市役所の開庁時間中にパチンコ 飯塚市の副市長が謝罪
飯塚市の久世賢治副市長が、市役所の開庁時間中にパチンコをしていたことがわかりました。
副市長は特別職で、勤務時間は定められていませんが、副市長は事実関係を認めたうえで「市民の皆様をはじめ関係各位にご心配をおかけし申し訳ありません。今後このようなことがないよう信頼回復に努めます」と謝罪しました。
久世副市長によりますとことし4月19日、午後4時半頃に退庁したあと、自家用車で市役所近くのパチンコ店に行き、午後5時前からおよそ30分間パチンコをしたということです。
飯塚市役所の開庁時間は午前8時半から午後5時15分ですが、特別職である副市長は勤務時間が定められておらず、副市長はこの日、公務を終えていたということです。
先月になって、市民から情報が寄せられたため副市長は武井政一市長に辞意を伝えましたがその後、弁護士などと相談し、法的な問題はないと判断したということです。
これを受けて、市長は副市長に対し、口頭で厳重注意するにとどめました。
久世副市長は取材に対し、「公務時間外とはいえ、私の行動により市民にご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。今後は信頼回復につとめ、全身全霊で市政にあたっていきます」と述べました。