長岡まつり大花火大会

コラム

日本三大花火大会とは?2024年はいつ開催?魅力を徹底解説

2024年7月19日

「日本三大花火大会」とは

  • 大曲の花火(秋田県大仙市)
  • 長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
  • 土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)

現代では、上記の3つの花火大会が歴史の深さや大会規模、花火の技術の高さなどから一般的に「日本三大花火大会」と呼ばれています。

また、それとは別に、日本中から集まった花火師たちが腕を競い合う大会である「日本三大競技花火大会」もあり、こちらについては前述の大曲の花火(秋田県大仙市)、土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)に加えて、三重県伊勢市の「伊勢神宮奉納全国花火大会」を加えた3つの大会で構成されています。

1.大曲の花火(秋田県大仙市)

大曲の花火(秋田県大仙市)
国内有数の「花火のまち」である秋田県大仙市では、一年を通じて多くの花火が打ち上げられます。

その中でも、大曲地区で毎年8月の第4土曜日に開催され、約18,000発の花火が打ち上がる「大曲の花火」は、例年70万人もの観衆を魅了する全国でもトップクラスの歴史と知名度を誇る花火大会です。

この花火大会は、1910年に諏訪神社の祭典の余興として始まった「奥羽六県煙火共進会」が起源とされていて、100年以上の歴史を誇ります。

この大会の最大の特徴は「全国花火競技大会」であることであり、総合優勝者には内閣総理大臣賞が授与されます。

全国の花火師たちが一度は夢見る賞で、ただ楽しむだけでなく、全国の花火師たちの目標ともされる花火大会です。

競技は昼花火、十号玉、創造花火といった種目で争われ、それぞれが高い技術と芸術性を持つ日本最高峰の花火を楽しむことができ、また、大会提供花火のワイドスターマインも見どころのひとつで、1年かけて製作される花火の迫力は観客を圧倒します。

「大曲の花火」は夏だけでなく、「春の章」「秋の章」「冬の章」と題して年4回開催され、それぞれの季節に異なるテーマを掲げた独自の演出が施され、エンターテイメント性溢れる花火を楽しむことができます。

2.長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)

長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)
新潟県長岡市で毎年8月1日から3日にかけて開催される「長岡まつり」。

その中で、「長岡まつり」の一環として、8月2日と3日の夜に行われる大規模な花火大会が「長岡まつり大花火大会」です。

この大会は、約20,000発(2夜合計)の花火が打ち上げられ、例年100万人もの観衆が訪れることで全国的に知られています。

長岡花火の歴史は1879年に始まった花火大会に遡ります。

当時から、年々発展を遂げる花火大会でありましたが、1938年から戦争の影響で中止され、太平洋戦争では長岡が大空襲を受け、町の8割が焼け野原となりました。

空襲の翌年、市民の心を慰めるために「長岡復興祭」が開催され、その翌年からは犠牲者への慰霊、復興への祈り、恒久平和への願いを込め、花火大会が復活しました。

現在でも、花火大会の前夜祭にあたる8月1日の22時30分には、長岡空襲が起きた時刻に合わせて真っ白な尺玉「白菊」が打ち上げられ、市内の寺院の鐘が響き渡る中、鎮魂の願いが込められます。

「慰霊・復興・平和を祈る長岡花火」というテーマは今も受け継がれており、2004年の中越地震からの復興を願って始まった「復興祈願花火・フェニックス」は全長約2km、約5分間にわたって打ち上げられ、現在も大きな見どころのひとつとなっています。

他にも、花火玉の直径約90cm、開花幅650mの「正三尺玉」、巨大ナイアガラ、超大型スターマインといった豪華な花火が次々と打ち上げられます。

また、長岡や新潟にゆかりのあるドラマ「天地人」、映画「この空の花」、楽曲「故郷はひとつ」などの世界観やストーリーを花火で表現し、音楽と共に夜空に広がる壮大な演出が観客の心を揺さぶります。

