03-28 著者:admin
逮捕されたのは
▽広島県府中町にあるIT関連会社の社長で韓国籍の朴賢一容疑者(53)と
▽広島県内にある別のIT関連会社の代表の蓑毛勇郎容疑者(42)です。
神奈川県警によりますと、2人は3年前、蓑毛代表のIT関連会社を設立する際、うその書類を法務局に提出し登記をした疑いがもたれています。
おととし、神奈川県警と広島県警が北朝鮮のIT技術者への不正送金事件を摘発して捜査を進めた結果、朴社長が蓑毛代表に指示して会社を作らせた疑いがあることがわかったということです。
これまでの調べによりますと、2人は日本企業から受注したアプリ開発などの業務を北朝鮮のIT技術者にメールで依頼し、企業から支払われた報酬を技術者に送金していたということです。
警察はIT技術者を通じて報酬の一部が北朝鮮側に流れた可能性もあるとみて、詳しいいきさつを調べています。
警察は2人の認否を明らかにしていません。