アニメ「宇宙よりも遠い場所」とコラボ　館林の花山うどん、パッケージにキャラクター　あすカレーうどん発売

　群馬県館林市に本店を構える「花山うどん」は8月1日から、同市が舞台の一つになっているテレビアニメ「宇宙（そら）よりも遠い場所」とのコラボレーションで、キャラクターをパッケージにデザインしたカレーうどんを発売する。同社の担当者は「館林を盛り上げる力になれれば」と期待する。

　「宇宙より－」は、県内に住む高校生が行方不明の母親を捜し、同級生と共に南極を目指すストーリー。2018年1～3月にTOKYO MXなどで放送されて現在も根強い人気がある。同市はファンにとっての「聖地」で、主要キャラクター4人は「館林市アニメアンバサダー」として地元PRに活用されている。

　日本が南極観測を始めた昭和30年代、観測隊員が花山うどんの乾麺を持参し、カレーうどんにして食べたというエピソードから、同社は2014年に「南極カリー」を商品化。「宇宙より－」とは南極という共通点を持つ。

　今回の商品はレトルトカレーと乾麺のセットで、1人前入りの箱に主要キャラ4人を1人ずつデザインした。1箱918円、化粧箱入り4箱セットは3672円（いずれも税込み）。本店とアゼリアモール店（同市）で店頭販売し、同社公式通販サイトや電話＝フリーダイヤル（0120）178000＝でも注文を受ける。（小松田健一）