あまりにもおぞましい行為の数々
「徳田被告が問われたのは器物損壊・建造物侵入です。苦肉の策だったのかもしれませんが、ハチミツに自分の精子を入れ、同僚女性が意図せぬ間に飲ませるというのはレイプに近い。それに毒物混入ともいえるのではないでしょうか」(千葉氏、以下「」も)
徳田被告の行為はあまりにもおぞましいものだった。
「派遣先の不動産会社の営業所内で同僚女性数名のマグカップやハチミツ容器に射精。さらには休みの日、社内の女子トイレにも侵入、あろうことか備品に向けても射精して、その様子を動画で撮影してXに投稿していました」
ほかにも複数の駅周辺で若い女性たちの姿を盗撮し、SNSに投稿していたことも明らかになった。制服姿の女子高校生の姿もあったという。
SNSの徳田被告のアカウントはこうした卑猥な動画や写真のほか、女性を蔑む発言で埋め尽くされていた。
やがて投稿に気づいた人によって事態が発覚し、SNS上で徳田被告を特定する動きが始まったのは今年2月のことだ。
「ささやかな手がかりを元に何人もの人が特定に動いていました。確信が持てると、派遣先にも連絡が相次ぎ、警察にも通報。徳田被告は担当者と共に出頭したそうです」
その後、捜査が進み、徳田被告は今年5月に書類送検された。
おぞましい行為を行っていた徳田被告。法廷で見せたのは口だけの反省と母親任せの更生の姿勢だった。
後半記事「《ハチミツ体液注入事件》男は反省なく「謝罪文はコピペ」「減刑を求めて母親が嘆願書」を…歪みきった自己顕示欲と倫理観は中学時代から始まっていた」で続けて報じる。