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GitHub、AIペアプログラミングツールの新機能発表

GitHub、「GitHub Copilot Extensions」を発表 チャットでAzureやDockerなどのサービスを操作可能に:自社の開発ツールやサービスのGitHub Copilot Extensionも作成できる
01/07/2024
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GitHubは2024年5月21日(米国時間)、AI(人工知能)ペアプログラミングツール「GitHub Copilot」のチャット機能を拡張する「GitHub Copilot Extensions」(限定β版)を発表しました。GitHub Copilotは、「Individual」「Business」「Enterprise」プランの契約者に提供されており、IDE(統合開発環境)、CLI(コマンドラインインタフェース)、GitHub Mobile、GitHub.com(Enterpriseプランのみ)で利用できます。

GitHub Copilot Extensionsを使えば、Copilotの環境を離れることなく、サードパーティーのツール、サービス、データにわたって幅広いアクションを実行できます。例えば、機能フラグの作成やエラーログのチェック、APIドキュメントへのアクセス、クラウドへのアプリケーションのデプロイ(展開)といったことを自然言語で実行できます。

この新機能により、開発者はより効率的に作業を進めることができ、エラーチェックやデプロイ作業などの手間を大幅に削減することが期待されます。特に「Sentry Copilot Extension」を使ったエラーチェックは、エラーの特定と修正を迅速に行うための強力なツールとなります。

GitHub Copilot Extensionsの導入により、開発者は一つの環境内で多くの作業を完結できるようになり、開発プロセス全体の効率化が図られます。これにより、開発者はよりクリエイティブな作業に集中できるようになり、プロジェクトの進行がスムーズになります。

GitHubは今後も、開発者のニーズに応じた新機能の追加や改善を続けていく予定です。GitHub Copilot Extensionsの正式リリースが待ち遠しいところです。