利用者がだまされる「威光効果」って?「トケマッチ」も宣伝利用 著名人の写真、名前が広告塔に「=信用」ではない認識を

トケマッチをめぐっては、福原容疑者はテレビ番組で芸能人と共演し、サービスを紹介していた。幹部らが逮捕された「西山ファーム」をめぐる133億円の投資詐欺事件でも、タレントのSNSが宣伝に利用されていた。磁気健康器具の預託商法で巨額詐欺事件に発展した「ジャパン・ライフ」でも与党政治家の名前がチラシに書き込まれていた。

悪徳商法に詳しいジャーナリストの多田文明氏は「著名人や一流企業、特定の肩書などによって、商品やサービスを信用してしまうのは『威光効果』とも呼ばれる現象だ。著名人らは知らないうちに相手方の〝手足〟となってしまうこともある」と指摘する。

SNSでは著名人をかたる「偽広告」も横行している。世界的企業のトップや著名ジャーナリスト、経済評論家らの写真が無断で掲載され、投資や情報商材に勧誘するものが多く、著名人本人が注意を呼びかけても後を絶たない。

多田氏は「巻き込まれた著名人にとって社会的地位やイメージに関わる問題だ。利用者側はまず『著名人=信用』ではないと認識することが重要だ」と強調した。

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