生成AIで１億円以上稼いだ筆者が、生成AIのマネタイズについてお教えします。主に画像生成と、LLMでの事例も紹介しています。

前提条件

まず画像生成AIでマネタイズする上でひとつ外せない要素があります。それは「生成された画像のクオリティ」です。
クオリティが低い画像ではマネタイズできないので、クオリティをあげるための情報収集と研鑽を積み重ねる必要があります。

これはすべてのビジネスで言えることです。楽して稼げるなんてことはありません。少なからず努力が必要です。
「それを努力と思うかそれとも楽しめるか」というのが成功するか否かの分かれ目で、成功する人は楽しんでやっています。

「画像生成AIを扱うことが苦痛で絶対にやりたくないけどお金のためにやろうと思う」という人は継続的に努力することができないので、辞めたほうが良いでしょう。

と言いたいところですが、初心者でも高品質な画像を生成する方法もあるので参考にしてみてください。このnoteの最後にお伝えします。

画像生成AIの種類

画像生成AIと言っても用途に応じて色々と種類があります。2023年11月現在、代表的な4つの画像生成AIをご紹介いたします。

Stable Diffusion

基本的にStable Diffusionが一番稼げます。他の画像生成AIと違って「生成NGなもの」がないためです。エログロも作れるので対応範囲が広く、モデルやLoRAという仕組みで好みの絵柄にカスタマイズもしやすいです。
このnoteは基本的にStable Diffusionを前提としています。とくに記載がない場合はStable Diffusionを使うと思ってください。

左がMidjourney、右がStable Diffusionの生成画像です。Stable Diffusionは美女生成が得意なのでこういう使われ方をすることが多いですね。

Midjourney

ファッション系やアーティスティックな画像はMidjourneyが得意とする分野です。ズームアウトという機能が特徴的で、永久にズームアウトすることができるので、これを使ったズームアウト動画はCMで使われていたりマネタイズに繋がりやすい機能となっています。

Midjourneyの生成画像は、こんな感じでオシャレでスタイリッシュ、リアリティある感じになりやすいのが特徴です。

DALL-E3

ChatGPTに搭載されている画像生成AIであるDALL-E3。DALL-E3はユーザーの入力を汲み取る力が高く、日本語でも指示できるため初心者でも思い通りの画像を生成しやすいです。
説明的な画像や挿絵、絵本制作はDALL-E3が最強です。
独自の絵柄を設定する機能がまだないため、その点は前述の２つのAIには劣りますが、コスト面でも性能面でもかなりレベルが高いです。

DALL-E3の生成画像はこんな感じです。

Firefly

Adobeの生成AIであるFireflyは細かい生成に適しています。Photoshopに搭載されているため操作性が非常に高く、直感的に使えます。画像の空白部分を生成したり、デザイナーが求める機能が詰まった生成AIです。ユーザーのデザイン能力など別の能力が求められるため単体ではマネタイズしづらいですが、すでにPhotoshopやIllustratorを使いこなしてクライアントワークをしているデザイナーの方なら効率よく仕事をこなすための相棒になるでしょう。

クライアントワーク

主な画像生成AIについて理解したところで、早速マネタイズ方法を解説していきます。

クライアントワークとは、企業やフリーランスの人に対して成果物やサービスを提供して対価を得ることの総称です。

直接お店に営業をかけたり、ココナラなどのプラットフォームを利用するため自身での集客の必要性が低く、まとまった金額をマネタイズしやすいのがクライアントワークの特徴です。多少の営業力が必要になりますが、その壁さえ突破すれば割と簡単に稼げる分野です。

実績が増えてきたらTwitterアカウントをアップデートしていき、発信に集まってくるフォロワー向けにサービスを売っていくこともできるようになります。

パネル制作

メンエスや風俗などのパネルを制作する仕事です。風俗店に直接営業をしても良いですし、Twitterで風俗嬢のアカウントにDMで営業しにいくのも良いでしょう。

まず１件結果を出してその実績を元に営業できるとサクサク稼げます。１枚2000円～4000円くらいで供給してあげると喜ばれます。

さらにマーケティングスキルがある方でしたら、アカウントのコンサルを行ってあげてメンエス売上の10%程度をシェアしてもらう方法も考えられます。

また、fantiaなどで画像や動画を販売してさらに収益を増やす方法もあります。その際、顔をディープフェイクで加工してあげたりするとプライバシー保護になり、顔出しマネタイズに抵抗のある嬢でもマネタイズの幅が広がり、多くのメンエス嬢をマネタイズさせることができるようになります。

