日本保守党の百田代表、有本氏、ゲストの髙橋氏。能登半島の復興支援の件について。以下要約。 ・炎上について 百・有「私たちは政府が復興費を全く使っていないとは言っていない。震度7以上の過去20年間の地震では補正予算がついていたのに、今回はついていないと言ったら、和田議員にまるで政府が1円も支出していないようなデマを出すなと言われた。デマではないと言い返したら火がついた」 有「彼らは髙橋さんにも絡んで行った。言っちゃ悪いけど皆さん素人なのに、財政について髙橋さんに講釈を垂れようとしている」 髙「私は百田氏・有本氏が何をしているか知らなかった。そしたら突然、予備費でいいんだと絡まれた」 髙・有「能登半島の件で叩かれるのは、我々が痛いところを突いたから」
百田氏と有本氏が、予備費のことに触れず「政府が補正予算を組んでいないので能登は見捨てられた」という趣旨の配信をしたので、和田議員に「予備費を出している」と反論されたのが経緯です。両氏が「髙橋氏に補正予算が問題だと聞いた」と繰り返したので、事情を知らない髙橋氏に「予備費でいいんだ」というリプが飛んだのだと思います。 ・補正予算と予備費 高「補正予算と予備費ではトータルで支出される金額はあまり変わらない。違いは補正予算は国会を通すが、予備費は内閣の責任で支出すること。結果として予備費は財務大臣、そして財務省の差配になる」 高「国会の開会中、補正予算は本格的なもの、予備費は軽微なものと決まっている。震度7は重大なので、国会の閉会中も臨時国会を開いて補正予算を組む」 高「補正予算ではなくて予備費でいいと言うのは財務省の奴が言うこと」 高「発災後1ヶ月以内は予備費、その後は補正予算と決まっている」 高「今回なぜ補正予算ではなく予備費対応なのかは、ジャーナリストの人が調べてくれないと私には分からない」 高「議会人が予備費でやるなんて言ってはいけない」→百「(念の為)和田議員も予備費の方がいいとは言ってなかった」 高「役人の感覚で言うと、補正予算は地方で自由に使える。予備費は財務省管理なので細かく言われるので面倒臭い。いつかは会計整理しないといけないので似ているが」 高・有「国会で補正予算を通す方が政府の姿勢、意思を見せれる」 高「安倍・菅政権だったら、私に聞いてくるんだけど」
髙橋氏は一般論や過去の事例を元に「震度7以上の地震では補正予算を組む」と言ったのであり、能登半島の復興費が現在まで予備費による支出となっている詳しい事情は知らない。 ・政府の能登半島の復興支援 有「髙橋さんの記事(おそらく1/14の産経)を見たと思われる被災地の人が、初めに47億円の支出は他の地域に比べて少ない、冷遇されていると言っていた」→高「その感覚は分かる。役人の肌感覚で」 高「財政制度審議会での発言は財務省の意見と思っていい。2024/4/9の財政制度審議会に『将来の需要減少や維持管理コストも念頭に置き、住民の意向を踏まえ、十分な検討が必要だ』と言う記述がある。これは有り体に言えば、こんなところ復旧しても意味ないと言っているようなもの」 高「災害復旧は先にインフラを復旧させなければいけないので、最初に(支出を)ドーンと行かなければいけない。しかし2024/4/9の財政審の資料を見るに、予備費なので財務省が差配してそれをやめてしまった」 百「政府は能登を切り捨てたとしか思えないと私たちは言ったが、財政審の言葉がそれを裏付けている」 有「能登半島は不便だから過疎化が進んでいるから、切り捨てていいんだって言ったら日本中そうなりますよ」
3人とも能登半島の復興について詳細な事情は知らないし、信頼すべき根拠もないのに「政府は能登半島を切り捨てた」という結論に至っているのが不可解。2024/4/9の財政審についての髙橋氏の記事では「あえて極論を言えば...邪推してしまいそうだ」と記述されていた内容が、ここでは断定的に言われてしまっている。能登半島の被災者のことを本当に思うなら、このような発信はするべきではないのでは。
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