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建築学生がキンコン西野と働くことになった話

はじめまして

このたび、一級建築士事務所 艸の枕(くさのまくら)でインターンとして働くことになりました。

艸の枕の代表、只石快歩さんは、キングコング西野亮廣さんの個展やイベントの空間設計を行なっている方です。

10月末、西野さんのオンラインサロン(西野亮廣エンタメ研究所)で建築・美術系の学生を対象にインターンを1名募集していたのに応募して、採用していただきました。


これからインターンとして血ヘドを吐くような苦労や努力をすることになると思うので、何かしらの形で記録は残しておきたいと思い、noteをはじめることにしました。

今回インターンに採用されたのは僕1人だけなので、
キンコン西野の建築系インターンって一体何やってんだ?
と思う人も結構いると思います。

なので、インターンの活動を共有できたら良いなと思っています。


自己紹介

今回は自己紹介として、インターン応募に至るまでの僕の来歴を超ダイジェストで書きたいと思います。

現在21歳の大学4年生です。

僕の出生地は千葉県ですが、静岡、福岡などを経て、小学生の時からずっと東京に住んでいます。

大学は、「なんとなく就活とかに有利そうだから」というクソみたいな理由で東京大学文科二類(経済学部に進学する人が多い)に入学しました。(「なんとなく」とかカッコつけてますが、実際勉強はめちゃくちゃ頑張りました。)


建築をはじめる

そして大学2年生の時、なにか普通じゃないバイトがしたいと突然思い、出版社で働いてみました。

このバイトが、社員さんが営業先に持っていく企画書を作ったりするなど、バイトの割に結構働かせてもらえるものだったのですが、9:00から17:00までデスクワークをして思ったのが

いや、会社勤めキッツ!!

ということ。


こりゃ「お金をもらうため」というモチベではムリ!
自分が相当面白いと思えることじゃないと、働けない!

と思った僕は、「経済学部進学⇨いい感じの企業に就職」というビジョンを諦め「なんか面白そうだから」という、これまたクソみたいな理由で工学部建築学科に進路変更。それでしばらく楽しんで建築の世界に浸っておりました。


建築を諦める

しかし興味本位で入ってみた建築の世界は、学生時代にコンペで評価され、賞歴を積まないと正統な設計者として生きていけないような厳しい世界でした。

大学4年になり、大学院進学を目前にした今、コンペで特に優秀な成績を残しているわけでもない自分は、

このままでは建築で生きていけないな

ということに気づき、設計の道を諦め、建築以外の世界を見るために、今年の10月末に西野さんのオンラインサロンを含め有名なオンラインサロンにいくつか入りました。


とりあえずしばらくはROM専で様子を見よう思っていた矢先、西野サロンで只石さんのインターン募集を見かけました。

建築以外の世界を見るつもりでオンラインサロンに入った自分は、
西野サロンで建築???
と不思議に思ってすぐに食いつきました。


建築で生きていけるかも

詳しく見てみると、インターンの募集をしている只石さんは西野さんの絵本の世界観を空間に落とし込んで、個展会場などの空間設計をしている方。

只石さんが作る空間は、下の動画で見ることができます。

こういうファンタジーな空間ってすごい素敵ですよね。そして実際に多くの人を集める力がある。建築・空間デザインが社会で求められていることを実感します。

でもこういう空間って、大学の建築教育では軽視されているというか、あまり正統な建築として扱われていない領域なんですよね。

大学の建築教育で評価される建築、つまり言ってしまえば「建築家の先生たちにウケる」建築って、学問として建築をやっている以上、何かしらの批評性を持っていることが求められます。

そして、大衆の直感に訴えるようなものって、軽視されがちになる。

極端に言えば、建築学生は教育を受けていくうちに、
有名な建築家が設計しているような建築は「良い建築
ナイトプール〜!インスタ映え〜!みたいな大衆的な建築は「悪い建築
というような価値観が刷り込まれてきます。


大学やコンペで建築家の先生たちに評価されている建築だけが正しい建築だと思っていた自分は、このインターン募集を見て、

建築って、意外といろんなとこで必要とされてるのかも

ということに気づき、

「コンペで賞歴を積んで、設計事務所に就職する。」っていう方法以外にも建築で生きていく方法、見つけられるかも

そう思って、すぐさま応募しました。



まとめ

以上、僕がインターンに応募することになった流れをざっと説明させていただきました。

要約すると僕は、建築を諦めようと思って入ってみたオンラインサロンで、建築で生きていけるかもしれない希望を見つけた。という、めちゃくちゃなラッキー建築学生です。

僕がやろうとしていることは、優秀な建築学生からみたら鼻で笑われるようなことなのかもしれません。

でも、今の大学の建築教育で正統とされているような道に沿っていたら自分には勝ち目がないと思っているので、とりあえずやってみます。

只石さんも、僕のデザインセンスやスキルではなくて、そういう考え方の部分に共感して採用してくださったのだろうと勝手に考えています。


インターン自体は12/4から開始する予定です。まだ西野さんにも会ったことありません。

インターンが始まったらめっちゃ忙しくなるとは思いますが、なんとか隙間を見つけて更新していきたいです。

最後まで読んでくださりありがとうございました!



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コメント

JAMザキ
はじめまして。同じく空間デザイン業界で仕事しているショウタロウです。
記事、共感&面白かったです!僕も西野亮廣エンタメ研究所のサロンメンバーですが、只石さんの「ファンタジーと現実の境界線」というチャレンジはむちゃくちゃ楽しいと思います。
ぜひ楽しさだけでなく、苦悩や葛藤を曝け出すことも期待しています!笑
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