社会人になると計算する機会がめっきり減りましたよね。
何か計算をしなければいけない時は計算機やスマホが近くにあればそれを使いますから、計算力が鈍ってしまうことがよくあります。
いざという時に自力で計算できるに越したことはありませんので定期的に練習しておきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
5+4−5×4
足し算、引き算、掛け算の三種類の符号と5、4の二種類の数で構成されている計算問題です。
解説
この問題の答えは「−11」です。
計算順序が最も重要なポイントです。
計算順序
・まずカッコの中から計算する。
・次に掛け算と割り算を計算する。
・最後に足し算と引き算を計算する。
もしもカッコや掛け算がなければ、とばして計算を進めていきます。
今回の計算問題にはカッコはないので、掛け算から計算していきましょう。
−5×4
=v20
次に残りの足し算・引き算の計算です。
5+4−5×4
=5+4−20
=9−20
=−11
最後の9−20をもう少し深掘りして復習しておきましょう。
この計算は(小さい数)−(大きい数)という形になっていますので、答えは負の数になりますね。
符号がマイナスと決まれば、あとは数の部分ですね。数の部分は、(大きい数)−(小さい数)の計算結果を使用します。
つまり、
9−20
=−(20−9)
=−11
となるわけです。
まとめ
負の数が絡んだ計算は普段やらないからこそ、たまに復習しておくことをおすすめします。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。
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