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「もはや催眠術のようなマウント言論?」暗山満(50さい)ストロングスタイルvol.237(本編(笑))

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続き(正確にはスタート)

さて「見出し」を見てみましょう。

「先例とは、掟である。時の権力者であっても簡単に破ることはできない」

やれやれ……。またかい……。

「すべてを得た最高権力者は、形式など求めない。だから皇室は残ってきた」

ん?

不穏な発言だね、これ。
皇室は「形式」と受け取られかねないよ?

どれ、本文は……と……。(注……眠くなる蘊蓄(うんちく)があるので、大幅に割愛しています。プラス本人が寝言を言ってます。ワタクシどうしたもんでしょ……。)

「遅々としてではあるが、皇位継承問題が政界で話し合われている」

いや……まだ「話し合われて」は、いないよ?
「(意見)聴取」段階ですが?(これを、一般的には「押し戻す」と言う)

「外野のマスコミが何を言おうが、……」

いやいや。なぜに外野?強弁も甚だしい。

「皇室においては、特に根幹となる皇位継承においては、先例に基づいて議論がなされる」

ここから、後醍醐天皇の「朕が新儀は未来の先例たるべし」を目の敵にして、後醍醐天皇をこき下ろす暗い山。

カンボジアのシアヌーク国王を持ち出し、王国廃止宣言による共和制がポル・ポトの惨劇を招いたと強弁。これと「同種」と言い募る暗山。

単細胞にも、ほどがあるな……コイツ……。

本気でそう思ってるなら。違うなら……さて……。(そのうち、先例を変えた上皇陛下のせいで、平成不況が……とか言い出しかねないな、やっぱり)

初っぱなからこれだから、きりがない。

いや、だからね、

『前例なき(当然先例なき)』側室制度の無い皇位継承問題に、なにゆえ、先例に基づいて……と言えるの?


無駄な蘊蓄(しかも誤認、曲解あり)で、『自己満、役立たず』な言論?やめなさいって。

「皇室における先例は重い。……」
『……たとえ、天皇陛下であっても蔑ろにすることは許されない』

でたね本音が……。

じゃあ「誰が(先例を)決めるの?」「誰が(新儀を決めた天皇を)許さないの?」

暗い山さん……尊皇は「商売」ですね?
許さない「主体」は?キミかい?
ねぇねぇ「時の最高権力者(個人)」が決めるのかい?

それに、皇室は「形式さえ守っていれば」生き残れる……とキミは言ってるんだが?

以下、真偽織り混ぜた……いや審議が必要な蘊蓄長々と書き連ねる暗い山。(例も無茶苦茶……長くなるから、大幅に割愛)
で、恒例の自己矛盾(笑)
とりわけメイン?にした例が、

「では具体的に皇室における先例とはどのようなものか。「人臣最初の摂政」と言われる、藤原良房の例がわかりやすい」

え?なんで「皇族じゃない」藤原良房が出てくるの?
ここで、蘊蓄入るのだが、途中途中不思議な記述。

「……吉例ではないが、先例とされた」

は?

「良房は、従一位・太政大臣に上るが……(略)……悪例中の悪例だが、朝廷を支える良房にふさわしい地位と政界全体が納得したので、先例とされた。」

はぁ?キミ……自分が何を言ってるか、わかってる?
政界全体が納得すれば、先例になるの?

「そして有名な政変である応天門の変の最中に天皇から……(略)……詔を賜った……」
「……別に「お前(良房)を人臣最初の摂政にする」との制度変更があった訳ではない。」

うん、それは詔があったから……

「良房は内裏の中に直盧(じきろ……宿所)を賜り、天皇に准じる待遇を得た。」


いやだから、主体は「天皇」でしょ?

「これを(良房の)養子で後継者の藤原基経が良房を人臣最初の摂政の先例としただけだ。」


いや、「だけだ」って……。ってことは、権力者の養子が決めて先例になったの?

「これが制度化され……」

おいおい……。
そこまで言ってるくせに、

「形式的な准皇族だ。ただし、あくまで「准」である」

いや、これだと、(くどいから省略したが(^_^;))先に長々蘊蓄垂れた「形式的憲法」と「実質的憲法」の論理展開……論理(言語)的整合性がとれないよ?語義的にも。それに、今までの連載で書き連ねた、女性皇族の配偶者を「准皇族」にすれば良い……は重大な問題を孕むことにならんか?

ねぇねぇ……どうなってんの?

「すべてを得た最高権力者は、形式など求めない。だから皇室は残ってきた」

さらに、

「時の権力者が何を言っても「先例がありません」と撥ね返してきた。」

いや、だから「誰が?」

「政界の大勢は決しているが、一部の極少数派が大枠を壊しかねない主張をしている……」

あの~、どんなに言い繕っても「先例関係ない」になりませんかね?しかも「時の権力者が決める」になるし。

「……では、そのような論者が「先例などどうでもいい」と言えるのか。……」

頭痛くなってきた……。

「……言えまい。恥ずかしいからだ。また、相手にもされない。」

この人……錯乱してません(笑)?