嬢との間でfantiaなどの売上は50:50で収益折半としておけば月100万円以上稼ぐことも容易いです。

ステップ

1. 風俗嬢（メンエス嬢）をTwitterで検索して探す

2. DMで営業をかける（パネル制作をしています。こんな画像が作れます）

3. 実績を作って営業メッセージをブラッシュアップする

4. Twitterアカウントで実績を発信し集客する

5. ディープフェイク動画に進出し更に収益を増やす

広告クリエイティブ制作

広告のクリエイティブを制作して稼ぐことができます。「オタ恋」が有名ですが、広告クリエイティブを外注している会社はたくさんあるので、そこを狙います。

広告クリエイティブ案件の良いところは、一度気に入ってもらえれば継続的に案件をもらえることです。

クラウドワークス、ランサーズで「広告クリエイティブ制作」で仕事を依頼している人から仕事を受注したり、ココナラで「広告クリエイティブ作ります」で生成AIを活用したクリエイティブ画像で集客したり。

いずれにせよ実績が必要なので、まずはTwitterで広告を運用している人にDMして無料で広告クリエイティブの作成を手伝うのが一番早そうです。そこで実績を作って、その実績を元に仕事の受注を開始しましょう。

ROASが1.5倍に、など具体的な改善効果が書かれていると発注する側も依頼しやすいです。

ステップ

1. クラウドワークス、ランサーズで案件を探す、またはTwitterで広告運用者を探す

2. クラウドワークス、ランサーズは案件への応募、Twitterの場合はDMで営業をかける（クリエイティブ作れます。こんな画像が作れます）

3. 実績を作って営業メッセージをブラッシュアップする

4. 運用者の広告配信を見て学び広告運用スキルを身につけるのもアリ

5. 実績が増えてきたらTwitterアカウントで発信を開始し集客する

アイキャッチ制作

少額のマネタイズにはなりますがアイキャッチ制作もマネタイズしやすいです。ブログやTwitterのアイキャッチに使用する画像を生成AIで作ってあげる仕事です。

アイキャッチはStable DiffusionではなくDALL-E3を使うとクライアントの依頼する画像を生成しやすいのでオススメです。DALL-E3は冒頭でも説明した通りユーザーの要望を丁寧に汲み取った画像を返してくれます。

上記サムネイルの美女はDALL-E3で生成したものです。

動画制作（ズームアウト動画など）

Midjourneyを使ってズームアウト動画を制作してあげることでマネタイズできます。最近パルコがズームアウト動画のCMを作ったことで話題になっていましたね。

実はこれ簡単に作れます。簡単に作るための方法もネットで調べるとすぐに見つかるので、練習してみてください。自分に向いていると思った方はこれを武器にするのもアリだと思います。

「上記でも難しい」という方は、こちらがオススメです。

今のところココナラに案件を出している人がいないので、サンプルの企業動画や季節動画をたくさん用意しておけば依頼してくれる人も出てくるでしょう。

ステップ

1. ココナラで案件を出す（最初は安くしておくのがポイント）

2. 依頼が来たら最短最速で納品する

3. 次回以降直取引できるように持ちかける

4. 安定受注体制ができ、毎月コンスタントに案件が獲得できるように

5. TikTok、Twitterで実績をまとめて集客を始める。動画の性質上TikTokが特に相性が良いかもしれません

画像生成AIコンサル

画像生成AIの使い方をコンサルをしてマネタイズする方法もあります。とくに企業向けに使い方を教えることができれば、毎月安定した額を得ることができるでしょう。

実際に画像生成AIスクールを販売した私の弟子は１週間で600万円以上をスクールでマネタイズしました。個人・法人どちらも対象としていたため純粋なクライアントワークではありませんが、ひとつの参考事例としてご紹介しておきます。

画像生成をマスターしてきたら着手しても良いでしょう。

AI×3Dモデル

最近3Dモデルも生成できるようになりました。これを使うと動く3DCGの映像を簡単に作れるようになります。マネタイズの幅が広いですが、まだ実用段階ではないので今回は紹介だけにしておきます。

BtoCのマネタイズ

ここまでクライアントワークで稼ぐ方法を見てきましたが、次はBtoCのマネタイズ方法です。クライアントワークよりも初動はゆっくりになりますが、ファンやフォロワーは資産なので積み上げていく楽しさがあります。

