渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

断続的集中豪雨の予感 ~8月の天気の荒れ模様~

2024年08月07日 | open










ふざけんなよ。
 ♪ダブルタイフーン 命のベルト
 ブイスリャー!
じゃねえっつーの。



また、これかよ。


3年前の8月初旬の阿蘇行きの
時は、台風接近なるも間隙を
縫う作戦が的中し、初日午前
中の大分やまなみと阿蘇ミル
クロードはドピーカンだった。
大観峰から阿蘇中岳や南阿蘇
ケニーロードまで走りまくっ
た。
広島県東部を夜明け前に立ち、
一気に600km近くを初日に走
った。


ただし、初日の夕方の南阿蘇
は山下りから豪雨。遠方に空
から地上に注ぐ何本もの数キ
ロ範囲にわたる雨の柱が見え
た。


雨足が激しいので、宿に向か
う途中でガソリン給油の際に
スタンドの軒下で全員雨具を
上下着用。
バイクは和風温泉旅館のシャ
ッター付ガレージに入れた。
翌日午前中は快晴。
しかし、午後から台風到来。
別府まで避難下山した。
夜の台風豪雨が凄まじかった。
外食したが、街中の一般道路
は溢水、脛まで水浸しで宿ま
で徒歩で数キロ帰還。
翌日は台風一過で快晴になっ
たが、台風の影響で阿蘇周辺
はいたる所で土砂が道路に溢
れ出してまともに走れる状態
ではなかった。
危険という事で、協議の結果、
作戦を変更してルートを変え
て広島に帰還する事にした。

5年前の10月はクラブミーティ
ングで阿蘇に行く予定だった。
九州・西日本・東日本各地か
ら別府に集合してやまなみを
通って阿蘇まで行く予定。
この時はレーシングライダー
綿貫舞空も参加予定だった。
だが、台風直撃により、東京
組が全員フェリー欠航で移動
不能となった。
東京組は弾丸で大阪まで走り、
大阪から別府までフェリーで
1泊、早朝別府から阿蘇を走り、
その日の夜の船便で大阪へ。
船内で再び1泊、大阪から東京
まで弾丸帰還予定だった。
西日本組は高速利用で別府に
前夜から入る予定。
九州北部組は当日早朝に別府
入り。
鹿児島組は当日阿蘇で合流、
という段取りだった。
二桁台数での集合、共走り予
定だったが、東京組が参加不
能となったので、全体行動は
延期となった。

参加予定者の一部が天候等不
慮の事態で不参加になった
場合はミーティングは中止だ。
参加不能者への思いやりとか
慮ってとかではない。「共走
り」が成立しないからだ。
出入り自由の自由参加のツー
リングクラブではない。
一度共走り参加表明をしたら
組織行動となる。不可避の事
態で参加やむなしの部分が発
生したらクラブとしてのミー
ティングは中止。一部だけで
向かう事もしない。それは全
体組織としての行動ではない
からだ。
ここは行く行かないを好みの
気まぐれで決める事も許容す
る一般参加のツーリングクラ
ブやライダースミーティング
とは大きくMCの倫理は異なる。
参加の有無は個人の都合を最
優先するが、参加表明をして、
本人の意志に反して行けなく
なった員数が出た場合は、行
動は中止である。それがMC
としてのうちの倫理であり
原則だ。うちの場合の組織行
動原則はそれ。
走り出しを一度表明したなら
ば全体行動として一丸で動く。
MCは仲良しクラブでもサー
クルでもないからだ。組織だ
からだ。

ヘリが飛べない時には二輪は
走っては危険。(基準)
道路状況だけでなく、軍用ヘ
リのみならずドクターヘリも
飛べないからだ。
そして豪雨は、走行困難のみ
ではなく、道路状況が山間部
では非常に危険になる。土砂
流出や河川氾濫、溢水の虞が
あるからだ。二輪走行は中止
するのが安全と人命確保の為
には必至となる。

