VERBALって結局何者なの?【生い立ち篇】

LDHのファンの皆さんにはおなじみのVERBALさん。

PKCZは知っていても、もしかしたらm-floは知らない

なんて世代の人も増えているかも知れません。

あまりに情報量が多いので数回に分けて、

VERBALさんの幅広い活動について掘り下げていきたいと思います。


《生い立ち》

《誕生〜大学生時代》

柳 榮起(リュウ・ヨンギ)。これがVERBALさんの本名です。
1975年生まれ、東京出身の在日韓国人3世です。
将来的に音楽の道に進む原体験をしたのは小学5年生のときです。
アメリカでサマーキャンプに参加した際、
同世代の子どもたちがRUN-D.M.C.を聴いていたことに衝撃を受け、
そこからヒップホップを好んで聴くようになりました。


ー小学生でRUN-D.M.C.にハマるなんて普通に日本に住んでたら、
ほぼほぼ通らない道ですよね。
アメリカで過ごすことも貴重な機会ですが、
そこで現地の文化にカルチャーショックを受けながらも
しっかりハマっているあたり、
このころからVERBALさんの様々なことに対する好奇心は
培われていたんですね。

そして、インターナショナルスクール時代に
後にm-floとしてともに活動する☆Taku Takahashiさんに誘われ
ミクスチャー・ロックバンドに加入します。


ーミクスチャーロックとは和製英語で日本以外では通じないジャンルです。
今だとDragon Ashが有名ですね。
多くはロックとラップの融合したジャンルとして語られます。
つまりVERBALさんはこのラップの部分を担当していたわけですね。



そこで初めて人前でラップをすることになります。
その後テレビのオーディション番組に出場し優勝します。
契約オファーの話が持ち上がり、順調にデビューかと思われましたが、
「安定した職に就いてほしい」という両親からの猛反対を受け、
大学への進学を決めます。
進学先は米ボストンカレッジです。


ー普通トントン拍子で進んでしまったら舞い上がってしまいそうですが、
両親の猛反対があったとはいえ進学という判断が下せるのは、
高校生にして割と現実的な思考を持っていたということですね。
そして進学先が名門私立のボストンカレッジということで、
音楽活動だけの学生生活を送っていたわけではないんですね。
やはりここでも現実的に自分の人生を捉えていることがわかりますね。

大学卒業後はアメリカの証券会社に勤めることになりました。
しかし、「人のためになる仕事をしたい」という自身の考えと合わず、
1年足らずで転職をします。


ーこの証券会社は映画の「ウルフ・オブ・ウォールストリート」
のような雰囲気の会社だったと言っています。
ご覧になった人ならわかるかと思いますが、
体育会系でイケイケな会社ですね。

その後、牧師になるため神学校に通い始めることになりました。
神学校時代の冬休みに日本に一時帰国した際、
☆Takuさんが作った楽曲のリミックスにVERBALさんが参加することになりました。
その後、LISAさんをボーカルとしてフィーチャーした「been so long」をリリース。
これが関係者から好評となり、最終的な受注が1万枚を突破しました。

avexのインディーズレーベルからリリースしましたが、
インディーズでは抱えきれなくなり、
同じavexのメジャーレーベルである「rhythm zone」からメジャーデビューしました。
1999年7月のことです。


ーEXILEや三代目を始め、ほとんどのLDHのアーティストの
レーベルはこの「rhythm zone」ですね。




ー以上、簡潔にメジャーデビューまでの流れを
書いてみました。
いろいろな記事を読んでみると、もっと深く詳しく書かれていますので
このブログで興味を持ってくれた方はもっと調べてみてください!!
次回は「m-flo」について書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



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