※ BtoCとは、一般消費者向けに商品やサービスを販売することです。クライアントワークは対企業向けのマネタイズで、BtoCは企業ではなく一般消費者を対象にしています。

一度ポジションを作ってしまえば、一過性のブームではない限り長くマーケットに残り続けることができるのもBtoCの良いところです。ただしAI物販やSNSの広告収益メインではブランディングができないので継続性は微妙です。

AI物販

ヤフオクでポスターを販売することでマネタイズできます。大体20～80万円くらいまでなら誰でも努力次第で稼ぐことができます。

TikTok収益化プログラム

TikTokの収益化プログラムは再生数に応じてお金がもらえるプログラムです。条件はありますが、条件をクリアしていれば申請すると誰でも参加可能です。

400万再生で15～20万円くらいの収益になるので、バズる動画をコンスタントに投稿できればこれだけでも生活できるレベルのお金を手に入れることができます。

ピタ止め、ChatGPTで生成した雑学脚本で動画制作、ディープフェイク動画など、再生数が取れるコンテンツを生成しましょう。

雑学動画の参考動画がこちら。

雑学動画はここで無料素材がゲットできます。
ナレーションは音読さんなどを使うと良いです。

更にアフィリエイトやバックエンドを組み合わせることで月100万円マネタイズすることができます。

元動画なしの完全AI生成動画

完全AI生成の動画でも再生数を取ることは可能です。

AI生成動画を簡単に作るためのコンテンツがこちら。

AIチャットボット

Snapchatで200万人以上のフォロワーがいるキャリンマージョリーというAIインフルエンサーは、１ヶ月で4000万円を稼ぎ出しました。メッセージングアプリTelegramを活用し、通話による課金を行い多くのファンと自動で会話することで富を築きました。

私もインフルエンサーボットというサービスを作って試験的に動かしていますが、感触は良いです。

FANZA同人

FANZA同人はオンラインの出版プラットフォームです。R18の本を扱える場所で、手数料30%取られますがユーザーも多くヒットすれば1冊で1000万円以上も狙えます。
ランキング1位の作品は１週間で13,655,697円売れるなど、1000万円オーバーの売上を軽々と叩き出しています。

Kindleでも良いのですがKindleは規制が厳しくBANリスクが高いです。Kindleで出版する場合はエロ以外の表現で出版するほうが無難ですね。
Kindleは制服や児童に見えるような童顔もNG。色々と気をつけるところが多いです。
ただし、ユーザーが圧倒的に多いためマネタイズしやすいのも事実。生成師でKindleで月100万円以上人は数多く存在します。

デジタル出版のためのepubファイルの作り方は以下のページを参考にしてください。

もっと詳しく知りたい方はこちらのコンテンツがオススメです。

裏垢サブスク

TwitterやInstagramでグラビア垢を運用して、Patreonなどのファンサイトに流すことでサブスク収益を獲得することができます。

実際に稼いでいる人で50～200万円くらいマネタイズしています。生成画像なので当然顔出しもする必要ありませんし、リスクなくセクシー路線でマネタイズできるところが魅力ですね。

ただ爆発的に稼げるかというと生身の女子よりは稼げません。
後述するディープフェイクを使ったマネタイズ方法の方がアッパーは高いです。

ディープフェイク動画

実際の女子の協力が必要にはなりますが、ディープフェイク動画はかなり稼げる分野の一つです。スタイルが良い子を用意して、顔をAIで上書きするだけなので手間も少なくコンスタントに再生数を伸ばしフォロワーを増やすことができます。

裏垢女子やTwitterでグラビアをやっている個人の女子に声をかけて、ディープフェイク動画を作ってあげるとマネタイズの幅が広がって喜ばれます。
「ゆっっっくりな」や「パジャマの未来」など有名なディープフェイク系女子がいますが、彼女たちは月に400～500万円ほど稼いでいます。

TikTokやYouTubeで再生数を稼いで、fantiaでセクシーな画像や動画を販売することでマネタイズしています。

何人かの裏垢女子と手を組んで収益折半でポジションを取ることができれば、月に1000万円以上稼ぐことも夢ではありません。

AITuber

自動でライブ配信を行い、24時間質問に答え続けるAITuberも実現されています。3Dモデルを外注で作成してもらい、あとはプログラミングが少し分かればこういうこともできますね。