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【ポケモンエメラルド】任意コードを利用した色違いミュウ乱数
お久しぶりです。
前回の記事から1年半以上経ってしまいました...
ピカブイ発売以降ポケセン大会もほとんど無くなってしまい、特に書く事も無い状態が続いていました。(といってもエロゲ記事はちょくちょく更新していましたが)
が、ようやく面白い記事ネタができたので今回はそれを書いていこうと思います。
※ゲーム内のバグを利用しています。ご了承ください。
今回の記事では俺が行なった色違いミュウの乱数調整について書いていきます。(といってもほとんど任意コードに話になるかと思いますが...)
正規の色違いミュウは記事執筆時点ではポケモンエメラルドのさいはてのことうでしか入手することができません。
※VC向けに配信されたミュウは個体値が4F固定のため絶対に色違いにならないので、VC産の正規色違いミュウは存在しません。
用意するもの
・GBAのソフトが挿せるハード
・エメタイマー
・RNGReporter または 3gensearch (乱数調整ツール)
(前者と後者でFrameが1つズレてますが、今回の記事では特に気にしなくていいです)
まずこれらを用意します。(この記事ではRNGReporterを使用しています)
・バグポケモンの作成
最初に、任意コードを実行するためのバグポケモン0×085Fの作成を行ないます。こいつがいないと何も始まりません。
作成は以下のぼんじり氏の記事を参考に行ないました。
(記事掲載を許可してくださったぼんじり氏、ありがとうございます)
無事作成が完了したら次は任意コードの打ち込みに入ります。
(任意コードを提供、掲載許可してくださったデテロニー氏、ありがとうございます)
・汎用コードの導入
最初に汎用コードを使用するための作業に入ります。
まずボックス12の13番目からボックス14の30番目までを全て空きにして、手持ちを2匹にします。
その後、指定のボックスのなまえを以下のように変更します。
ボックス5は最初は①のように変更してください。
(基本的にこれ以降に紹介するボックス名の「べ」は平仮名、「l」は小文字のLです。隙間がある所は空欄を押して、隙間の分だけスペースを入力します)
ボックス名1:[かッンNリGゲタ]
ボックス名2:[みくィぃBFC]
ボックス名4:[アタぢいいあ ]
ボックス名5:[ォッいべぞね び]…① [ャl]…②
ボックス名6:[アあいうに ]
このようにボックス名を変更したら、バグポケモンの「ようすをみる」を選択してステータス画面を開きます。
バグポケモンのようすをみて、グラフィックが一旦消えて再表示されるアニメーションを確認することにより、任意コードの実行が完了します。
その後画面を閉じて手持ちを確認すると、手持ちの3匹目にNN[ォッいべぞ]の色違いフシギダネが生成されています。
再度手持ちを2匹にして、次はボックス5を②のように変更して同じように任意コードを実行します。
すると今度は手持ちの3匹目にNN[ャl]の色違いフシギダネが生成されています。
その後、NN[ォッいべぞ]の色違いフシギダネをボックス12の15番目に配置し、NN[ャl]の色違いフシギダネをボックス14の28番目に配置して、指定のボックスのなまえを以下のように変更します。
ボックス名11:[うッゃNさRまK]
ボックス名12:[アぃBFCあい]
ボックス名13:[pぬういぎせ う]
これらのボックス名が汎用コードとなります。この3つのボックス名はこのまま変更しないでください。(この後に出てくる任意コードは、この汎用コードがあるのが前提となります)
色違いフシギダネの位置もこれ以降固定で、それぞれの色違いフシギダネの前2マスと、ボックス14の29番目と30番目にはポケモンを置かないでください。
・裏IDの特定
続いて裏IDの特定に入ります。
色違いを入手するためには、自身のトレーナカードに書かれているID(表ID)に加え、隠しステータスである裏IDを調べる必要があります。
手持ちの3匹目に、そのエメラルドで捕まえたポケモン(NPCと交換したポケモン以外)を配置して、指定のボックスのなまえを以下のように変更します。
ボックス名1:[もけぬうい]
ボックス名5:[かぶ ノうべけギ]
ボックス名6:[アだゥぃBFC]
ボックス名7:[アアセぢいい]
