今回の問題は、足し算と引き算、掛け算が入り混じった問題です。
しかし、問題を見た皆さんならお気づきのとおり、すべて同じ数が使われているのです。
同じ数だとなんだか複雑に感じてしまってうっかりミスが起きてしまいがちです。
うっかり計算ミスをしないように気を付けながら計算方法を振り返っていきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
8+8×8−8
解説の後ではよくある間違い方も紹介します。
解説
この問題の答えは「64」です。
8だけで構成されている計算問題ですが、計算する順序から確認しておきましょう。
必ず「掛け算・割り算→足し算・引き算」の順序で計算することが決められています。
つまり、今回の問題では、8×8の部分を先に計算してから足し算・引き算だけの式にします。
さて、掛け算部分は8×8=64と簡単に計算できますので早速、答えが出るまで計算していきましょう。
8+8×8−8
=8+64−8
=72v8
=64
足し算・引き算の計算では計算順序を入れ替えても問題ありません。
もしも入れ替えて計算しやすくなるのならミスを防ぐためにも入れ替えていきましょう。
例えば
8+64−8
=8−8+64
=0+64
=64
というように入れ替えて計算を楽にすることもできます。
では、よくある間違いについても見ていきましょう。どこが間違いか考えてみてください。
8+8×8−8
=16×8−8
=128−8
=120
一見すると間違っていないようにも思いますが、これは「掛け算・割り算→足し算・引き算」の計算順序を守っていませんね。
なので、間違いという事になります。
まとめ
計算順序が違うと答えも違うものになってしまうので注意が必要です。
※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):うおうお
数学の教員免許を活かし、個別指導・集団指導の学習塾で主に数学の講師として小学生から高校生までを指導。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。日々、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深掘りし楽しく伝えている。
計算問題にもう一問挑戦!