福井県は7月28日、坂井市のスーパーで購入したヒラメの刺し身を食べた同市の40代男性が腹痛の症状を訴え、食中毒と断定したと発表した。男性から魚介類に寄生するアニサキスが見つかった。男性は入院しておらず、症状は快方に向かっているという。

 県坂井健康福祉センターは食品衛生法に基づき同店の魚介類販売業を28日の1日間、営業停止処分とした。

 県によると、男性は24日午後6時半ごろ、同店で刺し身を購入。翌25日午前2時ごろに症状が出て、27日に医療機関を受診した。