2022.02.23 (Wed)
その略称だと『ローマの休日』や『ティファニー』を思い出してしまう話
二月十日に配信開始された新作アプリゲーム『HEAVEN BURNS RED』。
YouTube で広告やプレイ動画があげられていたり、他のコミュニティで「面白い」という声を聞いたりで、けっこう期待して DL してみたのだけれど。
……ノリがキッツー!
まだプロローグだけしかプレイしていない (まあまあ長い) のだけれど、会話のノリがまるで男子学生のそれであった。
ほんとうに、ヴァーチャル空間で女子のアバターを着た男子がはしゃいでいるだけに見えてくる。登場人物が女子である必然性がない。あるとすれば客が (視覚的に) 喜ぶというだけ。キツい。
(逆に、女子同士が不必要にベタベタしているのも気色が悪いものだが)
そもそも、芸人文化が世間に浸透してきて、多くの国民が「ボケ」「ツッコミ」の概念を共有している風の昨今だが、シロート物真似のマンザイが面白いのか、「芸」の外側でそれが成立するものなのか、大いに疑問である。
もっといえば、脚本を書いているのがけっこう有名人で、ある時期に一時代を築いたといっても過言ではないレベルの御仁なのだけれど、さすがにちょっとズレてきているのではないかな……と。
(まあ、どうやら明るいだけの作品ではないようなので、一見、軽いノリと今後の展開の落差を意図的に狙っているのかもしれないが、とはいえ)
ヴィジュアルは携帯用ゲーム専用機レベルと呼べるくらいに自然だし、ゲームシステムはストレートで難しくなくとっつきやすい。
問題なのはシナリオのノリだけである。これからついていけるだろうか。
別ゲームのフレンドさんが「シナリオのノリが、どストライク」とコメントしていて、真っ向、悪口を言うわけにもいかなかったので、ここで。
YouTube で広告やプレイ動画があげられていたり、他のコミュニティで「面白い」という声を聞いたりで、けっこう期待して DL してみたのだけれど。
……ノリがキッツー!
まだプロローグだけしかプレイしていない (まあまあ長い) のだけれど、会話のノリがまるで男子学生のそれであった。
ほんとうに、ヴァーチャル空間で女子のアバターを着た男子がはしゃいでいるだけに見えてくる。登場人物が女子である必然性がない。あるとすれば客が (視覚的に) 喜ぶというだけ。キツい。
(逆に、女子同士が不必要にベタベタしているのも気色が悪いものだが)
そもそも、芸人文化が世間に浸透してきて、多くの国民が「ボケ」「ツッコミ」の概念を共有している風の昨今だが、シロート物真似のマンザイが面白いのか、「芸」の外側でそれが成立するものなのか、大いに疑問である。
もっといえば、脚本を書いているのがけっこう有名人で、ある時期に一時代を築いたといっても過言ではないレベルの御仁なのだけれど、さすがにちょっとズレてきているのではないかな……と。
(まあ、どうやら明るいだけの作品ではないようなので、一見、軽いノリと今後の展開の落差を意図的に狙っているのかもしれないが、とはいえ)
ヴィジュアルは携帯用ゲーム専用機レベルと呼べるくらいに自然だし、ゲームシステムはストレートで難しくなくとっつきやすい。
問題なのはシナリオのノリだけである。これからついていけるだろうか。
別ゲームのフレンドさんが「シナリオのノリが、どストライク」とコメントしていて、真っ向、悪口を言うわけにもいかなかったので、ここで。
2021.10.13 (Wed)
わたしたちは自らの望みによって滅びるのかもしれない話
人類全体がどんどん排他主義になっていった (ただ自分たちが没落しただけのことを別のなにかのせいにしだした) とき、「太陽の円環」の名を与えられたウイルスが現れ、人類の望みを手伝うかのごとく、各々のコミュニティを徹底的に隔絶した。
わたしたちは、となりの国に渡るだけでもかんたんなことではなくなった。ついでにウイルスは人類を絶滅させかねないくらいやる気に満ち溢れていて、こちらの話を聞いてくれるわけでもなかった。
という笑い話。
「『気に食わないから』という理由で他者を排除するものは人に非ず! なぜならわたしがその態度を気に食わないからだ!」というのもだいぶ笑える話である。鏡に向かってこのセリフを吐いているのなら立派にホラーである。
