牛タン倶楽部のメンバー一覧！「影の側近グループ」の正体がヤバすぎた

兵庫県知事のパワハラ疑惑で、ついに「影の側近グループ」といわれている『牛タン俱楽部』の存在が明らかになってきました。

兵庫県知事の齊藤元彦さんを操っていると噂されている『牛タン俱楽部』とは一体何なのでしょう？

名前の由来やメンバーが気になります！

また、牛タン俱楽部は4人組と言われているのですが、ネット上では「牛タン俱楽部は7人」という情報も…？

この記事ではこんなことがわかります▼

牛タン俱楽部は知事の側近中の側近！

メディアで話題となっている兵庫県庁幹部メンバーの「牛タン俱楽部」。

名前の由来は齊藤元彦さんとメンバー4人の出会いが宮城県だったため、名物の牛タンからとって「牛タン俱楽部」となりました。

名前の由来は出会いの場が宮城県だから

牛タン俱楽部の名前の由来は、齊藤元彦さんとメンバーが出会った場所が宮城県だったからです。

齊藤元彦さんとメンバーの出会いや名前の由来を簡潔にまとめると、このような経緯だよ。

• 1995年に阪神・淡路大震災を経験した兵庫県は、災害支援を積極的に行なってきた
• 2011年の東日本大震災では宮城県南三陸町などに支援職員を派遣
• それを差配したのが片山副知事だった（他の牛タン俱楽部メンバー3人は現地へ）
• 震災から2年後、宮城県に総務省から出向した齊藤元彦がやってくる（市町村課長を務める）
• 井ノ本知明を筆頭に齊藤元彦は兵庫県職員と付き合いを深める
• 「仙台名物の牛タンを食べ歩いた」と噂されるほどの仲の良さから「牛タン俱楽部」となった

引用：集英社オンラインより（2024.7.23）

牛タン倶楽部のメンバーは、2021年に齊藤元彦さんが維新の推薦を受けて兵庫県知事選に出馬することがわかると、選挙を一生懸命手伝います。

「影の側近グループ」が兵庫県庁を牛耳る

2024年7月23日に集英社オンラインが報じた内容によると、齊藤元彦さんの「側近グループ」として有名な牛タン俱楽部の本当の目的は、「兵庫県庁を牛耳る」ことでした。

表向きは維新が兵庫県政を手中に収めたように見えましたが、兵庫の事情に疎い40代の知事を担いだ4人組こそが勝者でした。就任直後から斎藤知事を外部から遮断して人との接触を避けさせ、知事の人脈はほとんど広がっていない。知事の軽さを利用して4人組が権勢を誇ってきたのがこの3年間です。

引用：集英社オンライン（2024.7.23）

齊藤元彦さんが知事就任後、牛タン俱楽部メンバーは堅調を牛耳るために徹底して齊藤元彦さんから人を遠ざけたんだね。

これじゃあまるで齊藤元彦さんは「裸の王様」だね。

牛タン俱楽部メンバーの4人は兵庫県政において政策決定や人事に絶大な影響力を持ち、兵庫県庁で権勢を誇ることになります。

齊藤元彦はメンバーではない

齊藤元彦さんを中心に集まる牛タン俱楽部ですが、実は齊藤元彦さんはメンバーではありません。

齊藤元彦さんは牛タン俱楽部の力を借りて兵庫県知事選にしたと言っても過言ではないので、実質的にはコントロールされている立場なのかもね。

ただ、齊藤元彦さんと牛タン俱楽部メンバーはとても親密な関係にあるよ！

兵庫県庁は実質は牛タンメンバーが権勢をふるい、名目としてのトップには牛タン俱楽部メンバーの力を借りている齊藤元彦さんが就いているという構図になっているようです。

牛タン倶楽部メンバー4人組一覧！

兵庫県庁の「影の側近グループ・牛タン倶楽部」のメンバー4人組はこちらです。

この牛タン俱楽部のメンバー4人は、みんなもともと兵庫県庁の人事課出身なんだよ！

元人事課長でもあった告発主・西播磨県民局長の経歴学歴はこちら▼

①片山安孝元副知事

牛タン俱楽部のメンバー1人目は、片山安孝元副知事です。

片山安孝さんは牛タン俱楽部の中枢メンバーです。

片山安孝さんは東日本大震災後、宮城県の支援活動を通じて齊藤元彦さんと出会いました。

その後、片山安孝さんは齊藤元彦さんと親交を深め、兵庫県副知事という地位にまで上りつめます。

2024年7月19日に集英社オンラインが報じた内容によると、牛タン俱楽部メンバーの片山安孝さんは、政治資金パーティー券の強制購入や西播磨県民局長が告発文を作成したパソコンを勝手に押収したことがわかっています。

