源氏と北条氏の系図(歴代執権) 戻る
執権とは,もともと院政の実務を担当する院司の長官(別当)の別称である。これにならって,院所・侍所の別当を兼ねた北条氏の地位を指すようになった。1203年に時政が政所別当に就任した時に始まり,義時が1213年に侍所別当を兼ね,執権として幕府内の実権を掌握して本格的となる。以後,執権は,北条氏の世襲となり,義時・時頼の代に最も安定する。
▲源氏と北条氏(歴代執権)