「唯一なる神」をバックに背負っている連中にとって、謙虚になるのはそんなに難しいことなのか。
(もしかしたら、近頃お暴れあそばされているフェミニストどもを見てのつぶやきなのかもしれないけれど、その嫌悪、不快感、憤り……すべてがフェミの攻撃理由そのもので、どこも変わらねーというwww)
信仰はすばらしいものだろうが、この「異教徒は死ねば良い!」みたいな思い込みだけは早々に乗り越えなければならないと思う。
2021.10.13 (Wed)
行うは難し の話
なにか偉そうなことが標榜されているが、「ネトウヨwww」さまのいう「良識」とは、保守的・封建的な価値観からはみ出すようなものではない。
すこし前に池上さんの某番組でタリバンを扱っていた。
そのなかで「良識的な」イスラム社会において、家族以外の前で女性が肌を見せてはいけない理由を「イスラムは女性を大切にする宗教だから、女性を守るために必要」なのだと説明していた。(逆にタリバンは「男性の方が偉い」と考えているから女性を抑圧するのだ、とも)
この「一般的な」イスラムの考え方を否定するつもりはない。
しかし、この宗教的な「思いやり」すらも煩わしく感じるイスラム女性がいるとして、結局、そのコミュニティは宗教と一個人、どちらを尊重するのだろうか。
西洋人のように振る舞うのは「良識」が許さないと思うが、だったら彼女は「悪」なのか? 神は彼女を裁くか?
(一方で、イランの「金持ちの」子女が、大きなスキーリゾートで西洋人そのままの格好で乱痴気騒ぎをしていたのも思い出した)
まあ、それはどうでも良いのだけれど。
誰も彼もが「自由が大事」とか軽々しくのたまっているが、「真の自由」や「本質的な芸術」は、思わず目を逸らしたくなるような不都合さや、怪物的な苦痛を伴って現れることがある。それらは大衆を慰撫するためだけに存在しているわけではないから。
だからわたしたちは、それこそ「自由な」こころで物事を捉えなければならないのだ。そしてそれは決して容易くないのである。
それにしても、ノーベル賞ですら意味があるのかと疑われている時代に、安易な「権威付けゴッコ」(ナントカ賞は経歴に箔をつけるだけ)はほんとうに寒い。
止めてほしいわ。
2021.10.13 (Wed)
『ウマ娘』という みじかい夢 の話
けっこう驚いたのだが『ウマ娘 プリティーダービー』の評判が悪い。
Google Play ストアの星の数が (あれだけ称賛されていたゲームとは思えないくらい) 低いし、レビューの内容も辛辣なものばかりである。
曰く、「根本のゲームシステムや追加された新要素がとにかく駄目すぎる」そうだ。
もちろん「たくさんの人々の関心を集めているからこそ、ヘイトもまた比例的に多くなる」のだとも考えられるが、みたところ、数十人やそこらの思い込みだけでここまでの事態になっているわけではなさそうである。
さらには、『ウマ娘』よりも以前に話題になった『Disney twisted-wonderland』も、運営にあまりやる気がないらしい。(星の数自体はまずまずだけれど)
わたしのようなシロート馬鹿の考えでは、上のふたつのような話題作だったら、プレイヤーの放つ熱気を原動力にして、運営・開発もノリに乗って、ともにどんどんポジティブな方向に走りきって、皆がハッピーになれるのでは? と思っていたのだが、現実はそうでもないようである。
基本無料アプリゲームは「ゲーム」を名乗っているものの、結局は「利用者にどれだけ課金させるか」のビジネスモデルであり、美麗なヴィジュアルやウケの良いキャラクター、それを演じる豪華声優陣、耳や胸に残る音楽・シナリオ (これらはすべて、レビューで高評価をつけるときに挙げられる要素) は、消費行動を喚起させるための撒き餌でしかないのだろうか。
そういえば、ゲーム版『マギア・レコード』のストーリー、第一部はおおむね評判が良いのだけれど、第二部はなぜか嫌われ率が高い。脚本家やプロデューサーが変わったのか、なんか謎。
Google Play ストアの星の数が (あれだけ称賛されていたゲームとは思えないくらい) 低いし、レビューの内容も辛辣なものばかりである。