• 昨年７月の斎藤氏の政治資金パーティーに絡み片山副知事が主導し関係団体に補助金の減額をちらつかせてパーティー券の購入を強要した
• 告発文の存在を知った斎藤知事は激怒し、4人組と共に裏切者の“摘発”を始めました。県当局はＡさんに目を付け、3月25日に片山副知事が他の幹部1人を伴い西播磨県民局を突然訪問、Aさんのパソコンを持ち去りました。

引用：集英社オンラインより（2024.7.19）

②井ノ本知明総務部長（元県民生活部長）

牛タン俱楽部のメンバー2人目は、井ノ本知明総務部長です。

井ノ本知明さんは牛タン俱楽部の中枢メンバーです。

井ノ本知明さんは総務部長として人事課を率い、内部告発者や反対勢力の情報を管理しています。

現代ビジネスが2024年06月14日に報じた内容によると、井ノ本知明さんは齊藤元彦さんがPR用に提供されたロードバイクを「おねだり」した際にテコ入れしたことがわかっています。

そのバイクは撮影の後、知事へ贈呈された模様（偽装的に無償貸与の形をとる、ほとぼりが冷めるまで県庁で保管するなどの小細工がなされているかも知れません）。特定の営利企業との包括協定は、企業にとっては絶好のPRとなり、その見返りとしてのロードバイクの贈呈となると完全な贈収賄である。
これらは全て井ノ本県民生活部長のアレンジ。

引用：西播磨県民局長の告発文書より

また、週刊文春の2024年7月17日の報道によると、2024年4月頃から井ノ本知明さんは西播磨県民局長のパソコンから押収した極めて私的な情報を県議や県職員に漏らして回っていたことが判明しました。

• 人事課を管轄する総務部長が4月頃から大きなカバンを持ち歩くようになった
• 中に入っている大きな2つのリングファイルには、西播磨県民局長の極めてプライベートな私的文書などが綴じられていた
• 総務部長は県職員や県議らにその中身を見せて回っていた

引用：週刊文春より（2024.7.17）

井ノ本知明さんの詳しい記事はこちら▼

③原田剛治産業労働部長

牛タン俱楽部のメンバー3人目は、原田剛治産業労働部長です。

原田剛治さんは牛タン俱楽部のメンバーです。

朝日新聞が2024年7月17日に報じた内容によると、原田剛治さんは齊藤元彦さんが「おねだり」した県内企業のコーヒーメーカーを上手くGETするために、小細工したことがわかっています。

県内企業からコーヒーメーカーを受け取っていた原田剛治・県産業労働部長が6月に県警から任意の事情聴取を受けていたことが分かった。原田部長は、4月の産業労働常任委員会では、昨年8月に斎藤知事と企業視察した翌日に「自分宛てに送ってほしい」と企業側に依頼したと答弁した。

引用：朝日新聞より（2024.7.17）

ちなみに兵庫県職員は内規で「業務に関連する贈答品の受け取りは禁止」になっているよ。

なんで自分宛てにしちゃったんだろう？ワンチャン自分も欲しかったとか？

原田剛治さんが行った行為は「贈収賄」にあたると、告発文に掲載されています。

また、原田剛治さんは2021年に齊藤元彦さんが当選した兵庫県知事選の際、産業界に齊藤元彦さんに投票するように「お願い行脚」をしていたことも告発文より明らかになっています。

• 周囲にマスコミがいるため、千石の幹部から贈呈された高級コーヒーメーカーをその場では「そんな品物は頂けません」と辞退。一方、随行者原田剛治産業労働部長に向かって「みんなが見ている場所で受け取れるはずないやろ。失礼な。ちゃんと秘書課に送るように言っておけ！」と指示。後日、無事にコーヒーメーカーをゲットしている。
• 令和5年下半期から斎藤元彦兵庫県知事は、次回知事選挙時の自分への投票依頼を始めている。産業界については原田剛治産業労働部長が随行。