ボックス名8:[アlコ う]
このようにボックス名を変更して任意コードを実行したら、トレーナーカードを確認します。
すると、トレーナーカードに表示されているIDが手持ち3匹目の裏IDに変更されています。
ちゃんと表IDから変更されていることを確認したら、そのIDをメモして、レポートを書かずに電源を切ります。(レポートを書いてしまうと変更後のIDでセーブされてしまいます)
・ふるびたかいずの入手
次に、ミュウがいるさいはてのことうに行くためのふるびたかいずを入手します。
指定のボックスのなまえを以下のように変更します。
ボックス名1:[あああああああお]
ボックス名2:[Yソく]
このようにボックス名を変更して任意コードを実行すると、フラグ付きのふるびたかいずが入手できます。この方法によって、任意コードによるワープをしなくても船着場から直接さいはてのことうに行くことができるようになります。
・色違い個体の検索
最初にダウンロードした乱数調整ツールをここで使用します。俺はRNGReporterを使ったのでそれを使って説明します。
ツールを開いて、IDの欄に表ID、SIDの欄に先ほど特定した裏IDを入力します。俺のIDは表ID26037、裏ID43837だったのでそれを打ち込みました。
ShinyOnlyの欄にチェックを入れ、StartingFrameを1、MaxResultsを100000くらいにしてGenerateボタンで検索します。ヒットすれば下の項目に個体情報が表示されます。(Seedの欄は今回は特に触らなくていいです)
欲しい性格がいる場合はNatureの欄の指定の性格にチェックを入れて検索します。(英語なので調べましょう)
ただ、性格を指定するとなかなか見つからないので、個体がヒットしなければStartingFrameを100000ずつ増やしていきながら検索してみてください。(MaxResultsを増やしていくと一度の検索数が増えていくので貧弱なPCだと下手すると固まります)
俺はようきを指定して、10000台で発見しました。(本当に運がよかったです)
・乱数調整(+BV保存)
個体を決めたら後は乱数調整をするだけです。
希望の個体のFrameの右側のTime欄が、ゲームを起動してからミュウに遭遇するまでの大体の待機時間となります。
基本的にはBV保存を利用して乱数調整を行ないます。詳しいやり方はここで書くとクソ長くなるので調べてください。すぐに見つかります。ミュウの鳴き声も考慮して、大体待機時間-10秒ぐらいになるように調整するとちょうどいい感じになると思います。
待機時間を調整してBVを保存したら、さいはてのことうに行ってミュウの隣でレポートを書いて、エメタイマーを使用して乱数調整を行ないます。
たいせんのきろくを押すと同時にエメタイマーをスタートさせて、0になるタイミングでミュウに話しかけて捕獲。ステータスを確認し、ツールで検索して待機時間のズレを調整してリセット。これを繰り返していけばいずれ目当ての色違いミュウが降臨します。
その結果がこちらです。
これにて色違いミュウの乱数調整は終了です。
あとはXDに送ってねこだましを覚えさせれば最強の色違いミュウが完成します。(そのためのようき)
興味のある方はぜひ頑張ってやってみてください。
さて、おまけです。
先ほどのツイートで同じIDのミュウが複数個体いた件についてですが、これはコピーではありません。ボールも全部違いますよね。
実は任意コードを使ってミュウのフラグを復活させることができます。(正確にはミュウ消失フラグをOFFにする)
これにより同一データで何度でもミュウを捕獲することができます。
ボックス名1:[れPあ]
ミュウを捕獲、または撃破後にこのようにボックス名を変更して任意コードを実行し、再びさいはてのことうに行くとミュウが復活しています。
バグポケモンを手持ちに入れてさいはてのことうに連れて行き、ミュウ捕獲後に手持ちからようすを見て、草むらマップを出て再度入りなおすとすぐ復活しているのでかなり効率よく捕獲することができます。(戦闘には出さないでください。ボックスから手持ちに入れる時や、手持ちでようすを見る時も余計な操作をするとゲームがフリーズするので注意してください)
※今回の記事で使用した任意コードは全てデテロニー氏から提供していただいたものです。
改めまして、ぼんじり氏、デテロニー氏、本当にありがとうございました。
以上