うちのMCでは、最終的に共
走り行動決定か否かは、現場
担当者の情報を基に最後には
リーダーが決定を下す。
その際、独断決定はせずに、
軍議のように審議を経て全体
意思一致をする。
走る時にも全体同意であり、
走らない時も全体決定で決す
る。
だが、疑似民主主義的な多数
決の原則は完全否定する。
組織には上下関係もなく、全
員が長であるという、うちは
独裁と独占を排する特殊な
MCではあるが、決定事項は
充分に全員で審議し、全員
一致で決定する。「この動議
に賛成の人、反対の人」とい
うような投票をして多数決の
意見による決定は、あらゆる
決定事項においてこれを採用
しない。意見は自由に述べる
が、採決のための投票などは
排する。
そこは一般的MCとは異なる。
うちは全員で真剣に討議して
全員が一つの方向と指針を共
有する。決定と行動は一丸で
ある。一枚岩。
同じ進路を走る事が重要であ
り、個人的好みで脇道に途中
で逸れる事は許されない。
共走りの集団行動解散後は自
由だ。
集団行動において個人的な
勝手な行動が許されないの
は、それはMCは「組織」だ
からだ。
MCはオーナーズクラブやファ
ンクラブやツーリングクラブ
や仲間内仲良しサークルでは
なく、誰でも入れる集まりで
はない。誰でも気まぐれで
全体の組織決定事項を個人的
に覆す事は一切認められない。
やりたいならば看板であるコ
マンドベストを脱いでからや
れ、という事になる。
そういう人間は二桁メンバー
のうちで一人も存在しないが、
当たり前だ。誰でも入れる訳
ではなく、メンバーは厳選す
るからだ。
当然、審査期間とプロスペク
トが存在する。残れない者は
弾かれて除外される。
また、入会希望であろうと、
条件を満たさなければ入会
審査の俎上にさえも上がらな
い。
「俺が自由に動ければなぁ。
入ってやれるのに」と言う者
もいたが、入隊条件を最初か
ら満たしていないので、入会
審査審議にさえもならない。
条件は非公開だが、「君は
入りたくても入れないよ」と
告げると「なんで?」と言っ
ていた。鳩豆鉄砲顔で。
MCというものをまるで知ら
なかったようだ。ツーリング
クラブ程度だと安直に思って
いる人間は世の中多い。
その者にはこう説明した。
「刀を物理的に持ち、かつ心
に自省自戒の刃を持つ血盟団
だ」と。
それと「絶対に仲間を裏切ら
ない事。身命を賭して」とい
うのも付け加えた。
それを聞いて、「俺には無理
だ」と言っていたが、それは
そうだろう。日本刀の所持の
如何を抜きにしても、その者
は無理だ。金打(きんちょう)
ができないからだ。
そうしたパターンで入隊審査
以前に本人が入会を希望して
も対象外という人間は何人か
いた。全員がMCとツーリング
ファンクラブの差異について
無知だった。
また、狡猾な人間は絶対に
入会させない。これは絶対。
審査期間初期において全会
一致で不合格だった人間も
いた。
その腹いせに違法行為の犯
罪を私らにしかけるような
クズだったが、多分ろくな
死に方はしない。
とか思っていたら自分で勝手
に新横でスッ転んでバイクは
一回転してタンクは潰れ、自
分は鎖骨骨折で入院し、全治
6か月程の傷を負ったようだ。
天は悪を確実に見逃さない。
そのうち死ぬだろう。人的
質性に変化は無いから。
天は見逃さない。じわりじわ
りと、あるいはスパッと来る。
天の決定は人間には感知は
できない。
哀れなのでどうか赦したまえ、
と思っても、実は天は赦さない。
確実に実行する。

基本的に、うちだけでなく、
どこのMCでも血盟団である。
仲良しサークルのMCなどは
存在しないし、存在したらそ
れはいわゆるMCという特殊
集団ではなく同好会だ。
MCを名乗るグループにもい
ろいろな集団がいるだろうが。

本年度のクラブミーティング
もなんだか8月の富士行きは
流会になりそうな気がする。
直前の天気予報(気象庁情報)
次第。
状況により作戦中止は作戦行
動につきものだが、有り体に
言えば大雨のバガヤ"ロ"ー!だ。

おまいら、いい加減にしろい。
以前うちの家庭とごくご近所
さんのブーたんだけになった
のは残念だが。




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