引用：西播磨県民局長の告発文書より

また、井ノ本知明総務部長が西播磨県民局長のプライベートな情報を漏らして回っている際に、同様の内容を産業労働部長の原田剛治さんも職員に漏らしていたとか…。

「もしアイツが逆らったら、これの中身ぶちまけたるねん」って職員に言っていたそうだよ。控えめに言ってもヤバすぎるね…。

原田剛治さんの詳しい記事はこちら▼

④小橋浩一理事

牛タン俱楽部のメンバー4人目は、小橋浩一理事です。

小橋浩一さんは牛タン俱楽部のメンバーです。

小橋浩一さんは元総務部長で、現在は兵庫県理事として主に若者世代の政策推進を担当しています。

齊藤元彦さんが出馬した2021年の兵庫県知事選の際、齊藤元彦さんへの「投票医依頼」を行ったことが判明しています。

令和3年7月18日執行の兵庫県知事選挙に際して、兵庫県職員である井ノ本知明、原田剛治、小橋浩一、三宅隆之は、選挙期間以前から斎藤元彦立候補予定者について、知人等に対する投票依頼などの事前運動を行なった。三宅氏は自分の居住地である三木市役所幹部等に対して「自分は選挙前から斎藤のブレーンだった。お前ら言うこと聞けよ」と恫喝している。

引用：西播磨県民局長の告発文書より

小橋浩一さんの詳しい経歴学歴はこちら▼

牛タン俱楽部は本当は7人いる？

ネット上で「牛タン俱楽部」と検索すると、メンバーが「4人」と「7人」と人数に違いが見られます。

週刊文春が2024年7月17日に報じた内容によると、告発文を投じた西播磨県民局長のプライベートな内容を含むすべてのデータを百条委員会の場で開示しろと迫って百条委員会の開催を阻止しようとした維新系の兵庫県会議員2名（増山誠・岸口みのる）がいることが確認されました。

本来の牛タン俱楽部のメンバーは齊藤元彦さんを中心として、片山安孝副知事・井ノ本知明総務部長・原田剛治産業労働部長・小橋浩一理事の4名の県庁幹部職員で間違いありません。（トータルでは知事を含めて5名）

しかし、増山誠・岸口みのるさんが「齊藤元彦知事の擁護に回っている」と言われ、週刊文春が報道で「7人の脅迫者」と表記したため、「牛タン倶楽部は7人」と転じたようです。

「6月ごろから、今度は維新会派の県議たちの間にも私的文章が流出したようだ。すると、維新の岸口実県議と増山誠県議が、百条委員会の場でⅩ氏のPCに入っていた全てのファイルを公開するよう強く主張し始めた」

知事、4人組、強硬な2人の維新県議……七夕の日、Ⅹ氏は、7人の脅迫者のいない世界へと旅立った。

引用：週刊文春より（2024.7.17）

百条委員会設置に反対した維新系県議①増山誠

百条委員会設置ですべての情報の公開を迫った維新系の兵庫県議は増山誠さんです。

増山誠さんは同じく維新系の兵庫県議・岸口みのるさんとともに、百条委員会の場で西播磨県民局長から押収したパソコンに入っていた全てのファイルを開示するように訴えていました。

何でそこまでデータ全ての開示にこだわったんだろうね？

週刊文春の報道では、兵庫県庁の職員内では「西播磨県民局長のプライベートな内容をさらすことで告発文書の信頼性を下げるのが狙いだろう」と言われているみたいだよ。

百条委員会設置に反対した維新系県議②岸口みのる

百条委員会設置ですべての情報の公開を迫ったもう一人の維新系兵庫県議は、岸口みのるさんです。

岸口みのるさんは増山誠さんとともに、百条委員会で西播磨県民局長のプライベートな情報を開示することを強く要求しました。

岸口みのるさんは情報公開にこだわった理由はこのように話しているよ。

「中身を見ないと、何が書いてあるのか判断つかないじゃないですか。確認しないと分からないものを見せてくれと言ったんです。疑惑の真相を知るためには、本来は幅広く調査をすべき」

引用：週刊文春より（2024.7.17）

プライバシーの公表などで精神的苦痛を与える行為は最悪の場合、法的措置も取られるほど。これはちょっとやりすぎじゃないかな…。

【まとめ】牛タン倶楽部のメンバー一覧！「陰の側近グループ」の正体がヤバすぎた

今回は「牛タン倶楽部のメンバー一覧！「陰の側近グループ」の正体がヤバすぎた」と題してお送りしました。

頑なに辞めないことで話題になっている齊藤元彦さん。

裏には「牛タン俱楽部」と言われるヤバすぎる側近メンバーの存在があることがわかり、まだまだ解決は難しいのかな？と事件の超気かが予想されます。

兵庫県庁で起きてるパワハラ告発に関連する記事はこちら▼