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Conversation

イスラエルのガザ地区攻撃や、ウクライナによる越境攻撃を最近「侵略」とかいう馬鹿が増えたから、改めて「自衛権」について説明する。 これを理解しておかないと日本が侵略されたとき、防衛する権利自体を封殺されてしまうぞ! まず、「防衛の意思」と「攻撃の意思」が併存する場合な、 なぜか 「攻撃の意思があったら防衛の意思は打ち消される」 とかわけのわからないマイルールを主張するのがいるが、違う。 攻撃の意思を持っていたとしても、 防衛の意思と「最初に攻撃された」という事実があれば、それは自衛権の行使なんじゃ。 これは国家も一般人も同じじゃ。 例えば 過去不良にからまれて暴行されたため、自宅に散弾銃をとりに行き装弾し、不良を探していたら、不良と出くわし、 不良から追いかけられて「殺してやる!」と言われたため散弾銃を発砲して不良を撃っても、正当防衛は成立する。(最判昭和50年11月28日刑集第29巻10号983頁) なぜならば、確かに散弾銃で撃つのは攻撃の意思だが、 それまで不良に暴行を受け、 現に不良から「殺してやる」という意思表示を受けた事情のもとでは、 防衛の意思が併存していたと言えるからじゃ。 過剰防衛とは、防衛の限度を超えることじゃが、 これは侵害が中止され、または侵害を回避する手段が他にあるのにあえて攻撃力の高い選択をすることであり、 現在進行形で続いている生命侵害の意思表示に対して、過剰防衛は無い。正当防衛じゃ。 現実をみろ! イスラエルから拉致された赤ちゃんは全員返されたか? 違うだろ! 現在進行形で拉致されたままだろう! これが攻撃の意思と事実じゃ。 ウクライナ東部の占領をロシアは解いたか? 違うだろ! 現在進行形で占領したままだろう! これが攻撃の意思と事実じゃ。 国連憲章にはな、「武力行使」(第2条第4項)と「個別または集団的自衛権の発動」(第51条)という2類型が定義されている。 前者が侵略で、後者が自衛権じゃ。 相手が攻撃の意思を表示し、攻撃の事実(人質拘束や領土占領)を維持している限り、 自衛権の行使に限度なんてものはない! ただ、ガザ地区へ核攻撃したら、人質も死ぬから、人質奪還の大義名分を自ら捨てたと言えるから、 核攻撃したら「自衛権の目的の喪失」になるといえよう。 通常兵器でやる以上、自衛権行使じゃ。 そもそも自衛権とはな、歴史的背景がある。 第一次世界大戦で機関銃と毒ガスという大量殺戮兵器が発明・投入されたことによって、 あらゆる戦争を無条件に首肯することは、人類の進歩にとって有利ではないことを人類社会は学んだ。 そこで、1929年、パリ不戦条約(昭和4年・条約第1号)を各国が締結した。 「国際紛争解決ノ為戦争ニ訴フルコトヲ非トシ且其ノ相互関係ニ於テ国家ノ政策ノ手段トシテノ戦争ヲ抛棄スル」 と戦争放棄を定めた。 しかし、この条約は「自衛権とは何か」という定義が不明瞭(未記載)であったため、第二次世界大戦の勃発を回避できなかった。 だから、第二次世界大戦後に、「先制攻撃がされ、それに対抗するのが自衛権」だと、「時系列」によって明確に定義された。 繰り返すが、自衛権の目的を失わない限り、自衛権に程度や限度というものはない。 もし、それを言い出したならな、「敵に占領された沖縄を奪還するのは自衛権の程度を超えている」とか、絶対わけのわからん妨害が入るぞ。 「東京を狙うミサイル基地を叩くのは自衛権の濫用」とかもな。 現代の戦争は、もはや言論による国民世論の操作が最初の戦場となっている。 イスラエルに撃ち込まれたハマスのロケット弾にはハングル文字の刻印があり、 ロシアへの弾薬提供を北朝鮮が約束したように、敵勢力は、もはや遠慮を知らん。 戦争反対だと? 寝ぼけるな! 戦争を起こした奴に言え! 犯罪被害に遭った側を責める鬼畜め! イスラエルがどんなに攻撃をしようと、人質の赤ちゃんはらまだ返されていないだろが! ウクライナがロシア領に進撃しようと、ウクライナ東部の占領はされたままじゃろうが! ガザ地区で子どもが沢山死んでいる? それはハマスが子どもを盾にしているからじゃろ! 本当に自分らの子どもが大切ならば、拉致した人質を返せば済む話だ! 平和とは、最初に攻撃した側が、攻撃の意思の不存在を客観的に表明することによってのみ取り戻される! みんなの意見を聞かせてな! ところで私が書いた『われ、正気か!』という本は、「武力行使」と「自衛権行使」の違いをわかりやすく、地元の言葉、広島弁で解説した。これを知らないと次にやられるのは日本人だぞ! 読んで深く知り一緒に日本を守ろうな! amzn.asia/d/0F6WSxq 電子版も各社ある! 地元図書館や学校にリクエストして応援してな! 文章が気に入ったらフォローしてな!
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