ぼっち・ざ・いんむ!~ロックと化した先輩~ 作:ブリブリ大根
田所の目の前の少女は曇りなき瞳で汚物を見ていた。
「あっ!いきなりごめんね。私、下北沢高校二年、伊地知虹夏。」
「田所。24歳、学生です。」
「24?年上か…学生?…」
「オッスお願いしまーす」
「えっと…サポートギターなんだけど…」
「ヌーン…」
田所は悩んでいた。正直めんどくさい。他を当たってくれ、と言いたい所だが、田所は人間の鑑、困っている少女を放っておけなかった。
「良いよ!来いよ!」
「えっ!?いいんですか?」
「胸にかけて!胸に!」
田所は自分の胸を親指で指している。正直田所の言っていることは理解できなかったが、サポートギターを連れてくることが出来たことに虹夏は喜んでいた。
「ありがとうございます!早速ライブハウスに…」
「オッスお願いしまーす」
「今日出演するライブハウス、うちのお姉ちゃんが経営しててー…」
「はえーすっごい」
「田所さんって、運動とかできるんですか?スポーツとかやってたりします?」
「やっぱり僕は王道をイク…空手ですか」
「空手!すごーい!」
「ホラホラホラホラ!」
田所は正拳突きのジェスチャーをしている。こう見えて田所はコミュ力があるのだ。
「田所さんって、ギターどのくらい弾けるんですか?」
「まずうちさぁ、ギター…弾けないんだけど」
「…え?」
田所は話した。公園でギターを拾ったこと、そのギターからは変な音がすること、でも田所とパッチェ相性が良かったこと。
「…そうだったんですか…どうしよう…」
「そうだよ(便乗)」
「あっ、ライブハウス着きましたよ。」
「はえー…すっごい、おっきい。」
「やっと帰ってきた…って、誰?」
「ファッ!?」
見知らぬ青髪の少女が田所を見ていた。
「この子はベースの山田リョウです。」
「こんにちは」
「オッスお願いしまーす」
「早速入りましょう、田所さん!」
「こ↑こ↓入って、どうぞ。」
「私の家なのに…」
「面白いの連れてきたね」
虹夏は田所の言動にたまげていた。
「あれが照明さんで、あっちはPAさんですよ。」
「オッスお願いしまーす」
田所に返事は帰ってこなかった。頭にきますよ!
「じゃあ早速、合わせの練習と行きたいんですけど…」
「イキスギィ?」
「これ、今日のセトリと楽譜なんですけど…田所さんん楽譜読めます?」
「(読め)ないです」
だが、田所はやってみようと思った。男は度胸。なんだってチャレンジが大事、と青いつなぎを着たどこかの阿倍さんが言っていたし。
「しょうがねぇな。」
「…一回やってみましょうか。」
「ド下手だ」(田所さんは最高のギタリストです!)
「逆、逆」
「ヌーン…」
田所は突っ走った演奏しか出来ない。なんせ本能のままにギターを掻き鳴らすことしか出来ないのだから。
「…ロックじゃん」
「ファッ!?」
青髪の少女、山田リョウは口を開いた。
「私達の事は気にしなくていいから、田所の好きなように弾きなよ。」
「おかのした」
「…そうだね!頑張って、田所さん!って、田所さん本名でライブするんですか?」
「そうだよ(便乗)」
「あだ名とかあります?」
「アイスティーレイパー、ISLANDERS、AKT父、黒い暴君、明日を生きる力を与えてくれるやつ、アダム兼イブ、あの日見た夏、余すところなく素材にされた男、あんこうより捨てるところのない男、アンニュイ先輩、イキ杉君、いきすぎコージー、イキスギ田所、イキスギ太郎、イキスギ天使タドコロちゃん、一生ネットの晒し者、一生ネットの宝物、伊藤かな恵、イボの乗り物、いぼまじん、今田耕司先輩、イモ兄貴顔の先輩、イモ顔ガン掘り兄貴、インテル長友、INMer、淫夢王、淫夢語録しか喋らない男、淫夢最大の被害者、淫夢で一番くせぇ奴、淫夢のイキスギる人、淫夢の主人公、淫夢の主役、淫夢の大黒柱、淫夢の眠らせてくる奴、淫夢の半分、淫夢のやべー奴、淫夢ファミリー最高戦力、淫夢ファミリーの粗野な次男、うつ病の特効薬、ウルトラマン810、運営が最も恐れる男、うんこ、うんこの擬人化、うんこの化け物、うんこホモ、うんち、永遠の学生、永遠の24歳、笑顔にさせてくれる人、王者の貫禄、王者の風格、王道を往きし者、大御所素人男優、大物ホモビ男優、屋上の人、おしゃべりうんち、おジャマ・ブラウン、男とセックスして得た金で女とセックスする男、音の出る糞、おやじゅ丸、親の顔より見た汚物、おはぎ、汚物、汚物完全体、汚物壇の田所、汚物にして鑑、汚物の化身、女の子、ガーゴイル、COWCOW多田、海パンレイプ星人、褐色肌、かに道楽、空手部のうるさい奴、空手部副部長、ガンコー、菅野美穂、北島康介、汚い女の子、汚さの権化、巨人澤村、ギルガメッジュ、銀粉くん、クサイクズレイパー、くさいおじさん、臭いヤツ、臭き者、くさや、くせーやつ、ク・セ・ジュ、糞、クソハゲステロイダー、クッソ汚いホモビ男優、クチアケーノ・ダ・インム、黒砂糖、ゲーフリ増田、激寒アドリブ男、月曜先輩、毛の生えたミートボール、現代アート先輩、原点にして超汚点、抗鬱剤、浩治、こうじビースト、肥溜めの難破船、コージニア・ドコロッタ、後輩専属強姦師タドコロ、後輩を家に上がらせといて悔い改めさせる屑、コカコーラ北島、黒獣、黒糖、国民的うんこ、国民的先輩、後藤象二、ご満悦先輩、ゴミ男、・The Beastly Senior、サイクロップス先輩、サーッ!、催眠厨、催眠薬専門薬剤師、ホテルカレー、三色で表現できる男、CT:RN-43062、下北沢のあいつ、syamuにしてやられた男、ジュームズ・コッコ、邪剣使いの田所、喋る排泄物、習近平が最も恐れた男、じゅうちぇる、ジューヤパイセン、ジュセ、ジュ・セ・パ、ジュセパイジュセンパ、ジュセンパ・レイプスキー、じゅっせっぱ、ジュッセンパ、獣先葉一九(じゅっせんぱいっく)、ジュッセンパイヤー、ジュッパー、ジュパイヤ鈴木、ジュパジュパドコドコ、肖像権が機能しない男、消毒されない汚物、シリウス、尻からも名言を出す男、真実を喰らう者、人類の先輩、人類の特異点、水泳部の臭いヤツ、水泳部の先輩、鈴木、SZK、鈴木先輩、鈴木福、ステハゲ、捨てる所の無いゴミ、ステロイダー、ステロイドハゲ、すべての動作が面白い男、全ての動作を切り抜かれる男、聖人田所、世界一イキ顔を見られた男、世界一汚い男優、世界一自殺を止めた男、世界一のホモん、世界一排泄音を聞かれた男、世界一BB素材を作られた男、世界で最初の淫夢厨、世界を淫夢に染める男、SKMT、関本賢太郎、セックスしてるだけで面白い男、セックスするだけで人を笑わせる男、セパヤ、全自動遠野堀り機、先輩、センピウス・イキスギウス、素材として余すところなく使われる男、粗大ゴミ、ソフラン、タージマハルさん、ターヘル・アナトミアさん、ターミナルさんんタディー、タド、タドくん、タド公、タド肛門、タド・コーロ、田所、TDKR、田所あずさ、たどこ郎、タドコ・ロー、田所くん、田所浩治、田所浩二、たどころころりん、田所さん、田所先輩、田所民也、田所ちゃん、タドコロッタ、田所っち、田所バーニング、タドコロフ・オマエノコトガスキー、タドコロフ・トオノスキー、田所んとこのせがれ、たどちゃん、タドちゃん・コロちゃん、たど坊、タマキン・オイルヌロッカー、田宮さん、Danshi Danshi Revolution、男性が男性を好きになるビデオの目立つ奴、タンドリーチキンさん、茶色いヤツ、ちぇる、中国人の一割にしか知られていない男、なかなかイかない男、夏おじ、夏の希望、夏の字、夏の幻、夏のやべー奴、生ゴミ、ならず者、臭いがヤベー奴、ニコニコを支える男、NSDR、NSDR兄貴、西寺郷太、24歳学生、日中国交の架け橋、日本の恥、人間国宝、人間の鑑、人間の屑、ヌワンツ・カレタモ、ヌワンツ浩二、ネットの大魔王、涅槃先輩、ネムラス4世、眠らせてくる奴、眠らせプレデター、NONA