戦争についてどう思う? 「戦争は嫌だ」「戦争は怖い」という意見が日本では多い。 『"戦争は怖い"という精神疾患を大量につくれば相手の戦争能力を消滅できる』 戦略爆撃理論の創設者の言葉じゃ。 実は、それは「作り出されたもの」。 今回は日本人が知らない「戦略爆撃」を解説する! 1932年11月10日、イギリス貴族院で枢密院議長(スタンレー・ボールドウィン伯爵)による、ある演説がされた。 『爆撃機突破演説』というものじゃ。 "爆撃機は必ず突破する。唯一の防御は攻撃である! つまり、祖国を救いたいならば、敵よりも多くの女性や子供をより素早く殺さなければならない!" ロンドンで海軍の軍縮とかやっていたあと、 この伯爵(3回ほど首相経験)は、 新しい戦争は、敵の女性と子どもを大量かつ迅速に殺害するべきだと演説して空軍力の強化を訴えた。 この戦略爆撃理論の提唱者が、 ジュリオ・ドゥーエというイタリア軍人なんじゃ。 ドゥーエは1921年に戦略爆撃という概念を人類で初めて提唱し、 新しい戦争のやり方を世界に広めた。 日本人が、戦略爆撃というと、なんか軍事基地とか工場を爆撃するみたいに聞こえるじゃろ。 とんでもない間違いじゃ。 戦略爆撃とは、民間人を大量に殺して、生き残った人々を精神障害者にする。 そうすれば、大量の精神障害者は自分たちの政府を攻撃するので、戦争ができなくなる。 これが戦略爆撃という言葉の正しい意味じゃ。 ドゥーエは第一次世界大戦で心に傷を負った人々が、 なぜか敵ではなく自国政府を批判しているのを観察し、 1970年代に精神医学がPTSDの概念を確立する50年も前に、 精神障害者が反戦運動をしたり、戦争を嫌がるという事実を発見したわけじゃな。 この戦略爆撃理論は世界各国に輸出された。 そこで成功例と失敗例をみてみたい。 失敗したのはドイツと日本じゃ。 ドイツ空軍はロンドンを空襲したが、 イギリス空軍を攻撃する前にロンドンを襲ったため、迎撃機に大量に爆撃機が撃墜され、イギリスの民間人に死の恐怖を与えられなかった。 日本軍は重慶を爆撃したが、蒋介石政権は民主主義をそもそも導入していないので、 一般人が死の恐怖で狂って重慶政府を批判しても督戦隊に処分されるだけで意味がなかった。 成功したのがイギリスとアメリカじゃ。 英米軍は、まずドイツ国内のベアリング工事(飛行機の部品)を攻撃し、ドイツ空軍の稼働機を減らした。 そして、護衛戦闘機をつけて一気にブレーメン、ハンブルグを焼いた! ただ、日本への戦略爆撃はなかなかうまくいかなかった。 B29で攻撃をかけても、日本はレーダーを済州島などに配備し、迎撃機をすぐ出撃させ、たちまちB29編隊に襲いかかり撃墜した。 日本への戦略爆撃が成功したのは、日本海軍がぼろ負けし、 レーダーを海上や島に設置できなくなり、かつ米空母から出撃した艦載機が、日本の迎撃機基地を叩きまくった後だった。 東京大空襲が成功したのは、 レーダー基地や迎撃機基地が事前に叩かれ、かつ残ったレーダーに補足されないように低空を飛び、 編隊を組まず単独飛行させ、レーダーに感知されない戦術をとったからだった。 こうして、戦略爆撃は、その創設者の思想を思う存分に日本で実現した。 東京大空襲で殺されたのは逃げ足が遅い子どもと妊婦だった。 東京の下町地区には、昭和15年から昭和20年に生まれた人は殆どいない。 未就学児と妊婦がみんな殺され、黒焦げの死体になったから。 そして、生き残った人々が死体を大量にみて、政府を批判し出した。 広島原爆投下の跡地には、「過ちは繰り返しませぬから」と刻んだ石碑がある。 この石碑こそ、戦略爆撃が大成功し、見事に大量の精神障害者をつくりだした歴史的な快挙と言えよう。 殺された側が反省しているわけじゃからな。 そして、精神障害者は自己増殖する。 子どもにも恐怖を叩き込むからな。 原爆投下のアニメや等身大人形までわざわざ制作して、死の恐怖を次世代に叩き込む。 戦略爆撃の連鎖はこうして79年続いた。 "The bomber will always get throug" 爆撃機突破演説の通り、大量の女と子どもを殺して、頭をおかしくして戦争に勝てた。 ワシら日本人はこうした歴史的背景を絶対に知らねばならん。 戦争を怖がること自体が「作り出された精神疾患」である事実を! みんなの意見を聞かせてな! ところで私が書いた『われ、正気か!』という本は、この戦略爆撃理論をわかりやすく、地元の言葉、広島弁で解説した。日本が1番成功した例だからこそ、知らねばならん! 写真は、靖國神社で撮ったわたし! 読んで深く知り一緒に日本を守ろうな! amzn.asia/d/0F6WSxq 電子版も各社ある! 地元図書館や学校にリクエストして応援してな! 文章が気に入ったらフォローしてな!
Most relevant