03-07 著者:admin
神奈川県警と広島県警は6日、失業手当を不正受給したとして、詐欺容疑で、広島県府中町のIT関連会社「ITZ」の社長で韓国籍の朴賢一容疑者(53)=広島市南区向洋新町=と、同社元従業員蓑毛勇郎容疑者(42)=同県福山市東川口町=を逮捕した。両県警は、2人が海外在住の北朝鮮のIT技術者へ業務を発注し、報酬の一部が北朝鮮に流れた可能性があるとみて実態解明を進める。
捜査関係者によると、同社は2022年に両県警が摘発した不正送金事件の関係先という。
逮捕容疑は、20年12月から21年8月、福山公共職業安定所に蓑毛容疑者が失業状態だとする虚偽の書類を提出し、同容疑者の銀行口座に計約148万5千円を入金させてだまし取ったとしている。認否を明らかにしていない。