3.土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)

土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)
日本三大花火大会の中で唯一、夏以外に開催されるのが「土浦全国花火競技大会」です。

茨城県土浦市で毎年秋(例年11月の第1土曜日)に行われ、例年75万人もの観衆が集まり、約20,000発の花火が打ち上げられる、国内でも屈指の花火大会です。

この大会の起源は、1925年に土浦市にある神龍寺の住職が、航空隊殉職者の慰霊と関東大震災後の不況に疲弊した土浦経済の活性化のため、私財を投じて霞ヶ浦湖畔で行った花火大会とされています。

この大会の最大の特徴として、大曲の花火と同様に競技大会であることが挙げられます。

スターマインのテンポ感や音楽との相性などの演出全般が審査対象となる「スターマインの部」、直径300mにもなる大輪の美しさを競う「10号玉の部」、斬新なアイデアや新しい技術が評価される「創造花火」の3つの部門があり、最優秀賞として内閣総理大臣賞が授与されるこの大会では、花火師たちが精魂込めて作り上げた技術の高い花火の数々が最大の見どころです。

他にも余興花火として多くの花火が打ち上げられ、特にワイドスターマインの「土浦花火づくし」は見逃せません。

土浦市制施行60周年を記念して始まった「土浦花火づくし」は、茨城県内の煙火店が技術の粋を結集して作り上げる花火で、打ち上げ幅500m以上にわたって2,000発以上が華麗に夜空を彩る大人気のプログラムです。

日本三大花火大会の2024年開催スケジュール

日本三大花火大会の2024年の開催スケジュールは以下の通りです。

大曲の花火(秋田県大仙市)

2024年の第96回全国花火競技大会「大曲の花火」は、8月31日(土)に開催されます。
開催場所は秋田県大仙市の「大曲雄物川河畔(「大曲の花火」公園)」です。

長岡まつり大花火大会(新潟県長岡市)

2024年の長岡まつり大花火大会は、8月2日(金)、8月3日(土)に開催されます。
開催場所は新潟県長岡市の「信濃川河川敷」です。

土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)

2024年の土浦全国花火競技大会は、11月2日(土)に開催されます。
開催場所は茨城県土浦市の「桜川畔(学園大橋付近)」です。

「日本三大競技花火大会」とは

「日本三大花火大会」とよく比較されるものとして、「日本三大競技花火大会」も挙げられます。

「日本三大競技花火大会」は、全国各地の花火(煙火)業者・メーカー290社が加盟する公益社団法人日本煙火協会が後援する花火大会で、日本全国の花火師が技を競う必見の花火大会になっています。

「日本三大花火大会」でもご紹介した、秋田県大仙市の大曲の花火、茨城県土浦市の土浦全国花火競技大会に加え、三重県伊勢市の「伊勢神宮奉納全国花火大会」を加えた以下の3つの大会が「日本三大競技花火大会」と呼ばれています。

  • 大曲の花火(秋田県大仙市)
  • 土浦全国花火競技大会(茨城県土浦市)
  • 伊勢神宮奉納全国花火大会(三重県伊勢市)

まとめ

「日本三大花火大会」は、日本国内で特に有名で規模が大きく、観光客や花火愛好者に人気のある三つの花火大会の総称です。

それぞれの大会は長い歴史を持ち、独自の特徴や見どころがあり、毎年多くの人で賑わいます。

大曲の花火は技術競技、長岡まつり大花火大会は慰霊と平和、土浦全国花火競技大会は秋の競技大会として、全国の花火愛好者にとって欠かせない存在となっています。

歴史や伝統があり、他の花火大会とはやはり一線を画す、レベルの高い花火大会が日本三大花火大会です。

まだ鑑賞されたことがないという方は、ぜひ一度、生での鑑賞をおすすめします。

ブログランキング・にほんブログ村へ

季節の行事・イベントランキング

「#花火大会」人気ブログランキング

-コラム
-,

S