ジャンル別の作曲家ランキング
(2022/1/17)このページは元は名曲ランキングとしていたが、各曲に点数をつけているこのWikiでは不要だと思った。
代わりに、ジャンル別での作曲家ランキングならばこのページの個別曲の評価を横断的に作曲家ごとに比較することができて存在意義が生まれると思ったので内容を変更することにした。
- 管弦楽曲
- 交響曲(18世紀)
- 交響曲(19世紀)
- 交響曲(20世紀)
- 交響詩
- その他管弦楽曲
- 協奏曲
- ピアノ協奏曲
- チェロ協奏曲
- ヴァイオリン協奏曲
- 管楽器のための協奏曲
- 合奏協奏曲
- 室内楽
- 弦楽四重奏曲
- 弦楽五重奏曲、弦楽六重奏曲
- 弦楽三重奏曲
- ピアノ入り室内楽曲
- ヴァイオリンソナタ
- チェロソナタ
- 管楽器のためのソナタ
- ピアノ曲
- ピアノソナタ
- ピアノ曲集
- 大作ピアノ曲
- 中編ピアノ曲
管弦楽曲
交響曲(18世紀)
18世紀の交響曲となると、結局はモーツァルトとハイドンの作品のみが有名である。マイナー作曲家にこれといった名曲は見つかっていない。
その中では、やはりモーツァルトの神がかった最後の2曲とハイドンの中でも特に聴きやすい94番や104番が名作ということになるだろう。
- モーツァルト
- ハイドン
そのほかの、例えばJ.M.クラウスなどの作曲家については、まだランキングで評価できるほど理解できていない。
交響曲(19世紀)
- ベートーヴェン
- ブルックナー
- チャイコフスキー
- ドヴォルザーク
- シューベルト
- ブラームス
- メンデルスゾーン
- シューマン
ロマン派の交響曲は優れたものがたくさんあるが、天才性や革新性を考えるとベートーヴェンの交響曲を最初に持ってきたくなる。その中でも私は5番が一番好きであるが、ここは完全に好みの問題である。3番も高く評価する人もいるだろうが、革新的ではあるが完成度などを考えるとロマン派の傑作群の中に並ぶような曲だと思っている。
その次は私はブルックナーが好きであり、その中では9番と5番が好きである。8番は充実しているがやや外面的であり落ちる。
あとはチャイコフスキーとドヴォルザークの最後の交響曲は様々な面で天才的な作品である。
シューベルトは最も美しく素晴らしい交響曲ではあるが未完成だからこの位置だろう。
ブラームスは交響曲より他のジャンルが素晴らしいと思うのだが、重要であることは疑いない。
その他
- マーラー
- リムスキー=コルサコフ
- ボロディン
- スタンフォード
- グラズノフ
- アッテルベリ
交響曲(20世紀)
- シベリウス
- ショスタコーヴィチ
- マーラー
- プロコフィエフ
曲が様々なバリエーションがありすぎて20世紀の作品になると曲順に並べることは難しい。
ショスタコーヴィチが重要であるのは確かだが、シベリウスの方が自分は好きだ。
マーラーは書いた曲の重要さで当然にランクインしてくる。
プロコフィエフは形式的ではなく交響曲が最も重要とは思わないが、しかし魅力はある。
他の作曲家も、気分によって順位はいつでも変動しそうだが、作ってみよう。結局、知らない作曲家を聞いてみる場合に、まず交響曲というのがとにかく手っ取り早いので、色々聞いてみることになる。完全に好みの順番であり、誰が作っても全然違う順番になるだろう。
- ヴォーン・ウィリアムズ
- カリンニコフ
- ヨセフ・スク
- アラン・ペッテション
- オネゲル
- ストランヴィンスキー
- ミヨー
- シュールホフ
- エシュパイ
- マリピエロ
- マルトゥッチ
- エルガー
ラフマニノフの2番は大好きだがここには並べられない。
