栽培方法


はじめに

 日本桜草を栽培するには、桜草が自生していた自然条件に近いものを人工的に作り出していく必要があります。本サイトの「野新田の桜草」の中でも記述されていますが、保水力のある土、開花後の増土、夏場の日除け等々の自然条件を、人間の手で行わなければなりません。

 桜草は一般的に、寒さには強いが暑さには弱いといわれています。また、開花後の増土は桜草栽培の特徴でもあります。

 桜草の栽培方法について詳しいのは「NHK趣味の園芸作業12ヶ月 日本サクラソウ」(鈴鹿冬三著 NHK出版)があります。また、「浮間ヶ原桜草圃場」のホームページ(リンク集参照)でも、図入りで「栽培暦」が紹介されています。

 私たち「野新田桜草の会」では、独自に桜草を栽培してきた本会顧問でもある大久保幸治さんより、ノウハウを教えて頂きながら栽培を進めています。少々の手間は必要ですが、桜草が可憐な花を咲かせた時の喜びは格別なものがあります。他地区、文献類の栽培方法と多少違う点はあるかと思いますが、多くの皆さんに桜草を楽しんでいただきたく、栽培方法を紹介いたします。

 なお、本サイトの「活動日誌」でも栽培方法にふれている項目がありますので、ご覧下さい。


桜草栽培の用具類

1.用土
2.肥料
・ペットボトルを利用する場合(家庭で作成するのに最適)
200ccの油粕をペットボトル(2リットル)に入れ、水を入れて腐らせる。その溶液35ccに水1リットルの割合で薄めて使用する。油粕が腐ってガスが発生するので、時々キャップを外すか、キャップに穴を空けておく。必要数を作成。
・ポリバケツを利用する場合(大量に作成する時)
3リットルの油粕を洗濯ネット(細目)に入れ、30リットルの水を入れて腐らせる。使用する濃度は上記と同様です。
3.ヨシズ又はスダレ
4.鉢または箱
5.ラベル
6.ビニールトタン
7.ジョウロ
8.ふるい
9.ジョウゴ、茶漉し


栽培暦

管    理水やり肥料・防虫霜・雪除け日除け
 10日に1回   
     
植え替え(芽分け)準備    
     
植え替え(芽分け)
冷たい雨に当てないようにする
日光に充分当てる
1日に1回水肥を与え始める  
     
     
     
 1日に1回 雪・霜除けを撤去 
     
 1日2回   
開花(平均4月下旬)    
摘花・増土、日除け又は移動   ヨシズ等で実施
又は、日陰へ移動
     
除草 青虫に注意  
  消毒(6月中に2回位)  
 1日に1~2回   
除草 ヨトウ虫、ナメクジに注意  
     
葉が枯れ始める 水肥終了  
葉が枯れて無くなる葉が枯れても株は生きているので水を与える   
     
     
     
     
 1~2日に1回   
     
10 2~4日に1回   
     
     
11日除けの撤去、又は移動
水肥の作成
4~7日に1回  ヨシズ等の撤去
又は、日当たりの良い場所へ移動
     
     
12 10日に1回   
     
   ビニールトタンで実施