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行方不明者、未解決、不思議コミュの未解決、 2001年4月14日栃木県西那須野町看護女子大生殺人事件

午前4時ごろ、栃木県西那須野町(現・那須塩原市)太夫塚の民家の駐車場で、隣のマンションに住む国際医療福祉大学看護学科4年の前田笑さん(24歳)が胸や腹など10数か所を刺されて死んでいるのを新聞配達中の女性(51歳)が発見した。
 前田さんは白いブラウスだけを着ていてに素足。胸や首だけではなく背中にも傷があった。自室に血痕があり、争ったあともあった。血痕から推測される前田さんの足取りだが、初めに自室で犯人に襲われ、玄関から逃げだした。前田さんの部屋は道路沿いに面していたが、道路側とは逆方向のマンションの奥まで逃げ、そこからマンション脇をまわり、各部屋のベランダ側が並ぶ前を走り、ちょうどマンションを一周するような形になった。そして再び自分の部屋の脇を通り、道路を30メートルほど北に走ったところにある民家の玄関前で倒れて死亡した。犯人は執拗に追いかけ、背後からも襲いた形跡があった。最後にたどり着いた民家は事件当時不在で、玄関のガラスは前田さんが助けを求めて割った形跡があり、血痕がついていた。ここでとどめを刺されたようだが、遺体は犯人によって道路側まで3メートルほど引きずられていた。
(前田さんとは)
 前田さんは長野県伊那市に実家があり、看護師を目指して看護系学科に通っていた。20世帯ほど入る3階建ての2LDKマンションの1階道路側に面した部屋に住んでおり、2年前から同じ大学に通う友人と二人でルームシェアをしていた。この友人は事件当日、外出中だった。
 前田さんは携帯電話を複数所有し、大学の友人やバイト先、趣味のスノーボード仲間に加えてインターネットを通じたメル友など交友関係が広かった。
(マンションの様子)
 マンションのドアはカードキイが用いられており、捜査員が駆けつけたときには鍵がかかっていた。ベランダは無施錠だった扉は閉まっていた。居間にあった財布には小銭しかなく、紙幣を抜き取った可能性もあるが、ルームメイトの部屋は荒らされていなかった。携帯電話も見つかった。
(犯人の遺留品)
 現場で採取された犯人の足跡は中国製の運動靴でサイズは26センチ。靴ひもではなくファスナー形式のもので、現場から約1キロの西那須野町内でも650円で販売されていた。
 マンションの向かいの駐車場から犯行に使われた刃渡り20センチの文化包丁が発見されている。自室には前田さんと友人が普段使う包丁が残されており、犯人が持ち込んだと見られる。
(前田さんの足取り)
 13日は大学の講義に出席した後、午後4時からアルバイト先の同町内のパチンコ店に出勤。仕事は午後11時過ぎに終わったが同僚らとしばらく談笑した後、14日午前0時25分過ぎに1人で乗用車で帰宅した。途中、午前1時ごろ、コンビニに立ち寄り、夜食を買っていた。少なくとも午前1時半までには帰宅したと見られる。
 携帯電話を複数所有していたが13日夕方から会話記録がなかった。送受信した数件のメールがあったが待ち合わせや訪問などの約束はなかった。
(前田さんの車)
 車は普段使っているマンション駐車場ではなく、友人が来たときに使用するマンション向かいの駐車場にとめてあり、車のキイがつけられたままだった。前田さんの車からは前田さんの血痕が見つかっており、返り血を浴びた犯人が車を動かそうとした可能性が考えられた。
 またマンションの回りを一周したさいに地面に点々と残された血痕は前田さんの普段停めている駐車位置を避けるようについており、犯行時はこの場所に車が停まっていたと思われる。
(目撃証言)
 午前3時ごろ、「助けて」という叫び声を10回以上聞いていたが「学生がふざけているんだろう」として警察に通報はしなかった。
 また2001年に入ってから不審な黒い乗用車が止まっていたと近所の住民が目撃してお
り、男は2、30代で髪の短く、車内でたばこを吸っていたという。
(現場)
 現場はJR東北線の西那須野駅から約1キロの位置しており、町役場の駐車場の向かいにある。

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