「皇室を語る際に、先例を無視した煽動は見苦しい。静謐に。」

え?終わり?

結局「皇位の安定的継承」に対する言論ですらなく、先例の説明すら論理破綻、語義矛盾しており、恥ずかしいだろ!……と意味不明な言い掛かりを叫び、煽動……と印象付けしか出来ない
しかも「静謐に。」と、もはや「お願い(嗤)」にしかならない駄文結論。

SPA!編集部……いや、扶桑社!

読者に向けて、「倉山満に対して、遺憾の意を表明した」と掲載したのなら、過去現在の全ての「倉山満の知性のリング 言論ストロングスタイル」を精査し、筆者の陳謝、弁明がなければ、「しかるべき対応」=「休載もしくは打ちきり」が、妥当かと思うが?皇室問題は特に!

いやぁ……今回は創価学会(公明党)が怖いから……では筋が通らないよ?わかってる?

いちいちこんな連載付き合って(突っ込みも)ると、(特に今回は)時間が勿体ない!森両氏の書籍読む時間が無くなるやんか!
プンスカo(*`ω´*)o

おちまい。

文責 東京都 サトル

6 件のコメント

    サトル

    2024年7月27日

    >基礎医さん
    コメント&編集ありがとうございます。
    今回はだいぶん端折りましたが(^_^;)、いちいち付き合ってる時間がないので(笑)、強引に1回で纏めてみました。

    今回は同号掲載の「愛子天皇論」に現されてる「概念」と暗い山のベース「概念」を照らし合わせば(小難しく概念……と表現しますが💦)、どちらが……かと思います。
    しかも、どちらが「すんなりと納得できるか……」と考えれば(注……皇室から出される「おことば」も併せて)、答えは出ていますからね。

    そもそも「男系固執派の誰一人として」、歴史に連なる現代の「おことば」を取り上げないのですから、自身の「利益」「都合」でしか「皇室」=「日本の公=国体」を捉えておらず、あろうことか無視……破壊しているんですから、うつけもの……どころか、逆賊でしょう。

    報道各社が来ている本日の「愛子さましか勝たん!」……頑張っていきましょう!!!

    基礎医学研究者

    2024年7月27日

    (編集者からの割り込みコメント)ごくろうさまでした。いや、本文については、あいかわらずですよね。SPA!の編集部に送るハガキに書きましたが、同じ「皇位継承問題」を扱っている、小林先生の「愛子天皇論」と較べると、改めてものすごい落差です。うん蓄の部分はきっと解釈をあやまっている部分がありそうなのと、憲法についてわざわざ特殊用語を説明しているのも、一体読者に何を伝えたいのかが、直感的にはわからず。でも、1つわかることは…最後の一文が倉山の本音だと思いますが、「皇位継承問題」をこれ以上オープンにするのは止めてくれ!という、悲鳴ですかね( ̄ー ̄)ニヤリ

    サトル

    2024年7月26日

    >SSKAさん
    コメントありがとうございます。

    彼らのやってることは「ごっこ」ですね。
    で、いまやシャレにならない状態。

    「お仲間主義」が、どういうことになるのかの一例……サンプルだと思う次第です。

    サトル

    2024年7月26日

    >京都のSさん
    コメントありがとうございます。

    とうとう暗山は、隠さずハッキリと書きましたね。現代において、どのような目に遭うのか……。

    少なくとも、彼を抱きしめるのは「石」にして欲しい。

    余談ですが、ロバート秋山のことは、天才……と、ワタクシ思っておりまする(笑)

    SSKA

    2024年7月26日

    連載タイトルの提唱者であるA猪木はいつ何時、誰の挑戦でも受けると言う有名な言葉に表される通り、非プロレスの猛者達と繰り広げた前代未聞の異種格闘技戦やセンセーショナルな話題作りによって業界外の人々の注目を集め団体の成長を目指す環状線理論とも呼ばれた独自のエンターテイメントに対する視点や執念等、これらの革新的な概念の全ては後発団体の不利を覆し先行者を越える為に行われたものであって先例や静謐とは真逆の価値観なのですが、倉山も編集者も知らないはずは無いのに皇室に限らず全てにおいて雰囲気だけで物事を決める適当な人達なのだと思います。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2024年7月26日

     サトル様、千日回峰行にも似た苦行、お疲れさまでした。臭い山は「光る君へ」に出てくる藤原実資(ロバート秋山:やたら先例に拘るキャラ)とか「陣定」(公卿が集まって政を進め方を決定する会議)にカブレてますね(笑)。帝ではなく時の権力者が新たな先例をつくれば良いと言うなら、やはり臭い山はステーティスト(政府主義者・官僚主義者)ですね。そして、藤原摂関家が帝を蔑ろにして政を行う平安中期が大好きなようです。そろそろ臭い山のような「ビジネス尊皇家」「似非ナショナリストの官僚主義者」には退場していただきたいものですね。本人も編集者も頭の中を「静謐に」して(笑)。

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