがシオン・グレイジョイ。ロブやジョンと年が近くて常に一緒にいるが、名前が呼ばれない青年だ。
処刑のシーンでエダードの剣を持っている役目をしていたり、エダードの周りで侍者的な役割をしている彼。散髪のシーンで軽口を叩いていたりもする。
原作では彼がスターク家にいる事情について1話目の範囲できちんと説明されているのだが、そこの部分がきれいにすっ飛ばされていた。
グレイジョイ家は七王家のひとつだったのだが、ロバートに反乱をしかけて滅ぼされ、生き残りのシオンがエダードに後見されて養育されてきた。戦国時代の人質のような存在だ。
原作だと常にチャラチャラしてなんでも笑い飛ばす性格で、その軽さをジョン・スノウがいたく嫌っている。
ジョンはジョンで「落とし子」としての居場所のなさを感じているわけだが、シオンはジョンよりもさらに誰とも血のつながりがなく、反乱者の子として浮き草のような立場を余儀なくされている。
そういう表面には現れない確執の説明をドラマではすぱっと全部落として、しかしシオンの性格について、ロブに命令口調で言われて「お前に従う義理はない」と反発した一言で表しているので、ハードルが高いにも程がある。
・・・まぁ今後重要になってくるって言っても、相当先だが・・・(シーズン2以降です)

そんな感じで、さらっと流してしまいそうな台詞ひとつひとつに、実はとても重要な要素が含まれていたりするので、ひとつひとつおろそかにせずに読みとっていく細密画のような作業がこれから始まるわけで・・・
七王国の世界にようこそ・・・「冬、来たる」ですよ。

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【スターク家】

◆ エダード・スターク
ウィンターフェルの城主でスターク家の当主。スターク家の紋章はダイアウルフ、一家の格言は「冬来たる」

◆ キャトリン
エダードの妻で、元はタリー家の出身。五人の子供がいる。
本来はエダードの兄ブランドンの婚約者。

◆ ロブ
エダードとキャトリンの長男。キャトリンの目配せでいたずらをしたアリンを寝かしつけるなど、落ち着いた兄としてふるまっている。

◆ サンサ
エダードとキャトリンの長女。ジョフリー王子との縁談に浮かれている。

◆ アリア
エダードとキャトリンの次女。おてんばで手芸よりも武芸の方が好き。

◆ ブラン
エダードとキャトリンの次男。城壁登りが得意。

◆ リコン
エダードとキャトリンの三男。まだ幼くて武芸の練習も見守るだけ。

◆ ジョン・スノウ
エダードの落とし子(私生児)で、ロブたちとは兄弟同然に育っているものの、エダードが彼の母親について語らないため、キャトリンに憎まれている。
自分の居場所を求めてナイトウォッチを志す。

◆ ベンジェン・スターク
エダードの弟で「壁」のナイトウォッチをつとめている。ジョンを「壁」に誘う。

◆ シオン・グレイジョイ
親の反乱によってスターク家預かりになっている存在。処刑の剣持ち係などスタークの家臣のような存在ながら、理髪シーンでロブやジョンと兄弟のように軽口を叩き合う。
しかしダイアウルフを殺そうとしたのをロブに止められた時反発したように、ロブたちに対しては屈折した心理を抱えている。

◆ 学匠ルーウィン
スターク家の実務担当のようで、キャトリンにティリオンの部屋のろうそくについて指示されている。
夜中にライサの手紙を持って寝室に来たのも彼。

◆ ロドリク・カッセル
スターク家の家臣。もみあげを結んであるのが特徴。エダードにつき従い、逃亡者の処刑にも立ち会う。

◆ ジョリー・カッセル
原作ではロドリクの甥。処刑についてきていたようで、ダイアウルフ発見のシーンに出てくる肩までの長髪男子が彼。

◆ 司祭女モーディン
サンサとアリアの養育係で、サンサの刺繍の出来を絶賛。


【バラシオン&ラニスター家】
◆ ロバート・バラシオン
七王国を束ねる王。昔は歴戦の勇者だったが、今は酒と過食ですっかり太っている。
かつてエダードの妹と婚約していたが、ターガリエンに殺害された恨みから王座を簒奪。

◆ サーセイ
ロバートの妻。ラニスター家の出身で、ジェイミーとは双子かつ愛人。
息子ジョフリーの下に王子と王女が一人ずついる。

◆ ジョフリー
バラシオンの第一王子。ロバートがサンサとの縁談を提案した。

◆ ジェイミー・ラニスター
サーセイの双子で、ラニスター家の長男。美貌で有名。
(原作では、ターガリエンの王との戦いで彼が王を殺害したため「王殺し」の異名を持つ)

◆ ティリオン・ラニスター
ラニスター家の二男。低身長症で「小鬼のインプ」と呼ばれている。
コンプレックスから高い知性を磨き、女好きとしても知られている。

◆ ハウンド(サンダー・クレイゲン)
ジョフリーの護衛で、猟犬の兜をかぶって顔半分のやけどを隠している。
二日酔いのティリオンに軽口を叩くシーンでは、原作では見られない気のきいたことを言っている。

【ターガリエン家】

◆ ヴィセーリス・ターガリエン
ドラゴンの子孫と言われるターガリエン家の生き残り。
冷酷な性格で、唯一の目標である王家再興のために妹をドスラク人の王ドロゴに嫁がせ、軍事協力をさせようともくろむ。

◆ デナーリス
ヴィセーリスの妹で、ターガリエン家の末娘。
唯一の血縁者の兄に虐げられて、言いなりにドロゴに嫁ぐ。

◆ カール・ドロゴ
ドスラク人の王。「カール」は「王」の意味。デナーリスは王妃なので「カリーシ」と呼ばれる。

◆ ジョラー・モーモント
デナーリスに本をささげた男。かつてターガリエン家に仕えていたと自称。

◆ イリリオ
豪商で、王家復興後の見返りのためにヴィセーリス兄妹を養っていた。ドラゴンの卵をデナーリスに献上。

【アリン家】

◆ ジョン・アリン
「王の手」としてロバートに仕えていたが熱病で急死。ロバートとエダードの師として二人を育てた。
キャトリンの妹ライサを妻とし、息子が一人。

【その他】

◆ 娼婦ロス
ティリオンの相手をした娼婦。

◆ ウェイマー・ロイス(原作での名前)
冒頭のナイツウォッチ三人組のリーダーで、高慢な貴族の子弟。

◆ ウィル(原作での名前)
冒頭のナイツウォッチ三人組の若者。脱走してエダードに処刑された。

◆ ギャレッド(原作での名前)
冒頭のナイツウォッチ三人組の中年の男。壁に戻ろうと提案した。
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