REEVESのボーカル、野獣(のけもの)、のけもの先輩、野に放たれた獣、ノンケスレイヤー、バーチャルステロイダー、パイージュ、排泄物、ぱいぱいやじゅ美、ハエたかり黒男、履かせるだけでパンツを染める男、白菜をかける男、迫真空手の使い手、ハクシン大魔王、パパイヤジュジュ木、パパイヤジュッセ、犯罪者、ビースト、BEAST、ビーストシニア、ビーストシンドローム、BBの数だけ強くなる男、美女で野獣、人型ヘドロ爆弾、媚薬サイコレズ、ピンキリルドルフ、ファニーアナル、ファンタスティックビースト、ブーティパ、フェラうま夫、吹き出物ブラックホール、ブチパペ、ぶちぱっち、豚より捨てるところの無い男、ブッチッパンマン、ブリーフに両親を殺された男 、百面相、ヒューマンダスト、ヘドロの集合体、便器を出たうんこ、便所で生まれ糞を食って育った男、ほもちゃん、ホモちゃん、ホモでありノンケである男、ホモのおもちゃ、ホモビアイドル、ホモビおじさん、ホモビ界の異端児、ホモビ界のガブリアス、ホモビ界のマリオ、ホモビごときでベテラン面、ホモビデ王、ホモビで面白演技した奴の末路、ホモビに出ただけで一生ネットの晒し者、ホモビに出ただけで応援される男、ホモビに出ただけで女の子扱いされる男、ホモビに出ただけで楽器にされる男、ホモビに出ただけで考察される男、ホモビに出ただけで行動すべてを切り抜かれる男、ホモビに出ただけで世界を救う男、ホモビに出ただけで人を笑顔にする男、ホモビに出ただけで笑いものにされる男、ホモビのイメージを汚い物から面白い物に変えた男、ホモビの人、ホモビ普及の貢献者、ホモレイパー、ボンボ・ヤージュ、マナインのジュセ、マナインのヤジュセン、真夏のおっさん、真夏の果獣、真夏のやべー奴、モザイクを貫通する男、ヤーセン、やーや、ヤ・ジウ、ヤジィ、野獣、810、野獣機関車、野獣くん、野獣系王道の好青年の乳首感じさせない方、野獣さん、野獣先輩、YJSNPI、ヤジュウセンパイブッチッパイクイクイクイキスギィンアー、野獣洗米、野獣と化した先輩、野獣の意味を変えた男、野獣の眼光、野獣の咆哮、ヤジュさん、ヤジュセーニャ、ヤジュセン、ヤジュセンドロス大王、やじゅたん、やじゅっち、ヤジュニア、ヤジュ姉、ヤジュパイ、やじゅぱいせんせい、ヤジュビッチ、やじゅやじゅ、ヤジュンパ、やっさん、ヤッセン、ヤッパイ、ヤのつく自由業、やP、ヤミ&JUJU、YMN兄、やります姐さん、ヤンキースイチロー、よくしまるけつ、四章の黒い宝石、四章の寝かしつけ上手、四章の眠らせてくる奴、四章の豹変する先輩、ラーメンコノヘーン、李先輩、李田所、例のアレの人、レイプ魔、レシート爬虫類愛好家、ロコドタ・ジュッセンパイヤー、王道往、ンアー、ンアーッ!と逝くヤジュー、んにゃぴ、下北沢の大便器、
「も、もういいです!」
「野獣先輩…いいね。」
リョウは野獣先輩というあだ名が気に入ったようだ。
「じやあ、自己紹介で野獣先輩って名乗ってもらえますか?」
「おかのした」
「結束バンドさん、そろそろ出番です!」
「よし、いきましょう!」
「良いよ!来いよ!」
初ライブ、田所はパッチェ緊張していた。だが、引き受けてしまったからね、しょうがないね。と田所は思った。
「しょうがねぇな…(客席を)立たしてやるか!!」
「皆さんこんにちは!結束バンドです!」
「野獣先輩、24歳、学生です。」
「今日は皆も知ってる流行りの曲を弾いていきまーす」
「見ろよ見ろよ」
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「…いやー、ミスしまくった。」
「MC滑ったね」
「大会近いからね、しょうがないね」
「大会?よし、早速反省会しよっか!」
「ごめん眠い」
「この辺にぃ、うまいラーメン屋あるんで、行ってきます」
「…みんな結束してよー!」
ぼっちちゃんはまた結束バンドに入ります。安心してください。