カスタムPCメーカーのPuget Systemsが8月2日(現地時間)、最近のCPU故障率に関する分析結果を発表した。発表によれば、AMDのRyzen 7000シリーズプロセッサーの故障率は、問題視されているインテルの第14世代Coreプロセッサーよりも高かったという。
Puget Systemsの創設者であるJon Bach氏によると、同社の内部データでは、AMD Ryzen 7000シリーズの工場出荷前の故障率が、インテル第14世代Coreプロセッサーを大きく上回っている。具体的な数値は公表されていないが、グラフから読み取れる情報では、Ryzen 7000シリーズの故障率はインテル第14世代の約2倍に達しているように見える。
Bach氏は、インテルプロセッサーの問題は確かに存在するものの、その影響は他社の報告ほど深刻ではないと指摘している。
Puget Systemsでは、独自の電力設定と厳格な品質管理により、業界平均よりも低い故障率を維持していると説明。AMD Ryzen 7000シリーズの高い故障率は、同社にとっても予想外の結果だったようだ。
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