ストラヴィンスキーは交響曲をいくつか書いているが交響曲作曲家として重要という印象はない。
オネゲルは優れているが、規模が小さくて渋い印象でありランキングに入れたいイメージではない。
アラン・ペッタション中期とか、ミャスコフスキー27番を初め、様々な作曲家の個性的な魅力作は多いので、20世紀は傑作曲を厳選するような聴き方よりも様々な作曲家の個性的な交響曲を楽しむ方が良いのではと個人的には思う。
交響詩
- シベリウス
- チャイコフスキー
- リヒャルト・シュトラウス
- リスト
その他管弦楽曲
協奏曲
ピアノ協奏曲
- ラフマニノフ
- チャイコフスキー
- ベートーヴェン
- シューマン
- ラヴェル
- モーツァルト
- ブラームス
- プロコフィエフ
- ショパン
- グリーグ
ピアノの機能を最大限に活かしながらオーケストラと絡ませて一体となって独自の音楽を作った完成度の高さでラフマニノフが頂点と思う。
ピアノ協奏曲については好みの問題が特に大きいジャンルであり、各作曲家がそれぞれに違うオケとピアノの使い方で曲を書いているので、それぞれの曲の個性が際立っていて全部面白い、と思う。私はリスト化してみたものの、好きな曲をなんとなく並べてみた、という感覚である。
少し落ちると思うので書いていないが、ハイドン、リスト、サン・サーンスや20世紀のブリテン、シェーンベルクとか、バルトーク、ショスタコーヴィチ、他にも良いピアノ協奏曲を書いている作曲家はたくさんいる。
その他
- スクリャービン
- リスト
- サン・サーンス
- ショスタコーヴィチ
- バルトーク
- リムスキー・コルサコフ
- ハイドン
チェロ協奏曲
- ドヴォルザーク
- シューマン
- ブリテン
ヴァイオリン協奏曲
- ブラームス
- チャイコフスキー
- メンデルスゾーン
- シベリウス
- バッハ
- ヴィヴァルディ
- プロコフィエフ
ベートーヴェンのヴィオリン協奏曲が苦手な私にとっては、3大協奏曲がブラームス、チャイコフスキー、メンデルスゾーンであり、特に壮大なブラームスが好みである。
シベリウスはまとまりに欠けているものの魅力ではそれらに匹敵すると思う。
一方でバッハの2つのヴァイオリン協奏曲のとっつきやすさとかヴィヴァルディの魅力も匹敵するものである。
他にも良い曲はいくつかある。
管楽器のための協奏曲
- モーツァルト
モーツァルトが断トツ1番
合奏協奏曲
- コレッリ
- ヴィヴァルディ
- ヘンデル
室内楽
弦楽四重奏曲
- ハイドン
- ベートーベン
- ドヴォルザーク
- バルトーク
- ヴィラ=ロボス
- シューベルト
- シューマン
- スメタナ
- ショスタコーヴィチ
私にとって弦楽四重奏曲の最も優れた作曲家はハイドンである。4声の使い方が最も完璧であり、楽しくハイレベルな音楽である。
ベートーヴェンも、中期と後期の力作・名作の量において、2番手になると思う。しかし曲が優れているのであって、弦楽四重奏としての処方の完璧さの魅力では少し落ちるとも思う。
その次がドヴォルザークとバルトークである。ドヴォルザークは量が多いが、どれも卓越した室内楽作曲家としての力量を発揮しており、ハイドンに次いで優れた弦楽四重奏の作曲家という印象はある。
バルトークは、彼の個性と形式がマッチして最良の部分がで出ており、前衛的な作品として大変な力作ばかりである。
ヴィラ=ロボスはそのフリーダムな音遣いと音感の良さの個性がマッチしている。
シューベルトは書法は上位ではないだろうが、単純に曲が聴きやすい。
弦楽五重奏曲、弦楽六重奏曲
- シューベルト
- ブラームス
- ブルックナー
