渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ザ・転倒!!

2024年07月30日 | open

ザ・転倒!!


公道の高速道路やワインディ
ングと変わらぬ低速コースの
速度域であって
も、転ぶ時に
は転ぶという動画。

転倒要因は速度ではない、と
う事例のクラッシュ。
動画から転倒原因は判るが、
フトアップの時にクラッチ
を切
ってシフトしている意味
は私には
よく解らない。
シフトダウンもノーブリップ
ダウンさせているが、よほ
ど一次減速比をクロスさせて
いないとリアがロ
ックするだ
ろうなぁとは思って
見ていた。
さらに、別要素にも転倒要因
あるだろう。
マシンと絡む転倒なので死な
かったのは幸い。

オートバイの運転は、国際サ
キットは公道よりも速度域
遥かに高いが、サーキット
公道も二輪車の操作と操縦
方法は同じだ。二輪の挙動
原理が同じだからだ。その現
出の速度と度数に差異がある
だけで。

また、運転者は年齢は関係な
い。
16才だろうと還暦過ぎだろう
と、二輪の操縦方法に違いは
ない。車の物理的原理は同一
だ。

年齢にマシンは一切関与しな
いし、車だけでなく、操作と
操縦そのものにも年齢などは
一切関係が無い。
オートバイというものは、物
理的な走行適合性をいかに実
現で
きるかだけが根幹にある
乗り
物だからだ。
16才が乗るのも70才が乗るの
も同じオートバイだ。
それゆえ、当然、適正化させ
る最適な運転のやり方は一切
乗り手の要素によって変動し
ない。
乗り手側がマシンに合わせて
人為的に制御下に置くのが
二輪車という乗り物だ。
加齢による実現不可能部分が
発生するのは、それは人間側
の別要素の問題であり車の問
題ではな
い。
世の中、それを車のせいにし
たがる人間は多い。
「年だから2ストはきつい」
等の類の意味不明な言がそれ。
問題は自分にあるのに車のせ
いのように語りたがる。
その手は年を取ったから衰え
たのではなく、年齢が若い時
からしょぼかったに違いない。
じゃあ昔は乗れたのかと人的
質性解体
すると、決して乗れ
る人間で
はなかっただろう。
乗れる人間でそういう事言う
間抜けは一人も見た事無いか
から。世の中で。
乗れる人間は若かろうが年寄

りになろうが、乗れる。
玉撞きや居合抜刀術と同じだ。
世界チャンピオンの故ヤーノ・
サーリネンが残した言葉に
ある「モーターサイクルは
ボウリングをできる体力が
あれば乗れる」というもの
は、おごそかな箴言ではなく、
当たり前の核心、真実を世界
一であるチャンピオンは語っ
たのだ。
ただ、第一線級の選手として

老齢になってもやれるかとい
うと、それは適正理論は保持
して
いても体力的な面で実現
不能度数が高いので、でき
くなる、というだけの話だ。
車種により不能なの
ではなく、
車種など関係なくレベルとし
て往時
の領域維持は難しい、
という
のが内実だ。
年取ったからセパハンがきつ
いとか2ストはしんどいとか
頓珍漢な二輪の原理について
的外れを言う人間は、最初か
ら乗れる種族とは別物の世界
にいた筈だ。

動画主の方は好きで今でも
コースを走っている。
元気な限り走れる事を期待す
る。
還暦過ぎの俺らがビンビンじゃ
ねぇとよ~。
二輪なんて乗ってらんねぇよ。
暑いし寒いし濡れるし汚れる
し危ない乗り物にわざわざ好
き好んで乗るのだから。




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