仏壇のはせがわ、「現世」需要が急成長 相続・終活相談
仏壇大手のはせがわが相続や終活相談のサービスを急速に伸ばしている。全国の店舗などで仏壇や仏具の購入客から税や行政手続きに関する悩みを聞き取り、専門業者を紹介する。仲介件数は2023年4月の開始から1年強で2000件に迫る勢いだ。供養にとどまらず現世の困りごとの解決から引き受け、顧客との接点を増やす。
「亡くなった父に関する事務手続きに困っていて……」。東京都在住の会社員、柴原弘明さん(58)は2...
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(更新)- 中村直文日本経済新聞社 編集委員別の視点
あの世からこの世、死後から生前。はせがわの企業戦略を見ると、人の存在とどう向き合うかに焦点を置いていることがよくわかります。顧客生涯価値(LTV)の観点からも生前にまで入り込むので、さらに高まるわけです。
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(更新)
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