- ドヴォルザーク
- オンスロウ
シューベルトの弦楽五重奏曲があまりにも魅力的である。ブラームスは弦の数が多い方がいい曲になっていく。
オンスロウはかなり気に入っているため、あえてランクインさせた。
弦楽三重奏曲
ピアノ入り室内楽曲
ヴァイオリンソナタ
- フランク
- ブラームス
- パッハ(無伴奏)
- ベートーヴェン
- モーツァルト
詳しくないので月並みなランキングになってしまう。
だが、やはりフランクが最高と思う。
ブラームスも2番はやや地味だが1番と3番は大傑作だろう。
ベートーヴェンは、他も良いのかもしれないがクロイツェルのかっこよさが際立っている。
チェロソナタ
管楽器のためのソナタ
- ブラームス
- プーランク
- サン・サーンス
あまりメジャーな曲がない分野であるが、ブラームスのクラリネットソナタがやはり大変な魅力作である。
プーランクも個性とマッチした素晴らしい曲が多い。
サンサーンスのクラリネットソナタは86歳での作曲ということと相まって何度聞いても感動してしまう。
この分野はもっと多くの作曲家がいい作品を書いてくれたらよかったのにと思ってしまう。
ピアノ曲
ピアノ曲作曲家としての総合力でいえばショパンが頭一つ抜けている。
ピアノソナタ
- ベートーヴェン
- ショパン
- シューベルト
- リスト
- モーツァルト
- プロコフィエフ
- スクリャービン
- シューマン
- ラフマニノフ
質と量で言えばやはりベートーヴェンが一番にせざるをえない。
しかし、ベートーヴェンはピアノソナタが最良のジャンルかというと、他ジャンルほど最高の気合いが入った曲ではなく気軽に書いた曲が大半であり、大傑作はごく一部かなと思う。
ショパンは2番と3番の2曲だがその圧倒的な天才性からみて、ソナタ作曲家ではないにもかかわらず2番手になる。
シューベルトは、他ジャンルと違いシリアスで聞き手を楽しませる外面性がなくなり、自由に内面を表現した大作になっていて、あまりビアニスティックではなく鳴らないものの観賞用の芸術作品としては傑作だらけである。
リストは1曲だけだが、やはり最重要なピアノ曲の一つではある。
モーツァルトはピアノ曲と呼んで良いか微妙だが、チャーミングな魅力作が多く独自の魅力がある。
プロコフィエフは、シューベルト同様に最もシリアスな作品をかいたジャンルがピアノソナタだと思っている。そして非常に重要な作品が並んでいる。
スクリャービンも独自の作品の個性の魅力は捨てがたい。
シューマンは個人的にはソナタは聞きやすいと感じている。
ラフマニノフは協奏曲とも他の独奏曲とも違う独自の規模を彼の魅力で書いているので、傑作か微妙であるがランキングには入れたくなる。
他にもメトネルやヒナステラは名作を書いている。
ピアノ曲集
- ムソルグスキー「展覧会の絵」
- ラヴェル「鏡」
- ショパン「練習曲集」
- ドビュッシー「映像」
- アルベニス「イベリア」
- シューベルト「楽興の時」
名作は沢山あるので、特に好きな作品集を作曲家ごとに1つ挙げて並べてみた。
ストーリー性と全曲のバラエティーの豊かさと質の揃っていることなど、展覧会の絵が最高峰かなと思う。
ラヴェルの鏡も名曲揃い。
ショパンは、初期の練習曲集がまとまった曲集としてインスピレーションに溢れた傑作揃いであり、通して弾くことはあまり意図していないかもしれないが、通しでも弾いたら鑑賞できるような曲順になっている。
挙げていないがシューマンなら交響的練習曲かなと思う。
大作ピアノ曲
- シューマン「幻想曲」
- バッハ「ゴールドベルグ変奏曲」
中編ピアノ曲
- 最終更新:2023-01-17 23:09:12