曰く、「根本のゲームシステムや追加された新要素がとにかく駄目すぎる」そうだ。
もちろん「たくさんの人々の関心を集めているからこそ、ヘイトもまた比例的に多くなる」のだとも考えられるが、みたところ、数十人やそこらの思い込みだけでここまでの事態になっているわけではなさそうである。
さらには、『ウマ娘』よりも以前に話題になった『Disney twisted-wonderland』も、運営にあまりやる気がないらしい。(星の数自体はまずまずだけれど)
わたしのようなシロート馬鹿の考えでは、上のふたつのような話題作だったら、プレイヤーの放つ熱気を原動力にして、運営・開発もノリに乗って、ともにどんどんポジティブな方向に走りきって、皆がハッピーになれるのでは? と思っていたのだが、現実はそうでもないようである。
基本無料アプリゲームは「ゲーム」を名乗っているものの、結局は「利用者にどれだけ課金させるか」のビジネスモデルであり、美麗なヴィジュアルやウケの良いキャラクター、それを演じる豪華声優陣、耳や胸に残る音楽・シナリオ (これらはすべて、レビューで高評価をつけるときに挙げられる要素) は、消費行動を喚起させるための撒き餌でしかないのだろうか。
そういえば、ゲーム版『マギア・レコード』のストーリー、第一部はおおむね評判が良いのだけれど、第二部はなぜか嫌われ率が高い。脚本家やプロデューサーが変わったのか、なんか謎。
2021.10.13 (Wed)
アニメ『マギア・レコード 覚醒前夜』の話
個人的な気質として「わたしはオタクではないのだな」と実感することがある。
一般的なアニメオタクの人なら、仲間内や世間で騒がれている (共通言語レベルの) 大ヒットアニメを当然、「ぜったいに鑑賞しなくては」と、ある種の使命感にも似た情熱がたぎるものだろう。
しかし、わたしにはまったくそういう部分がない。むしろ追う気がなくなる。
昨年の、社会全体が『鬼滅の刃』で大盛り上がりしている頃に、わたしは『13日の金曜日』シリーズを観ていたくらいだ。
そういう「オタク失格」な半端者のわたしは、もちろん十年前 (!) に大流行した『魔法少女まどか☆マギカ』も観ていない。
が、『まどか☆マギカ』のスピンオフ作品であるゲームアプリ『マギア・レコード』を原作としたアニメシリーズだけは観ている。第一期の事前番組で釣られたのだ。
そして前クール、いよいよ物語の核心に迫らんとして無事終了した第二期に対してもやもやしている。
というだけの話なのだが。
まあ、第八話の最後が「続く」だったので、いつかは第三期をやるのだろうけれど、それがまた一年も先だと嫌だなあ、という。
もちろん、ほんとうに先の展開を知りたいのなら「ゲームアプリを遊んでね!」なのだが。
あと、第二期の第一話は、まるまる『まどか☆マギカ』のネタバレあり説明回でした。
めっちゃ親切ー!
一般的なアニメオタクの人なら、仲間内や世間で騒がれている (共通言語レベルの) 大ヒットアニメを当然、「ぜったいに鑑賞しなくては」と、ある種の使命感にも似た情熱がたぎるものだろう。
しかし、わたしにはまったくそういう部分がない。むしろ追う気がなくなる。
昨年の、社会全体が『鬼滅の刃』で大盛り上がりしている頃に、わたしは『13日の金曜日』シリーズを観ていたくらいだ。
そういう「オタク失格」な半端者のわたしは、もちろん十年前 (!) に大流行した『魔法少女まどか☆マギカ』も観ていない。
が、『まどか☆マギカ』のスピンオフ作品であるゲームアプリ『マギア・レコード』を原作としたアニメシリーズだけは観ている。第一期の事前番組で釣られたのだ。
そして前クール、いよいよ物語の核心に迫らんとして無事終了した第二期に対してもやもやしている。
というだけの話なのだが。
まあ、第八話の最後が「続く」だったので、いつかは第三期をやるのだろうけれど、それがまた一年も先だと嫌だなあ、という。
もちろん、ほんとうに先の展開を知りたいのなら「ゲームアプリを遊んでね!」なのだが。
あと、第二期の第一話は、まるまる『まどか☆マギカ』のネタバレあり説明回でした。
めっちゃ親切ー!