「プロレス芸」発言の塩村文夏参院議員、届いた「殺害予告」に被害届提出「都内から脅迫文を送っているようです」

塩村文夏氏
塩村文夏氏

 「アンチのプロレス芸」との投稿で炎上した立憲民主党・塩村文夏参院議員が26日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「殺害予告」が事務所に届き、被害届を出したことを報告した。

 「<1>昨日、殺害予告が事務所に届きました」と公表した塩村氏。

 「塩村あやか氏を殺害し、首をノコギリで切断したいと思います。覚悟のほど宜しくお願いします」との文書のスクリーンショットを貼り付け、「とのことで、深夜に警察が議員会館に来て、その後、被害届を提出いたしました。IPによれば、東京都内から脅迫文を送っているようです」と明らかにした。

 さらに「<2>また、別件としてご報告とお願いです」として「昨日は、電話に出た女性秘書に罵声を浴びせ、侮蔑的な言葉をなげつけるご意見が多く届き困惑しています。当事務所は大多数が女性で構成されており、罵声を浴びせるようなご意見はご遠慮頂きたいと思います。ご理解、よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 塩村氏は23日に自身のXで、国会での自身の悪質ホストクラブ問題への質問をめぐり、拡散されているデマに対して怒りを表明。その中で一部ユーザーのポストを取り上げ、「酷(ひど)いデマ。逆にどういう認知や流れでこんなデマやデマともいえない不思議な話を信じてツイートするようになるのか知りたい いつものことではありますが」と指摘した上で、これらのデマについて「最早(もはや)、アンチのプロレス芸」と記した。

 「アンチのプロレス芸」という表現にプロレス関係者や現役選手、ファンが反発し、炎上。24日に新日本プロレスと親会社のブシロードが連名で同党と同議員に訂正もしくは撤回を求める意見書を提出した。

 これを受け、塩村氏は「こちらでの『アンチのプロレス芸』という言葉は謝罪と撤回をさせて頂きます」と自身のXに謝罪文を公開した上で「今回の件を反省をして、プロレスファンの方や関係者からも『一度、観(み)にくるべき』というご意見に沿って、観に行きたいと思います。お勧めがあれば、ぜひコメント欄に書き込んで教えてください。本当に申し訳ありませんでした!」と全面謝罪。「もし、可能であれば、直接、説明とお詫(わ)びに伺わせて頂けないでしょうか。ご連絡させて頂きます。よろしくお願いします」としていた。

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