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最近、テロリスト側に味方し、イスラエルが悪いみたいに言う人が異様に多いから、改めてこの問題の背景を解説するぞ! 写真は大学院の同期で体入(体験入隊)したときのものじゃ。このうち1人が卒業後イスラエル国防軍の女性将校となり、今も(多分)テロリストどもと戦っておるぞ! まずな、 ①ハマスはパレスチナを代表していない パレスチナには、2つの政党がある。 ファタハ党とハマス党じゃ。 ファタハ党はヨルダン川西岸地区を票田にし、ハマス党はガザ地区を票田にした。 パレスチナは一院制で以前総選挙をしたらハマス党が与党となり議席を占めたが、 大統領選挙ではファタハ党が勝ち、アッバス議長が大統領のポジションに就いた。 アメリカの大統領はいま民主党のバイデンさんじゃが、 アメリカ下院で共和党が多数になったからといって、アメリカを代表するの共和党とはならないよな。 そんなわけで世界はファタハ党をパレスチナの代表と認定したわけじゃな。 そもそもハマス党とファタハ党は仲が悪く、ガザ地区に住んでいたファタハ党支持者はハマス党に殺されてしまった。 以上から、イスラエルがパレスチナと戦争をしているというのはマスコミの洗脳によるフィクションなんじゃな。 ハマス党は私的集団じゃ。 だから、パレスチナは「ハマスを攻撃したらうちらを攻撃したということだ!」という集団的自衛権は一切主張せず、 ガザ地区への攻撃を見守っているわけじゃ。だって関係ないから! 周辺アラブ諸国も、ファタハ党を支持する(つまり、ハマス党を支持しない)ことを表明しているぞ。 以上から、イスラエルはハマス党という私的な組織と戦っているわけであり、パレスチナと戦っているわけではないわけじゃな。 次の論点にいくぞ。 ②パレスチナが国として出来たのはいつか? イスラエルは1948年に独立したが、パレスチナが独立宣言をしたのは1988年じゃ。 最近の話なんじゃな。 つまり、「パレスチナの国家」という概念は、1988年からなんじゃ。 というのも、パレスチナという地名自体、イギリス人が考えだしたものじゃからな。 「2000年前にパレスティーという地名がローマ帝国領内にあったから、それに由来してイギリス領パレスチナにしよう!」 第一次世界大戦がおわると、オスマン帝国が解体され、あのあたりがイギリスの委任統治領となった。 日本もドイツ帝国が解体され、パラオ諸島が委任統治領になった。 イギリスは第一次世界大戦に勝利するためアラブ人の協力を得た。 その代わりにあのあたりの土地をあげる、と約束し、一方でユダヤ人たちにも上げる、と約束した。 日本ではこれを二枚舌外交とかいうが、 イギリスはちゃんとヨルダンを建国し、イギリスに協力した一族を王様にした。 いまのヨルダン王はその子孫じゃ。 また、イギリスは委任統治メソポタニアもゲットしていて、ここにイラク王国を建国し、ヨルダン王のお兄ちゃんを王様にしたわけじゃ。 実はちゃんと約束を守っていたわけじゃな! で、ユダヤ人にはイスラエルを渡し、1920年代からユダヤ人入植が始まっていた。 ただ、ヨルダンにもイラクにも入れなかった人々が不満をつのらし、 ドイツでヒトラー政権が出来ると、 パレスチナ評議会議長がわざわざヒトラーに会いに行って、 「ユダヤ人を追放したらみんなパレスチナに来るので追放ではなく絶滅させてください!」 とお願いした。 ヒトラーが「嫌だよ。余分な人員が足りない」と断ると、 パレスチナ評議会は「じゃあイスラム教徒の兵士を沢山ナチスに渡しますから!」と交渉し、 ヒトラーは「じゃあ絶滅でもいいよ!」となり、この会談のあとに絶滅収容所の建設がスタートしたぞ。 もちろんナチス武装親衛隊にはイスラム教徒の師団が発足した。 さて、第二次世界大戦が終わると、1947年に国際連合総会で決議181号(II)という、イスラエルとパレスチナをわけたら?という勧告がされた。 まあ勧告だからな。 そんなわけでイギリス委任統治からイスラエルが独立したわけじゃ。 「元から住んでいた人」と「土地の所有権を得た人」ならば、どちらが正しいか? あなたが土地を買ったら、なんかよく知らない家族が現地でキャンプしていて「昔からここにいます」と主張したら、せっかく買った土地を放棄するか? まあそういう話じゃ。 ここまでの背景をよく理解した上で、イスラエルとパレスチナを知って欲しいと思う。 テロリストに味方するのは人として終わっているぞ!われ、正気か! みんなの意見を聞かせてな! ところで私が書いた『われ、正気か!』という本は、パレスチナとイスラエルの関係性と歴史的背景をわかりやすく、地元の言葉、広島弁で解説した。 読んで深く知り一緒に日本を守ろうな! amzn.asia/d/0F6WSxq 電子版も各社ある! 地元図書館や学校にリクエストして応援してな!
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