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福島県立医大でパワハラ 50代男性教授に懲戒処分<福島県>

福島県立医科大学は、50代の男性教授が部下にパワーハラスメントを繰り返していたとして7月31日付で「戒告」の懲戒処分としたことを公表した。

県立医大によると、この教授は2021年の4月から6月にかけて、同じ講座に勤務する部下に対し「業務に関する質問に十分に答えない」「業務量を制限すべきとの医師の診断書があるにも関わらず、それを超える業務を強要する」などのパワハラを繰り返した。
パワハラを受けた部下は、強い不安とストレスにより、出勤することが怖いと感じる状況に陥ったという。

去年8月に被害者からの申し立てで発覚したもので、県立医大は調査の結果、教授の行為が「職務上の地位や権力関係を利用したハラスメントにあたる」と認定した。

処分を受けた教授は「真摯に受け止め、適切な対応に努める」と話していて、いまも被害者と同じ講座に所属しているものの、新たな被害は確認されていないという。

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